Carpe diem !! “刹那”こそが全て!!

過去も未来も関係無し! 「今」のために生きていたい!
今も昔も変わり者。きっと未来も変わり者。そんな刹那主義のAB型。

2004/11/30以前の日記は、旧日記から移し替えた分です

相変わらずTBの送受信が上手くいかないことが非常に多いようです。
ご迷惑をお掛けして申し訳ないです。

blogram投票ボタン

2009年11月10日

Lの世界「彼女たちの炎」

The L Word
Season 3, Episode 4: Light My Fire


ジェニー(ミア・カーシュナー)は小説の原稿を出版社に送ったが相手にされなかったため、キット(パム・グリア)の店“Planet”のウェイトレスをすることに。
店に一緒についてきたモイラ(ダニエラ・シー)に目を留めたのは、店を任されたばかりのビリー(アラン・カミング)。
彼は自分と同類が集まるプライベート・パーティに、モイラを誘った。 もちろんジェニーも一緒にと。
ティナ(ローレン・ホロマン)はヘレナ(レイチェル・シェリー)の仕事を受け、経験者であることからすぐに責任のある仕事を任され忙しくなる。
そんな時、ベットが怪我をしたジュリアの代理で突然ワシントンでの公聴会に出ることになり、3日もキットとアンガス(ダラス・ロバーツ)に子守をさせるのはと、ティナと小さな喧嘩をしてしまう。
公聴会で怒りに任せて自己主張をしたベットは、とある議員に気に入られて部屋に誘われるが・・・
その頃、一緒に子守をするアンガスとキットは、より一層良い雰囲気に。
キットは母親ほどの年だからとやんわり距離を置こうとするが、アンガスは女性が年上の年の差カップルの例を挙げて・・・
デイナ(エリン・ダニエルズ)は検査結果が出るまでは不安はあるが、テニスの方は調子が良く、TV中継のあるベンツ杯もいけそうだった。
彼女を応援するのはスタンドから見守るララ(ローレン・リー・スミス)だけでなく、友人たちはそれぞれTV中継を見ながら手に汗を握っていた。
試合の後ラジオをつけると、アリス(レイシャー・ヘイリー)の声が。
デイナの事を話さずに番組を進行しようと頑張るアリスだったが、逆にとんでもない話題になってしまい・・・
その晩、シェーン(キャサリン・メーニッヒ)のヘアサロン“WAX”のオープニング・パーティが開かれた。
ラッセル・シモンズのDJに抜擢されたカルメン(サラ・シャヒ)はライブが重なってしまうと知って、断ろうか迷っていたが、シェーンから背中を押され・・・

カミング氏の出番は少なかったが、類友なのか、モイラがどんな人間なのかを一目で見抜き、居心地の良い場所を提供するといういい役回りだった。
丁度モイラは、ロスに来て自分を見失いかけていた所。
何故ここにいるのか、自分は何者なのか。
場違いな場所に来てしまって、迷子になったのだろう。
ほんの小さなことを変えるだけで、全部が良く変わることもあるんだよね。
モイラの強さと弱さ。
弱さを見せたら自分のアイデンティティを守れないなんて、哀しいし、悔しいんだろうなぁ・・・

ベットとティナ。
ティナの方がずっとずっと大人だから、破局せずに暮らしていられるように見える。
亭主関白をやらせてあげている、出来た女房って感じ?
乳児がいるから、余計に今は距離を感じてしまうし、すれ違いが生じてしまうようだ。

モイラが来てから、ピリピリカリカリしがちなカルメン。
必要以上に干渉しないシェーン。
こちらも性格の違いが、上手く行く要因?

このドラマの中では珍しい、男女カップルが成立しそうなアンガスとキット。
アンガスを応援したい!!
キットにダメ押しの告白をされた時の、キョトンとした表情が良かったなぁ〜(笑)




blogram投票ボタン ← 宜しかったらクリックを! このブログの最近の傾向が分かる、かも?
posted by 哀生龍 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 英数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

Lの世界「彼女たちの軋轢」

The L Word
Season 3, Episode 3: Lobsters


チェイスが友人らとデザイン・製作・販売を行っているスケードボード・ショップの一角に、シェーン(キャサリン・メーニッヒ)のヘアサロン“WAX”を開こうと言ってくれた。
一席だけの店だが、パートナーのカルメン(サラ・シャヒ)も喜んでくれた。
そんな2人の元に、ジェニー(ミア・カーシュナー)がモイラ(ダニエラ・シー)を連れて戻って来た。
元々シェーンとシェアしていた部屋にジェニーは必然的にモイラを同居させるが、話を聞いていなかったカルメンは面白くなかった。
買収したばかりの映画会社の運営に関してタロットで占ってもらったヘレナ(レイチェル・シェリー)は、昔関係のあった信頼できる知人をパートナーにすることに。
声をかけられたティナ(ローレン・ホロマン)は、パートナーのベット(ジェニファー・ビールス)に仕事が無いこともあって受けようと考え、ベットに話す。
しかし、丁度ジュリアからNEAへの助成金が切られると聞いたばかりのベットは、完全に収入が無くなることから苛立ちを更に募らせていて、ティナが昔の相手と仕事をすることに難色を示す。
今まで家計を支えてきた自分が、養われる側になるのもプライドが許さないのだろう。
アリス(レイシャー・ヘイリー)は、自分の番組で27回もデイナの名前を言ったことからプロデューサーからあらかじめ内容を見せるように言われる。 前は43回言ったのだからそれよりは良くなっていると主張しても、もちろん聞き入れてくれるはずも無く・・・
デイナ(エリン・ダニエルズ)はララ(ローレン・リー・スミス)が見つける前から実は気付いていた胸のしこりについて、やっと女医に診てもらった。
良性の可能性が高いとは言っていたが、触診とマンモグラフィの後、生検も受けるように指示され不安が残る。
そんな仲間たちは、ジェニーは退院してまだ5ヵ月だと言う事を気にしつつも、彼女とモイラを歓迎する食事会を開いた。
だが、高級そうな見せて、洒落た服を着て、気取った会話をするジェニーの友人たちの中に溶け込めないモイラは、早々に席を立ってしまった。
ベットとティナの友人アンガス(ダラス・ロバーツ)は、歌いながらアンジェリカを散歩していた時に、姪っ子が男に連れられていると気づき不審に思ったキット(パム・グリア)に声をかけられた。
アンジェリカの子守と音楽という共通項を持つ2人は、互いに惹かれるものを感じるのだった。
アンガスはベットに言った。 「心が歌わない仕事はするな」と。

カミング氏の出番は少しだけ。
まぁゲストキャラだから、こんなものか・・・
キットにとってどんどん店をアレンジするビリーは、自分が任せたとは言えちょっとストップをかけたい存在のようだ(苦笑)
でも街一番のプロモーターらしく、ちゃんと場所柄や客筋を考えたアレンジのようだ。

モイラが居心地悪く感じた食事会は、哀生龍も見ていて居心地が悪かった。
もちろん、ジェニーにとっては懐かしい友人との再会で、すっと入って行ける会話なのかもしれないが、モイラには壁を感じるもの。
悪意は無くても、疎外感を味わってしまう。
おまけに、無神経なアリスもいるし、攻撃的で自分の思う通りに仕切りたいベットもいるし・・・(苦笑)
モイラとジェニーが席を外している時に、みんなはあれこれモイラの事をあれこれ言った。 良くも悪くも。
そんな中でも、シェーンはやっぱり良い人だった。 彼女の言動は、誰に対しても優しい。
と同時に、踏み込まないから、冷たく素っ気無くも見えてしまうけれど。

モイラが食事会で話したロブスター・ネタ。
オスメスの違いは、もちろん人間の男女の違いを皮肉っているのだが、分かりやすい違いで笑ったな。
男もそんなにカッコイイもんじゃないとは思うが(苦笑)
そんなモイラは、自分とシェーンの事を“Butchers”と言い表していた。
男っぽい女、ようはレズの男役(タチ)をButch(ぶっち)と呼ぶことを、初めて知ったよ。

哀生龍がベットやアリスが嫌いなのは、彼女たちの中に自分と良く似た部分を見てしまうから。
そしてシェーンが好きなのは、哀生龍に無いものを持っていて憧れる性格だから。
それを再認識。




blogram投票ボタン ← 宜しかったらクリックを! このブログの最近の傾向が分かる、かも?
posted by 哀生龍 at 06:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 英数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

Lの世界「彼女たちのパーティー」

The L Word
Season 3, Episode 2: Lost Weekend


親しくなっていたモイラ(ダニエラ・シー)も一緒に行くと言ってくれたため、ジェニー(ミア・カーシュナー)はモイラの車でロス行くことにした。
見るからに男の子っぽい容姿のモイラが絡まれたり、恋人にはならないと言っていたジェニーがヤキモチを妬いたりと、穏やか旅とは行かないようだ。
キット(パム・グリア)は、カフェ“Planet”での初めてのカジノ・ナイトを、街一番のプロモーターと言われているビリー(アラン・カミング)に任せてみることに。
レズビアンたちが多く集まった“バラバ・ラスベガス”と名付けたそのカジノ・ナイトは盛況だったが、息子のデイヴィッド(コリン・ローレンス)にも妹ベット(ジェニファー・ビールス)にも少々不評
ベットはパートナーのティナ(ローレン・ホロマン)が産んだアンジェリカと養子縁組の最初の面接が不調に終わったため、デイヴィッドに“アンジェリカの身近な男性”役をやってもらおうと思っていたのだが・・・
もう1人の身近な男性、ベットたちが通っている音楽サークルの乳児クラスを担当するアンガス(ダラス・ロバーツ)に、ベビーシッターのアルバイトを頼んでみた。
DJとしてバラバ・ラスベガスを盛り上げたカルメン(サラ・シャヒ)は、予定通りシェーン(キャサリン・メーニッヒ)と共に家族のお祝い事に出席。
白いワンピースにダンスシューズのシェーンは、髪も長くアレンジしてどこから見ても可愛い女の子。 そんな彼女にカルメンの母親がダンスするように勧めた相手は・・・
アリス(レイシャー・ヘイリー)がデイナ(エリン・ダニエルズ)との失恋から立ち直れるように手助けしているヘレナ(レイチェル・シェリー)は、彼女の部屋を見てビックリ。 デイナへの思い入れの強さは半端ではなかった。
そんなアリスが、ベットとティナに招待されたパーティでとんでもない勘違いをしていることに気付き、ヘレナは・・・
デイナは、ララ(ローレン・リー・スミス)が予約してくれたのに、医者に行かなかった。
忘れた・男性の医者に見られたくないと言うのは、行きたくない口実なのかもしれなかったが、ティナが女性の医者の事を聞いてみると約束した。

お目当てのカミング氏が、この改から6話連続出演!
メイクをし白で統一した服装で現われや瞬間に、すでにカミング氏の世界がそこにあった。
レズの世界に、ゲイゲイしい服装倒錯者ビリーが大胆不敵に降臨!?
カジノ・ナイトを仕切るビリーは、カミング氏の当たり役、ミュージカル「キャバレー」のEMCEEに近い雰囲気で登場した。
どこまでが衣装? どこまでが自前??
全部自前でも、不思議じゃないような気がする(笑)
懐かしい厚底のブーツ。 Gストリング。 アンダーバスト・コルセット。 右乳首にピアス。 濃い化粧。 頭の上に飾り。
下品でけばけばしいMCは、見た目通り!
その猥雑さ・ゲイゲイしさは、デイヴィッドら一部の者には受け入れられなかったが、初めての企画としてはこれぐらいド派手でもいいような気がした。
でも人が多くて盛り上がっていてうるさいパーティは苦手だから、哀生龍は絶対に参加したくないが(苦笑)

前回もチラッと出てきて、演じているのがダラス・ロバーツだと知ってちょっと驚いたアンガス。
数作見たことがあるのだが、見るたびに印象が異なっていて、“見たことがあるような気がする”と思いつつも名前を見るまで誰なのか分からない(苦笑)
ジュリアードを出ていて、オフ・ブロードウェイにも出ているらしいから、きっと歌も上手いのだろう。
まだちゃんと聞いた事が無いから、今後アンガス役でちゃんと歌うシーンが見られるかもしれないと期待している。

女っぽい男と男っぽい女。
公衆トイレで出会ったときギョッとするのは、いったいどっちだろう。
モイラはスッピンでシャツ&ジーンズで少々背が高いってだけで、確かに男子っぽく見えるが、ことさら男装しているわけではない。
声を低く作っているのでもないし、行きずりの女の子をからかって脅かす驚かすようなこともしていない。
女2人旅だって、なんら可笑しいことも無い。
なのに何故あんな風にからかわれ、乱暴されかかってしまったのだろうか。
運悪く馬鹿なガキと出会ってしまったから、それだけではないような気がする。

シェーンもメインキャストの中では、かなりボーイッシュな口。
声も低くはスキーだし、少年のようなニヤリとした笑い方が似合っている。
アイメイクが濃いから、どこにでもいる男っぽい服装が好きなヘテロな女性と見ることも、ゲイの少年にも、ビジュアル系バンドのファンのヘテロな男性にも見える。
見るほうの先入観や、本人がどう見せたいと思っているかで、どうにでも見えるし第一印象が変わるタイプだろう。

ベットが何とか養子縁組を成功させたくて焦っているのは分かるが、面接官の目を誤魔化そうとしているだけで、それが子供にとっていいことだからやり方を変えようとしているのではないところが、どうにも癇に障る。
面接官は確かに嫌味な所がある人だが、レズカップルを虐めるために言っているのではなく、子供のために必要なことだからやるべきだと言っている。
シニカルな言い方でベットを怒らそうとしているようにも、確かに見えるが(苦笑)
育児方法や考え方は色々だろうが、親(養育者)の自己満足を優先しちゃいけないと思ったよ。




blogram投票ボタン ← 宜しかったらクリックを! このブログの最近の傾向が分かる、かも?
posted by 哀生龍 at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 英数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

Lの世界「彼女たちの災難」

The L Word
Season 3, Episode 1: Labia Majora


デイナ(エリン・ダニエルズ)がララ(ローレン・リー・スミス)の元に行ってしまい、自分のラジオ番組で鬱々今の気持ちを吐露するアリス(レイシャー・ヘイリー)。
どんどん内に入り込んでしまうアリスは、殆どストーカー状態だった。
ベット(ジェニファー・ビールス)は、パートナーのティナ(ローレン・ホロマン)が産んだアンジェリカと養子縁組をするための初回の面接が間近に迫り、ピリピリしていた。
現れたソーシャルワーカーとはどうも考え方が会わないようで、家に入るまでに印象を悪くしてしまった。
ベッドを用いず常に抱いたり触れ合ったりしているアタッチメント育法も、本当にやりたい仕事に付くため今は無職であることも、彼女が手がけているアートも、そして赤ちゃんが男性と自然に触れ合う機会が無いことも、何もかもがマイナスポイント。
カルメン(サラ・シャヒ)と上手く行っているシェーン(キャサリン・メーニッヒ)は、彼女の家族に会いに行った。
習慣の違うメキシコ系の大家族に最初は戸惑っていたが、家族に縁遠いと知りカルメンの母親から娘のように世話を焼かれ、嬉しいやら困るやら。
特に、白いドレスを着てみろと言われたときには、どうしたらいいのやら。 女の格好は嫌だとは言えないし・・・
実家に戻ってジェニー(ミア・カーシュナー)は、母親が考え方を変えてくれないから結局居心地が悪くなって、やっぱりロスに帰ろうと考える。 そんな彼女は一見男のような容姿のモイラ(ダニエラ・シー)と親しくなっていた。
タロット占いをしてもらったヘレナ(レイチェル・シェリー)は、占いの通りの仕事をまとめ、身近な所で占いに出た相手を見つける。
運命の人は、アリス?
ベットの姉キット(パム・グリア)は体調がどうも良くなくて、息子のデイヴィッド(コリン・ローレンス)に診てもらう。
暫く前から不調だったのを放置してきた自覚がある彼女は、勝手に悪い方へ悪い方へと思い込み、息子がろくに診察しないうちから緊張で喋り続けている。
息子はどんな診断を下すのであろうか。

TVドラマを見ない哀生龍が、女性がメインの話は苦手な哀生龍が、何故レズビアン&バイセクシャルがメインキャラの「Lの世界」を見る事になったのかというと、この次のエピソードから6話ほど、ゲストキャラでアラン・カミングが出るからだ。
そんなわけで、いきなりシーズン3の1話目を予習目的で見た。
メインキャラが多くて、名前も関係もなかなか分からず、キャラ一覧を片手に見た(苦笑)

パッと見た限りでの第一印象。
苦手キャラは・・・
マイナス思考で執着傾向があって自滅型のアリス。 怖い・・・
やや自己中でヒステリックな所があって攻撃的なベット。 こっちまでがイライラしてしまう。
気に入ったキャラは、シェーン。
容姿もハスキーな声もいいし、相手を思いやる優しさがあり、友人たちとは踏み込み過ぎない少し距離を置いた付き合い方をしているように見える所もいい。 人間的に高感度が高かった!
意に反することも、真っ向から拒絶するのではなく、相手の行為を出来るだけ受け入れながらやんわりとお断りする所は、見習わなければならないと思ったよ。

男女に関わらず同性愛者をゲイと呼ぶことも出来るが、このドラマではレズビアンと称するのが基本のようなので、それに準じておこうと思う。
レズ仲間がいて、レズであることを隠すことなく遠慮なく集まって喋れる場所があって、恋する相手もいる。
もちろん偏見の目で見られることもあるし、カミングアウトできない相手もいる。
でも、総じてレズビアンにしては、恵まれた境遇と見ていいのかな?
同じ同性愛ものでも、男性の同性愛物は映画でもドラマでもよく見るが、女性の同性愛物は滅多に出会わない。
哀生龍が女性物を見ないせいというのもあるだろうが、それを除いてもゲイ物よりレズ物のほうが少ないよね?
何故なんだろう・・・
苦労している人がゲイより少ないってことは無いと思うから、作品としての需要が少ないってこと?
たまたま今回見たエピソードは、“レズならではの出来事”という特殊な条件下の出来事というより、男女であっても同じような出来事はあるよなと、思えるようなことが多めだった。
だからあまりレズ物だと意識せずに、普通のドラマとして見ることが出来た。
もともと(少なくとも映画やドラマを見る上では)レズビアンに対する偏見とか抵抗とかは無いから、あと6話ぐらいは頑張って見られそうだな(笑)


ところで、昨日更新しなかったのは・・・
特に何かあったんでも無く、PCが調子悪かったのでも無く・・・
ただただ単に、哀生龍が大ボケかまして、いつも通りに投稿したつもりが非公開になっていたから(^^ゞ
ってことで、今日の分としてアップし直し。




blogram投票ボタン ← 宜しかったらクリックを! このブログの最近の傾向が分かる、かも?
posted by 哀生龍 at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 英数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

ゴールデンボーイ

Apt Pupil

トッド(ブラッド・レンフロ)は、思い切ってある男の家のベルを鳴らした。
バスの中で見かけた男の事が気になり、調べ、確信が持てたから訪ねたのだ。
その男はドゥサンダー。 しかし、本人はアーサー・デンカー(イアン・マッケラン)だと言い張った。
優秀な生徒であるトッドは特に歴史学が得意で、ホロコーストの授業のあと色々調べていた。
トッドはアーサーに証拠を突きつけ、彼の素性を秘密にする代わりに、彼がやってきたことを話させた。
学校が教えない真実を、当事者だったドゥサンダーから直接聞きたかったのだ。
例えばそれは、ガス室の話だった。
両親(ブルース・デイヴィソン、アン・ダウド)にも紹介し、本を読んであげてるとの口実で頻繁にアーサーの元に通い、ホロコーストに関する話を聞き続けたトッドは、ある日訊いた。
「人を殺す気分は?」
「・・・・・やるしかなかった」
親友ジョーイ(ジョシュア・ジャクソン)のパーティを断ったトッドは、クリスマスプレゼントを持ってアーサーを訪ねた。
そのプレゼントはアーサーを苦しませるような物だったが、ユダヤ人の苦しみに比べりゃこれぐらいと、無理矢理そのプレゼントを・・・
それは遊びだとしたら、危険過ぎるものだった。
成績が急に下がり、指導カウンセラーのフレンチ(デイヴィッド・シュワイマー)に呼び出されたトッドは・・・
脅迫しあうような関係だった2人は、ある種の共犯関係になった2人。
三週間後の試験でオールAをとる約束をせざるをえなかったトッドは、アーサーの元で、話を聞く代わりに勉強漬けとなった。
そして試験が終わり、アーサーはトッドに話をした。 自分の身を守るための、ある保険をかけたことを。
数知れぬほどのユダヤ人を殺してきた男と、怒りに身を震わせながらも殺すことを躊躇う若者。
2人は出会う前の生活に戻った。
しかし・・・

ここから後の展開が、サイコホラーサスペンスのような趣があって、面白い部分だろう。
あらすじを書いた部分は、トッドに話をすることで次第にかつての自分を甦らせてしまうナチスドイツの戦犯と、彼の話を聞くうちに自分の中の悪意や残虐性や育てていった若者の変化が描かれている。
原題は“優秀な生徒”を意味している。
高校でのトッドは、アーサーの話にのめり込んで成績が落ちた時期以外は、非常に優秀な生徒だった。 首席で卒業もした。
そんな表向きのトッドを表していると同時に、ドゥサンダーの後継者に相応しい若者としてのトッドを表している。

悪の種は誰もが持っているものなのかもしれないが、それを大きく育ててしまうかどうかは、きっかけや出会いも原因だろうが、そもそも何らかの素質があるのかもしれないと感じた。
ホロコーストの授業を聞き、もっと知りたいと思う生徒はトッドだけでないだろう。
しかし、みんなが次のドゥサンダーになるのではない。
ドゥサンダーと出会ってなくても、トッドは他の“教師”を見つけて得たいものを吸収していくに違いない。

人を殺した時の気持ち。
理性よりも本能が勝る思春期のトッドは、“どんな気持ちで人を殺したのか”が知りたいのではなく、もっと純粋に“人を殺した時の気持ち・人を殺した時の感触”が知りたかったのだろう。
知りたいという気持ちは分からないでもないが・・・

汚名は一生消えない。
経験したこと・実行したことは、無かったことにできない。
自分は忘れても、相手は忘れてくれない。
この世には偶然の出会いなんて、無いのかもしれない。




blogram投票ボタン ← 宜しかったらクリックを! このブログの最近の傾向が分かる、かも?
posted by 哀生龍 at 06:31| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする