売れない俳優ダナ(スティーヴ・クーガン)は、アリゾナ州ツーソンの高校で演劇クラスを担当することになった。
最初はランド(スカイラー・アスティン)とエピファニー(フィービー・ストール)の2人だけで、映画を基にした舞台は酷評を受けてばかり。
ところが、経費削減のあおりを食って流れて来た生徒たちが集まり、人数だけは増えたが・・・
演劇には全く興味の無い生徒が多く、ラテン系とそうでない生徒の間での小競り合いもあり、ダナは熱意だけはあってもクラスをまとめることが出来ない。
その上、肝心の演劇クラスまで、今期限りだと校長(マーシャル・ベル)から言われてしまった。
クラスに必要な経費は6000ドル。
みんなをあっと言わせる劇を見せようと、ダナはいつもアドバイスを求めているノア(シェア・ペペ)に相談して、オリジナル作品「ハムレット2」を書き上げることに。
シェイクスピアのオリジナルでは死んでしまったキャラたちをタイムマシンで蘇らせ、キリストまで登場させ・・・
文学や宗教に対する冒涜、色々な差別、過激で低俗で不健全。
次第にやる気を見せるようになった生徒たちは、そんな大人たちの抗議に立ち向かい、弱気になるダナを盛り立て、何とか上演に漕ぎつけるのだった。
問題児オクタビオ(ジョセフ・ジュリアン・ソリア)、エピファニーと何かと衝突するイヴォンヌ(メロニー・ディアス)、喋らないヨランダ(ナタリー・アメヌラ)等々・・・ 一筋縄ではいかない生徒たちと、喜怒哀楽がすぐに顔にでる感情豊かなダナ。
出来の良い理論的な教師と違い、何しろダナは元が売れない俳優だから、生徒たちにも駄目な部分を見せてしまう。 そこが逆に良いのだろう。
教師が完璧過ぎないから、先生が駄目生徒を引っ張っていくストーリーではなく、やる気になった生徒が頼りない教師を引っ張るところが見られるんだよね。
ミュージカルシーンは、なかなか見ごたえがあったぞ!!
ダナは、家庭の方も駄目な感じ(苦笑)
妻ブリー(キャサリン・キーナー)は元ドラッグディーラーだった?
子供が欲しい彼女にダナは頑張って協力するが・・・
少しでも家計の足しにするために、下宿人を置いている。
捉え所の無い不思議な雰囲気の男ゲーリー(デイヴィッド・アークエット)。
ダナが暑苦しいぐらい感情表現を大袈裟にするから、テンションの低いゲーリーのようなキャラが良い感じに口直しになっている(笑)
デイヴィッドが目当てだったのだが、大分すっきり細くなり、身体も締まって筋肉質になってたよ。 男っぽさが増して精悍な印象!
暑苦しい演技とミュージカルが苦手な人には勧めないが、いつものおなじみの俳優のコメディに飽きたら、こんなシニカルさとゆるさの共存するコメディも良いんじゃないかな?



