2012年09月28日

デビル・ストレンジャー

Meeting Evil

不動産の営業をしていたジョン(ルーク・ウィルソン)は、になってしまった。
不渡り通知に差し押さえ通知。
工事の終わっていない庭のプール、まだまだこれから金のかかる二人の子供。
そんなジョンの家の前でエンストしてしまったリッチー(サミュエル・L・ジャクソン)は、ジョンに一緒に押して欲しいと頼んだ。
親切に押してやったジョンは、足を怪我してしまう。
悪態を付く彼をリッチーは動き出した車に乗せ、病院に向かう。
最後まで一緒についていてやると言うリッチーは、実はとんでもない男だった。
何人もが殺され、瀕死の重傷を負い・・・・
そんな状況からやっと逃げ出したと思ったら、今度はシェリフの格好でジョンの前に現れたリッチー。
その頃ジョンの家には、目撃証言から警部補のフランク(ミューズ・ワトソン)とラティーシャ(トレイシー・トムズ)が訪れていた。
ジョンは容疑者となっていたのだ。
何も知らない妻ジャーニー(レスシー・ビブ)は、ジョンはそんな事をする人じゃないと言ったが、彼が今日馘になったことも、タミー(ペイトン・リスト)と浮気している事も知らなかったようだ。
ジョンは本当に犯人なのか?
リッチーとは、一体何者なのか?

そう来たか!
と思ったラスト。
ひょっとすると察しのいい人は想像できてしまうかもしれないが、哀生龍にとってはかなり意外なラストだった。

しかし、それだけでは補い切れない、全体的な“残念”感。
怪しさをぷんぷん漂わせているサミュエル・L・ジャクソンと誠実で気弱そうな平凡そのもののルーク・ウィルソンのコンビなのに、全然盛り上がらない。
取って付けた様なバイオレンス。
わざとらしいほどの胡散臭く見せているリッチーというキャラ。
刑事コンビのやり取り、奥さんのエピソード、タミーのエピソード。
全体的に個々のエピソードが馴染んでいなかったというか、まとまっていなかったというか。
もう少し上手くしっくり来るようにまとめてくれていればなぁ・・・



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2012年09月27日

バンデットQ

Time Bandits

ある晩、11歳の少年ケヴィン(クレイグ・ワーノック)の部屋で不思議な事が起きた。
次の晩、ケヴィンはポラロイドカメラと懐中電灯を用意して、何かが起きるのを待ち構える。
なんと、クローゼットから現れたのは6人の小人
そして彼らがボスと呼ぶ“顔”が、後を追ってきた。
逃げる彼らと共にケヴィンも一緒に別世界に落ちる。
そこはナポレオンが侵攻中の世界、1796年のカステリオーニの戦場だった。
6人にとっては予定通りだったらしい。
なんと彼らは国際的盗賊団で、ナポレオン(イアン・ホルム)の身ぐるみを剥いでしまおうとしていたのだ。
一仕事終えた彼らは、大急ぎでタイムホールを探して移動。
6人は創造主(ラルフ・リチャードソン)に仕えて創造の手伝いをしてきたが、こき使われ報われないことに嫌気がさし、タイムホールの位置が書かれた地図を盗んで来ていたのだった。
中世シャーウッドの森では、同業者だと思ったロビン・フッド(ジョン・クリーズ)に・・・
そんな6人とケヴィンの様子を窺っていたのは、悪魔(デイヴィッド・ワーナー)。
暗黒城に軟禁状態の悪魔と手下たちは、自由を手に入れるために地図を手に入れたい。 そこで6人を呼び寄せようとしていた。
途中、1人古代ギリシャに落ちたケヴィンは、偶然ミノタウルスと戦うアガムメノン王(ショーン・コネリー)を助ける形となった。
王はケヴィンを養子に迎えるといい、彼もこの地に残りたいと思ったのだが、またそこに6人が現れた。

テリー・ギリアムとマイケル・ペイリンが脚本を書き、テリー・ギリアムが監督をした、シニカルなファンタジー。
日本で劇場公開された当初は、一部がカットされたうえに再編集をされていたという事だが、DVDはオリジナルの状態らしい。
子供向けの作品だと思って見ると、笑えないような部分が結構ある。
当初はカットされたというラストシーンも、確かに子供向けとはいえない。
だが、大人向けのコメディ、モンティ・パイソンの彼らの作品だと思って見れば、ブラックでシニカルなファンタジーとして楽しむ事が出来る。
奇想天外な展開も、掘り下げる間もなく次に進んで拍子抜けする部分も、テリー・ギリアムの作品だと思うとなんとなく受け入れられてしまう(苦笑)

世の中そんなに甘くないし、都合良くいかないし、ハッピーエンドが待っているとは限らない。
何が待っているか分からないからこそ、面白いんだよね。
少なくとも、映画の中の出来事は(笑)



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2012年09月26日

クリステン・スチュワート ロストガール

Welcome to the Rileys

15歳の愛娘エミリーを車の事故で喪って以来、ロイス(メリッサ・レオ)は引き篭もり状態。
郵便受に手紙を取りに行くことすらできない。
そんな妻を残してニューオリンズに出張したダグ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)。
本当だったら数年来の浮気相手を連れて行くはずだったのだが、彼女は心臓発作で急死してしまったため、1人でストリップクラブへ。
そこで出会ったのは、亡くなった娘と年恰好の似たマロリー(クリステン・スチュワート)だった。
金が欲しい彼女が申し出るサービスを片っ端から断ったダグだったが、何故か彼女の部屋に泊まることに。
もちろん、ただ眠るだけ。
ロイスに電話をすることも忘れて。
翌日、ダグは暫くこの地に留まる事に決めた。
それだけでなく、自分の会社を売却する事にしてしまったのだ。
口も悪ければ態度も悪い。 荒んだ生活を物語る部屋の状態。 そして何よりも16歳なのにストリップと売春で生計を立てている惨状。
ダグはセックス抜きで泊めて貰う代わりに、一泊あたり100ドルを払うことをマロリーと取り決めた。
住みやすい部屋にするために、掃除用具を買ってきて自分でトイレ掃除をするダグ。
新しいマットレスに新しいシーツをかけるダグ。
パトロンのようなダグに気をよくするマロリーだが、余り父親面をされると途端に切れたりもした。
そんなダグの元に、家から一歩も出られなかったはずのロイスが、自分で車を運転してやってきた。
外に出られた事、1人でインディアナポリスからニューオリンズまで来られた事、途中でお誘い受けた事・・・
ダグが迎えにいったとき、ロイスは自信を取り戻し、笑顔も取り戻していた。
しかし、16歳のストリッパーであるマロリーと引き合わせた途端・・・・

「プランケット&マクレーン」のジェイク・スコットの、2作目の長編映画。
リドリー・スコットとトニー・スコットも、製作総指揮で名を連ねている。
彼が監督した短編やTVもの等は見ていないので良く分からないのだが、少なくとも「プランケット&マクレーン」とは異なる趣の作品だった。
地味な印象だが、訴えかけて来るものがあった。

娘の墓石の隣に、ロイスが買った夫婦の墓石。
娘の死と共に、自分たちも、自分たちの中の何か一部も死んでしまったように感じる夫婦。
ロイスは引き篭もり、ダグは浮気を続け、夫婦は“夫婦の形”を残しただけの空虚な関係になってしまっていた。
そんな時に現れたのは、母を車の事故で亡くしている娘と同年代のストリッパー。
自分の子供の代わりにはならないと分かっていても、お節介を焼いてしまう。
何かしてやらない事には気持ちが治まらない。
この短い時間の関わり合いが、それぞれに変化をもたらした。

クリステン・スチュワートは、こんなキャラが似合う。
目の下のくまが目立ちがちで暗い表情をすることが多い事もあり、影がある少女・やさぐれた少女・人に心を開かない少女等のキャラで出会う事が多かったように思う。
夫婦役の二人の抑えた演技も良くて、淡々としている割に厚みを感じた。
特徴のある音楽も良かったし。
ただ、邦題がなぁ・・・・

この作品も良いのだが、哀生龍の好みとしては断然「プランケット&マクレーン」の方が上。
ジェイク・スコットには、また「プランケット&マクレーン」のような作品を撮ってもらいたい!!



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タグ:ドラマ
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2012年09月25日

Torrente, el brazo tonto de la ley

マドリードのスラム街に住むホセ・ルイス・トレンテ(サンティアゴ・セグーラ)は、ろくでもないクズ警官
かなりの差別主義者であるうえ、暴行も強盗もドラッグも興味が湧かなければスルー
いつもの店では6000ペセタ分ものウィスキーをタダ飲みして、ついに出入り禁止に。
右手が悪く車椅子のフェリペ(トニー・ルブラン)に街角で物乞いをさせたり、食事は自分の食べ残しをミキサーでどろどろにしたもの。
そんなトレンテが住むアパートの隣で魚屋を始めたのは、ラフィ(ハビエル・カマラ)の家族。
母(チェス・ランプレアヴェ)、妹ピリ(ヌリア・カルボネル)そして、従妹のアンパリート(ネウス・アセンシ)。
このアンパリートは美人で巨乳なだけでなく、ラフィの話では淫乱だという。
ぜひとも彼女とお近付きになりたいトレンテは、強い男にあこがれ銃にも並々ならぬ興味を持つラフィをまずは手懐けることに。
横暴な態度を取ったトレンテを放り出した中華レストランに関するタレ込みがカリトス(カルロス・ペレア)あった事から、その晩トレンテはラフィをお供に、車で張り込み。
翌日の昼間は、父フェリペに見張らせたのだが・・・
父は救急車で運ばれてしまったものの、それがきっかけでついにアンパリートが部屋に来てくれる事に。
その夜、レストランの地下では、マフィアのメンドーサ(エスパルタコ・サントーニ)の部下“フランス人”(マヌエル・マンキニャ)が、ドラッグを“料理”させていた。
2人じゃ手に負えないと考えたトレンテは、ラフィが紹介したオタク友達3人にも手伝わせる事に。
度重なる悲劇の末・・・

スペイン語、英語字幕で見た。
コメディ・クライム・サスペンス。
この作品は1作目で、3作目まで作られているようだ。
主演、脚本、監督をサンティアゴ・セグーラがやっている。
1998年の作品で、ハビエル・カマラの細いこと細いこと!!!
ほんのちょっとだけ出てきたハビエル・バルデムも、まだまだすっきり。
一番のお目当て、ホルヘ・サンスは、ガビーノ・ディエゴと共にコンビニ強盗として、これまたちょっとだけ。
それもストッキングを被っている状態で(苦笑)
最近はかなり髪を短くしているが、まだくりくりの癖が良く分かるぐらいの長さだったよ。
“フランス人”に、誰がこいつを仲間に入れたんだと言われた使えないロドリゴは、アントニオ・デ・ラ・トーレ。
お約束通りメンドーサの甥っ子だった(苦笑)
見た事がある俳優さんが多くて、思った以上の収穫!

誰も見る人はいないと思うからネタバレしてしまうが、どうやらトレントはクズ警官過ぎて当の昔に馘になっていたらしい。
そんなどうしようもない男が正義のために麻薬取引の妨害を企てるはずが無く、狙いは・・・・
関わったせいで死んでしまった人たちが可哀想だ(涙)

ところでこのタイトル。
スタローンの映画「コブラ」のスペイン語タイトルのパロディなんだそうだ。
で、調べてみたら、確かに「Cobra, el brazo fuerte de la ley」だった。

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2012年09月24日

ロック・オブ・エイジズ

Rock of Ages

公開中なので、控えめに。

ハリウッド・サンセット通りにある老舗のライブハウス「バーボンルーム」は、“ロックの神”ステイシー・ジャックス(トム・クルーズ)の出発点。
そして今夜、彼のバンド“アーセナル”は、ここで解散ライブをする事になっていた。
ステイシーはソロに転向することになっているが、女をはべらせ酒浸りで遅刻やすっぽかしは当たり前、気を許せるのは相棒猿(ヒヒ)のヘイ・マンだけという有様で、マネージャーのポール・ギル(ポール・ジアマッティ)も手を焼いている
経営難のバーボンルームのオーナーのデニス・デュプリー(アレック・ボールドウィン)にとっては、アーセナルの解散ライブの収益金が頼みの綱。
ライブ直前、ステイシーにインタビューをしたのは、ローリングストーン誌のコンスタンス・サック(マリン・アッカーマン)。 たった5分しか時間をもらえなかった彼女は、彼から何を引き出せるのだろうか。
デニスに対して裏切り行為を働いたポールは、この店でステイシーに代わる有望株を見出していた。
バーテンダー見習いとして働き、解散ライブの前座を務めたバンドのボーカル、ドリュー・ボーリー(ディエゴ・ボネータ)だ。
歌手を夢見てハリウッドに出てきてドリューの紹介でここで働き始めたシェリー・クリスチャン(ジュリアン・ハフ)と、丁度その直前に仲がこじれてしまったドリューは、ポールの話に飛びついた。
そして、ステイシーの初めてのソロ・ライブを、罪滅ぼしとしてバーボンルームでやる事をデニスに伝えたポールだったが、本当の目的は・・・
実は今、バーボンルームは大きな敵から攻撃を受けていた。
当選したばかりの新市長マイク・ウィットモア(ブライアン・クランストン)の夫人パトリシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が、青少年育成に害をなすロックをこの街から排除しようと、抗議運動を大々的に起こしていたのだ。
ステイシーの、ドリューのライブは成功するのか?
ドリューとシェリーの恋の行方は?
そして、デニスはバーボンルームを守れるのか?

80年代の良く知られた曲が多数使われていて、初めて予告を見たときから楽しみでならなかった。
キャストたちの歌声も、プロの歌手じゃない俳優を含め、心地良く聞くことができた。
やはりミュージカル映画の歌声は、上手いかどうかよりも、キャラのイメージに合っているかどうかと全体として馴染んでいるかが気になる所。
ドリューとシェリーだけが飛び抜けて上手く聞こえても、映画としては楽しめなくなる可能性があるからね。
そういう点では、胡散臭さを大増量したアクセル・ローズのようなステイシーというキャラを演じたトム・クルーズは、哀生龍が思っていた以上のなりきり具合だったよ。

夢を見てハリウッドに出てきて、苦難と挫折を乗り越えて、成功を手に入れる若者の物語。
ピークを過ぎ、偏屈で扱いにくいだけになってしまった大物の底力。
夢見る若者を受け入れ、応援し、時には厳しさを教えるライブハウスのオーナーの苦労とロック愛。
そして、ロックを悪魔の音楽のように目の仇にする、女性団体の抗議行動。
テーマやエピソードはありふれた物だが、そんな事は気にならないというか、逆に心地良く感じられるようなストーリー展開とキャラの魅力
80年代のロックが好きな人にとっては、特に楽しめる作品に仕上がっていると思う。
売り込むために、無理矢理ドリューを別の路線でデビューさせてしまうポール。
哀生龍はそっちのジャンルよりもロックの方が好きなのだが、それでも“いたいた! そんなダンス・ボーカルグループ!!”と懐かしく思ったよ。 不思議と、たまには聞きたくなるんだよね、そっちのジャンルも。

ドリューが店を辞めたのと同時に、シェリーも辞めてしまう。
行き場を失った彼女の力になってくれたのは、ジャスティス(メアリー・J・ブライジ)。
彼女の「ヴィーナス・クラブ」はポールダンサーたちの店。
彼女たちのダンスは、色っぽいというよりもカッコイイ!

一番楽しめたのは、デニスと従業員のロニー(ラッセル・ブランド)のコンビ。
ラッセル・ブランドが演じるからロニーもロッカーなのかと思ったら、彼は歌手志望じゃないただの従業員らしい。
ロニーは色々なサスペンダーをしていて、中でも鍵盤の柄のが欲しいと思ったよ。
サスペンダーは好きなのだが、肩が凝るのが難点(苦笑)
で、いつも暑苦しく感じる彼なのに、デニスも無精髭&肩に届く髪型だからなのか、不思議と暑苦しさが気にならなかった。
それどころか、いつに無くキュートな雰囲気が・・・・
デニス&ロニーのその後がとても気になるよ(笑)
そう言えば、アレック・ボールドウィンの歌声って、初めて聞いたのかも?

“そう言えば”ついでに、プロデューサーの中に、トビー・マグワイアの名前があった。
何作かプロデュースに関わっているけれど、それらの作品に共通点はあるのかな?

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2012年09月21日

Mr.ズーキーパーの婚活動物園

Zookeeper

グリフィン(ケヴィン・ジェームズ)は、とてもとてもロマンチックな演出でステファニー(レスリー・ビブ)にプロポーズしたが、飼育員である事を理由に振られてしまった。
それから5年。
偶然2人は再会した。
グリフィンは、今もまだステファニーのことを忘れられないでいた。
そして、改めて飼育員として働くグリフィンを見て、ステファニーはまんざらでもないと思い直す。
そんな2人を見ていた動物たちは、緊急集会を開いた。
動物園を辞めてしまいそうな気配のあるグリフィンを、ステファニーとくっつけてやろう!
縒りが戻れば万事上手く行くだろうと、動物たちは考えたのだ。
喋れる事は人間には秘密だったのだが、うっかりグリフィンに知られてしまったため、開き直って“本物の男”を教えてやると動物たちは彼にあれこれアドバイスを始める。
動物たちが喋れるのなら、もしかすると・・・・
と、グリフィンはここの所ずっと元気が無いゴリラのバーニーに話しかけてみた。
すると・・・・
何度もステファニーにアタックするグリフィンだったが、彼女の元カレのゲイル(ジョー・ローガン)はライバル心をむき出しにするは、アクシデントは引き起こしてしまうは・・・
その上、彼女が望む男になるために、グリフィンは本気で転職を考えた。

最近の邦題はわざと似たようなタイトルをつけて、シリーズ風にしたり、同じグループのようにしたり、と言うのが目に付く。
折角オリジナルが意味深いいいタイトルであっても、台無しにするような事も多くて、センスが無いなと良く思う。
この作品の“婚活動物園”ってのも然り。
軽いコメディだし、ラストの展開はお約束通りだったりもするが、“婚活動物園”じゃ可哀想に思うほど、なかなか良い物語なんだよ。
ありのままの自分を愛してくれる人と出会えるのか、自分を変えてまで付き合う価値のある相手はいるのか。
動物たちの本音と、動物と人間の関わり方。
種によって異なる“男・雄の魅力”とは。
ちょっとしたシーン、ちょっとしたセリフに、素敵な出来事や言葉が!!!

ワシの担当ケイトは、ロザリオ・ドーソン。
バーニー担当の飼育員ショーンは、ドニー・ウォールバーグ。
この2人はキーパーソン。
他に、爬虫類担当ヴェナムでケン・チョン、警備員マニーでニコラス・タトゥーロ等も出ている。

動物のも豪華。
ゴリラのバーニーはニック・ノルティ、雄ライオンのジョーは、シルヴェスター・スタローン、雌ライオンのジャネットはシェール、サルのドナルドはアダム・サンドラー、キリンのモリーはマヤ・ルドルフ、クマのジェロームはジョン・ファヴロー、クマのブルースはフェイゾン・ラヴ、ゾウのバリーはジャド・アパトー等々・・・・

サントラも、哀生龍的に豪華だと感じた。
たとえば、最後にみんなで盛り上がるのは、"More Than a Feeling"だったよ。



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2012年09月20日

戦争プロフェッショナル

The Mercenaries
Dark of the Sun

戦争プロフェショナル


コンゴ民主共和国のユビ大統領(カルヴァン・ロックハート)の命令やって来た、コンゴ特殊部隊の傭兵カリー大尉(ロッド・テイラー)とルーフォー軍曹(ジム・ブラウン)は、ベルギーの鉱山主デラージ(ガイ・デイジー)を紹介された。
孤立してしまっているフォート・レプリーブへ列車で行き、女子供を含む白人を救出して欲しいというのだ。
本音を言えば、その地はデラージのダイヤ鉱山があり、ダイヤを持ち帰ってもらいたいと言うのだ。
それも、コンゴを救うためには3日しか猶予が無い。
モーゼ将軍率いる反乱軍シンバの敵中突破300マイル。 国連平和維持活動軍が守る国連ラインも突破する事になる。
ダイヤを持ち帰る事への報酬に加え、カリーは2つの条件を出した。
国連軍から攻撃されないように、通行証を書いて欲しい。
そして、人選は自分に任せてもらう。
ハーケンクロイツを胸に着けている危険人物だが、有能なヘンライン大尉(ペーター・カルステン)。
まだ若いシェリエ少尉(オリヴィエ・デスパ)。
アル中の医師リード(ケネス・モア)。
そしてヘンラインが選んだ40人の現地民部隊。
彼らの列車は出発早々に、国連軍に空から攻撃を受けてしまう。
途中で救う事になっていたカルタレットはすでにシンバに殺されていて、クレア(イヴェット・ミミュー)しか救えなかった。
フォート・レプリーブに到着しても、問題があった。
彼らが救出に来る事が、ラジオで報じられていたらしい。
という事は、モーゼ将軍にも知られてしまったという事だ。
すぐにでもこの地を離れたい所だが、ダイヤのしまわれている金庫は、タイムロックが解除されるまでにまだ3時間もあるというではないか。
待っている間に、伝道所の神父たちを説得しに行くと、難産の女性を救って欲しいと言われ、リードが呼ばれるが・・・
タイムリミットは刻一刻と迫っていた。

バーで出会った態度も悪く性格も悪そうなジャーナリストを、こき下ろしたカリー。
黒人である事を馬鹿にされても、冷静な対応をしたルーフォー。
随所に性格の違いが見て取れる。
カリーは金のために戦い、ルーフォーは自国のために戦い、ヘンラインは戦い(殺戮)が好きだから戦っているような男。
4ヶ国語を話し交換留学生として大学を出ているルーフォーは、非常に優秀で自制心のある人。
黒人である事で蔑視されても、自分と考えの異なる人が相手でも、冷静でいられる人。
それに対し、ヘンラインはとにかく暴力的で攻撃的。
一見、リーダーシップがあり、作戦のためならば厳しい態度もとるカリーだが、彼もまた怒りに任せて暴力的になる事があった。
長所も短所もある、とても人間味を感じさせるキャラクターとして描かれていた。
ルーフォーと現地兵のカターキが、この作品の“良心・モラル”だったように思える。
似たような戦争アクションドラマは色々あるが、このようなラストはちょっと最近お目にかかっていないような気がした。
ちなみにこの作品は、1968年の作品だった。



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2012年09月19日

ザ・ガード ~西部の相棒~

The Guard
アイルランドの事件簿


アイルランドの西海岸にある小さな町に、FBI捜査官のウェンデル・エヴァレット(ドン・チードル)がやってきた。
5億ドル相当のコカインを積んでいると思われる、アナベル・リー号の捜査のためだ。
関与が疑われるのはダブリン出身のフランシス・シーヒー=スケフィントン(リーアム・カニンガム)、リーアム・オレアリー(デイヴィッド・ウィルモット)、ロンドン出身のクライヴ・コーネル(マーク・ストロング)、そしてレムリック出身のジェームズ・マコーミック(デクラン・マンレン)。
次々見せられた写真に反応したのは、ジェリー・ボイル巡査部長(ブレンダン・グリーソン)。
差別発言や人をおちょくるような発言をした末に、マコーミックはすでに殺されていると言った。
丁度、この署に配属になったばかりのエイダン・マクブライド(ローリー・キーナン)と共に、現場を調べたばかりだったのだ。
エヴァレットと共に捜査をすることになったボイルだが、独自のユーモアと倫理観でエヴァレットを困惑させてばかり。
シーヒー=スケフィントンらも、そんなボイルを“読めない警官”として警戒する。
彼らは警察上層部をすでに買収していたが、念には念をと、大胆にも彼の前に現れて露骨に脅したり金を渡そうとしたり。
しかしボイルはちっとも靡かない
それならばと、ボイルを殺してしまう事にしたのだったが・・・

アイルランドを舞台に、アイルランド出身の俳優を主要キャストに据えた、コミカルで男気溢れる作品だ!
エヴァレットがFBI捜査官の割りに高飛車ではなく、辛抱強く、何とか地元警察や地元の人々の協力を取り付けようとする姿勢を通し、ボイルの失礼極まりない言動にも耐えていた。
ボイルはどこまでがわざとでどこまでが天然なのか分からないが、不良警官のようで誰よりも正義感溢れる警官なのがカッコイイ。
病気の母アイリーン(フィオヌラ・フラナガン)とのエピソード、大都会ダブリンから着たばかりのマクブライドやその妻ガブリエラ(カタリーナ・チャス)とのエピソード、犬を連れた少年ユージーン(マイケル・オグ・レイン)とのエピソード。
どれもボイルの人柄と彼なりのルールが見て取れて、面白い。

アイルランドの第一公用語は、アイルランド・ゲール語
という事で、エヴァレットが1人で聞き込みをしているとき、英語を喋ってくれない人が何人もいた。
警察のこともポリスではなくガードと言う。
英語のスペルだと「GUARD」だが、アイルランド語では「GARDA」。
ちょっと調べてみたら、正式名称をアイルランド治安防衛団(アイルランド語:Garda Síochána na hÉireann/英語:Guardians of the Peace of Ireland)という。とWikiに書いてあった。
5億ドル(Five hundred million)をスタントン警視正(ゲイリー・ライドン)がわざわざ10億ドルの半分(Half billion)と言い直していたが、これもアイルランド特有の何か?

FBIの人だと知って、行動科学班?と期待いっぱいに訊くユージーン。
麻薬密売の捜査だと聞いて、途端に興味をなくす(苦笑)
ボイルの母親も同じ反応だったな ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ



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2012年09月18日

そして友よ、静かに死ね

Les Lyonnais
A Gang Story


公開中なので、控えめに。

エドモン・ヴィダル(ジェラール・ランヴァン)、通称モモンは新しい孫の誕生を祝うパーティーを開いていた。
還暦を迎えた今は家族や仲間たちと穏やかな日々を送っていたが、モモンはかつて“リヨンの男たち”として名を馳せたギャングのリーダー
そんなモモンの幼馴染であり親友でもあるセルジュ(チェッキー・カリョ)が、13年の逃亡の末に逮捕されてしまった。
ゼルビブの仕事をしていたセルジュは、裏切ってリヨンに逃げ戻った所を、新任の暴力団担当刑事のブロナー(パトリック・カタリフォ)に捕まってしまったのだ。
実刑になってしまえば、年齢的に、もう生きて出ることは無理だろう。
それ以前に、刑務所内でゼルビブの手の者に殺されてしまうに違いない。
ギャング稼業から足を洗っていたモモンは、妻ジャヌー(ヴァレリア・カヴァッリ)に法を犯すような事はしないと約束した。
しかし小学生の頃からの親友をそう簡単に切り捨てる事ができず、、古くからの仲間であるクリスト(ダニエル・デュヴァル)やダニー(リオネル・アスティエ)の強い思いもあって、セルジュの義理の息子ら若い奴等にセルジュ奪還を任せたのだった。
再会を喜び合うのも束の間、モモンの愛犬が殺される。
ゼルビブの一味もブロナー刑事も、このままセルジュを見逃すはずが無かったのだ。

チラシのあらすじを読んだとき、とても興味を持った。
渋いオッサン俳優たちが主役だし、哀生龍好みのストーリーに思われたからだ。
だが、フランス語の作品だったため、二の足を踏んでいた。
未だに、フランス語の響きが苦手で・・・
結果としては、見て良かった。
想像通り、哀生龍好みだった。

エドモン・ヴィダルは実在の人物で、彼が書いた本が元になっているそうだ。
ロマ族(ジプシー)だったために、小学生のモモンは仲間外れにされたり苛められたりしていた。
そんな時に味方になってくれたのがセルジュ。
悪戯半分に2人してサクランボを盗んだら、重過ぎる禁固6ヶ月の判決が下ってしまう。
そして刑務所に入った事がきっかけで、ある人物と知り合い・・・
小学生の頃、若者の頃、“リオンの男たち”として名を馳せていた頃、今の出来事の合間合間のモモンとセルジュの軌跡が挟み込まれる。
2人の関係がじっくりと描かれているから、モモンの感情も行動も非常に理解ができるし、自分の気持ちを乗せやすかった。
今の平和で幸せな暮らしを壊したくない、妻の気持ちも良く分かる。
昔一緒に悪いことをしてきた仲間よりも、自分の家庭を優先してもらいたい。
多くの女がそう言うに違いない。
そして、同じぐらい多くの男が、今の生活よりもかつての親友・悪友を救う事を選んでしまうのが世の常。
こう言ったらなんだが、哀生龍が理想とする・哀生龍が好きな、男同士の友情・義理人情の形が描かれていたから、ツボにはまったんだよね。

原題は“リヨンの男”という意味合いだそうだ。
邦題も凄くいいのだが、少しセンチに過ぎるような気がしてしまう。
ある意味、ネタバレだし・・・

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2012年09月17日

白雪姫と鏡の女王

Mirror Mirror
Mirror Mirror: The Untold Adventures of Snow White


公開中なので、控えめに。

従者レンボック(ロバート・エムズ)を連れて冒険旅行中だったアルコット王子(アーミー・ハマー)は、森の中で7人の盗賊に遭い、身包み剥がれて吊るされてしまった。
偶然2人を発見したのは、こっそり城を抜け出して来た白雪姫(リリー・コリンズ)。
ロープを切ってあげた白雪姫は人々の様子を見るために町へ、自由になった王子は冒険を続けるため先へ、その場で別れたのだった。
生まれてすぐに母を亡くし、国王である父(ショーン・ビーン)も今の女王(ジュリア・ロバーツ)と再婚してすぐに・・・
それから18歳になる今まで城に閉じ込められてきた白雪姫が見た町の様子は、すっかり貧しく疲弊してしまっていた。
女王の浪費が全ての原因。
国は破産状態になっていたのだ。
そんな女王の前に下着姿で現れたのが、アルコット王子。
彼の若さと美貌ととても豊かな国の王子であることに惹かれた女王は、盛大な舞踏会を開いて王子を物にしようと計画した。
ところが、王子が一目惚れしたのは、すでに森で出会っていた白雪姫。
それに気付き怒りを爆発させた女王は、白雪姫を忠臣ブライトン(ネイサン・レイン)に暗殺させ、王子には魔法の鏡(ジュリア・ロバーツ)に作らせた惚れ薬を使ったのだ。
だが、さすがのブライトンも白雪姫のことを殺すことができなかった。
白雪姫は7人の森の盗賊の家に置いてもらえることに。
彼ら7人も、女王に嫌われ追放されてしまった、元は普通の仕事をしていた人々だったことを知る。
そこで白雪姫は7人の助けを借りて、正式な王位継承者として国を女王の手から救おうと決意した。

元々がメルヘン・ファンタジーであり、恐ろしい女王の謀略の物語。
それを更に一捻りし、“ターセム・シン・メルヘンワールド”に作り変えた作品。
ビジュアル的に、ターセム・シン・ダンドワール監督の個性と、これが遺作となってしまった石岡瑛子の衣装とが見事に融合した世界が出来上がっていた。
建物・部屋にも衣装にも特徴的な色合い・造形が見て取れるだけでなく、なんとも言えない不思議ワールドでの物語が楽しかった。
正直哀生龍にとってターセム・ワールドはビジュアル的な部分ばかり浮き上がってしまって、物語の方はピンと来ないまま消化不良となってしまうことが多いのだが、この作品は元々がメルヘンなのが良かったのが違和感無く物語の方も楽しむことが出来たのだ。

継母の女王は、鬼の形相を見せることが無く、笑顔で残酷な言動をする女。
眉間のしわを気にして笑顔を絶やさないのかもしれないが(笑)、ずっと笑顔のままなのが逆に嫌な感じだよね。
そして無表情な鏡の顔が女王と同じ顔というのも、ちょっと新鮮。
鏡なのだから同じ顔が映っていて当たり前なのだが、別の顔をした“鏡の精”がいるものだと思い込んでいた自分を発見。

颯爽と馬を駆り、長いコートの裾を華麗に捌きながら剣を振る姿も凛々しいアルコット王子。
そんな王子の魅力は、情けない姿が様になっちゃう所か?(爆)
情けなさで言えば、ブライトン役のネイサン・レインの方が様になっているけど(笑)
どうでも良い事だが、哀生龍はアーミー・ハマーの声が好き!

最初はどうしても立派過ぎる眉に目が行ってしまったリリー・コリンズ。
だが、白雪姫の“良い子”っぷりが鼻につかないのは、あの顔立ちが良かったからかもしれない。
王女としての品の良さと、親しみの持てる笑顔。
お願いするときの表情も、必要以上に媚びているように見えなかったのがいいね。
そして彼女を助ける侍女? 召使? のマーガレットは、メア・ウィニンガム。
セント・エルモス・ファイアーの頃から全然顔立ちが変わってないね。

で、それぞれ個性と特技が明確な7人の小人。
秘密兵器(笑)で“巨人の小人”となって大暴れ。
ブッチャー(マーティン・クレバ)、ナポレオン(ジョーダン・プレンティス)、ハーフ・パイント(マーク・ポヴィネッリ)、グラブ(ジョーイ・ノッフォ)、ウルフ(セバスチャン・サラセーノ)、グリム(ダニー・ウッドバーン)、チャック(ロナルド・リー・クラーク)。
最後に、この7人のその後が出てくる。

で、お目当てはキングのショーン・ビーン。
元々白雪姫の話には王様はちょっとしか出て来ないから、彼の出番もあまり期待しないでいたのだが、それにしても少なかったなぁ~
ラストの白雪姫の歌に合わせてみんなが歌い踊るシーンでも、物凄く所在無げで・・・(苦笑)
その情けない感じが、ショーン・ビーンらしくてまた良かったんだけどね。

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2012年09月14日

キリング・フィールズ 失踪地帯

Texas Killing Fields

テキサスシティの殺人課の刑事、ブライアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)とマイク(サム・ワーシントン)は殺された少女の事件を捜査していた。
次々と起きる事件
多くの少女が失踪し、多くの遺体が発見される。
マイクの元妻で同じ署の刑事であるパム(ジェシカ・チャステイン)からの応援要請もたびたび。
また、ブライアンは保護観察中の少女アン(クロエ・グレース・モレッツ)の事も気にかけていた。
彼女の母ルーシー(シェリル・リー)は何人もの男を連れ込むような女だった。
そんな男の1人、ライノ(スティーヴン・グレアム)にマイクは何か引っかかりを感じた。
聞き込みを続ける中で、2人の男が浮かび上がってきた。
1人は黒人のレヴォン(ジョン・アイズ)、もう1人は腕や首にタトゥーを入れた白人らしい。
そして、被害者はデビー・ミルズという名だと分かった。
彼女の捜査も大詰めと言うときに、アンが行方不明になった。
ブライアンは予感めいたものを感じて、キリング・フィールズと呼ばれる犯罪多発地域に1人急行した。

実際にキリング・フィールズと呼ばれる地域があり、そこをモデルに作られた作品らしい。
哀生龍の頭の回転が鈍っていたのか、いくつ物事件に関するエピソードが混在している中で、どれがメインでどれがサイドストーリーなのかが分かりにくかった。
どの事件が2人が直接担当している事件で、どの事件が単なる応援で、どの事件が管轄外で、何が正式な捜査で何が個人の判断で行った事なのか、今2人はどの件で動いているのか、時々分からなくなる。
描き方が並列というか、メリハリが感じられなかったというか・・・・
ハラハラドキドキする場面が無くて、105分が長く感じられてしまった。

ブライアンはNYから転属してきてまだ日が浅いようだ。
家庭は円満で、妻グウェン(アナベス・ギッシュ)は彼の仕事にとても理解があるように見受けられた。
マイクとパムは別れてどれぐらいになるのだろう?
職場が同じため、嫌でも顔を合わせることになる。 ちょっとギスギス。
ブライアンと比べると、短気で喧嘩腰で感情が顔に出るタイプ。
ブライアンとマイクはタイプも年齢も違うが、逆に良いコンビになりそうだ。
今はまだ、コンビを組んで日が浅いように見えるけどね。
このコンビの相性の良さとすれ違いぶりが、哀生龍的に一番の見所だった。

サスペンス、刑事物としては、全てが簡単に進んでしまっているように感じてしまい、正直物足りない
アンの事件の犯人が誰なのかは、事件が起きる前から分かってしまっていた。 いや、予想されていたと言ったほうが正確か?
出てくるといつも目が行ってしまう俳優さんだったせいもあるが、登場シーンから変質者っぽい雰囲気を出し過ぎだよ(苦笑)



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2012年09月13日

トロール・ハンター

Trolljegeren
Trollhunter
Troll Hunter


ノルウェーのヴォルグ大学の学生、トマス(グレン・エルランド・トスタード)とヨハンナ(ヨハンナ・モールク)とカッレ(トーマス・アルフ・ラーセン)は、密猟者と言われるハンス(オットー・イェスパーセン)からインタビューを取ろうとしていた。
彼のトレーラーハウスを訪ねて直撃インタビューを試みたり、どこで何を獲るのか後を追ってみたり。
しかしなかなか成果は得られない。
ある晩、やっと怪しげな場所まで後を付け、何か獣の咆哮のような声を聞いた3人。
そこにハンスが「トロールだ!!」と叫びながら駆け戻って来た。
そいつのせいで肩の後ろを汚してしまったトマス。
ハンスの車に乗せてもらい自分たちの車の所まで戻ってみると、破壊されべたべたした物が付着していた。
本当にトロールはいるのか?
ハンスははっきりとは言ってくれなかったが、熊じゃないことは明らかだった。
結局ハンスは、指示に従うことを条件に、同行して撮影する事を許してくれた。
武器となるのは、自分の体臭を隠す為のトロール臭いもの、そして石化させる事ができる紫外線ビーム。
半信半疑だった3人の前に、巨大なトロールが本当に姿を見せた。
その上、信じ難いことに、政府が権力でその存在を隠している上に、ハンスはテリトリーから出て民家に近付いたトロールを抹殺する、政府に雇われているトロールハンターだったのだ。

ホラーというよりファンタジー?
巨大で醜悪な姿のトロールだが、どこか愛嬌がある。
トロールのクオリティに比べ、熊の屍骸はどう見てもぬいぐるみにしか見えない(爆)
少々中弛みを感じたが、思ったよりも楽しい作品だった。
TVのやらせドキュメント番組のような風合いが、臭さが、逆に良かったのかも?
ハンスがとても説得力を持っていたしね!

大きく山トロールと森トロールの2種に分けられ、更に細かく分けられる。
見た目もそれぞれ違っていて、成長と共に少し見た目が変わるものも。
熊の被害、竜巻の被害、大きな岩。
色んな物がトロールに関係していたのだ!
と、ノルウェーのトロールを学術的に解説?
フィクションだと分かっていても、ふむふむと頷きながら説明を聞いてあげたくなるような雰囲気(笑)

最後に出たテロップ。
「本作品中でトロールは一切虐待されていません」



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2012年09月12日

ボニー&クライド vs. ヴァンパイア

Bonnie & Clyde vs. Dracula

逃走中の危ない2人組、ボニー(ティファニー・シェピス)とクライド(トレント・ハーガ)。
銀行強盗の相談をするために、ヘンリー(M・マーティン・グリン)と落ち合った。
ところがアクシデントが起きて医者が必要になってしまう。
そこでボビーが行ったのは、Dr.ラブレス(アレン・ロウマン)の屋敷。
屋敷では、妹のアナベル(ジェニファー・フレンド)に用意させたドラキュラ(ラッセル・フレンド)の晩餐が、丁度始まろうとしている所だった。
ドラキュラに首筋を噛まれたボニー。
後からクライドが来たときには、すでに吸血鬼と化していた客たち。
クライドはボニーを救えるのか?
そして、兄にこき使われてきたアナベルは、自由を手に入れることが出来るのか?

タイトルを見て、ちょっと面白そうだなと思ったのだが、これは・・・・(汗)

かの有名なボニー&クライドも落ち目といった風情。
ちょっとイッチャッテルどうにもヤバそうなボニーに振り回されぎみのクライドは、顔に疲労が滲み出ている(苦笑)
ヘンリーとの会話の中に、ボヤキと共にこぼれる“それでもボニーが好きだから、しょうがない”という本音。
マッド・サイエンティストだと思われるDr.ラブレス。
ドラキュラの再生能力を研究すれば、自分自身の治療に役立つと考えている。
子供っぽく天然でとろい所がある妹に、電気を流す事が出来る首輪を付けて小間使いのようにしている酷い兄。
この2つの話が、同時進行しているのだが、どちらも薄っぺらくて盛り上がってこない。
その上、“vs.”と付いている割に、ほとんど話が交差しない
本当に最後の最後だけだ。
アナベルのことだけが楽しめたというか・・・

監督・脚本はティモシー・フレンドという名前。
キャストに何人もフレンドという人がいるのだが、身内?
他にも、数人ずつ同じ苗字のキャストがいたんだが、友人知人を掻き集めた、ってことじゃないよね?



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2012年09月11日

ウェイバック -脱出6500km-

The Way Back

公開中なので、控えめに。

第二次世界大戦中。
ポーランド人の兵士ヤヌシュ(ジム・スタージェス)は、スターリン批判とスパイ活動の容疑で逮捕された。
拷問されても無実を主張してきた彼だったが、同じように拷問された妻による宣誓書が証拠となって、20年の懲役が言い渡された。
送られたのは、劣悪なシベリアの矯正労働収容所だった。
苛酷な自然環境そのものが収容所である看守であると言われるようなシベリアの地であるがゆえに、看守の目を盗んで逃げられたとしても、自然が脱獄囚を生き延びさせてはくれないだろう。
ところが、俳優だというロシア人のカバロフ(マーク・ストロング)の話では、脱出可能なルートがあるという。
南下しバイカル湖に沿って行くと、モンゴルへ脱出できると言う。
すぐにでも逃げ出したいヤヌシュだったが、カバロフはが言う事には、食料をためる時間と少しでも気候が安定する時期を考えると、何ヶ月も先のことになりそうだった。
だが、ヤヌシュは一刻も早く妻の元に帰り、自分をここに送ってしまった事を激しく後悔しているであろう妻を許し、彼女の罪悪感を拭い去ってやりたい。
さすがに1人では無理だ。
彼は信頼できそうな仲間を探した。
アメリカ人のミスター・スミス(エド・ハリス)、ラトビア人のヴォス(グスタフ・スカルスガルド)、ユーゴ人のゾラン(ドラゴス・ブクル)、自分と同じポーランド人のトマシュ(アレクサンドル・ポトチェアン)とカジク(セバスチャン・アーツェンドウスキ)。
そして、犯罪集団に属している事から反対意見が出たが、ナイフを持つ彼はどうしても必要になると考え、ヤヌシュは危険な男ヴァルカ(コリン・ファレル)も仲間に加えたのだった。
そして、猛吹雪の夜。
食料の備蓄は十分とは言えなかったが、このチャンスを逃すわけには行かないと、彼らは収容所を脱走し森の中を突き進んだ。
ぎりぎりの状態ではあったが、何とかバイカル湖に到達した彼らは、後を追う者がいることに気付いた。
集団農場から逃げてきたという、ポーランド人の少女イリーナ(シアーシャ・ローナン)だった。
自分たちが食べる分も無いと言うのに、足手まといになる脆弱な少女を連れて行くことに反対の声もあったが、ヤヌシュは彼女を見捨てる事ができない。
しかし、彼女を仲間に加えたことで、今までそれぞれの素性すらほとんど知らなかった彼らの間に、不思議と連帯感・仲間意識が芽生えてきた。
そして等々彼らはモンゴルとソ連との国境に辿り着いたのだ。
ところが・・・
それは新たな苦難の道の始まりに過ぎなかった。

重そうな話だなと思いつつも、俳優目当てに見ることにした。
コリン・ファレルやジム・スタージェスももちろん目当てではあるが、今回はグスタフ・スカルスガルドが一番のお目当て!
父はステランさん。 兄はアレキサンダー。
彼ら同様、グスタフも長身で、セリフが無いシーンでもスクリーンに映っていればいやでも目に留まる。
王子様的金髪の美青年アレキサンダーに比べると、癖のある顔立ちのグスタフは、とても哀生龍好み。
演じているキャラクターもなかなか良かったので、とても楽しむことができた。

この物語は100%のフィクションでもないから、映画を盛り上げるためだけに過酷な設定を用意したわけじゃないという事だ。
しかしながら、緊迫感はあるものの、冷静に淡々と描き出しているために、思ったほど哀生龍にはその過酷さが実感できなかった
目で見ている様子は確かに死と隣り合わせなのだが、手に汗握る緊張感とか、息が詰まる苦痛とかをリアルに感じるまでではなかった。
哀生龍が鈍感だという事もあるだろうし、実体験が無いからピンと来にくかったという事もあるだろう。
収容所からの脱走シーンも、案外スムーズ。
脱走者がいないことと、脱走しても自然か阻んでくれるだろうという事で、監視体制に甘さや気の緩みがあったとも考えられるが。
だがすぐに思い出す。
収容所からの脱出を見せる映画じゃなかったことを。
“生きて帰る”ことが重要なポイントであり、その道中での出来事を通して、変わらないその人にとっての根底と変わることができる人間の柔軟性を見せる映画なんだろうね、きっと。
ヤヌシュの優しさは、強みでもあり弱みでもある。
脱出の可能性を語るカバロフ自身は、脱出に加わらない。
やっと国境に辿り着いたとき、ある1人は意外な行動に出る。
語らずにきたことを出会ったばかりの1人の少女には何故か話してしまう。

安易な、みんな揃ってゴールに立つようなハッピーエンドでもないし、生き延びた人のお安い後日談で雰囲気を壊す事もない。
丁度良い匙加減が、逆に少々物足りなく感じたけれど。
はなから、哀生龍好みの作品じゃない事を承知で見ていたわけで、物足りなくは感じてもがっかりはしなかったよ。
良い作品だと思うし。

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2012年09月10日

ソルジャーズ・アイランド

Soldiers of Fortune
Soldiers' Island


公開中なので、控えめに。

レアメタルの採れるスネーク島は、ルポ大佐(ゲンナディ・ヴェンゲロフ)率いる武装組織に占拠され、いまや壊滅状態。
セシリア(オクサナ・コロスティシェヴスカイヤ)や弟のエルネスト(ワイアン・ドノフー)ら、島民が立てた一発逆転をかけた作戦は、「世界の富豪に贈る、安心安全な戦争体験プラン」だった。
*任務は本物の軍事キャンプ場から戦地への武器運搬!
*最前線で活躍した退役軍人がボディーガード
*お金の使い道に困った方にオススメ!
*税金対策、お金で買える自慢のネタ!
参加を決めた5人の富豪の金で武器弾薬を購入した後、彼らを鍛えそして守る退役軍人役に選んだクレイグ・マッケンジー大尉(クリスチャン・スレイター)を半ば強引にスカウトしたセシリア。
彼は特殊部隊時代に、23作戦を犠牲者ゼロで遂行した男。
しかし、ある作戦で仲間であるマイク・リード大尉(フレディ・ロドリゲス)を救出するために命令を無視し、マイク共々不名誉除隊となってしまったのだ。
そのため、2人ともまともな仕事につけず困窮していたうえに、ルポ大佐のサポートをしているのが、因縁のあるメイソン(コルム・ミーニイ)だったことから、気乗りはしなかったがこの仕事を請けることに。
そんな2人が待つ軍事キャンプに現れた富豪たちは、とんでもなくお遊び気分
実戦とは無縁の若き投資家のヴァンダービア(チャーリー・ビューリー)は、召使を連れてきた。
名うてのプレイボーイでロシアのメタル王ジョン(ショーン・ビーン)は、美女連れでやってきた。 が、軍隊経験があるようだ。
携帯電話の創始者ハウスマン(ジェームズ・クロムウェル)は、5回の結婚と8人の子供と2回の心臓発作あり。 愛用の猟銃を持参した最高齢参加者。
世界的武器商人のグリモー(ヴィンス・レイムス)もまた、愛用のビッグガンを持参。
そして、メガヒット・ゲームクリエイターのシン(ドミニク・モナハン)は、ゲームの中でしか殺しの経験はない上に、片足を骨折中。
金を払ってるのはこっちなんだからと命令は聞かない、夜中まで酒盛りはする、訓練中でも携帯電話を手放さない。
訓練中もお遊び気分の抜けなかった彼らだったが、スネーク島への上陸直前に攻撃を受け、島民たちが次々と殺される様を目にし・・・
内通者の存在が疑われる中、クレイグは富豪たちを守りつつ、島の平和を取り戻すことができるのであろうか。

チラシを目にした瞬間、劇場で見ようと決めた。
迷彩服を着て武器を手にした5人の男たち。
真ん中に主役のクリスチャン・スレイター。 その横にショーン・ビーン。
これだけで、もう十分にB級臭が・・・
その上キャッチフレーズが、「総資産3,000億ドルの大富豪部隊結成!」と来てる。
更に「マネーゲームの富豪たちが最前線で悪と戦う! 超豪華サバイバル・アクション・エンタテイメント!!」
これが笑わずにいられようか(爆)
十分に哀生龍を引き寄せるものがあるというのに、フレディ・ロドリゲスまで出ているというではないか。
見る前からワクワク♪

オープニングは、不名誉除隊となる最後の作戦の様子。
タリバンのアジトにすっぽり布を被ったような衣装で女の振りをして潜入操作をするマイクと、アジトの外から連絡を取り合うクレイグ。
最初はその女装しているのは誰か分からないわけだが、周りの男たちよりひと回り小さいことから、フレディ・ロドリゲスに違いない、と(笑)
やっぱりこんなキャラが似合うんだよね、フレディは。
兵士も、家族を大切にする男も、信じ合える相棒も。

そして、プレイボーイが似合ってしまうショーン・ビーン(爆)
見掛け倒しのへな猪口かと思ったが、どうしてどうして、富豪の中では一番役に立つ奴だったかもしれない。
色々な場面で、美味しい所を持って行っていた。
一番美味しい所を持っていったのは、ハウスマンのジェームズ・クロムウェルかもしれないが。
スレイターは、とても生き生きして見えたよ。
頼れる元軍人というには、見た目の印象は頼りなさそうじゃないかと、見る前は思っていた。
ところが、良い意味で予想を裏切ってくれた。
富豪たちへの統率力や指導力はいまいちだったが、忍耐力と根性はなかなか!
逆に、最初っから最後まで気に入らなかったキャラは、ヴァンダービア。
嫌な奴過ぎて、悪目立ちしてしまっていて、ちょっと残念な感じだったな。

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2012年09月07日

ネクスト・アベンジャーズ:未来のヒーローたち

Next Avengers: Heroes of Tomorrow

アベンジャーズは、多くの敵を倒してきた。
しかし、世界を征服しようとするウルトロンに、ついに敗北してしまう。
彼らは死ぬ前に自分の子供たちをある場所に隠し、トニー・スタークが守って来た。
キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウの息子ジェームズ。
ジャイアントマンとワスプの息子ピム。
ブラック・パンサーとストームの息子アザーリ。
そして、アスガルドに帰ってしまったソーとシフの娘トールン。
ある日、トニーと彼を訪ねてきたヴィジョンの後を付けた子供たちは、トニーが作ったロボットたち「アイアン・アベンジャーズ」を起動させてしまい、ウルトロンに居場所を知られてしまった。
ウルトロンの手下となってしまったアイアン・アベンジャーズから子供を守ったトニーは、代わりに囚われの身となってしまう。
再び危機に陥った子供たちを助けたのは、同じ年頃の少年バートン。
彼は地下に潜って生き延びたホークアイの息子で、彼は生き残りは自分だけだと思って生きてきた。
アベンジャーズの血を引くとはいっても、まだまだ未熟な子供たち
彼らはウルトロンを倒すため、最強のアベンジャーズ、ハルクを探すことにした。

アルティメット・アベンジャーズの流れを汲む、次世代のアベンジャーズ。 と言う設定のようだ。
親の特徴を受け継ぐ子供たちだが、割と性格も似ているように感じた。
落ち着きの無いやたらと喋るピムは、どうも苦手。
少しひねたところがあるバートンが一番気に入った。
年食ったトニーとかバナーとかロスとかを見るのは、ちょっと寂しいが、人間だからしょうがない。

で、今回も特典映像が楽しい。
キッズ向けマーベルコミックの紹介。
みんなが良く知るシリーズのキャラ設定を若くしたり、キャラをデフォルメしてコメディ仕立てにしたり、色々面白い作品がありそうだ。



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2012年09月06日

アルティメット・アベンジャーズ2:ブラック・パンサー・ライジング

Ultimate Avengers II
Ultimate Avengers 2: Rise of the Panther


ジャングルの奥にある国ワカンダをチタウリが襲撃した。
この国のある物を狙っていたのだ。
ブラック・パンサーとなって国を守ろうとした国王の前に現れたのは、なんとあのクライザー。
戦いの末国王は死に、跡を継いだ王子ティチャラが「王の目」と呼ばれる秘密の部屋で見たものは・・・
スーパーヒーローであるアベンジャーズの面々は、それぞれ悩みがあり、克服しようとしている事があった。
ソーは父オーディンから人間に干渉し過ぎると言われてしまった。
しかし、世界中にチタウリの被害が広がる中、彼らは立ち止まって入られない。
囚われの身であるブルース・バナーはある事に思い至り、それを聞いたベティ・ロスはすぐさま武器にそれを応用した。

OVA第2弾?
ブラック・パンサーは、この作品のオリジナルキャラらしい。
キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウとトニー・スターク。
ジャイアントマンとワスプのピム夫妻。
バナーとロスのDr.カップル。
もちろんソーとニック・フューリー長官。
1作目と同じメンバーだ。
死んでしまったり死にそうになったり、ソーに乱暴な蘇生をされたり(爆)、特殊能力を持っていても不死身なのはごく限られたキャラだけ。
ヒーロー集団であっても、それぞれのレベルも能力も性格も忠誠心もバラバラなのがアベンジャーズの面白さ!
出来事はアメコミならではの荒唐無稽さがあるというのに、少し大人の心模様と言うか、夫婦や恋人に関するエピソードは妙にリアルなのも面白味になってるかな?

やはり今回も、特典映像が嬉しい♪
むしろ、そっちが目当て?



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2012年09月05日

アルティメット・アベンジャーズ

Ultimate Avengers
Ultimate Avengers: The Movie


地球を脅かす宇宙生命体チタウリに対抗するため、SHILDのニック・フューリー長官はDr.ブスール・バナーとDr.ベティ・ロスに、“スーパー兵士”の血清の研究を急がせていた。
そんな時、第二次世界大戦中にただ1人“スーパー兵士”の成功例となったキャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャースが、何十年もの時を経て氷山の中で見つかり、解凍に成功した。
しかし、血清が完成するのを待っていられる状況ではなかった。
フューリー長官はエージェントのブラック・ウィドウことナタリア・ロマノフと共に、特殊能力を持つ者たちに招集をかける。
喜んで参加するもの、自ら名乗りを上げるものがいる一方で、チームプレーなどご免だと嫌がるものもいた。
とにかく、フューリー長官はキャプテン・アメリカをリーダーに指名し、アダマンチウムとチタウリの宇宙船に使われていたバイブラニウムの合金で作った新しい盾を彼に装備させた。
一緒に緊急出動したのは、今回だけだと嫌々参加のアイアンマン、ワスプことジャネット・ピム、ジャネットの夫のジャイアントマンことハンク・ピム、そしてブラック・ウィドウ。
神を名乗るソーは来てくれなかった。
その戦いの中で、アイアンマンのaa4477が明らかになり、また同じ頃、薬で押さえ込んでいたDr.バナーの中のハルクが頭をもたげ始めていた。

OVA。
日本語吹き替えも入っていたが、英語音声で見た。
大体今回の実写映画のアベンジャーズに似た設定。
科学の力で巨大化するジャイアントマンは、逆に小さくなってアントマンにもなるんだよね。
ハンクはトニー・スターク以上に鼻持ちならない科学者かも(苦笑)

ソーのハンマーが、片側が斧になっている戦斧タイプの形状だったのが、ちょっと残念。
資格のある者しか持ち上げる事すら出来ないはずのそれを持ち上げてしまったのは、最強のハルク(笑)
チタウリとの戦いのはずが、最後は“みんなでハルク退治”になっていた。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・
いやぁ~ 本当にハルクは最強だね!!!
そんなハルクをコントロールできるのではないかとの期待から、Dr.バナーは血清の研究に非常に熱心だったんだが・・・

本編が70分強なのに対し、特典映像が23分。
1963年に、スタン・リーとジャック・カービーによって作られたコミック、アベンジャーズにまつわる関係者のインタビュー。
なかなか興味深かったよ。
コミックの映像が映し出されるのだが、かなりのスピードで流れていくからほとんど見えない。
もっとゆっくり見せて欲しかったぞ!!



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2012年09月04日

素敵な人生の終り方

ファニー・ピープル
Funny People


人気絶頂のコメディアン、スタンダップコメディだけでなくコメディ映画の主演もしているジョージ(アダム・サンドラー)は、急性白血病であることを告知された。
辛い闘病生活を覚悟するようにと主治医から言われた上、病状が進行しているため新薬にあたるしかないとも言われた。
ショックを受け、昔別れた恋人ローラ(レスリー・マン)に電話したものの、病気のことは言い出せずに「あの時は悪かった」とだけ。
ギャラももらえないような若手が立つコメディ&マジック・クラブに飛び入り出演したものの、いつものジョージらしさに欠ける暗いネタだった。
そのステージに立っていたまだ売れていないアイラ(セス・ローゲン)に声をかけ、妊娠中のアシスタントの代わりに雇うことにした。
ネタ作りから雑用、営業への同行がその仕事だ。
憧れのジョージからの誘いだったし、自分のネタを使ってもらえるのだから、プロのコメディアンになりたいと思っているアイラは舞い上がるほど感激する。
しかし現実は、そうそう楽しいことばかりじゃなかった。
グレイトで良い人だが、嫌味も多くて結構気苦労が。
その上、急性白血病であることまで打ち明けられてしまったのだ。
誰にも言うなよと言われても、1人でこの秘密を抱えるのは重過ぎる。
“死”ネタをやったり体調の悪さに八つ当たりすることもあるジョージだったが、アイラは彼がトイレで吐く時も病院で説明を聞く時も側にいてやるのだった。
アイラは思い切ってジョージに提案する。
これ以上悪化する前に、みんなに知らせるべきでは?
会いたいと思う人がいるはず。 家族や友人や・・・
みんなに知られて同情されて、自分を取り巻く状況が変わるのを嫌がっていたジョージだったが、ある事がきっかけとなって、少しだけ素直になった。
ローラと会うこともできたし、直接気持ちを伝えることもできた。
彼女は出張しがちの夫クラーク(エリック・バナ)との間に2人の娘がいたが、夫の浮気を疑い・・・
ジョージとローラの間に恋心が再燃し始めたために、アイラは気が気じゃなかった。

2時間半近くもある作品。
ジャド・アパトー組の作品は、アダム・サンドラー組の作品が苦手な人は、この作品も駄目じゃないかなぁ~(苦笑)
コメディアンとしてはみんなを笑わせて楽しませているジョージの素顔は、子供じみていて悪ふざけが過ぎて嫌味や皮肉をどんどん口にする、調子に乗り過ぎると人を苛立たせたり不快にさせたりする男。
アダム・サンドラー組の作品なら、もう少しくだらなさを含めて笑えるのだが、今回はテーマがテーマだけに重苦しさが漂う。
製作総指揮に、セス・ローゲンやエヴァン・ゴールドバーグの名前もあるのだが、ちょっと真面目テイストだったから弾け具合が足りなかった

大きく分けて、テーマは3つ?
人に笑いを届けるコメディアンが、私生活では健康に深刻な問題を抱えていて笑えない状況になった時・・・
死ぬかもしれないと言う特別な状況の中で、すでに夫も子供もいる女性との昔の恋が再燃した時・・・
ルームシェアをしている若手3人組の、恋と仕事と力関係と・・・
時間配分とか、力の入れ具合とか、なんだかこの作品は冴えが感じられず全体のバランスが悪くて、上手くまとまっていなかったように感じてしまった。
それに、正直、ジョージの魅力やローラの魅力があまり伝わって来なかったから、浮気だ不倫だ奪略愛だと言うようなドタバタが、空回りして見えちゃったんだよなぁ・・・

ちなみにルームシェアをしているのは、アイラとレオ(ジョナ・ヒル)とマーク(ジェイソン・シュワルツマン)。
そして気になるデイジー(オーブリー・プラザ)。
ローラの娘はもちろんジャド・アパトーとレスリー・マンの愛娘たち(苦笑)
娘の発表会のビデオを見せるシーンでは、ジョージの反応に不満顔のローラ。
悪いが、哀生龍が見せられても、同じような反応をしちゃうだろうな。
と言うか、映画の中で親馬鹿丸出しのホームビデオを見せられたような、なんともいえない居心地の悪さを覚えたんだが・・・
もっと言っちゃうと、レスリー・マンはあまり好きじゃないし(^^ゞ
ジャド・アパトーさん。 嫁や娘を使うの、やめない?
夫と元恋人で浮気相手が大喧嘩して、どっちが悪いとやりあったり彼女を取り合ったりする様子は、2人の男が悪いように見える。
しかし、はっきり言ってローラも物凄く悪い
ふらふらする気持ちのまま、夫への鬱憤を原動力に元恋人に走っちゃったり、夫のいつもと違った一面を見てまた夫に気持ちが戻っちゃったり、無自覚な分、余計に性悪だ!

映画としては、ジャド・アパトー&アダム・サンドラー&セス・ローゲンに対する期待が高かったせいで色々不満はあるのだが、実はかなり楽しめる。
なかなか見られないアダム・サンドラーとセス・ローゲンのスタンダップコメディが、何回も見られるのが嬉しい!!
アダム・サンドラーの弾き語りとか歌も見られるし、本人役等で少しずつ顔出すメンバーが非常に豪華!!
個人的に嬉しかったのは、ジャスティン・ロングとかアンディ・ディックとか、ジョン・ベルーシのポスターとか(笑)

にしても・・・
アイラがレオに、「お前は痩せたから面白くなくなった。見た目の面白さは大事だ。」と言うニュアンスのことを言われていたが、確かにそうだよな。
自虐ネタ?
確かに「フリークス学園」が始まった頃は凄く細かったセス・ローゲン。
でも、終わる頃にはもうぽっちゃり体形にくるくるふわふわな髪型が定着していた。
「グリーン・ホーネット」に向けてダイエットして、確かに痩せているのもカッコイイとは思うが、セス・ローゲンはやっぱり“ぽっちゃり”がイメージだよなぁ~



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posted by 哀生龍 at 06:26| Comment(2) | TrackBack(1) | | 更新情報をチェックする

2012年09月03日

コロンビアーナ

Colombiana

公開中なので控えめに。

1992年。
コロンビアでドン・ルイス(ベト・ベニテス)の麻薬組織で働いてきたファビオ(ジェス・ボレッゴ)は、組織からの独立を決意した。
ドン・ルイスは笑顔で独立を祝したが、その直後に腹心のマルコ(ジョエルディ・モリャ)を放った。
ファビオもそれは覚悟の上。
逃げる時間が無いと知ると、妻と共に武器を手にした。
しかし小学生の愛娘カトレア(アマンドラ・ステンバーグ)にあるデータの入ったチップと、名刺と、アメリカにいる彼女の叔父にあたるエミリオ(クリフ・カーティス)の住所を渡し、自力で逃げるようにと言った。
そして自分が身に着けていた、コロンビア原産の花であり、彼女の名前でもあるカトレアのネックレスをお守り代わりに彼女の首にかけてやるのだった。
15年後
両親の仇を討ちたい、ドン・ルイスに復讐したいと心に誓うカトレア(ゾーイ・ソルダナ)は、裏社会に生きる叔父のエミリオのもとで殺し屋として働いていた。
連邦保安官のウォーレン(グレアム・マクダヴィッシュ)が移送して来たばかりのリッツォ(アフィフ・ベン・バドラ)が、拘置所の中で殺された。
死体の胸に残された花の絵から、同様の事件が他にも21件起きていることを知ったFBIのロス特別捜査官(レニー・ジェームズ)は、この絵をマスコミに公開した。
それはコロンビアから姿を消したドン・ルイスに宛てた、カトレアからのメッセージだった。

しなやかで強靭な黒豹のような殺し屋カトレア。
恐らくは、いつかそんな日が来るだろうことを見越して幼い頃からある程度の“教育”を受けてきたのだろう。
プロの殺し屋の手から1人アメリカ大使館まで逃げ切った少女カトレア。
色々な場所から、色々な状況の中、するりと姿を消すカトレア。
大人になって、エミリオの手ほどきが良かったのか、ますます磨きがかかったカトレア。
そんな“殺し屋”カトレアは、スリリングで楽しかった。
が、1人の女性としては全く共感ができなかった。
と言うより、苦々しく思う部分が多くて、ドラマ部分が楽しめなかった。
そもそも、父親ファビオがドン・ルイスを裏切ったのが悪い。 カトレアにとっては親の仇かもしれないが、組織としては当たり前の対応だよなぁ・・・
と、ドン・ルイスとマルコの肩を持ちながら見ていたのも一因かも(苦笑)
子供の頃に両親を殺され自分も殺されそうになり、復讐心に凝り固まって育ったせいか、どこか発想ややる事が子供じみていた所も、彼女を好きになれなかった理由だろう。
親身になってくれるエミリオにまで迷惑かけやがって!!! と腹が立つぐらいに。
確かに彼も裏社会の人間だが、残された身内であり本当の家族のように大切にしてくれた彼に対して、カトレアのやった事を恩を仇で返すのに近かった。
少なくとも哀生龍はそう感じてしまった。
小学生のカトレアが殺し方を教えて欲しいと懇願したときに、エミリオはこんなニュアンスの事を言った。
銃の撃ち方を覚えるの大事だが、腕のいい殺し屋になるためには学校も必要。 “人間”を知らなければ一流の殺し屋にはなれない。
彼女を無駄死にさせないためにも、一流に育てなきゃならなかったんだろうなぁ・・・

素性を隠し偽名を使って付き合った相手は、画家のダニー(マイケル・ヴァルタン)。
彼の存在が無かったら、カトレアは更に暴走していただろう。
自分の恋人には秘密があると分かっていながらも、しつこく問いただす事をしなかったダニーの大人の対応と優しさを思うと、彼だけは巻き込まれて欲しくないと思った。
不用意過ぎる全く慎重さに欠ける、カトレアからの電話のタイミング。
そんな部分にも、カトレアの幼稚な部分が見え隠れしてしまって・・・
ま、彼も不用意な所があったし、彼の友人のライアン(ビリー・スローター)も(汗)
でも哀生龍は、ライアンにはもうちょっと出番が欲しいと思ったんだけどね(笑)
ついでに、CIAのリチャード(カラム・ブルー)にはもっと恐怖を味わわせてもいいんじゃないか?

元々女性キャラにはあまり興味の湧かない哀生龍は、「ニキータ」も「レオン」も見ているが、その流れを汲む作品だから見たのではない。
ただただ、ジョルディ・モリャが見たいが為(笑)
ところどころでスペイン語のセリフが出てくるが、マルコのセリフはほぼ英語。
その点はとても残念だったが、アップも多く、出番も思っていたよりも多く、さらには見せ場もあったのでかなり満足できた♪
1992年の頃の長髪も、現在の短髪でメガネも、どっちも好きだな。
もちろんアクションはスタント・ダブルの方がほとんどやったんだとは思うが、ジョルディ・モリャが激しいアクションシーンのあるキャラを演じる事はあまり多くないから、とてもワクワクしながら見る事ができたよ♪

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posted by 哀生龍 at 06:14| Comment(0) | TrackBack(3) | | 更新情報をチェックする