2012年05月31日

地底からの侵略 人類VSエイリアン

Born of Earth

夜2人の子供を寝かしつけていたダニー(ダニエル・ボールドウィン)は、洗い物をしていたはずの妻の悲鳴に慌てて駆けつけたが、血塗れになって死んでいた。
2階の子供たちの元に駆け戻ったとき、彼の目の前でエイリアンが2人を連れ去るところだった。
それから5年。
Dr.フィリップ(ランドール・ゴッドウィン)が「THE MISSING」という本を出版した。
未知の部分が多すぎてまだ解明し切れてはいなかったが、明らかに、ダニーの家族を襲ったあのエイリアンについて書かれたものだった。
ダニーにとってもその本は興味深かったが、フィリップにとっても、エイリアンと実際に遭遇しているダニーの話は貴重だった。
フィリップは、「奴らは増殖し、また地上に出てくる」と助手のピーター(ジョー・ウォシャウスキー)に話していたが、ダニーもそれを予感して町に舞い戻ったのだ。
町に住む義妹ケリー(ジェニファー・キンサー)と姪のヘイリー(シャノン・ゼラー)だけは、守りたかったからだ。
今夜中に町を出ないと、手遅れになる。
そう真剣に“地底人”の事を説明するダニーだったが・・・
市長のオブライエン(ブラッド・ドゥーリフ)はダニーを警戒し、保安官のトム・リーサー(ジェームズ・ルッソ)に見張らせた。
市長にとって、ダニーは疫病神だったのだ。
そして、フィリップもピーターとジェリー(エレ・バルダ)をつれて、町に向かっていた。
その晩、町では何が起きたのか?
そして、地底に潜むエイリアン“地底人”とはいったい・・・

ホラーとなっていたが、哀生龍でも楽々見ることが出来た。
ジャケットにはそれなりにインパクトのある地底人が堂々と映っているが、ほとんどのシーンは暗闇に紛れているので、あまり明瞭に映し出されなかった。
最初に3人出てきたが、動きがショッカーのようで思わず苦笑してしまった。
だが、まさかの正体(?)に、ラストはちょっとしんみり・・・

90分無い作品で、あれこれ登場人物を出したが処理し切れなかった、という印象。
たとえば、人の不幸にも興味津々であれこれ訊いてくるタイプのような、ダニーにとっては笑い事じゃない地底人のことを面白がってるようなピーター。
もっと時間を割くことが出来れば、当事者と野次馬の対比となって楽しめたと思うが、ただの冷やかしのようでいまいち。
たとえば、色々裏でやっていそうな市長。
演じているのがブラッド・ドゥーリフだから、もっと彼とダニーとか、彼とエイリアンとか、時間が割かれると思ったのだが・・・・

ま、ダニエル・ボールドウィン目当てで見たから、ほぼ彼が出ずっぱりだったことが嬉しい。
かなりのB級だったが、いつも通りだからそれもOK(苦笑)
良い人キャラで良い味出してたから、それもOK♪



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2012年05月30日

LAマザーファッカー

I'll Be There with You
LAマザーファッカーズ


あと1ヶ月でビザが切れると言うアキ(アキヒロ・キタムラ)に、親友ヤブ(ダイスケ・ヤブチ)は「アニーと結婚してグリーンカードを取ればいい」と言う。
「やだよ」と即答するアキ。
アニー(アダーシャ・ベンジャミン)は恋人だし愛してはいたが、まだ結婚は考えたくない。 1人に縛られたくない。 大学生のアキはそう考えていた。
そんな3人と、アニーの幼馴染のジル(エリザベス・ドナルドソン)、アキと同じ講義を取っているジョン(クリストファー・エステス)、クロアチア人のスティーヴン(クリス・ミロセヴィッチ)。 友人や、友人の友人や、パーティーで一緒に盛り上がる仲だったりする6人は、一緒にサンディエゴへ旅行に行く事になった。
アキの知り合い、コンスタンティン(ダニエル・ボールドウィン)のところに泊めてもらう事になっていた。
しかし、キャビンにはベッドが2つ。 1つはアキとアニー。 もう1つはジル。
テントにもベッドが2つしかなく、男3人じゃベッドが足りない。
その上、色々と想いが交錯していた。
コンスタンティンとスティーヴンは、ジルを狙っている。
ジョンは、ジルに誘われて旅行に参加したのだが、実はアニーのことが好き。
それを知ってか知らずか、アキはこの近くの別の友人ライオネル(ライオネル・イヤーウッド)とエリック(エリック・デイヴィス)に連絡を入れ、クラブで遊ぶ事に。
コンスタンティン、アニー、ジル、そしてジョンは残った
この4人の間で何かが起きていた頃、アキはクラブで出会ったキルステン(ミシェル・ローレンス)と・・・
そしてヤブたちもトラブルに巻き込まれていた。

逃げるのか戦うのか。
泣き寝入りするのかやりかえるのか。
殺すのか殺されるのか。

コロコロ心変わりというか、心が揺れるアキ。
まだ結婚や家庭といった未来像が想像できない、大学生男子のガキっぽさ。
アキよりは先を考えているアニー。
アキは自分の無力さ、馬鹿さ加減を知る事になる。
そして、心の痛みも知った。
しかし、女の強さと狡さをまだ知らないアキ。

「ムカデ人間」で初めて知った北村昭博が、監督・脚本・主演をしていると知って興味が湧いた。
実話に基づいて構成された物語、ってのは事実?
「ムカデ人間」では髭面でやくざ風のキャラだったから、その3年前の髭もなく幼く見えるアキというキャラは、別人のように感じた。
時々ヤブと日本語で会話するのだが、その部分には字幕が付かない事もあって、日本語でありながら聞き取りにくく感じてしまった。
外人キャストの中で見るアキの日本人特有のあいまいな笑顔が、不気味だなと。
こうやって改めて客観的に見ると、日本人のあの笑顔は、外国人にとって奇妙で不気味なものに映るのが理解できたような気がする。
時々アニメでの表現が使われていた。
センスがいいと感じるが、少し散漫だなと感じる部分もあった。
描写もセリフで見せる部分も作品そのものも、好き嫌いが分かれるだろう。

一番の目的はダニエル・ボールドウィンだった(笑)
イカレた変人。
スケベおやじ。
悪人。
それなのに、楽しいキャラだった。
大概の作品で思うのだが、ダニエルの笑顔は、本当に楽しそうに見えるんだよ。 悪事を働いていても。
本人が楽しんで演じてるようにしか見えない。
良い役じゃないが、彼を見る目的としては、満足できた!

もう1人、気に入ったキャラがいた。
ヤブだ。
最初は少しウザったく思えたのだが、話が進むにつれて内気で本心を明かせない日本人らしい面が、健気&いじらしく見えてきて・・・
きっとあの人が好きなんだろうな、と見ていて分かるのに・・・・



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2012年05月29日

フレネミー ~史上最悪の無計画男たち~

Little Fish, Strange Pond
Frenemy


公園のベンチに2人。
最悪の日だと言うスウィート・スティーヴン(カラム・ブルー)。
最高の日だと言うミスター・ジャック(マシュー・モディーン)。
2人はバスに乗った。
周りの迷惑も顧みず、大きな声を出し歌ったりもするミスター・ジャック。
一緒に騒ぐ事はないが、さりとて彼をたしなめるでも止めるでもないスウィート・スティーヴン。
2人はがはるばる訪れたのは、バッキー(ザック・ガリフィナーキス)が経営するアダルト・ショップ
独自のルールを持つバッキーは、ドラッグ・ディーラーでもあった。
“特別な一品”でミスター・ジャックがトリップしている間に、強盗(ポール・アデルスタイン)が入った。
天才ラベル・ジョンソンのマニュアルだというメモを見ながら、まずはフィリーと自己紹介した強盗。
テンパりつつもその手順通りに進めようとするフィリーに銃を向けられた、不運なバッキーと客たち。
と、そこに刑事のトミー(アダム・ボールドウィン)が現れて・・・
次の現場はステフィニー・シンクレアの部屋だと言って、立ち去ったトミー。
運良く生き延びたスウィート・スティーヴンとミスター・ジャックは、連れ立って映画館に。
そこでも一悶着を起こした2人が最後に辿り付いたのは、ある公開番組の観覧席。
今日の「THE デニス・リバース・ショー」のテーマは、「親を殺す子供」。
ホストのデニス(ドン・マクマナス)は、少年を責め立てる。
そこにまたまた現れた、刑事のトミーだった。

ミスター・ジャックは、人の気分を害するのが趣味? 人を不愉快にする天才?
彼を演じていたマシュー・モディーンは製作総指揮にも名を連ねていて、このなんともシュールで微妙な作品を引っ張るキャラとして、狙ってこのミスター・ジャックをそう演じていたんだろう。
ほとんど最後の辺りまで、“笑えないミスター・ジャックのスタンダップ・コメディ”を見せられているような気分だった。
それなのに、最後の最後のシーンで、ばらばらだったピースが一瞬で形になったような何かの感触を得た。 と感じられた。
特にミスター・ジャックの表情に、なんとも言えない“大いなる納得”が得られたと言ってもいい。
巧く言葉や文章では表せ何のだが、一瞬で腑に落ちて、“マシュー・モディーンにやられた!!!”と思ったのだ。
とにかく感覚的なものだから、他の人には巧く説明できないし、試しに見てくれとも言いにくい。
何しろ、その瞬間まで、あまり面白いとも言えないなと思ってたんだから(^^ゞ

トミーの机の上には、何故かクレヨンしんちゃんのフィギュアが。
ウェイトレスの制服が黄色と黒で、字幕では“ハチみたい”となっていたと思うが、オリジナル音声では“バンブルビー”と言っていたと思う。

悪事をする人と、悪人とは、
納得。
特にこの映画を見て、ミスター・ジャックのような奴とかトミーとかデニスとかを見ると、素直にそう思える。
タイトルのフレネミーは、フレンドエネミーとをあわせた造語。
友人だが敵でもある奴。
友人のような顔をして側にいながら、その実悪魔の囁きをするような奴。
そんな奴だと分かっていながら側に置いているのか、気付かずに友人のつもりで付き合っているのか、その差は大きいかも?
ややマイナス思考、不運で悲観的な男、そんなスウィート・スティーヴンは、ミスター・ジャックに付け入られてしまっていたのか?
いや・・・別にたいそうな哲学的な何かがあるわけじゃないと思うんだよね。
9割がたつまらない笑えない乗れない、と思うだろうし(苦笑)
でも、哀生龍はラストでハマれたから、なんか良い気分で見終えることが出来たよ。

あ、最後に言って置かなきゃ。
某二日酔い映画のようなジャケットになってるけど、全く関係ないから!
そのパロディでもないし、ザックの出番も僅かだから!!



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2012年05月28日

メン・イン・ブラック3

Men in Black III
Men in Black 3
M.I.B.³


公開中なので、控えめに。

今日もエイリアンに関する通報を受けて出動したエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)とエージェントJ(ウィル・スミス)。
そこで“宇宙エビ”を目にしたKは、嫌な予感がした。
かつて自分が逮捕した凶悪犯、ボグロダイト星人のボリス(ジェマイン・クレメント)を思い出したからだ。
嫌な予感は的中。
脱獄したボリスが彼らの前に姿を現し、自分の片腕を奪ったうえ刑務所送りにしたKに対して「お前は過去で死ぬ」と奇妙な言葉を残して去っていった。
Jは好奇心から、あれこれボリスのことをKに訊くが、何も教えてはくれない
自分で記録を調べてみたが、一部の情報しか閲覧できず、残りは機密扱い。
新しい上司のO(エマ・トンプソン)にも、はぐらかされてしまう。
翌日、奇妙なことが起きた。
Kの姿が見えないだけでなく、Kは40年以上前にすでに死んでいることになっていたのだ。
ボリスは、本当に“過去”でKを殺してしまったのか?
謎を解くため、急速なエイリアンの侵攻を止めるため、そしてKを救うため、Jは1969年にタイムトラベルした。
29歳のK(ジョシュ・ブローリン)は、やはり無愛想な表情をした男だった。
Jが未来から来たエージェントであることを信じさせるのにも一苦労。
時代のギャップに、装備のギャップ、色々問題はあったが、とにかくJは24時間以内にボリスの悪巧みを食い止めて戻らなければならない。
Jは若きKと共に、地球を救えるのか?
そして、KがJに決して語ろうとしなかったか事とは、いったい・・・

予告を見た段階で、若い頃のKを演じるジョシュ・ブローリンは、巧くトミー・リー・ジョーンズ風に化けたなと驚いたのだが、本編を見てもやっぱり表情や口調まで良く似せていた。
が、29歳だって?(笑)

元々この作品は、哀生龍の趣味というより相棒の趣味で、それほど思い入れはなかった。
相棒の希望もあり2Dで見たのだが、哀生龍としてはそれで十分だったよ。
コンビの掛け合いも、エイリアンたちの造形も、エイリアンたちとのやり取りや退治の様子も、1&2作目と同じように楽しめた。
が、Kの出番が少なかったのは残念。
そして、メインストーリーが、ボリス関係ではなく、KとJの過去にまで遡るドラマ部分だったのが、少々以外だった。
それが悪いと言うのではなく、ちょっと思ってたのと違ったなという感じ。

ボリスは特殊メイクで俳優の顔が良く分からなかったが、良い声だと思った。
後で、演じていたのがジェマイン・クレメントだと分かり、大いに納得!
エマ・トンプソンの登場シーンでの掴みも素晴らしかった(爆)
そして、ある意味キーマンだった、マイケル・スタールバーグが演じた5次元世界から来たエイリアンのグリフィンが、なかなか面白味を出していて良かったと思う。
未来の色んな可能性を見ることが出来る彼の、飄々とした雰囲気と、奇妙さを感じさせるニコニコ顔が、とても印象に残った。

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2012年05月25日

×(バツ)-MEN 最弱ジェネレーション

Super Capers

なんちゃってスーパーヒーローのコスプレで、歌う電報配達人をしているエド・グルーバーマン(ジャスティン・ワーリン)。
黒尽くめの男のせいで両親を喪っている彼は、いつかは敵を討ちたいと考えていた。
ある日路地裏で襲われていた女性(クリスティーン・レイキン)を救おうと、強盗(クリント・ハワード)に立ち向かった。
が、その女性は目から光線を出す“レッド”という名のスーパーヒーローで、警察が来たときには姿を消していた。
それどころか、スーパーパワーで一般人を虐待した罪で、エドはスーパーヒーロー裁判所に連れて行かれてしまったのだ。
裁判長(マイケル・ルーカー)がエドに下した判決は、スーパーヒーロー訓練所に入り、本物のスーパーパワーを手に入れ、町を守るためのスーパー・ケイパーズの1人となることだった。
子供の頃からTV番組のヒーロー「ダーク・ウィングド・ヴェスパー」が大好きだったエドは、やる気満々。
指導官の軍曹(トミー・“タイニー”・リスター)、パワーと飛行とハンサムが自慢のウィル・パワーズ(ライアン・マクパートリン)、凍らせる事が出来るフェリシア・フリーズ(ダニエル・ハリス)、サイコキネシスが使える脳ミソ男ことハーマン・ブレイナード(サミュエル・ロイド)、マシン屋のハーバート・Q(オリヴァー・モアヘッド)と彼が作ったロボットのロボ(パンチョ・モーラー)、ハリセンボン状態になるパファー・ボーイ(レイ・グリグス)、そして発火のパワーを発現させたばかりのイグナイター・ボーイ(クリス・オーウェン)がスーパー・ケイパーズだ。
まだ能力が無いエドも緊急出動に同行したものの、ミノタウルスのようなクリータンとそいつのボスらしいキャプテン・スラッジを相手に彼がまずやった事は、パトカーの陰に隠れる事。
二枚目ウィルにも弱点があり、他のケイパーズもあまり役に立たない。
エドが次にやった事は、神に祈る事だった。
偶然か強運か、はたまた神に祈りが通じたのか、クリータンを撃退する事が出来た。
でも逃げられてしまったために、軍曹からお叱りを受けたが。
そんなエドは、見てはいけない物を見てしまった。
裁判長が・・・・・・
エドは立派なスーパーヒーローになることが出来るのであろうか?

日本ではマントと言っているアレは、ケイプ(ケープ)というのが正しいのか?
すっぽり身体を覆えるぐらいの長さのものがマント?
それはともかく・・・
邦題からするとX-MENのパロディを想像させるが、必ずしもそうではないようだ。
事件の背後にある陰謀が・・・・
ちなみに、監督はハリセンボン男だ。
何気にキャストが豪華。
バットモービル風タクシーの運転手マンバットは、TV版のバットマンを演じていたアダム・ウエストだ!!
強盗の弁護士は、トム・サイズモア。
すぐに出番終了となったクリス・オーウェンも、結構好きな俳優。
それから白人と黒人の双子、スペシャル・エージェント・スミスのその1は、ダグ・ジョーンズ。 素顔で出ている上にセリフもあったのが、とても珍しかった!!
貼られている映画のポスターとか、ある物を盗んだのがワーナー・ブラザーズ・スタジオだったりとか、細かいとこにも引っかかった。

でもオープニングのキャスト紹介が一番楽しめたかも(^^ゞ
アメコミ風テロップとかね。

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2012年05月24日

パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会

The Perfect Host

前科のあるジョン・テイラー(クレイン・クロフォード)は、病気になった恋人の治療費を得るために、彼女シモーン(ミーガン・ペリー)と共謀して銀行強盗をした。
30万ドルを手に入れたものの右足を負傷してしまった上に、あっと言う間に指名手配されニュースに流れてしまった。
車を捨て、高級住宅街に紛れ込み、ポストの絵葉書を盗み見て、その家の主ウォーウィック(デイヴィッド・ハイド・ピアース)に手紙を書いた女性の知人を装って家に入り込んだ。
4人の友人を招いて晩餐を行う準備をしていたウォーウィックは、最初こそ迷惑そうな顔をしていたが、親切に電話を貸してくれた上にワインも振舞ってくれた。
しかし、それを飲んだのが間違いだった。
客の中に検事がいると知って立ち去ろうとしたジョンだったが、いつの間にか強制的にウォーウィックの客としてディナーに参加する事になってしまっていたのだ。
完璧なホストとして客をもてなそうとするウォーウィックは、次第に狂気を見せていく。
来ていない4人の友人がまるでいるように振る舞い、いつしか大勢の客が集まったパーティーの様相を呈す。
それどころか、彼が見せてくれた過去のディナーに参加した客の写真は、時間を追うごとに・・・・・・
朝になるまでここにいたら、この変態野郎の餌食になってしまう。
ジョンは本気で逃げなきゃまずいと焦り始めるが、酩酊状態にされていてほとんど動けない。
何か、どこか、付け入る隙は無いのだろうか?

ウォーウィックの独り芝居状態は、なかなか面白かった。
不穏な空気はサイコホラーテイストではあったが、ドキドキするほどではなく、滑稽に見えるところを楽しむことが出来た。
ラストの展開は、哀生龍は全く気付いていなかったから意外性を感じて、そう来たか!!と思ってしまったよ。

有無を言わさない強引な進行は、最初は乗れなかったのだが、ウォーウィックのヤバさでベルがあがるに連れて乗れてきた。
あまりここで書いてしまうわけにはいかないし、あの雰囲気は文章じゃ書き表せないから、少しでも気になった方は自分で見てもらった方がいいと思うんだよね。

そもそも、健康保険制度が日本みたいだったら、こんな事件はジョンは銀行強盗なんかしなかったと思う。



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2012年05月23日

モテる男のコロし方

John Tucker Must Die

“付き合っては別れる”を繰り返し、“スキップ”(ポイ捨て)されて立ち直れなくなると引っ越すロリ(ジェニー・マッカーシー)。
そのお陰で、高校生の娘ケイト(ブリタニー・スノウ)は転校ばかり。 存在感が薄い“透明人間”で、名前もろくに覚えてもらえない。
そんなケイトが、俄かに注目を集める事になったのは、新しい転校先のバスケ部キャプテンのジョン・タッカー(ジェシー・メトカーフ)の“彼女たち”と知り合った事がきっかけだった。
“彼女たち” チア部リーダーのヘザー(アシャンティ)、放送部部長のキャリー(アリエル・ケベル)、動物愛護者で菜食主義のベス(ソフィア・ブッシュ)は、ジョンが巧い嘘をついていた事とタイプや所属するグループが違う事もあり、互いにその存在を知らなかった。
が、ある日、3人は三股をかけられていたことを知ってしまう。
それでもなお信じられず、自分こそが本物の彼女だと信じたい3人に、何人もの“スキップ”を見てきたケイトは、ジョンのような男の正体を話して聞かせた。
そんな奴なら、協力してリベンジしよう!!
3人とケイトは、デート不能にしてやろうと“モデル作戦”を仕掛けてみたり、メンツを潰してやろうと“女性化作戦”を実行してみたり。
ところが、超ポジティブシンキング男は、貶められてもそれをプラスに変えて這い上がってくる。
こうなったら、大失恋をさせてやるしかない。
と、まだジョンに注目されていないケイトをにする事に。
ところがケイトは、母ロリを通して自信過剰男を知っていただけで、本人は恋愛経験が無いに等しい。
3人に磨き上げられ、策を与えられ、うっかりジョンのナンパ術になびきそうになりながらも、首尾良くジョンを本気にさせたケイトだったが・・・・

ジョン・タッカーを主役と捉えてもいいが、哀生龍はケイトが主役だと思いながら見た。
男にだらしなく、いつも同じような男にポイ捨てされるのに懲りずに新しい彼を作る母ロリを、少し軽蔑しているケイト。
自分はそんな風になりたくないと思っているし、自分が目立たない存在なのは母のせいで転校ばかりだからだと思っている部分もある。
ちゃらちゃらした自信過剰男に見えるタイプとか距離を置き、真面目で大人しいが気さくな雰囲気がある。
ケイトはそんな感じの女子高生。

地味な転校生を、モテ系の女の子たちが魅力的に変身させる。 という設定の青春コメディは多いが、この作品はもう一捻り
女子の憧れでもあり最大の敵でもあるジョン・タッカーのヤラレっぷりや変化を笑ったり楽しんだりするのは当たり前として、哀生龍がいいなと思ったのはケイトと母ロリの関係の変化だ。
確かにロリは男運が悪いというか男を見る目が無いと言えるだろうし、思春期の娘を持つ母としてはあまり褒められたものじゃないが、ちゃんと娘の事は見ていたし、娘の個性も分かっていてくれた。
何より、恋愛に正直で自然体なのがキュートな女性だった。

もう1人のタッカー。
ジョンのスコット(ペン・バッジリー)が、もう少し生かされていたら良かったのになぁ・・・
と思いつつ、彼のエピソードが目立ってしまったら、“メイン”が乱立してまとまりに欠けただろうなとも思う。
結果、いい匙加減だったのかもしれない。
はっきり言ってしまえば、モテ男ジョン・タッカーの魅力が哀生龍には全く分からなかったから、他に魅力的な男子を探したかっただけかも(苦笑)
普段は女性キャラには余り興味が湧かないし、ガールズ青春コメディよりボーイズ青春コメディのほうが好きだが、この作品はガールズがみんな厭味無く可愛らしく見えたよ。

典型的なスクール・ヒエラルキー。
たとえばジョンはジョック。
たとえばヘザーはクイーン・ビー でも鼻につく典型的なタイプではなく、階層的にはそうだが、少なくとも共通の敵に対して協力し合うだけの度量はあった(大袈裟な 笑)
時々、わざとらしくゴスやギークが映り込むのが可笑しい。
そう言えば、ケイトのお隣さんのジャスティンはテイラー・キッチュだったのだが、あの様子だと、ナードとかルーザーとかに当てはまりそう(苦笑)



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2012年05月22日

ザ・マペッツ

The Muppets

公開中なので控えめに。

ゲイリー(ジェイソン・シーゲル)はメアリー(エイミー・アダムス)との婚前旅行に、兄弟同然に育ったマペットのウォルターを当たり前のように連れて行くと言った。
ウォルターは「マペット・ショー」の、特にカーミット・ザ・フロッグの大ファンで、“マペット・スタジオ”に行ける事に大感激。
しかし、メアリーの気持ちはちょっと複雑
ウォルターのことは好きだけれど、ゲイリーと2人っきりの旅行のつもりだったのに。
でもそんな優しさもゲイリーの魅力だし、2人っきりのディナーが過ごせるのならと、自分に言い聞かせる。
最近ショーもやっていないからあまり期待しないようにとゲイリーはウォルターに釘を刺していたが、いざ行ってみると、ビックリするほどの寂れ具合。
ウォルターはそこで聞いてしまった。
このスタジオを買い取ってマペット博物館にする、と言った石油王のリッチマン(クリス・クーパー)の本心は・・・・
それを阻止するために、ウォルターたちは引退した“ザ・マペッツ”のカリスマ、大好きなカーミットに会って必死に訴えかけた。
心を動かされたカーミットは、かつての仲間たちを集めて再結成し、マペット・ショーをやろうと立ち上がる。
が、しかし、「ヴォーグ」の編集者としてパリで活躍しているミス・ピギーとカーミットの間には、何かあったようで・・・
それでも何とかショーの開催にこぎつけたザ・マペッツ。
勘を取り戻せたのか?
彼たちのショーを喜ぶ観客はいるのか?
そして、リッチマンの陰謀を阻止する事は出来るのか?

カーミット・ザ・フロッグも好きだった。
セサミストリートも好きだが、マペット・ショーも好きだった。
ジェイソン・シーゲルも出てるし・・・
と、軽い気持ちで見に行ったのだが、思わぬ大収穫!!!
色んなドラマがあって、なかなかの感動作。

本当に大切な人。
兄弟や親友に対する愛と、恋人に対する愛。 どちらかを選べるのか? 選ばなきゃいけない時が来たらどうする?
自分がその人を必要としている。 みんなもその人を必要としているけれど、本当は自分自身がその人を必要としている。 素直に思いを告げられるのか? その思いから逃げずに、きちんと認めて真摯に向き合えるのか?
大切な人との別れ。 前向きの別れ。 一心同体のように育った二人にも、それぞれの道を進む時が来るものだ。
それぞれのキャラの成長。
新たな出発点。
普通の作品だったら臭くなりそうな部分もあったが、演じているのがマペットだから、素直に受け止められたのかもしれないな。

マペットたちの出し物・歌が楽しかったのはもちろんだが、某方のラップが聴けたのは物凄く得した気分?

マペットもたくさん出演していたが、人間の方もたくさんカメオ出演していた。
嬉しかったのは、ジャック・ブラック、デイヴ・グロール。
他にも、アラン・アーキン、ケン・チョン、エミリー・ブラント、ザック・ガリフィナーキス、ウーピー・ゴールドバーグ、ニール・パトリック・ハリス、ジョン・クラシン・スキー等々等々・・・・

あ、そうそう!!
ウォルターの“人間”バージョンとして登場したのは、ジム・パーソンズ。
人間のようなマペット? マペットのような人間?
ビッグバン★セオリーのシェルドンを演じてるときの彼は、腹話術人形のようだといつも思っちゃうんだよね(笑)

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2012年05月21日

ダーク・シャドウ

Dark Shadows

公開中なので控えめに。

18世紀半ばにイギリスからやってきたコリンズ家が水産業を始めたことがきっかけで栄えた町、コリンズポート。
そして15年の歳月をかけて建てたコリンズ家の大きな屋敷は、コリンウッド。
ところが1970年代初頭の現在、コリンズ家はすっかり衰退してしまっていた。
広い屋敷の住人は、たったの7人。
当代の当主エリザベス(ミシェル・ファイファー)。15歳の生意気なキャロリン(クロエ・グレース・モレッツ)。
エリザベスの、ダメ男のロジャー(ジョニー・リー・ミラー)。彼の息子で亡くなった母の幽霊が見えるという内気な
デイヴィッド(ガリー・マクグラス)。
デイヴィッドのセラピストとして住み込んでいる、精神科医のジュリア・ホフマン博士(ヘレナ・ボナム=カーター)。
使用人のウィリー(ジャッキー・アール・ヘイリー)と老家政婦のジョンソン夫人 (レイ・シャーリー)。
そして今日からは、デイヴィッドの家庭教師のヴィクトリア(ベラ・ヒースコート)が新たな住人として加わった。
そんなコリンウッドに奇妙な男がやってきた。
200年の眠りから覚めた、コリンズ家の祖先。 肖像画も飾られているバーナバス・コリンズ(ジョニー・デップ)その人だ。
エリザベスに、彼女ですら知らなかった隠し財産のありかを教えた事で、何とか本物だと信じてもらえたバーナバスは、その正体と財産の事を秘密にすることを条件に屋敷に置いてもらえる事となった。
父親から、“本物の財産は家族だけ”と教えられていたバーナバスは、没落してしまったコリンズ家を立て直すべく、その特殊能力を使いながら精力的に行動する。
が、200年前に魔女の呪いで不死身の吸血鬼にされてしまったバーナバスは、昼間が少々苦手だし時には血を飲まなくてはならない。
おまけに、200年も時代遅れで、服装も言動も妙ちくりん。
何とかエリザベスが取り繕うが・・・・
現在コリンズポートを牛耳っているのは、商売敵のアンジー(エヴァ・グリーン)。
彼女こそ、バーナバスに呪いをかけた魔女であり、今もなお彼を自分のものにしようとあの手この手でバーナバスを困らせる女。
他にも問題は山積していた。
デイヴィッドの母親の幽霊、バーナバスの愛した女と瓜二つの家庭教師、恥知らずなロジャー、秘密を持つキャロリン、一見協力的な博士の思惑・・・・
一族思いの吸血鬼バーナバスは、コリンズ家復興を果たす事が出来るのであろうか?

元になっているTVシリーズを知っている人にとってはどうだったのだろう?
ティム・バートン&ジョニー・デップによる、少々遣り過ぎ感のある個性的なバーナバスのキャラクターは、オリジナルの雰囲気を踏襲しているのだろうか?

変わったキャラの楽しく演じている、いつも通りのジョニー・デップ。
彼の演技を見ているのは楽しい。
それに、ティム・バートン監督ならではの、ダークファンタジーの舞台装置。 特に色合い・色使い・コントラストがいいよね。
元々哀生龍はエヴァ・グリーンがかなり苦手なため、彼女のちょっとした表情すら不気味でしょうがなかった。
彼女1人でも手一杯なのに、ベラ・ヒースコートの表情も空恐ろしさがあるし、ヘレナ・ボナム=カーターはいつも通り強烈だし・・・
キャラそれぞれの個性が強すぎて、それがぶつかり合って、結局相殺しあっちゃってる?

ジョニー・リー・ミラーは、色々残念な感じになっちゃってた。
もう少し見せ場が欲しかったなぁ・・・
クロエ・グレース・モレッツは、色んな意味で成長期。
アクが強い出演人の中で、凄く頑張っていたと思う。

だが、1つの作品としてみると、思ったほど盛り上がっていなかった。
面白いシーンは、ほとんど予告で見ちゃったような感じがするし。
今回もやっちゃってくれてるのかな? と思っていただけに、少々拍子抜け

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2012年05月18日

パロアルト・グラフィティ

Palo Alto, CA
Palo Alto


感謝祭の休暇で地元パロアルトに戻り、母校に忍び込んだ親友4人
ちょっとしたスリルを仲良く味わってから、それぞれ高校を後にした。
高校時代の片思いをまだ引きずっている内気なノーラン(ジョニー・ルイス)は、バスドライバーのモーガン(トム・アーノルド)の余計なお節介で、ジェイミー(オータム・リーサー)と知り合った。
彼女も内気で警戒心が強かったが、びしょ濡れになったノーランをコインランドリーに連れて行って洗濯してくれた。
話してみると、2人ともUCLAに通っている事が分かった。
男子友愛会ΔΧΠのキャップをある場所に置き忘れたアレック(アーロン・アシュモア)はを待っていたのは、同じ友愛会のアンソニー(ライアン・ハンセン)。
休学してるからまだ1年生だというアンソニーだが、一応は先輩
大切な大切なキャップを拾ってやったんだからと、暇潰しにアレックをつき合わせる。
そんな時に、アンソニーの15歳の妹がダニーといる所に、ばったり出くわした。
腹を立てたアンソニーは、ダニーの家にあいつを殴りに行こう言い出した。
高校時代の彼女なんかさっさと捨てて、大学では大学生の良い女を捕まえるのがクールだと考えているライアン(ジャスティン・メンテル)。
そんな彼は高校時代からの彼女オードリー(ショシャーナ・ブッシュ)の部屋へ。
彼女の事を友人たちにはセフレだといい、携帯のアドレスにも“高校の女”と登録している。
それを知ったオードリーは、怒って部屋を飛び出し、ライアンの車に乗ってどこかに走り去ってしまった。
格好つけていただけで本当はオードリーが好き。
途方にくれるライアンに車を貸してくれたのは、オードリーのおばあちゃん(イヴ・ブレント)。
ただし、紳士の振る舞いを要求するその“オールド・レディー”も連れて行かなければならなかった。
優秀で真面目なパトリック(ベン・サヴェージ)は、真っ直ぐ家に帰った。
が、弟アンドリュー(コナー・ロス)をパーティーに送っていく事になってしまう。
車から降りる弟がパーティーに持ち込もうとしているのが、マジックマッシュルームだと知ると、酒はともかくドラッグは絶対に駄目だと説教してしまうパトリック。
一旦は立ち去ったはずのパトリックが、再びパーティーに現れた。
弟を送った後に恋人エミー(ロザリー・ウォード)に会いに行ったパトリックは、彼女からショッキングな一言を食らってしまったからだった。
感謝祭の休暇は、どのようにして終わるのだろうか。

パロアルトって何語? スペイン語っぽいけど、どんな意味?
とまずタイトルに引っかかったのだが、カリフォルニア州の都市の名前だった。
青春物語の舞台として、この都市が持つ意味とか雰囲気とかを知っていたら、もっと楽しめたのかもしれないな。

映画の冒頭でガッツリ観客の心や興味を掴んでしまうタイプの作品とは違い、とてもスロー・スタート
ゆったりのんびりというよりドン臭い雰囲気で始まってはいるが、4人のキャラが高校時代に負け犬だったというわけでもなさそう。
4人が一緒に馬鹿騒ぎをするタイプでも、高校時代の人気者に仕返しをするのでもない。
それどころか、母校を後にしたら4人別々の出来事に分かれてしまった。
それぞれのエピソードも、それほどパンチが無く、まったり感が続き・・・・
と思っているうちに、いつしか懐かしさと微笑ましさが積み重なって心地良く感じられてきた!

テンポ良く色んな出来事が起き、たっぷり笑わせてくれる青春ボーイズコメディが好みではあるが、こんな感じのほんわか温かみを感じさせてくれる青春物も捨てがたい!
誰もが顔を知っているような知名度の高い俳優を使っていなかったのも、好ポイント。
特段の意外性も無くて眠気を誘われたりもしたが(苦笑)

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2012年05月17日

I See You.com ~ハレンチのぞき見大作戦!~

I-See-You.Com

自宅に放火して刑務所行きになったハーヴェイ(ボー・ブリッジス)。
何故そんな事になったかというと・・・
離婚し高校生の娘オードリー(ベイリン・ネフ)を独りで育てていたハーヴェイは、青春時代からファンだった女優のリディア・アン・レイトン(ロザンナ・アークエット)と偶然知り合った。
彼女も、離婚して高校生の息子コルビー(マシュー・ボチュキス)を育てていた。
そんな2人が再婚し、幸せな日々を送っていたある日。
時代遅れのアナログ人間なのが原因で、ハーヴェイはになってしまった。
株取引にはまっていたリディアの蓄えがあるから、しばらく節制すれば切り抜けられると思ったら、丁度彼女も株で大損し、すっからかんになってしまったところ。
カードも使えなくなってしまった。
だが、そんな家族の中で1人、ちょっとした事から着実に金を稼ぎ始めたのはコルビー。
オードリーへの仕返しのつもりで、彼女の部屋に隠しカメラを仕込み、ネットに流したのだ。
コルビーの彼女ランディ(シリ・アップルビー)の入れ知恵で、家中にカメラを仕込み、自分の家族の“リアル”なリアリティショーをネットに流して大金を稼ぎ出す。
だが、それを知ってしまった家族。
最初は腹を立てたものの、この金でローンが払えるからと、しばらくは我慢して続ける事になった。
ところが、カメラを意識した家族の臭い芝居が不気味なホームコメディのようで、アクセス数が激減。
みんなが見たがるようなものにするために、手を打たなければ!
白羽の屋が立ったのは、留学生のチーロ(ヴィクトル・アルフィエリ)。
リディアとオードリーが、彼を取り合うように・・・・

ボー・ブリッジスとロザンナ・アークエットのコメディって、どんな感じなのかな?
と思って借りてみたのだが・・・
哀生龍は、リアリティ・ショーのようなタイプや、隠し撮りしながら悪戯を仕掛けるようなタイプの番組は好きじゃないから、面白いと思いつつもどうも抵抗感・嫌悪感が(苦笑)
人の良さそうなボーのほわっとした笑顔、キレたら怖そうだなと思わせる笑顔、その笑顔で人を煙に巻くような怪しさ。
色っぽいというよりエロいと言いたくなるロザンナのお得意の誘うような妖しさ、ヒステリーを起こしたら手がつけられなくなりそうに思える線の細さ、と同時に図太さも感じさせる微笑み。
いまどきの子供に振り回される両親が、どたばたコメディの典型タイプだったら当たり前過ぎて面白くなかっただろうが、ボーとロザンナの組み合わせからはベテランの余裕みたいなものが醸しだされていて、それが逆に面白味になっていたように思う。

でも・・・・ 面白いから見て! とまでは・・・(苦笑)



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2012年05月16日

のるかそるか

Let It Ride

タクシー・ドライバーのトロッター(リチャード・ドレイファス)は、ドライバー仲間のルーニー(デイヴィッド・ヨハンセン)から耳寄りの情報を得た。
乗客の会話を録音して盗み聞きするのが趣味のルーニーが、調教師による八百長情報を録音していたのだ。
ルーニーは、芝居のセリフの練習か何かだろうと信じていなかったが、トロッターはその馬に賭けると息巻いた。
トロッターは妻パム(テリー・ガー)にもうギャンブルはしないと誓ったばかりだったが、勝つと分かっている馬に賭けるのはギャンブルじゃないと、勝手な理屈をつけてしまう。
そしてルーニーと一緒に競馬場へ行き、まずはビールと知り合いたちがたむろする店に。
みんなそれぞれの方法でどの馬に賭けるか考えていたが、その日のトロッターは、テープで聞いた“チャリティ”に賭けると決めていた。
思い切って50ドル馬券を1枚購入。
ところが、レースは圧勝とは行かずに写真判定。
じりじりと気を揉みながら待った結果は・・・
なんと大穴で710ドルになった。
引き際が大切と帰る事にしたトロッターだったが、帰りがけにあのテープの乗客2人にお礼を言ってテープを返しすと、彼らはもう1つ情報を出してくれたではないか。
再び馬券売り場に向かったトロッター。
この心変わりは吉と出るか凶と出るか。
念願のジョッキーズ・クラブに足を踏み入れたトロッターは、本物のギャンブラーであるグリーンバーグ(アレン・ガーフィールド)と連れの女性ヴィッキー(ジェニファー・ティリー)と同席になった。
そして隣の席には、ツキを呼ぶらしいデイヴィス夫人(ミッシェル・フィリップス)。
彼らとの会話の中から、次の馬を決めたトロッター。
だが、思わぬトラブルに巻き込まれた。
さらにはパムが押しかけてきて・・・
トロッターのツキは、逃げてしまったのか? それとも??

哀生龍は、ギャンブルは一切しない
宝くじやロトのようなものも買わない。
負けず嫌いだから、一度手を出したら大勝ちするまで止められなくなりそうだからだ。
そんなわけで、競馬の話もギャンブラーの話も、あまりピンとは来ない。
リチャード・ドレイファスが結構好きだから、見ることにしたんだけどね。

予想屋を信じる、自分の過去の経験から分析する、なにやら特別な方法で計算する、閃きが降りてくるのをひたすら待つ。
色んな方法で賭ける馬を決める。
賭け方も人それぞれ。
小さく賭けて大勝はしないけど大損もしないという人もいるし、借金してでも賭けてしまう人もいる。
折角勝ってもそれを次のレースで摩ってしまうギャンブラーが多いのは、何故だろう?
分からないでもないが・・・・
この作品は、ギャンブラー心理を分かっている事を前提としていると思うから、色んな部分で「分かる! 分かる!」と笑ったり嘲笑ったり自分と重ね合わせて苦笑したり出来る人ならもっと楽しめると思う。

トロッターと50ドル馬券売り場の窓口担当(ロビー・コルトレーン)とのやり取り、トロッターとルーニーのやり取り、大勝ちした時のギャンブル仲間の冷たい反応、そんなところは楽しく見られたよ。
あ・・そうそう。
金髪ストレートロングでちょっと大人しそうなお嬢さん風のエヴァンジェリンが、あのシンシア・ニクソンってのが驚きだなと(笑)



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2012年05月15日

第5惑星

Enemy Mine

ドラコン星の異星人ドラックと交戦中だったウィルこと地球軍パイロットのウィリス・E・ダヴィッジ(デニス・クレイド)の戦闘機は、ファイリン第Ⅳ惑星に不時着
敵機と脱出用カプセルも近くに落ちた。
地球人が宇宙に乗り出したとき、主だった惑星で先住権を主張したのがドラックたち。
雌雄一体の鱗に覆われた両生類と話には聞いていたが、ドラックの姿を自分の目で見るのは初めてのウィルは、二足歩行で短い尻尾を持つその敵の姿を遠くから観察。
殺してやるつもりで近づいていったものの、逆に捕まってしまった。
だが縛られただけで殺されず、ちょうど降って来た隕石から逃れるために一緒に横穴に逃げ込んだ。
互いに言葉は通じなかったが、何とか意思の疎通は出来そうだった。
このドラックの名はジェリバ・シガン(ルイス・ゴセット・Jr.)。 ウィルはジェリーと呼ぶことにした。
2人しかいないから、反発しあいながらも共同生活を送る。
言葉も教えあって、少しずつ会話も出来るようになっていった。
そんなある日、この惑星のアリジゴクのような生物の触手に脚を掴まれ、砂中に引きずり込まれそうになったウィルは、咄嗟にジェリーに助けを求めた。
駆けつけたジェリーは、迷わずウィルを救出
この事がきっかけとなり、敵だったはずのウィルとジェリーの距離は一層縮まった。
ウィルが隕石除けのシェルターをこつこつと作っている間、ジェリーはいつも小さな本を繰り返し読んでいたのだが、それは偉大なる学者シズマットの教えが書かれている、タルマンと呼ばれるもの。
その本を“生徒”のウィルにプレゼントし、自分が“教師”となって文字や書かれていることを教えるとジェリーが言った。
そして月日は経った。
隕石がまた降って来た日、シェルターの中で醜い争いをしてしまった。
我に返ったウィルは他の誰かを探しに出かけ、そこである光景を目にする。
ショックを受けて戻ると、ジェリーの腹が大きくなっていた。 出産の時期だったのだ。
ジェリバ家には5つの名前があり、生まれてくる子供の名はザミスになると言う。
新しい命の誕生を待ちわびる2人だったが、ジェリーは難産だった。
いつの日かザミスをドラコン星の長老たちの前に連れて行って欲しい、と約束させられたウィル。
ウィルはファイリン第Ⅳ惑星を脱出する事が出来るのか?
そして、地球人の敵であるドラックの友との約束を、彼は守る事が出来るのであろうか?

真実”は地球人ヒューマンもドラコン星人ドラックでも同じ。 だからタルマンに書かれていることは、ウィルの心にも沁みた。
と言う事で、エイリアンとの戦いとか侵略者とか大挙して現れて攻撃し捲くるとか、最近良く見るタイプの映像技術を駆使したもの大味の作品とは一味違う、正統派ヒューマンドラマだった。
1985年のものだったが、当時の特殊メイクはどんな感じだったかなぁ・・・・
ぱっと思い出せないが、ドラックの造詣は違和感が無くて凄くしっくり来た。
動きも愛嬌があったし、最初は耳障りだった喋り方や笑い方も次第に抵抗無くなって来たしで、“敵対関係にある異性人同士”と言う事を忘れかけた。
時々それを思い出させるような、衝突が起きる。
異形の存在・異文化・意思の疎通が難しい相手と、どう意思の疎通を図りどうやって理解し共存の道を探すのか。
食料として食うか食われるかの関係ならば、必死に戦うしかない。
しかし、相手のことを知る前に、とにかく陣取り合戦を始めてしまう地球人。
侵入者を排除するため自衛ならまだしも、先住民を殺してでもその土地を奪おうとするのは、人類が本能として持っている行動規範なのか?
攻撃的で支配的で自己中心的な人類の醜さが、浮き彫りとなっている。
ジェリーは、ウィルを孤独だと言った。
心が孤独だから、人類は性別が分かれた。 と言うのがジェリーの考え。
それも一理あるな、と思ってしまった。
何故自分を助けたのかとウィルが訊ねたときには、違う顔(自分以外の顔)が見たいからというようなことをジェリーは言った。
独りっきりになるよりは、地球人でもいないよりはまし。 と皮肉っぽく捉える事もできるが、ジェリーの性格からすると、地球人だろうが誰だろうが助けを求める者がいたら助けるんじゃないかと思う。
博愛主義と言う言い方も出来るだろうが、とにかく彼にとってはそれが当たり前。

監督がドイツ人だからなのか、原作者が同じような経験をしているのか分からないが、言葉が通じない相手とのコミュニケーションを描く部分に、けっこうな時間が割かれていた。
意思の疎通が出来ない相手を見下したり、必要以上に警戒し脅威と感じてしまうのは、良くあるリアクション。
でも生き延びるため、必要に迫られて意思の疎通を図ろうとする。
意思の疎通が出来れば、共存の可能性も出てくる。

ところで、まさか素手でオープンするとは思わなかったよ。
そんなに簡単にオープンできるようじゃ、ちょっとしたことで自然にパックリ開いちゃいそうじゃないか(汗)

半分は2人芝居だし、割と淡々としているからSF物を期待してみると、ちょっと乗り切れないかもしれない。
だがたまには、こんなタイプのSFもいいよね!



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2012年05月14日

キラー・エリート

Killer Elite

公開中なので、控えめに。

1年前のある事がきっかけで、プロの暗殺集団から足を洗ったダニー(ジェイソン・ステイサム)は、子供の頃に過ごしたオーストラリア・メルボルン郊外に引っ込んでいた。
牧場を営む幼馴染のアン(イヴォンヌ・ストラホフスキー)とも再会する事が出来た。
しかしダニーを元の世界に引き戻す封書が、エージェントから届く。
殺し屋としての師匠であり相棒でもあったハンター(ロバート・デ・ニーロ)が、オマーンの首長に捕らえられていると言うのだ。
ハンターを助けるには、首長の4人の息子のうち3人までも殺した犯人への復讐を、ダニーが代わりに果たさなければならない。
ただ犯人を抹殺するだけではなく、息子殺害を自白させたビデオを撮影した後に、事故に見せかけて殺すと言う条件付だ。
ダニーはすぐさまチーム・メンバー、デイヴィス(ドミニク・パーセル)とマイヤー(エイデン・ヤング)を招集し、行動を開始。
だが、思わぬ邪魔者が現れた。
元SAS(英国陸軍特殊空挺部隊)による秘密組織“フェザー・マン”の工作員、片目を負傷したためSAS引退を余儀なくされたスパイク(クライヴ・オーウェン)と言う男だった。
彼は自分の子飼いの実働部隊“ザ・ローカルズ”を使って、ダニーたちの邪魔をするだけでなく、殺害を試みる。
少しずつ明らかになっていく敵の正体
そして首長の息子の殺害事件の裏に隠された、事実
ダニーは、ハンターを無事に救出する事が出来るのであろうか。

プロの殺し屋集団と元SASの戦いと言う事で、殺しのプロ、それもエリート同士の手に汗握るバトルが見られると期待していた。
ジェイソン・ステイサムが主役だから、心理戦やチマチマしたIT・システムに頼った戦いではなく、アクションがメインだろうと踏んでいた。
確かにステイサムの見せ場は、身体を使ったスピード感溢れるシーンではあったが、少々期待が過ぎたのか物足りなさを感じてしまった。
事件の裏に隠されていた陰謀。
戦いの駒である彼らには知らされていない背景が徐々に明らかになっていく、サスペンスの部分がどうにももたついていたから、色々な事が明らかになってもスッキリしなかったのも一因。
哀生龍の好みからすると、もう少しシャープにスタイリッシュに締まった脚本にしてもらいたかったなぁ・・・・
戦いの中でしか生きられない男、戦いの場以外に身の置き場の無い男、優秀過ぎるがゆえに組織にとって邪魔な存在になっていた男。
似た者同士の殺しのプロたちは、たとえ敵であっても相通ずるものがある、という部分が良かっただけに、その男臭さ・泥臭さとサスペンス部分の切れの良さのギャップを求めてしまったのかもしれない。

ハンターの古狸らしいコミカルさは、デ・ニーロの絶妙な演技で良い笑いを誘ってくれたが、クライヴ・オーウェンの髭は、笑っちゃいけないところでも笑わされてしまって困ったよ(苦笑)
こればっかりは好き好きだからしょうがないのだが、哀生龍にとってあの鼻の下の髭は笑いのタネ。
キメ顔をされても、あの髭が邪魔をするから・・・・ (≧m≦)ぷっ!

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2012年05月12日

映画 紙兎ロペ つか、夏休みラスイチってマジっすか!?

公開中なので、控えめに。

高校2年生の紙兎ロペ(声:ウチヤマユウジ)は、今日も紙リス”アキラ先輩”こと一学年上の熊谷章(声:ウチヤマユウジ)と一緒だった。
おりしもその日は夏休みの最終日(ラスイチ)。
有意義に過ごそうと早朝から学校のプールに行き、引き続きラジオ体操。
アキラ先輩は、今年もまた皆勤賞をゲット!
余裕をかましているように見えるアキラ先輩だが、一番大変な自由研究を残していた。
そしてもう1つの問題。
おっかない大学生の姉ちゃん(声:篠田麻里子)に、壊したピアスを今日のデートまでに直すように命じられていた。
とりあえず、自由研究のテーマを“ツチノコ探し”にしたアキラ先輩。
そんな二人の前に、突然死らから振ってきたのはアタッシュケース。
中に入っていたのは、綺麗な・・・
美術館から盗まれた“王妃の涙”だとは知らないアキラ先輩は、姉ちゃんにこれを上げて許してしまおうと目論む。
怪盗デビルキャッツ、ボス猫(声:バカリズム)とフラミンゴ(声:ふかわりょう)とモグラの3人はアキラ先輩を追い、彼の実家にも寄っていた。
ヤバい事になってるとは思わないロペとアキラ先輩。
途中でブラジルから来たサンバチームのロナウド(声:ジョージ・ウィリアムズ)にアキラ先輩はスカウトされ、そのせいでギロ担当のホセ(声:チャド・マレーン)が・・・
紆余曲折の上、ロペとアキラ先輩は今は廃園となっている“ジョイフルランド”でツチノコ探し?

ウィキペディアには、【『紙兎ロペ』(かみうさぎロペ)は、TOHOシネマズとROBOTによるGiftMovieプロジェクトの第1弾として、TOHOシネマズの57劇場で全ての劇場作品の広告の間に公開された日本のコメディアニメーション作品、およびその作品の主人公の名前】と書かれている。
TOHO系の劇場で映画を見る機会の多い方にとっては、馴染みのあるショートムービー
哀生龍は、以前はあまり行く機会が無かったのだが、最近は少しずつTOHO系に行く機会も増えてきて、『紙兎ロペ』のDVDも2巻買っているから、この映画化はちょっと期待があった。
ただ、ショートムービーだからの味わいが、長編にした場合に何処まで生かされるのか、中弛みしたり飽きたりしないだろうかと、気にかかる点もあった。
さてどうだったかと言うと・・・・

“あるある!” “分かる分かる!” “やってくれるなぁ~!” いつも通りの小ネタが目白押し。
チョコチョコ挟み込んで来てくれる。
もちろんそんな掛け合いだけでなく、背景の細かいところまで隙が無い!
看板、張り紙、店名、どれもこれも見逃せない。
パンフレットにもたくさん載っているから、家に帰ってからじっくりと楽しめる!!
声を出して笑うのは気にならないが、隣の座っていた女性二人組が、それらの小ネタを見つけるたびに囁き声で解説しあったりするのが耳障りで耳障りで・・・
それさえなければ、もっと気分良く楽しめたのになぁ~~

舞台は、東京の下町。
いつだったか、この“東京の下町”が葛飾区だと分かってから、俄然親しみが増した。
あまり詳しくは言えないが、勤務先が葛飾区。 映画の中に出てきたある地名も、ちょっと関係有ったり無かったり。

ピエール瀧がロペ父の声。 LiLiCoが占い師その他3人の声。
ブラザー小松と皆川勇仁は誰の声?

はっきり言って、一番笑いを誘われたのはジョイフルランドのテーマソング「ジョイフルサンデー」だ!!
エンドロールでまた流れたもんだから、全ての面白かった記憶が吹っ飛ぶほど、やられてしまった(爆)

さて、今日買ってきた3巻目を楽しもうかな。

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posted by 哀生龍 at 20:27| Comment(2) | TrackBack(1) | | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

禁断メルヘン 眠れる森の美女

La belle endormie
The Sleeping Beauty


生まれたばかりのアナスタシア王女に、魔女カラボスが運命を決める魔法をかけた。
いちい製の紡を掌に刺して、16歳で死ぬと。
遅れてやってきた3人の妖精たちは、カラボスの魔法を解くことは出来ないが、その運命を修正した。
6歳で眠りにつき、100年の眠りについた後に、16歳で目覚めると。
腕白で自分を“騎士のウラジミール卿”と言い張る、男の子のような6歳になったアナスタシア。
寝るときは、一緒に眠りと戦ってくれる沢山の目覚まし時計をセットして、ベッドの中で童話の代わりに辞書を読む。
そんなアナスタシアは、100年の夢は退屈なものじゃ嫌!と言った。
その希望が叶ったのか、スリルに満ちた冒険となった。
醜いオデキだらけの大男がいる地下道を抜けた先に、線路の傍に建つ一軒の家があった。
アナスタシアより少し年上の少年ピーターと、その母が暮らしていた。
兄妹のように仲良く一緒に暮らしていたある日、ピーターの母から“雪の女王”の話を聞いた二人。
ピーターは女王に会いたがり、アナスタシアはストーブで溶かしてやると言った。
その晩、窓の外に女王を見たピーターの心には氷のかけらが刺さり、右目にも何かが入ってしまった。
急に冷たく意地悪な性格に変わってしまったピーター。
そして、ピーターは雪の女王と行ってしまうのだった。
ピーターを探しに出たアナスタシアは、親切な白い王子と王女と出会えたが、残念ながらそこにはピーターはいなかった。
次にであったのは、褐色の肌を持つ山賊一家
その娘に気に入られたお陰で殺されずに済んだアナスタシアは、必ず戻ると約束して、再びピーターを探して雪の女王の城を目指す。
冒険の果てに、16歳となって目覚めたアナスタシア。
目の前いにいたのは18歳の・・・

日本では劇場公開されたようだが、TVM。
対象年齢は何歳ぐらいだろうか?
メルヘンと言えばメルヘンだが、シュール。
大人向けにしては「眠れる銛の美女」と「雪の女王」をくっつけた以上の何かがあるようには思えなかったし、子供向けにしては少々どぎつい官能的なシーンがあるし。
“禁断”とわざわざつけたのは、監督がカトリーヌ・ブレイヤであることから、エロティックな雰囲気を押し出そうとしたからかもしれないが、大人にとっては特にエロティックと言う事も無いと思う。

100年後に目覚めるときに何故16歳にするのか、妖精たちの間で交わされる会話に、その6歳から16歳までの時代をどう捉えているのかが分かる。
雪の女王に心を奪われ性格の変わったピーターを、母親が“思春期に入った”と言い表した事も印象的。
無邪気で残酷な幼少期~少年期。
心も体も変化し、恋愛感情が芽生え肉体的な喜びを知る思春期~青年期。
少々我侭なところもあったが、それでも純粋で健気なところもあったアナスタシアが、16歳になってどう変わったか。
興味深いけれど、作品的には残念ながらその世界に入り込めなかった。

フランス映画に苦手意識があるから、カトリーヌ・ブレイヤ監督の作品のタイトルは知っているが、ちゃんと見たことは無いはず。
何作か見ていたら、この作品ももう少し寄り添って見ることが出来たのだろうか?



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2012年05月09日

12モンキーズ

Twelve Monkeys

2035年。
人類は地下での生活を余儀なくされていた。
ボランティアと称して選んだ囚人に地上の調査をさせて、科学者グループは人類が生き残るための方法を模索していた。
ジェームズ・コール(ブルース・ウィリス)から調査結果を聞き取った科学者グループは、彼の観察眼と精神的なタフさを見込んで、発端となった1996年に送り込む事を決めた。
1996年に“12モンキーズ”と名乗るグループが拡散させたウィルスが原因で、人類の約99%に当たる50億もの人々が死んだのだ。
しかし、コールが着いたのは1990年。
彼の奇妙な言動はとても正常とは思われず、精神科医のキャサリン・ライリー(マデリーン・ストー)は彼を分裂症だと診断して、精神病院に入れてしまった。
未来から間違った年に来てしまった事、起きてしまった事は変えられないが、生き残っている人々の未来のためにウィルスのルーツを探さなければならないことを必死に説明するが、医師団は信じてくれない。
薬漬けにされながらも何とか2035年に戻れたコールは、科学者たちから見せられた12モンキーズに関係する人物の写真の中に、あの精神病院で知り合った患者ジェフリー・ゴインズ(ブラッド・ピット)を見つけた。
再び過去に送られたコールは、1996年に到着。
患者だったコールの話を元にした本を出版し講演を行っていたライリーを誘拐し、12モンキーズのアジトがあるフィアデルフィアまで車を運転させる。
12モンキーズの純粋なウィルスを見つけ出して、2035年の科学者に届けるのが彼の役目なのだ。
ゴインズは、動物愛護の観点から動物実験に反対し、細菌学者の父(クリストファー・プラマー)にも抗議をしていたため、Dr.ゴインズは部下のDr.ピーターズ(デイヴィッド・モース)に、セキュリティを強化しなければと話していた。
コールはゴインズに会うことが出来たものの、ゴインズから聞かされた話は思いもよらないものだった。
何が現実なのか分からなくなってきたコールは、全て妄想だと思い込むようになっていく。
逆に、ライリーはコールが未来や過去を行き来しているのは現実なんだと信じるようになり、何とか12モンキーズを止めようとする。

ちょっと長く感じる部分もあったが、タイム・トラベル物としてもサスペンスとしてもなかなか面白い作品だった。
SF物特有の“奇抜な近未来の描写”が余り無く、“現代の延長線の近未来ならこの程度だろう”と不思議としっくり来るような描写だった。
防護服もタイムマシンも、大仰過ぎないのがいい。
テリー・ギリアム監督らしい、ちょっと面白くてセンスのあるデザインとかシーンとか。
となる“コールが繰り返し見る夢”“イカレた天才肌のゴインズ”“モンキー”“コールに会ったことがあるような気がするライリー”等々も、過去と未来を行き来している間に徐々に繋がりがはっきりと見えてきて、次のシーンが早く見たいという気分になった。
その分、途中のもたつき感・まどろっこさが・・・

皮肉に満ちた真相。
過去に行って発端になった事柄を変えて未来を変えると言う設定は良くあるが、過去に行っても起きてしまった未来は変わらないと言う設定をコールに言わせているなんて、なかなかやってくれる。
色々予想がついても、どんな形でそれを見せてくれるのかとワクワク出来るから、長いけど楽しいんだよね。



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2012年05月08日

ギャラリー 欲望の画廊

Boogie Woogie
GALLERY


ロンドンにギャラリーを持つやり手の美術商アート・スピンドル(ダニー・ヒューストン)は、今どうしても手に入れたい作品があった。
モンドリアンの「ブギウギ」の1作目。
持ち主であるアルフレッド・ラインゴールド(クリストファー・リー)は、モンドリアン本人のアトリエを尋ねて直接本人から買ったために思い入れが強く、絶対に手放すつもりは無かった。
しかり家庭の財政事情により、妻アルフリーダ(ジョアンナ・ラムレイ)は召使のロバート(サイモン・マクバーニー)を通してアートと交渉していた。
しかし価値を安く見積もられている上に、アートからの執拗な手紙やプレゼント攻勢で、売ろうと考えた事を少々後悔し始めていた。
そんなアートの上客は、夫婦それぞれ趣味が違うボブ・マクルストン(ステラン・スカルスガルド)とその妻ジーン(ジリアン・アンダーソン)。
不動産業のボブは、アートの部下ベス・フリーマントル(ヘザー・グレアム)の独立を支援するため良い物件を紹介してやっただけでなく、彼女と関係も持っていた。
妻ジーンはジーンで、ベスの恋人でアーティストのジョー・リチャーズ(ジャック・ヒューストン)に目をつけ、彼のアトリエで関係を持った。
ボブの後ろ盾によって独立したベスは、まだ世に出ていない若いアーティストのためのギャラリーにしたいと考えていた。
目をつけたのは、友人で売れないアーティストのデューイ・ダラマナトゥセス(アラン・カミング)から紹介された、エレイン(ジェイミー・ウィンストン)。
セルフポートレート的ビデオアートを作っているところだった。
「ブギウギ」の売却、マクルストン夫妻の離婚騒動、ベスが辞める直前に入ったペイジ(アマンダ・セイフライド)とアートとボブの関係・・・
色々ある中で、独立したベスのギャラリーでエレインの作品がお披露目となった。
彼女自身と、ルームメイトで恋人でもあるジョーニー(メレディス・オストロム)の日常を中心に映されているその映像には・・・・・・

作品そのものはブラックジョークや皮肉に満ちていて、好き嫌いが別れるかもしれない。
特に、見終った時の後味の悪さは、この作品を人に紹介しにくいものがあった。
本当にそのアートの魅力に惚れて、大金をはたいても手に入れたいと思う人ももちろんいるだろうが、単に“巧く転がせば大金が手に入る動産”としか見てない人もいる。
有名な作品を持っている事がステータスになると考える人も、もちろんいる。
アーティストが心血注いで作った作品をそんな風に扱うなんて・・・・ と思う反面、当のアーティストも清廉潔白の心美しき人柄とは限らないわけで・・・
自分を売り込むためならば、自分の作品を少しでも高く評価してもらうためならば、大概の事はやってのけるという人がいる。
この映画に出てくるのは、欲しいものを手に入れるためなら・売り込むためならあざとい事・あくどい事をしても心は痛まない、そんな登場人物ばかり。
使えるものは何でも使う。
人脈も金も才能も体も・・・

「ブギウギ」を巡る、笑顔を浮かべながら刺しあうような大人の男の戦いが面白かった。
アートもボブもロバートも、したたか。
感情を露にし髪を振り乱して戦うようなことはしないが、水面下では・・・
そして、ボブとジーンの離婚騒動も楽しめた。
ボブは弁護士と相談していたが、ジーンの相談相手は離婚3回のつわもの。 友人のエミール(シャーロット・ランプリング)。
彼女は離婚するたびに、男から全てを毟り取ってきたんじゃないか?(苦笑)

お目当ては、アラン・カミング。
哀れなアーティスト役は、どの作品で見てもハマりすぎなほどハマってる(苦笑)
ハゲタカ&ハイエナが幅を利かすこの業界に身を置くには、デューイは良い人過ぎなんだよね。
みんなに利用されるだけ利用されたら、ポイ捨てされちゃうタイプ。
きっとそうなんだろうなと分かってはいても、その通りの展開があまりにも可愛そうで・・・・

ところで、ジョー役のジャック・ヒューストンは、ダニー・ヒューストンの甥っ子なんだね。
そして、後で名前を見て気付いたのだが、誰かに似てると思いながら見ていたエレインは、ジェミー・ウィンストンという名前からもしやと思ったらやっぱりレイ・ウィンストンの娘だった。
顔立ちがお父さんに似てるから、誰かに似てる、と思ったんだな、きっと。



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posted by 哀生龍 at 06:17| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2012年05月07日

BEAST

まだ愛し合っていた頃、この家で家族と暮らそうと夢を語ったブルーノ(ニコラス・ブロ)とマクシン。
しかし、いつの間にか2人の間には溝が出来ていた。
ある日、ブルーノはバーテンダーのベニーに、2通のメッセージの代筆を頼んだ。 もちろん他言無用だ。
1通は、友人ヴェルデマール(ニコライ・リー・カース)宛、もう1通は妻マクシン宛。
何の疑いも持たずに、2人はブルーノが予約したホテルの一室で密会するのだった。
それを木の陰から窺っていたブルーノの形相には、鬼気迫るものがあった。
そんなブルーノを突如として襲った、激しい腹部の痛み
マクシンとヴァルデマールは、事が済んでから初めて誰かにはめられた事に気付いた。
2人の関係をブルーノに気付かれたのかと訊くヴェルデマールに、マクシンはそんなはずは無いと答える。
このお膳立ては奇妙で恐ろしい出来事だったが、密会そのものは楽しんだ二人だった。
買い物をして帰る途中にマクシンに、ブルーノが緊急入院したとの知らせ。
マクシンはブルーノに、真顔で「妊娠したんじゃない?」と問いかける。
すぐに退院したものの、体調も精神状態も優れないブルーノは、妻マクシンに正直に答えてくれと言ってある質問をした。
マクシンの口からは、夫を愛する妻としての返事しか出て来なかったが、彼女はその後もヴェルデマールと会っていた。
突然ブルーノに教会に連れて行かれ、君の罪は?と訊かれた時も、私たちの“ディザイア”かしらとはぐらかす。
浮気を告白する事は無かった。
それでもなお妻を愛するブルーノ。
ある日、偶然を装ってヴェルデマールと路上で会い、妻が夕食に誘いたがっていると笑顔で話した。
その上、はしゃぎ気味に無理矢理ビールを飲もうと店に連れ込んだ。
初めの内は普通の会話だったのだが、君の夢は何?と問いかけたのに続けて、自分の夢はマクシンを自分の中に取り込みたいと言った辺りから様子が可笑しくなってきた。
彼女を自分の血肉にしたいなどと、行き過ぎとも思える表現をしたブルーノは、最後にはヴェルデマールへの怒りを露にして立ち去った。
体調は良くならず、苛立ちと焦燥感を募らせるブルーノは、ある日新しく肉切り包丁を買った。

デンマーク語に英語字幕。
愛憎心理劇、サイコスリラー。
言葉が分からないから、必要以上のドキドキ感を味わってしまったよ(苦笑)
普段、ニコラス・ブロは笑顔がキュートな大きな熊のぬいぐるみっぽい人だから、その目が死んだように冷たく座ると、もうそれだけでサイコパス的な怖さがあるんだよね。

これから住むという家をマクシンに見せたとき、二人の幸せな生活ではなく、“家族”での生活を夢見ていた。
この家できっとこれから生まれるであろう子供たちとの暮らしを思い描いていたのに、2人の関係が壊れつつあるときもまだ夫婦2人だけだった。
子供が出来なかった事が、夫婦の関係が壊れる要因の1つなのかどうかは、哀生龍にははっきり読み取れなかったが、きっとそうじゃないかと想像している。
ブルーノの心理描写なのか、暗示のようなイメージなのかは分からないが、赤みを帯びた液体(赤い光の当たった液体)にインクを垂らしたように広がる赤い雲が、何度か出てくる。
ある時点で、黒い雲が広がり、その背景にはあるモノが見えた。
ブルーノの腹部に宿る何か。
まるで呼応するように、マクシンにも?
少々時系列が分かりにくかったから、哀生龍が理解したつもりになっている因果の捉え方が間違っているかもしれない。

ブルーノは妻を愛し過ぎて、少しずつ歪んでいく
浮気に感付きながら、直接聞くこともできず、彼女の嘘を受け入れるしかなく・・・・
自分で密会をお膳立てし、疑いもせずそそくさと職場からホテルに向かう妻を歯噛みしながら見詰めると言うような、異常な行動。
来ないで欲しいと思ったかもしれないが、来なかったらそれでほっと胸を撫で下ろすとはならず、のこのこやってくるまで罠を仕掛け続けたように思う。

突然、ほぼ生の状態の肉を食べ、肉の解体に関する本(のように見えた)を買い、少々大振りの包丁を買ったブルーノ。
先が読めないだけに、怖いのなんのって!

そうそうあの包丁は、貝印の「旬」と言うシリーズの、ユーティリティナイフ(シェフズ)だと思われる。

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posted by 哀生龍 at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 英数 | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

Klassefesten

高校卒業から25年目の節目の同窓会の招待状が届いた。
スピーチも頼まれたニルス(ニコライ・コペルニクス)は、あまり気乗りがしなかった。
老眼なのに妻が差し出す老眼鏡の使用を拒む彼は、歳とった自分を認めがたく思っていた。
その上、痔の治療中で、小さな浮き輪をドーナツクッション代わりに使っている始末。
高校の頃からの親友トーマス(トロールス・リュービュー)に相談したら、行くように勧められた。
そんなトーマスはバンドのギター&ヴォーカルで、妻がいながらまだまだ女遊びがお盛ん。
もう1人の親友アンドレアス(アナス・W・ベアテルセン)は、カーステンと言う男と浮気した妻が子供をつれて出て行ってしまったばかり。
3人で小旅行気分で車を走らせ、いいホテルに泊まり、女を眺めながらホテルのジムを利用したりサウナを利用したり。
ちょっとしたトラブルはあったものの、気の合う3人で楽しいひと時。
そんな中で、トーマスには子供がいないことが明らかになる。
犬がいるからいいと言うが、本当はトーマスも自分の子供が欲しい。
検査をしたこともないというトーマスを連れて、3人で病院へ!
そのまま3人はクラブに繰り出した。
トーマスは当たり前のように女にモテ、アンドレアスは見かけた妻の若い浮気相手カーステンに食って掛かり、そして絡まれているところを助けた女性といい感じになったトーマス。
大分飲んだくれてしまった3人だったが、何とか翌日の同窓会には出席。
ところがトーマスの様子が可笑しい。
スピーチの緊張から、前の晩の女性からもらったドラッグを飲んでしまっていたのだ。
会いたくない同級生、会いたかった同級生、色々な同級生のスピーチ・コールの中、トーマスは無事にスピーチをする事が出来るのであろうか?

デンマーク語と英語字幕で見た。
細かいことは良く分からないが(苦笑)、見た目で楽しめるコメディだからOKって事で。
タイトルは、同窓会と言う意味のようだ。
高校時代からの仲良し3人組。
当時から、どちらかと言うと負け犬で弄られキャラだったように思われる。
あまり良い思い出が無い高校生活を送った場合は、よっぽどの天然か打たれ強いか傍若無人の厚顔無恥かじゃなければ、25年振りだと言っても当時の同窓生の中には会いたくない人も多いだろう。
みんなも同じように25年分年取っているはずだとは分かっていても、自分が25年も歳食った事は認めたくないし、少しでもみんなより若々しい姿でいたい。
ニルスは、割と普通の感覚を持っているし、普通に歳をとって、普通程度に幸せな家庭がある。
でも当人は、その“普通の幸せ”に気付けなくなっている。
ここら辺も、普通の中年ならありがちなところだと思う。
その幸せがいつの間にか当たり前になってしまって、幸せな事だと感じられなくなってしまう。
今も若々しく女たちと遊んでいるトーマスに、自分には無いものを見て羨ましく思ったり。
だが、トーマスにも悩みと言うか欲しいものがあった。
中年たちの青春の名残と、“青い鳥”のように自分が持っていることを忘れていた幸せが感じられる、なかなか心地良いコメディだった。

お目当てのアナスが演じていたアンドレアスは、高校生の頃から天然君で、お気楽な性格で、キレやすいガキっぽさを今もまだ持っている、一番ストレスが無さそうなキャラ(笑)
アナスが本気で踊ったらどうなのかは知らないが、大概映画の中でアナスが踊るときはちょっとダサい(苦笑)
今回も、堂々と浮いたダンスをしていた。
みんなで精子の状態を検査してもらいに行った時に精液採取を競い合うことになったのだが、物凄く奮闘していて笑わせてくれたよ。
トーマスがタマの毛を剃っていると知ると、ニルスと二人で真似をして剃り剃り。
お陰で、翌朝にはちくちくと痒くなって、レストランで食事中に2人でぼりぼり掻くことになってしまい・・・
そうそう、シモネタと言えば、サウナのベンチでニルスが大変な事になってたっけ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

風船を膨らませるためのヘリウムボンベで、気に食わない車のテールランプを突き破って壊した時に、トーマスが「Throwing a Christian Bale.」(英語字幕)と言っていたのだが、何でそんな風に言ったんだろう???
その心は?

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