2013年11月29日

愛しのMILF 恋人は親友のママ

MILF

親友4人組、ブランドン(ジャック・カリソン)、アンソニー(フィリップ・マーラット)、ネイト(ジョセフ・ブートン)、ロス(ラモン・カマチョ)は、新入生の女子にも相手にされないどころか、男にも馬鹿にされるようなイケてない大学生
結局パーティに参加させてもらえなかった4人は、ブランドンの若く独身の母親ロリ(モリニー・グリーン)と、最近離婚したアンソニーの母ホリー(エイミー・リンゼイ)の“女子会”に乗り込んでいった。
しかし、突然押しかけたのはまずかったようだ。
ロリとホリーはあられもない姿で・・・
ショックを受けるブランドンとアンソニー。
そんな2人の気持ちを知ってか知らずか、ホリーはブランドンに・・・
実はパーティーの前に、ブランドンに頼まれて彼の家に酒を取りに行ったアンソニーは、ロリの全てを見てしまうというアクシデントに見舞われていた。
その事をブランドンに告白し謝り、この穴埋めをする・なんでも言う事を聞くと必死に詫びるアンソニーに、ブランドンはホリーとの事を言い出せなかった
今年中で、誰が一番多くの熟女を落とせるかと言う賭けをする事になった4人は、熟女が沢山いる店に行った。
しかし相手にされないのはどこでも同じだ。 と思ったら、ネイトとロスはお相手をゲット!
2人がとんでもない時間を過ごしたのに対し、ブランドンは・・・
彼がうっかり録画してしまったそれを見て、まさか彼のお相手が自分の母だとは気付かぬまま、アンソニーは・・・

熟女は怖い(笑)
独身クーガーの獰猛さと食欲といったら(苦笑)
MILFとは色気のある熟女とかそんな熟女好きのことだとは知っていたが、Mother I'd like to fuckの略って事は今回調べてみて初めて知った。
ブランドンとアンソニーの場合、“熟女だから燃えた”と言うよりも、“親友の母親だから燃えた”と言ったほうが正解じゃないかな?
息子の友達と関係を持ってしまった母親、と言うのは現実世界でもそれ程特別じゃないらしい所は何とも言い難いものがあるのだが、コメディ映画なんだからもう少しハチャメチャでも良かったかも?
着地点は“普通”の範囲内だったから、尻すぼみな印象が残ってしまった。

他のキャンパスから来たアレックス(ジェイミー・バーナデット)がスパイスになると良いなと期待したのだが、いまひとつ使いこなせていなかったようだ。

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2013年11月28日

ドン底女子のハッピー・スキャンダル

Without Men

専属ジャーナリストのゴードン(クリスチャン・スレイター)は、女ボス(カムリン・マイハイム)が納得するような記事を書かないと、帰りの旅費も出ない状態。
そんなゴードンは、アマゾンにある村のラファエル神父(オスカル・ヌニェス)が書いた日記を手に入れた。
元々は小さいながら普通の村だったが、革命軍によって男たちが連れて行かれたため、神父以外は女ばかりになってしまったのだ。
いばり屋で仕切り屋のロサルバ(エヴァ・ロンゴリア)は、村長だった夫に成り代わって村長になった。
村の男たちが戻ってくるか、将軍が送り込んでくれると約束した新たな男が来るまでの間のはずだったが、一向に男はやって来ない。
それでも何とか村は平穏無事だったのだが、外から男のような女クレオチルデ(ケイト・デル・カスティーリョ)が来たため、波風が起きた。
この村の女は、何も出来なくて良かった
教育も受けていなかったし、仕事もしていなかった。 ただただ男に従順であれば良かった。
が、クレオは仕事も出来るしそれなりに教育も受けていたのだ。
刺激を受けたロサルバに、ラファエル神父はこの村の未来のためには男子が必要である事を説き、“神の意思”だと言って子作りのための奉仕を買って出た。
村の女性たちを相手に200回以上も奉仕したというのに、誰も妊娠しなかったため、神父は奉仕をやめてしまう。
それに怒った女たちは、彼を村から追い出した。
日記はそこで終わっていた。
これじゃ記事にならないとガッカリしたゴードンの前に、当のラファエル神父が!
“女時間”を作り生まれ変わった村にやっとの思いで辿り着いたゴードンは、ロサルバから翌朝には出て行くようにと言われてしまう。
記事になったら困るからと、インタビューには答えないはずだったのに、つい話してしまったロサルバは、「記事にしないで。 私たちを守って」とゴードンに懇願。
「考えてみる」とゴードンは言ったが・・・

クリスチャン・スレイターが出ているから見たのだが、出番はほとんどなかった。
パンツ一丁になるシーンはあったが、そこから色っぽい展開にはならなかったし、女に追い掛け回されることも苦境に立たされる事もなかった。
もう少し別の使いようが・・・(苦笑)
やらかした神父のシーンはコミカルだったが、これもまた中途半端な感じで・・・
台風の目になるかと思われたクレオも、登場シーンではかなり期待させてくれたのに、ほぼ不発
主役のロサルバ役のエヴァ・ロンゴリアのファンの方は、楽しめたのだろうか?

そもそも、この邦題は何だ?
全然ストーリーにかすりもしていないと思うのだが?
女ばかりになってしまった村で、レズっぽくなってしまった女たちが、久し振りに現れた男に・・・・
な展開ではあるが、全体的にインパクトにかけるし、思い切りが足りないから中途半端間が強い(苦笑)
唯一村に残った男となった青年は、男扱いされていないどころか、弄られもしなかったし。



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2013年11月27日

ル・コルビュジエの家

El hombre de al lado
The Man Next Door


椅子のデザイナーとして世界的に成功しているレオナルド(ラファエル・スプレゲルブルド)は、その朝耳慣れない物音で目覚めた。
音のする場所を探していくと、それは窓から見える隣の家。
なんと内側からハンマーで壁を壊して、穴を開けているところだった。
作業員に声をかけてみると、を作っている所だと言うではないか。
レオナルドが暮らす“クルチェット邸”は、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエの設計によるもので、窓が多く光と風を多く取り入れられる独特のデザイン
だから、そんな場所に隣の家の窓が出来てしまったら、部屋の中が丸見えだ。
そもそも、他人の家に向かって窓を作るのは違法じゃないか。
思わぬ出来事に、レオナルドは妻と顔を見合わせた。
壁の穴から顔を出した隣の住人ビクトル(ダニエル・アラオス)は、「リフォーム工事を始める事を昨日の内に伝えられなかったのは悪かったが、ただ明り取りの窓が欲しいだけだ。 もちろん、覗くつもりは無い」と、窓から声をかけてきたレオナルドに言った。
穏やかに話し合った後、ビクトルは、開けてしまった穴にはとりあえずビニールを張ると折れてくれた。
だが、黒いビニールで覆われたその向こうで、リフォームは続けられる。
その騒音が気になって仕方が無い。
レオナルドは自宅で仕事をする事も多く、建築家の卵の指導も家で行う。
妻も、自宅でヨガ教室をやっている。
そんな苛立つ妻に、レオナルドは「隣に言って頂戴」とせっつかれる。
丁度そんな時、ビクトルの方から話にやってきた。
出来るだけ歩み寄ろうとしてくれるビクトルだったが、レオナルドはやんわりと拒否。
法的にも違法だし、何よりも妻が絶対に許さない、と。
だがその後も、ビクトルからのアプローチは続く。
“クルチェット邸”に向いた窓が無くても、壁の穴に目隠しがしてあっても、レオナルドの様子はお見通しのようだ。
少し不気味に感じたレオナルドは、今度は自分から「改装費は負担するから」と申し出たものの、ビクトルに拒絶されてしまう。
気付いたときには、ビニールの向こう側に窓枠が出来上がっていた。
覗かれる事を恐れ窓を作られることを嫌がったはずのレオナルドの方が、逆に、隣の家の様子やビクトルの行動が気になってチラチラ覗くようになっていく。
レオナルドにとって、敵はビクトルなのか? それとも妻? それとも・・?

レオナルドは、気の強い妻と、父親との関わるのを嫌がる年頃の娘と、お手伝いさんのエルバと暮らしている。
一応、仕事では成功を収めているようだが、家の中での立場は弱そうだ(笑)
そして、お隣さんに対しても、“クルチェット邸”に住んでいるぐらいの金持ちの名が知られているんだぞという態度は全く取らず、トラブルを避けたいこともあってか弱気な態度で接する。
レオナルドのそんなところに、微笑ましさを感じる。
大柄で強面のビクトルも、根は良い人そうだと思わせる雰囲気がある。
だから最初の内は、妻のピリピリ具合が目立っていて、レオナルドにとってはビクトルとの交渉よりも妻を宥める方が大仕事なんだろうなと、苦笑しながら見ていられた。
しかし、だんだんビクトルが不気味に思えてくる。
気付いたときにはビクトルの張ったクモの巣にレオナルドは絡め取られているんじゃないか? もしかして自分は今サイコホラーを見ているんじゃないか?と、ドキドキ。
シュールでシニカルなコメディのはずなのに(笑)

今回初めて名前を教えあった二人だが、隣人として暮らして日が浅いのだろうか?
コミュニケーションが上手く取れない隣人って、隣町の殺人鬼よりもある意味怖い。
暴力的で実力行使に出られたら警察に訴えることも出来るが、ビクトルのように穏やかな話し合いをしようという態度で仕立てに出られると、逆に打つ手が・・・
もしかして自分の方が、些細な事にこだわり過ぎて隣人との関係をこじらせているんじゃないか?と、思わされてしまう場合も。
そんな、どこででも起こりそうな出来事だから、自分の身にも降りかかりそうだから、面白くて空恐ろしい!

映画の舞台はアルゼンチンで、“クルチェット邸”も重要な要素だった。
ル・コルビュジエの事は全く知らなかったのだが、中学~大学の頃によく行っていた「国立西洋美術館」の本館が、彼の設計だった事を今回初めて知った。
今度行ったときは、ちゃんと建物も味わってこよう。



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2013年11月26日

モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 ~グレアム・チャップマン自伝~

A Liar's Autobiography: The Untrue Story of Monty Python's Graham Chapman

公開中なので控えめに。

空飛ぶモンティ・パイソン」で有名なイギリスのコメディ・チーム、モンティ・パイソン。
メンバーは、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリン、エリック・アイドル(この作品ではarchive footageで出てくるだけのようだが)、そして89年に48歳の若さで亡くなったグレアム・チャップマンだ。
チャップマンは亡くなる3年前に、80年に出版した自伝「A Liar’s Autobiography, Volume VI」の朗読を録音していた。
その録音テープと、14組のクリエーターによる、14種類のアニメーションで、チャップマンの生涯を振り返る??
(segment "Oscar Wilde") Oscar Wilde ⇒ ナット・トゥ・スケール(Not To Scale)
(segment "Polish Airman") Polish Airmen ⇒ ピープショー(Peepshow)
(segment "Eton") Eton ⇒ スティーヴン・ラール(Steven Lall)
(segments "Scarborough/Fish Shop", "Teen Sex List") Scarborough & Teen Sex ⇒ スーパーファド(Superfad)
(segment "Biggles") Biggles ⇒ メイド・ビジュアル・スタジオ(Made Visual Studio)
(segment "Monkeys") Monkeys ⇒ ミスター&ミセス スミス(Mr & Mrs Smith)
(segments "Freud", "Cambridge") Cambridge & Freud ⇒ シャーベット(Sherbet)
(segment "Queen Mum/St Swithin's") Queen Mum & Cock Car ⇒ ケーキ(Cake)
(segment "Frost & Ibiza") Ibiza ⇒ トランク(Trunk)
(segments "Stewardess/Coming Out Party/Pissed in LA", "Drying Out", "Monopoly") Coming Out Party & Drying Out ⇒ アーサーコックス(ArthurCox)
(segment "Sit on My Face") Sit On My Face ⇒ エー・フォー・アニメーション(A for Animation)
(segment "Nightmare") Nightmare ⇒ タンドラ(Tundra)
(segment "La Parties")  La Parties & Epistle ⇒ ビーカス(Beakus)
(segment "Vomit/Space Pods")  Space Pods ⇒ トリート・ストゥディオス(Treat studios)
読書家の少年時代、医学を学びジョン・クリーズとであったケンブリッジ大学時代、ゲイを自覚した頃、アルコール(ジン)中毒になっていた絶頂期、そして・・・

モンティ・パイソンのメンバー本人たちが声で出演し、archive footageも使われ、7人目のモンティ・パイソンとも言われるキャロル・クリーヴランドも参加している。
声の出演として、スティーヴン・フライ、トム・ホランダー、キャメロン・ディアス等々も。

シニカルで辛らつで下品で毒々しくて、それでいてシュールで楽しい大人のブラックコメディ!!
“嘘つきの物語”は、「空飛ぶモンティ・パイソン」のようなスケッチとはちょっと違った味わい。
合わない人にとってはどう頑張っても駄目なんだと思うが、不快なところや意味不明なところも含めて、良く分からないけど楽しめた(気がする)

とりあえず、BDは買った。
いまだにプレイヤーが無いのだが、いつか見る日を楽しみにしたい。
本編は約85分だが、映像特典は約191分!!!

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2013年11月25日

ウォールフラワー

The Perks of Being a Wallflower

公開中なので控えめに。

高校生活が始まったチャーリー(ローガン・ラーマン)は、あと何日我慢すれば卒業かを数えるような目立たない男子生徒。
誰かの目に留まってしまえば虐められたり悪口を言われたりするから、目立たないのが一番だし、そもそも自分なんかに目を留める生徒はいないだろう。
だから、ランチも1人っきり。
アンダーソン先生(ポール・ラッド)の国語の授業でも、答えは分かっていたが手を上げる事はしなかった。
そんなチャーリーが自分から思い切って声をかけたのは、キャラハン先生(トム・サヴィーニ)の授業で先生の真似をし“ナッシング”と呼ばれる事になってしまった3年生のパトリック(エズラ・ミラー)だった。
学校のアメフトの試合をパトリックと一緒に見た、彼の義妹サム(エマ・ワトソン)とも親しくなった。
パトリックとサムは両親の再婚によって、同学年の兄妹になったのだと言う。
卒業生歓迎会では、いつものように1人定位置の“壁の花”だったチャーリーだったが、派手に踊る兄妹に引き寄せられるようにフロアの中へ・・・
二人に誘われて初パーティを経験し、そこで大麻入りケーキをそうとは知らずに食べてラリってしまったチャーリーは、余計なものを見たり余計な事を言ったり・・・
チャーリーが本当に“独り”なのを知った兄妹は、彼のために乾杯し、「はみ出し者の島へ、ようこそ」と、チャーリーを仲間入りさせたのだ。
兄妹と彼らの仲間メアリー・エリザベス(メイ・ホイットマン)やアリス(エリン・ウィルヘルム)らとの交流を深める一方、アンダーソン先生に文才を認められて個人的に指導を受け、充実した日々を送れるようになっていった。
しかし、高校入学前に精神的な病気で入院していたチャーリーは、ある事をきっかけとして再び症状が出てきてしまう。
何度もフラッシュバックのように思い出される、亡くなったヘレンおばさん(メラニー・リンスキー)のこと。
3年生のみんなが卒業してしまうと一人高校に残される事になるチャーリーは、別れの日が近付くにつれますます不安定になっていった。

ローガン・ラーマンが主役で、“壁の花”。
青春映画。
チラシの謳い文句に書かれている3作「セント・エルモス・ファイヤー」「リアリティ・バイツ」「あの頃ペニー・レインと」が好き。
と言うことで、見る事にした。

期待を遥かに超える痛々しくも心沸き立つ内容と雰囲気で、かなり満足できた。
もう二十歳を過ぎているのに純朴な高校生らしい表情を見せるローガンは、「小説家志望の16歳」というキャラに馴染んでいた。
臆病で、でも他人との関わりを拒絶するほど後ろ向きではなく、青春も恋も諦めてはいない。
しかし・・・
チャーリーというキャラの描き方と、バックグラウンドの見せ方は、かなり好みだった。
小説で読んだら、もしかすると少し印象が変わるのかな?

「少年は残酷な弓を射る」の予告で見た強烈な印象から、エズラ・ミラーはエキセントリックで繊細で防衛本能から刺々しくなるようなキャラという先入観が出来かけていたのだが、良い方にひっくり返された。
髪型違っているせいもあるだろうが、エマ・ワトソンにチラッともハーマイオニーの影がよぎらなかったのも良かった。

3人の俳優たちの実年齢に、ちょっと驚いた。
そうか・・そうなのか・・・

人生は、自分の性格や努力のしようによっては、変えられる部分もある。
しかし、誰といつどのようなタイミングでどのような状況で出会えるのか、そこからどのような関係に発展して行くのかによっても、人生は大きく変わる。
良い出会いが出来るか、良い友人を作れるか。
相手あってのことだから、こればかりは自分1人の頑張りだけではなかなか・・・
主役3人は、それぞれ背負っているものがあってもその苦労や努力を見せずに、サラッと軽く生きているように見せている部分がある。
程度の種類も違うけどね。
過ぎてしまえばなんでもない、というような顔をしてはいても、どう簡単に消化できるものじゃない。
消化不良で蓄積されていく思いを、吐き出せる相手がいる幸せ
それは恋人でも親友でも、関係にこだわる必要は無い。
チャーリーにとって兄妹との出会いは特別なものだったが、兄妹にとってもチャーリーは特別な存在になっていた。

何故優しい人たちは“間違った相手”と付き合うのか?
それは・・・

当時洋楽にはまっていた人にとっては懐かしくも心躍る、80年代~90年代のナンバー♪
“完璧”な曲を大音量で流しながらトンネルを疾走し、そしてトンネルの外へ。
無限を感じる瞬間。

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2013年11月22日

かぞくモメはじめました

Parental Guidance

アリス(マリサ・トメイ)は、夫フィル(トム・エヴェレット・スコット)に同伴して表彰式に行く事にしたが、3人の子供たちのことが気がかり。
1年近くも会っていない自分の両親、野球の実況アナウンサーの父アーティ(ビリー・クリスタル)と女帝のような母ダイアン(ベット・ミドラー)を呼んで子守りを頼む事にしたものの、正直心配の種は尽きない。
フィルが考案したRライフという音声作動の全自動システムの“スマートハウス”のプロトタイプを搭載した家に暮らす、今時の家族のありようと、FacebookもTwitterも知らないような昔ながらの教育方針の両親とは、何かと意見が合わずに衝突してきた。
その上、3人の子供たちはなかなか個性的で難しい子達。
長女ハーパー(ビリー・マディソン)は完璧主義症候群で、コンクールに向けてバイオリンを特訓中。
長男のターナー(ジョシュア・ラッシュ)は、勉強もスポーツも得意なのだが、吃音があるために引っ込み思案。 スピーチ・セラピーを受けているが今のところ成果は見られない。
次男のバーカー(カイル・ハリソン・ブライトコフ)は頭の回転は速いが、見えない友達“カール”いて、落ち着きが無い。
アリスは家を出る前に、いくつも注意事項を両親に伝えた。
糖分は与えないで。子供を尊重し意見を聞くような言い回しにして。それから・・・・
それでもどうしても不安が拭えず、アリスはフィルだけ先に行かせて、もう少しちゃんと子守りが出来るのか様子を見てから追いかける事に。
教育方針や生活環境が違うだけでなく、自分が嫌われている自覚のあるアーティは、正直孫たちが苦手で子守りなんかしたくは無かった。
が、引き受けてしまったからには、気に入られたい
娘夫婦も孫たちもおじいちゃん・おばあちゃんに気を使っているが、アーティとダイアンもまた精一杯娘夫婦のルールに従おうと頑張った。
が、アーティは気に入られたいがために、ずるい手を使ってしまう。
その一方で、娘アリスからは、自分の親には子供たちを任せられないと思われてしまう。
愛されている?
敬遠されている?
間違っている?
子育てに自信は?
およそ一週間の間に、3人の子供たちは少し変わった。 少し成長した
そして大人たちも・・・

才能を伸ばそうと英才教育を施す一方で、なんでも平等・落伍者が出ないように・勝敗をつけない・子供の意思を尊重する等々に、哀生龍は世代的になんか違和感を覚える。
正しいか間違っているかではなく、過保護になり守ろうとし過ぎるあまり、経験の機会や成長の機会を子供から奪ってしまっているように思えるんだよね。
痛い思いも苦い経験も、必要なことだと思う。
暴力は良くないけど。
それに、なんでも平等で順位をつけないようじゃ、得意分野で活躍することもできやしない。

ビリー・クリスタルとベット・ミドラーが祖父母なんて、贅沢な配役だ!
何度か実況するシーンがあったが、こんなにビリー・クリスタルが美声だとは気付いていなかったよ。
哀生龍は英語が聞き取れるわけじゃないが、それでも流れるような実況はとても早口なのに聞きやすく感じた。
そして、やっぱり今回も疲れて見えたマリサ・とメイ(苦笑)
見るたびに老け込んだと感じてしまうんだが・・・
ま、トム・エヴェレット・スコットも、かなりサイズアップしていて最初は誰か分からなかったけどね。
「すべてをあなたに」から16年?
それじゃぁ仕方が無いか・・?

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2013年11月21日

デッドガール

Deadgirl

高校生のリッキー(シャイロー・フェルナンデス)は、ジョアン(キャンディス・アッコラ)の事をまだ引き摺っていた。
親友JT(ノア・セガン)はリッキーの気分を変えようと、二人で学校をサボり、あそこでビールを飲もうと精神病院に忍び込んだ。
誰もいない廃墟だと思って、二人は落書きをしたり壊したり。
だが、肝試しに行った地下で・・・
拘束され、透明なビニールで覆われた全裸の女性(ジェニー・スペイン)が。
死んでいるかと思われたが、どうやら生きているようだ。
真面目なリッキーは彼女を解放してやろうと考えたが、JTは俺たちしかいないんだからと。
JTの思惑に賛成できないリッキーは、1人で帰った。
その晩、JTにどうしてもと頼まれ、リッキーは彼と一緒に再び彼女のところへ。
なんと彼女は、何度殺しても死なないのだ。
肌は冷たいし唸るだけだが、確かに動いている。 生きているとしか思えない。
JTは、彼女はモンスターかもしれないが、俺たちの物だと言った。
その女のそそる身体に、JTは、彼女がモンスターでも構わないと思ったのだ。
彼女の事は二人だけの秘密にするはずだった。
それなのに、JTは二人の共通の友人で幼馴染でもあるウィーラー(エリック・ポドナー)にもやらせていた。
だが、恐怖の事態が起きた。
ウィーラーやジョアンの彼ジョニー(アンドリュー・ディパルマ)の身に・・・
これで懲りるどころか、リッキーは、イイ女をナンパして・・と考えた。
すっかり“支配者”気取りのJTは、その地位を楽しんでいた。
ジョアンまでさらってきたJTに、リッキーはもう限界だった。
ジョアンをつれて逃げようとするリッキー。
追ってくるデッドガール!

やりたい盛りの高校生、真面目君、やんちゃ坊主、ちょっと鈍臭い奴、女子、ライバル、精神病院、廃墟、肝試し、生命の危機、ゾンビ・・・
色んな“お約束”の要素が盛り込まれていた。
ただひたすらやって殺されて逃げ惑うような単調な流れではなく、要素の組み合わせ方を少し捻っているから、幾分新鮮味を感じた。
が、哀生龍にとってあまり得意な分野ではないから、楽しむと言う所までは行かなかった。

にしても・・・・
高校生の性に対するアグレッシブな言動が主軸となる作品は、海外作品(特にアメリカ物)だから違和感無く抵抗無く見られるのだが、これを日本の高校生に置き換えると・・・
最近の日本の高校生の性事情は良く知らないが、生きているのか死んでいるのかゾンビなのか・・そんな得体の知れない廃墟と化した精神病院の地下に拘束されている女とやっちゃう日本人の高校生が主役の作品は、想像がつかない。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ



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ラベル:ホラー 青春
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2013年11月20日

ハプニング・ルーム

HOT WIVES CLUB

結婚7年目のマークは、カスタマーサポートの電話オペレーター。
客もイライラしていたが、彼自身もイライラ。
「どうしたんだ?」と同僚のベイカーが訊ねると、妻ハンナは“マグロ”で夫婦生活はマンネリ化してるとぼやいた。
そんなマークにベイカーは、秘密のクラブを教えてやった。
素性を明かさないのがルールだからマスクをつけて行け、とアドバイスを添えて。
ハンナは、夫が刺激が足りないと思っていると知り、いつに無く挑発的に・・・
マークは、「スワップは嫌よ」というハンナに適当な説明をして、彼女を連れてクラブに行ってみた。
半裸で絡み合い体をまさぐりあう男と女、女と女。
マークとハンナはただただ見ているだけだった。
たしかに楽しんだし中てられてしまったけれど、これで夫婦関係が良くなるとは思えない。
マークはハンナに、本当の小さな願いを告白した。
他の男とやっているところが見たい
だた、次に行ったときも、ただ見ているだけ。
嫌がるハンナを説き伏せ、マークは懲りずにまたクラブへ。
結局、「あなたも他の女とするのなら」と言う交換条件をハンナが出し、マークはそれを受け入れた。

ええと・・・・・
OVらしいが、これはいったいなんだ?
出来の悪いAVもどき?
色気もエロスもファンタジーも猥褻さも何も無いんだけど?
ただただ退屈なほど同じようなシーンの繰り返しで、単調すぎて眠気に襲われたよ。
監督・脚本はフランシス・ロックと言う人らしいが、ご自身はこれで興奮したり夫婦仲が再燃したりするのだろうか?

そもそも、哀生龍は何でこれを借りたのか、自分で全く思い出せない。
思い当たる節もない。
似たタイトルの別の作品と間違えたとも思えないし・・・
(―'`―;)ムムッ



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2013年11月19日

ベビーシッター・アドベンチャー

Adventures in Babysitting

うきうきとデートの準備をしていた17歳のクリス(エリザベス・シュー)。
ところが普段着で現れたマイク(ブラッドリー・ウィットフォード)は、両親が不在なのに妹が病気になってしまったから、家にいてあげなきゃならないと言って、デートを延期したのだ。
チキンスープぐらいなら作って上げられるからとクリスが言っても、移るからと断られてしまう。
ガッカリしたけれど仕方が無いと諦めたクリスに、親友ブレンダ(ペレロープ・アン・ミラー)はその言い訳は怪しい、と。
そんな時間が出来てしまったクリスに、ベビーシッターを頼みたいとアンダーソン家から電話が入った。
妹サラ(マイア・ブルートン)からクリスが来ると聞いて、あたふたしてしまう兄のブラッド(キース・クーガン)。
本当は、その夜は友達のダリル(アンソニー・ラップ)の家に泊まりに行く予定だったが、クリスと一緒にいたくて迎えに来たダリルを追い返してしまった。
が、アンダーソン家にコレクトコールでブレンダから電話が入ったことで、思いも寄らない事態に。
新しい母親と折り合いが悪いブレンダは、とうとう家出してしまったのだが、お金が無いから駅まで迎えに来てくれというのだ。
しかし預かった子供を置いていくわけにも行かず、仕方なく二人を車に乗せていると、そこにエロ餓鬼ダリルが。
結局ダリルもつれてみんなで駅に向かったクリスだったが、高速でパンクし、スペアタイヤも無く、財布も置き忘れてきて・・・
通りがかりの“ドーソン自動車修理工場”のジョン(ジョン・フォード・ヌーナン)が、工場まで乗っていたレッカー車で引っ張ってくれる事になった。
親切なおじさんに出会えた事を喜んだのも束の間、一難去ってまた一難

1987年の作品。
懐かしの80年代(笑)
ファッションも音楽も、古臭いというよりは“懐かしい”と言いたくなる。
「ベイビーシッター・ブルース」なんて、雰囲気が懐かしすぎて笑えるぐらいだ。
哀生龍と同年代ならば、きっとそんな感覚を分かってくれるんじゃないかと。

ストーリー展開は強引で始終ドタバタしていたが、この感じは嫌いじゃない。
悪役も含めて、どいつもこいつも憎みきれないキャラだったのも楽しかった。
車の窃盗集団の青年ジョー(カルヴィン・レヴェルズ)もなかなか良い奴で、何でこんな集団にいるのか分からなかったよ。
クリスがどう頑張ってみても17歳には見えなかったのが、難点か?

見た理由は、おしゃまさんなサラがアメコミのマイティ・ソーの大ファン、というキャラ設定だったから。
兄ブラッドから「ウィングヘッド」と呼ばれていたが、ソーの翼つきヘルメットを被り、赤いマントをつけていて、ちゃんとハンマーも持っているんだよ。
修理工場のドーソン(ヴィンセント・フィリップ・ドノフリオ)の登場に、「雷神が降臨した!!」と言わんばかりの反応を示して、本気でこの修理工の姿はソーの仮の姿だと思ってしまったらしい。
いや、確かに、そう言いたくなるほど若くてしまった体のドノフリオは、格好良く見えたよ!!!
それぐらいソーが好きな妹を怒らせようと、ブラッドは「ソーはホモだ」とからかっていた。

そして、物凄く得した気分になれたのは、若くてまだエラの張っていないメガネ無しのアンソニー・ラップが見られたこと!!
いやぁ~ ビックリ!
最初は彼だとは気付けなかった。 今と全然違う!
生意気でおませなエロ餓鬼っぷりが、可愛いやら微笑ましいやら・・・



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2013年11月18日

フィルス

Filth

公開中なので控えめに。

スコットランド警察の刑事ブルース(ジェームズ・マカヴォイ)は、警部補昇進の申請をしていた。
部署内を見渡してみると、ガス(ゲイリー・ルイス)はおつむが弱いから問題無いし、ピーター(イーモン・エリオット)は隠れゲイ・だから蹴落とすのは楽だし、ドギー(ブライアン・マッカーディー)は妻クリッシー(ケイト・ディッキー)の浮気が心配でそれどころじゃないし、後輩で相棒のレイ(ジェイミー・ベル)はヤク中だから心配ない。
しいて言えば、男たちを奴隷にしていそうなアマンダ(イモージェン・プーツ)が要注意か?
妻キャロル(ショーナ・マクドナルド)もそれを強く望んでいるから、ライバルたちを蹴落とすための工作に余念が無い。
表の顔は出来る刑事だが、裏ではかなり汚い手を使っている上、アルコールにドラッグに女に・・・
はっきり言って、ブルースは犯罪行為もお手の物なのだ。
ブルースたちの上司ボブ(ジョン・セッションズ)はブルースの手腕を評価し信頼してくれているが、ここで更に手柄を上げてライバルたちに差をつけたいところ。
今、二つの事件を任されている。
1つは、日本人学生が暴行され殺された事件。
もう1つは、ブルースやボブもメンバーになっているフリーメイソンの1人、公認会計士のクリフォード(エディ・マーサン)の妻バンティ(シャーリー・ヘンダーソン)にかかってくる、いたずら電話だ。
極悪非道な不良刑事である一方で、ブルースの中には真面目な刑事の一面もあった。
通りで倒れている夫を救おうと泣き叫んでいる女の声を聞きつけ、急いで駆けつけ心臓マッサージをしてやるブルース。
その女メアリー(ジョアンヌ・フロガット)はまだ幼い息子を連れて、お礼を言いに署まで来てくれた。
しかしこの妻子との関わりが、ブルースの精神状態を悪化させていく。
ドクター・ロッシ(ジム・ブロードベント)の診察を受け薬も処方してもらっているが、幻覚や幻聴は酷くなる一方だった。
そんなブルースは、事件を解決し、昇進する事ができるのであろうか?

独特の作風と毒のあるストーリーが癖になる、「トレインスポッティング」や「アシッド・ハウス」のアーヴィン・ウェルシュの原作を映画化した作品。
嬉しくなるほど、インモラル。
陽気で軽快で気分が高揚するような好みの曲も多く使われていて、酷い話なのに見ていて楽しくなってしまうんだよ。
グッと胸に来るシーンもあるしね。
とても好みにあっていて、がっつりハマったよ!!

下劣で下品で不快で非道な男が、仮にも優秀な刑事というから、この署のレベルが知れてしまう。
女、外国人、同性愛者に対する偏見というか見下した言動は、時代錯誤も良いところ。
ま、上司も似たり寄ったりだが。
その上、アルコールとドラッグで顔はむくみ目は濁り・・・
だが、ブルースが錯乱していくのには、もう1つ別の要因が!

伏線の張り方、匂わせ方も、哀生龍好み。
分かりやすい(そうじゃないかと気付きやすい)のに、分かってしまってもがっかり感が無い。
後ろ姿で登場したあの人も、特にこれといった理由は無いのだが、「きっとこの人はあの人だ」と直感的に分かった。

ハジケる公認会計士のエディ・マーサン。
どんどん堕ちて行くにつれ魅力が増すブルースのマカヴォイ。
強い女たち。
キャラクターとキャストの個性や魅力の引き立てあいが、絶妙で面白い。
可笑しくて憐れで、その上笑えるんだから!
折角だから、マカヴォイとブロードベントには、もっと美声を聞かせてもらいたかったけど。

「トレインスポッティング」は、良くあの文体の小説をあんな風に映画にまとめたなと、本を読んで思った。
この作品も、小説だとまた違った味わいがあるような気がして、読んでみる事にしたよ。

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2013年11月15日

アメリカン・パイ in ハレンチ教科書

American Pie Presents: The Book of Love

イースト・グレート・フォールズ高校に通うロブ(バグ・ホール)は、弟に恥ずかしいビデオを撮られたうえ動画サイトにアップされてしまったため、学校中にそれを知られてしまった。
そんなロブはまだ童貞で、仲の良い女友達のハイジ(ベス・ベアーズ)のことが好きだった。
でも彼女はロブの気持ちも知らないで、「友達から子供扱いされるのが嫌だから、処女を捨てちゃおうかしら」と彼に軽いのりで相談。
ロブの親友ネイサン(ケヴィン・M・ホートン)とルーブ(ブランドン・ハーデスティ)も童貞。
ネイサンにはガールフレンドのデイナ(メラニー・パパリア)がいるが、処女の誓いを立てているからいつもB止まり。
ルーブはチアリーダーのアシュレー(ジェニファー・ホランド)を狙っている。
学校のアロハダンス・パーティは、そんな彼女たちとお近づきになるチャンス
ところが、そう簡単にはいかない。
思わぬアクシデントで、ロブはハイジと共に、2ヶ月の(土)登校とスプリンクラーで水浸しになった図書室の片づけを命じられてしまった。
折角二人っきりになれても、気まずくて・・・
そんな時、ロブは“バイブル”を見つけた。
それは“聖書”ではなく、伝説の“ハレンチ教科書”、童貞喪失のための聖典だ!
都市伝説だと思われていたのに、実在していたのだ!!
内容は、ここ数十年の実録
毎年生徒一人を救ったと言われる本だから、これがあれば、エッチが出来る!?
早速実践してみたが、スティフラー家のスコット(ジョン・パトリック・ジョーダン)のようには上手く行かない。
とは言っても、ハイジとデイナの友人イモジェン(ルイーザ・リットン)の方が、スコットより上だったが。
カナダまで遠征したのにとんだ目に遭った3人は、スコットの家でのパーティで今度こそ良い所まで行った。
が、“良い人”はセックスできない??
そこで3人が出した結論は、“バイブル”の解読不能の部分を修復することだった。
これを作り始めた人レヴェンスタイン氏(ユージーン・レヴィ)に連絡を取ってみた。
連絡を受けたはノアは、快く協力してくれただけでなく、他の製作者への連絡も手伝ってくれた。
3人の童貞たちは、この“バイブル”で救われるのであろうか?

アメリカン・パイのシリーズ、映画&OV全体でいうと7作目。
必ず登場するのは、ジム・パパことノア・レヴェンスタイン。
そして、OV版では毎回スティフラー一族の誰かが。
今回登場したスコットがスティーヴとどんな関係に当たるのかは、説明がなかったような?
ちょっとスティフラーの男にしては、スコットはパンチが弱かったと思う。

聖典⇒性典だな・・・などと言ったら、オヤジギャグだな。
これの前の2本のOVのタイトルを“ハレンチ~”としているから、今回も“ハレンチ教科書”なんだろうが、ある意味本気で真面目に経験を持ち寄って作ったような本だから、“ハレンチ”と表現してしまうのが申し訳ない気がしたんだよね。
捨てたいけどなかなか上手く行かなくて、焦ったり恥ずかしい思いをしたり。
そんな生真面目で微笑ましい彼らの事は、温かい目で見守ってあげたくなったが、作品としてはちょっと大人しかったかな?
やたらオッパイを見せるだけで、“ハレンチ”というほど際どいエロ楽しいシーンは少なかったよ。
どうしても、アメリカン・パイのシリーズの看板を背負っている作品には、やらかしちゃってくれるだろうと期待しちゃうからね。

ロブの母親はロザンナ・アークエットだった。
相変わらず妖艶な雰囲気を醸し出していたのに、全然危ない雰囲気にならなかったのが残念!



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2013年11月14日

29歳からの恋とセックス

Lola Versus

29歳の誕生日を迎えた大学院生のローラ(グレタ・ガーウィグ)は、同棲中の恋人ルーク(ジョエル・キナマン)からプロポーズされた。
ローラは幸せの絶頂に浸りながら結婚式の準備を進めていたというのに、直前になって、突如ルークから破談にされてしまった。
友人に貸していた自分の部屋に戻ったローラを、親友のアリス(ゾーイ・リスター=ジョーンズ)がクラブに誘ったが、ショックが大きすぎてローラは楽しむことが出来ないばかりか、パニック発作を起こしかけてしまう。
ところが、気まずくなるかと思われたルークと共通の友人であるヘンリー(ハミッシュ・リンクレイター)とは、不思議と落ち着けた。
同じ頃、スモークサーモンを買ったローラに話しかけてきたニック(エボン・モス=バクラック)は、今度食事を作ってあげるからと電話番号を彼女に渡した。
一方ルークは、何度も電話を掛けてきては、話そうとか友達でいようとか伝言を残したが、ローラはそんな気にはなれずに無視していた。
すると、学校で待ち伏せされて・・
両親(ビル・プルマン、デブラ・ウィンガー)も彼女の事を気にかけてくれるが、ローラは少しずつヘンリーと過ごす時間を増やしていた。
ヘンリーは優しいいい人で、変なお願いをしても応えてくれた。
それなのにローラは、ルークに電話してしまい・・・
一時は燃え上がったものの、こんなことは良くないと泣いてしまうローラだった。
そして、ヘンリーがボーカルを務めるバンドのライブで、ルークが別の女性と親しげにしているのを見て、ローラはヤケクソ気味にヘンリーと付き合っていると言ってしまう。
友達以上恋人未満だったのに。
混乱しているローラに、ヘンリーは攻めるでもなく、流れに任せよう彼女を受け止めてくれる。
だが、ローラはニックとも・・・
さすがのヘンリーも怒ってしまった

社会人の29歳と学生の29歳は、感覚が違うのかな?
それに登場人物は、みんないわゆる会社勤めではない。
ローラは小説家志望、ルークは画家の卵、アリスは舞台女優、ヘンリーはバンドのボーカル。
働いているとは思えなかった。
そのせいか、ローラは29歳の割りに感覚が幼いというか、恋愛や人間関係を自ら壊すような浅はかで子供じみた行動が目立った。
哀生龍の感覚がおかしい? 古い?
結婚式の数週間前にいきなり振られたのは可哀想だし、結婚に怖気づいて別れてしまうルークもやることがガキだが、でも全然共感できなかった

ヘンリーが少々優柔不断ながらもいい奴だったから、余計にローラのことが許せないと感じたのかもしれないが。
自分からローラに手を出そうとしないヘンリーの優しい雰囲気に、ゲイなんじゃないか? ルークと出来てるんじゃないか? と勘繰りたくなったよ(苦笑)

そうそう、アリスが好きな劇団の共演者のロジゃーは、シャイアン・ジャクソンだった。



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ラベル:ドラマ ロマンス
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2013年11月13日

シリアル・ママ

Serial Mom

歯科医ユージーン(サム・ウォーターストン)にとっては、献身的な良き妻
ミスティ(リッキー・レイク)とチップ(マシュー・リラード)にとっては、明るく優しい完璧な母
ご近所の奥さんドッティ(ミンク・ストール)が、猥雑ないたずら電話や脅迫状に悩まされているとして、二人の刑事パイク(スコット・ウェスリー・モーガン)とグレイシー(ウォルト・マクファーソン)が聞き込みに来たときに、ビバリーはこんな言葉は口にしたことが無いと言って、陽気で天然な主婦振りをアピール。
そんなビバリー(キャスリーン・ターナー)には、秘密があった。
ドッティに嫌がらせをしていたのは、ビバリーだったのだ。
そのきっかけは、ある日の駐車場でのちょっとした出来事。
ビバリーが“許せない”と思う事をする人は、彼女にとっては、殺しちゃってもいい人なのだ。
息子を侮辱した先生、ゴミをきちんと出せない近所の奥さん、シートベルトをしないドライバー、娘を振った若者、そして、レンタルビデオを巻き戻さずに返却する客・・・
ビバリーの凶行は家族にも世間にも、知れるところとなった。
しかし、自分じゃないわと、ビバリーはにこやかに平然と家族と共に教会へ。
だが警察は証拠を掴み、ビバリーは殺人罪で起訴された。
が、有名人になっただけでなく、彼女は人気者にもなっていく。
弁論下手な弁護士を馘にし、無罪を主張して自分で自分を弁護し、ますます好調のビバリー。
彼女に下された判決は?

タイトルは色んな所で見聞きしたのだが、何故か今まで見ていなかった作品。
「ピンク・フラミンゴ」もまだ見ていないけど。

ブラック・コメディ。 皮肉たっぷりのシニカル・コメディ。
批判精神旺盛でも、シリアル・ママが嫌味ったらしくないから不快感が無い。
爽快とまでは行かないし、“辛辣”の度合いもそれ程強烈ではないから、気を抜いているとただのコメディにも見えてしまうぐらい。
当時は多分、今よりももっともっと強烈な印象を残したんだろうけどね。
誰にでも、「小さなこと・些細なことだけれど、どうしても許せない他人の言動」という物があると思う。
不快に思い、不愉快になり、苦情を言い、関わりを持たないようにし・・・ 普通はそんな風に対処すると思うのだが、シリアル・ママは違った。
許せないから殺す!
ルールを守らないから殺す!
家族に害をなす存在だから殺す!
彼女にとってそれは正義だから、正々堂々と無罪を主張して、自信満々に自己弁護できるんだよね。
天晴れ!!!

それにしても、いつも書いているが、陪審員制度って怖いなぁ・・・

マシュー・リラードの映画デビュー作ということもあって、若い! と感じると思ったのに、あれ? あんまり今と印象が変わらないぞ?
確かに今の方が顔も体つきも貫禄がついてきているが、でも印象が同じだ!!



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2013年11月12日

ランズエンド ―闇の孤島―

Blood

12歳の少女が殺された。
刑事のジョー(ポール・ベタニー)の娘と同じ学校に通っているアンジェラだった。
ジョーは、同僚でもある弟クリシー(スティーヴン・グレアム)と共に、第一容疑者の男をしょっ引いた。
小児性愛犯罪の前科を持つビューリー(ベン・クロンプトン)だ。
信仰に目覚めたらしいビューリーは、従順に二人の刑事に従った。
40人以上の少女の写真や、殺されたアンジェラのバングルも彼の部屋で見つけたが、悔しいかな、起訴するには証拠不十分だと言われてしまう。
パーティで、元警察署長の父レニー(ブライアン・コックス)が、また昔の武勇伝を語り始めた。
最近記憶が怪しくなっているレニーから何度も聞かされるその話に、ジョーはうんざりしていた。
酔いつぶれた父をクリシーと共に車に乗せて家に向かう途中、寄った勢いでビューリーを“”に連れて行ってしまう。
“島で追い詰めれば、なんでも白状する”といつも父が話していた事を真似て、ビューリーに穴を掘らせ、威嚇し・・・
犯行を自白させるはずが、ビューリーの一言に切れたジョーは、クリシーが止める間もなく!!
ジョーはそれを隠蔽するために、クリシーにいくつかの指示を出した。
その翌日。
不安で落ち着かず神経をとがらせるジョー。
恋人ジェマ(ゾーイ・タッパー)がやっと結婚を承諾してくれたと、同僚の前で浮かれて見せるクリシー。
だが、当然の報いと自分を正当化しようとしていたジョーに、辛い現実が襲い掛かる。
なんと、ビューリーにアリバイがあることが分かったのだ。
あの一言の意味も、ジョーの思い違いだったようだ。
兄弟は、同僚ロバート(マーク・ストロング)と共に、更に事件を追った。
真犯人は?
ビューリーが真犯人なのか?
それとも彼は無実なのか?

ビューリーの母、アンジェラの母。
二人の言動の違いに、色々思うところがあった。
特にビューリーの母の、罪を犯したことがある息子への信頼と愛情が・・・

時間の経過と共に、どんどん表情が変化していくジョー。
やつれ、表情が険しくなり、神経を尖らせ・・・
父レニーのやり口に似た、ジョーのプレッシャーのかけ方。
最近レニーは認知症のせいで記憶が怪しく、ときぞき自分がまだ警察署長だと思い込んでいたが、かつては辣腕で鳴らしたようだ。
当時は荒っぽい取調べや自白の強要は日常茶飯事だったのかもしれないが、今はそうじゃない。
しかし、父の存在がとても大きかった兄弟には、父を真似、父を乗り越え、父に認められなければならないというプレッシャーが常にあったのだろう。
特に長男のジョーは、その自意識が強く、それがあんな事態を引き起こしたに違いない。
ジョーを演じるベタニーさんの、鬼気迫る雰囲気が息苦しく、そして楽しかった。
ジョーよりはおっとりしている分、一歩引いて冷静になれていた弟を演じているのが、もっさり系のスティーヴン・グレアムだったから、兄弟の対比が明確に現れていて良かった。
そして、父親がブライアン・コックス!!
なんて強烈な個性の父息子なんだろう(笑)

そして、眼光鋭いながら物静かにじわじわと核心に迫っていくロバートを、存在感のあるマーク・ストロングが演じているのも刺激的だった。



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2013年11月11日

BROKEN

スカンク(エロイーズ・ローレンス)は11歳の女の子
1型の糖尿病を患ってはいるが、明るく生き生きと暮らしていた。
ソリシター(事務弁護士)の父アーチー(ティム・ロス)はそんな彼女をいつも気遣い、兄ジェド(ビル・ミルナー)とも仲が良い。
母はいなかったが、オペア(住み込みで家政婦や子守りの仕事をしながら語学を勉強している外国人のこと)のカシア(ザーナ・マリアノヴィッチ)が良く面倒を見てくれている。
そして、カシアのボーイフレンドで教師のマイク(キリアン・マーフィ)とにも、兄妹は懐いていた。
ある日の夕方、スカンクが見ている前で、隣人の青年リック(ロバート・エムズ)が、同じく隣人のボブ(ロリー・キニア)に殴られた。
そして警察に連れて行かれたのは、リックの方だった。
原因は、ボブの次女スーザン(ロザリー・コスキー)がついた
検査で彼女の嘘はすぐに明らかになったが、リックのは深く傷ついた。
アーチーはリックの父(デニス・ローソン)から相談を受け、ボブに話しに行ったが、妻を亡くしているボブは娘を守ろうとする気持ちが強く、攻撃的な性格もあいまって聞く耳を持たない。
再び逮捕される事になったリックは、閉鎖病棟に入れられてしまった。
その頃スカンクには、ディロン(ジョージ・サージェント)新しい友人が出来た。
彼女は彼を自慢の秘密基地に連れて行き、そこで彼からガールフレンドになってと言われると、すぐにOKした。
でも、キスはちょっとだけ躊躇った。
そして新学期。
スカンクの担任は、嬉しい事にマイクだった。
カシアは、もう35歳だからこれ以上は待てない、とマイクとの事をアーチーに愚痴っていたが。
だが、新学期そうそう、スーザンの妹サンライズ(マーサ・ブライアント)によるいじめが始まった。
電話を壊されたスカンクは、あの手この手でアーチーに新しい電話を買ってもらおうとしたが、首を縦に振ってはくれない。
反抗心からチョコバーを齧った彼女は、その番、数値が許容範囲を超えてしまった。
別の日、再びサンライズに目をつけられ、路地裏で姉妹に挟み撃ちに遭ったスカンク。
暴力を受けていた彼女を救ったのは、偶然通りかかったマイクだった。
これがきっかけでマイクとカシアが仲直りできると思われたが、カシアの一言で・・・
ショックを受けるマイク。 こんな事になって、スカンクもショックだった。
更なるショックを、マイクを襲う。
スーザンがついたを真に受けたボブが怒って学校に押しかけ、授業中のマイクに暴行したのだ。
警察で取調べを受けるマイクを救ったのは、彼のソリシターを名乗って駆けつけたアーチー。
マイクはアーチーに感謝する一方で、カシアを盗んだと非難した。
哀しい出来事は重なる
ディロンが急に引っ越す事になってしまったのだ。
悲しくて怒ってしまったスカンク。
外泊許可が出て家に戻っていたリックに会いに行ったスカンクは、思わぬ事態に巻き込まれてしまった。

友人のご好意で、海外版を見ることが出来た。
見ている人・見る人は少ないだろうと思って、かなり詳しくあらすじを書いてしまった。
が、英語字幕しかないから、哀生龍の勘違い・思い違いがあるんじゃないかと。

ボブの家の3姉妹が、かなりの問題児でトラブルメーカー。
そもそも、親に怒られるような事をするのが悪いし、それを画し誤魔化すために嘘をつくのも悪い。
しかし、彼女たちに嘘をつかせてしまう親、そんな心境に追い込むような子育てをしている(愛情表現を間違えている)父ボブも悪いと感じた。
無条件に子供を信じ、我が子が悪い事をするはずがなく悪いのは相手だと思い込んでいる、父。
母を亡くした分、父である自分が全力で子供たちを守らなくては、と暴走気味に溺愛している父。
子供は誰だって叱られたくないし、3姉妹は怒ったときの父の怖さも知っているから、楽な方・安全な方に逃げてしまう。
失敗や自分が悪かったと子供たちが認め・謝るチャンスを、父が奪っているように見えたんだよね。

可哀想なのは、彼女たちの嘘や暴力の被害者。
もともとリックは気弱で内向的で、精神面に軽い障害があったように見受けられたが、あんな風に壊されてしまうなんて・・・
彼自身も彼の家族も、酷い災厄に見舞われたとしか言いようが無い。
マイクも、スカンクの担任になっていなかったら・・・
スカンクとジェドも、どうなっていたか分からない。
悪いことが起きる時は、いくつもの悪いことが重なるんだよね。

小さな円形のスペースを囲むように、数軒の家が立ち並ぶ街並み。
互いの家が良く見え、親密な近所付き合いがありそうに見えた。
その分、トラブルが起きたときは、酷くこじれそうにも見えた。

お目当ては、ティム・ロス。 そして、キリアン・マーフィ。
2人とも、サイコなキャラもはまるし、加害者役もはまるのだが、今回は巻き込まれた人たちだった。
ソリシターということでスーツ姿だったり、時々メガネをかけていたりのティム・ロスは、子供たちを愛する良き父であり、冷静で落ち着いたとても良い人だった。
大声で怒鳴ったのは、スカンクに電話のことでしつこくされた時ぐらいだったかな?
こんなに“娘を持つ良き父親”が似合うなんて、嬉しかったよ。
キリアンもおっさん風メガネをかけていたが、メガネをかけると視線がそこに行くから、あの青い目が強調されて良いよね。
サイコな危なっかしい表情のキリアンも良いのだが、穏やかな表情のキリアンも良い!
頬があまりこけていなかったのも、キャラにあっていたと思う。

そんな個性的な2人に負けていなかった、スカンク。
彼女の両親は俳優で、母はリックの母親役のクレア・バートだった。
とにかく彼女の演技が、“演技をしている”と感じさせなくて良いんだよ!!
マイクに懐いている所も、リックと仲が良い所も、ボーイフレンドとなったディロンに向ける眼差しも、11歳の女の子らしさが感じられた。

とても痛くて苦しくて重い出来事を含んでいる物語だったが、とても好きだ!
何度も見るのは辛いけれど、絶対にまた見たくなる、そんな作品だった!!

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2013年11月08日

セブン・サイコパス

Seven Psychopaths

公開中なので控えめに。

脚本家のマーティ(コリン・ファレル)は、煮詰まっていた
「セブン・サイコパス」と言うタイトルが決まっているだけで、登場人物が思いつかずに全く書けずにいた。
お陰で酒量は増える一方。
そんな親友の様子に、売れない俳優ビリー(サム・ロックウェル)は頼まれてもいないのに一肌脱いだ
脚本のアイデアを出すだけでなく、勝手に広告まで出してしまったのだ。
「イカれた奴(サイコパス)募集!」
本当にうさぎを抱きかかえた男ザカリア(トム・ウェイツ)やってきて、ある女性と正義の殺人を繰り返した話をした。
その上、エンドクレジットに彼女へのメッセージと電話番号を必ず入れる事を、マーティに約束させた。
一方ビリーはアルバイトで、敬虔なクエーカー教徒のハンス(クリストファー・ウォーケン)の仕事を手伝っていた。
金持ちそうな飼い主からペットの犬をこっそり“拝借”し、いかにも“見つけてあげた”と言う顔をして返しに行って、謝礼金をもらうと言う簡単な仕事。
ところが今回の飼い主チャーリー(ウディ・ハレルソン)は非常に気性が荒く危険なマフィアで、何よりもシーズーのボビーを愛していたから、さぁ大変!
更には、ダイヤのジャックを残していく正体不明のヒットマンまで現れて・・・
いつしかマーティの周りはサイコパスだらけ
チャーリーの手が迫る中、マーティは生き延びて脚本を仕上げることが出来るのであろうか?

作品の作りも面白かったが、それ以上にキャラクターたちが魅力的だったことが、哀生龍が楽しめた一番のポイント。

コリン・ファレルは、ビリーやチャーリーのような、テンション高めのキレキャラのイメージも強いが、今回はヤバいサイコ野郎どもに振り回される、暴力嫌いの物静かな脚本家。
眉を八の字にし口をあんぐり開けた呆れ半分の困り顔を何度も見せるものの、真摯にサイコたちの話に耳を傾ける、“いい奴”なんだよね。
自分の才能を信じ過大評価してくれている親友ビリーの好意をありがた迷惑だと内心思いつつも、それでもそれを言い出せない気の弱さと優しさも。

サイコパスたちも、ただの“キレた馬鹿”じゃないところが魅力的。
みんな、があるんだよね。
何かを愛し過ぎて、こだわり過ぎて、結果としてサイコパスの仲間入り。
他人にとってはそのこだわりは馬鹿らしく見えたり、命をかけるような事柄じゃないと思えることでも、とにかく本人には絶対に譲れないポイント。
この作品に出てきたサイコパスは、本当に愛らしくて・・・
カッコイイぐらいだ!
方向が間違っている人もいるが、でも嫌いになれないんだよね。

何人か女性キャラもいたが、とにかく哀生龍は男性キャラにハマってしまったよ!

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2013年11月07日

恋するリベラーチェ

Behind the Candelabra

公開中なので控えめに。

1977年。
カリフォルニアの田舎町で、里親の元で暮らしながらアニマル・トレーナーの仕事をしているスコット(マット・デイモン)は、ゲイ・バーで知り合ったボブ(スコット・バクラ)に誘われて、ラスベガスに小旅行に出かけた。
そこでスコットが連れて行ってくれたのは、大人気のショー、ボブの友人リーことリベラーチェ(マイケル・ダグラス)のステージだった。
ド派手な衣装で現れたリベラーチェは、大きな宝石の付いた指輪をいくつもはめたままピアノを弾き、観客を惹きこむ巧みな話術でショーを盛り上げ、スコットのことも魅了してしまった。
ボブのコネで楽屋にも入れてもらえたスコットは、すぐにリベラーチェと意気投合
3匹の愛犬をいつも連れているリベラーチェに、目が悪いプードルのための目薬を手に入れたとスコットが電話を掛けると、今すぐ持って来て欲しいとリベラーチェは懇願した。
ピアニストとしての弟子であり愛人だった共演者ビリー(シャイアン・ジャクソン)との関係が上手く行かなくなってきていたリベラーチェは、その不満をスコットに漏らし、ペットの世話係りも兼ねて個人秘書として自分の豪邸に住んで欲しいとスコットにしつこく頼んだ。
こうしてスコットは、今までとは全く違った世界に飛び込み、夢のような暮らしに身を置くことになった。
リベラーチェは、世間にはひた隠しにしているが、同性愛者。
スコットはバイセクシャル。
リベラーチェは親子ほども歳の離れたスコットを恋人として愛し、高価な装飾品や豪華な衣服を買い与え、ロールスロイスの運転手役でステージにも上げ・・・
ある日、TVを見て自分の容姿の衰えに気付いたリベラーチェは、若返りの整形手術とダイエットをした。
リベラーチェの手料理で太ってしまったスコットも、“カリフォルニア・ダイエット”と呼ばれる薬によるダイエットをする事になっただけでなく、リベラーチェが希望する顔立ちへの整形に踏み切った。
恋人から親子のような関係になってきたスコットを、リベラーチェは本気で養子に迎えたいと考えるようになっていた。
しかし、ダイエット薬の副作用で苛立つようになったスコットは、薬への依存が増していった。
その上、リベラーチェ以外の人との交流が無く、好きなように外出することも出来ないことへの不満が高まり、スコットはどんどん荒れていった

実在のピアノ・パフォーマー、リベラーチェの半生を描いた作品。
何の予備知識も入れずに見たのだが、楽屋で初めてスコットがリベラーチェと会った瞬間から、その場に居合わせたビリーの座をスコットが奪い、次の誰かがスコットをその座から突き落とすんだろうなと・・・
熟年男(初老?)リベラーチェのビッチ振りは、腹立たしいながらもチャーミングで、人を惹きつける何かがそこにあった。
リベラーチェは、同性愛者である事を隠しつつも大いに恋愛した。
きっと、彼の金や名声目当ての男もいただろうし、マスコミに嗅ぎつけられそうになったらさっさと追い払ったに違いない。
リベラーチェは子供っぽい一面があり、飽きたら捨てることへの罪悪感もほとんど無さそうだ。
そもそも時代背景もあり、同棲の恋人との恋愛が成就するなんて、微塵も期待していなかったのかもしれない。
逆に言うと、その場その場は本気でその相手に恋し、全てを与えようとする情熱家。
だが周りにいる人々、彼を知るボブやマネージャーのシーモア(ダン・エイクロイド)や、ハウスボーイなんかは、ビリーやスコットの行く末を最初っから分かっていたんだろう。

物語は恋愛物として在り来たりの展開だったが、これが実在の人物の半生を基にしていると思うと、結構感慨深いものがあった。
特に、スコットの整形に関する部分は、実話だとした、リベラーチェってからかなりイっちゃってるんじゃないか?
スコット自身の変化、2人の関係の変化、それでも変わらない根底にある愛情♪
恋人とも親子とも違う、こんな形の関係・愛情表現もありだよなぁ・・・
リベラーチェは、周りにファンや愛人がいても、寂さや孤独をいつも感じていたのかもしれない。

メイクしたマイケル・ダグラスとマット・デイモンは、結構ご本人の画像に似ていた!
最初の内は抵抗を覚えたリベラーチェの年齢を無視した派手すぎるメイクも、ステージでなら映える。
マット・デイモンの顔は、いつもより肌のキメが整ったつるっつるでメイクのノリが良く、お人形さんみたいに着飾らせたくなる気持ちも、分からなくはなかった。
最近多い坊主に近い短髪より、指で梳けるぐらいの長さがあったほうが、マット・デイモンはいいと思う。

整形外科医を演じたのは、ロブ・ロウ。
自分の顔もかなり弄ってます、って感じのドクターに見えて、その笑顔がちょっと怖かった(笑)

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2013年11月06日

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海

Percy Jackson: Sea of Monsters

公開中なので控えめに。

パーシー(ローガン・ラーマン)は海神ポセイドンを父に持つ、半神半人のハーフ“デミゴッド”。
世界を救った彼ではあったが、訓練所では大した活躍も出来ず、戦いの神アレスの娘クラリサ(レヴィン・ランビン)に見下されている。
水辺で父に話しかけても、姿を表すことも言葉を返してくれることも無い。
ところが、突然が出来た。
ポセイドンを父にニンフを母に持つタイソン(ダグラス・スミス)は、なんと一つ目の巨人族キュクロプス。
タイソンはパーシーに会えた事を喜ぶが、パーシーの気持ちは複雑だった。
そんな時、訓練所に異変が起きた。
強力なバリアーを張って訓練所を守ってくれているゼウス(ショーン・ビーン)の娘の化身であるタレイアの木が、におかされてしまったのだ。
枯れてしまう前に、あらゆるものを治すと言われる金の羊毛を手に入れなければ。
クラリサをリーダーとする精鋭メンバーが、この重要な使命を帯びて出発した。
しかし、パーシーも、クラリサの隊とは別に旅に出る事を決意する。
アポロンの予言”によると、金の羊毛はパーシーに深く関わっているのだ。
旅の仲間は、前回の冒険の仲間、アテナの娘アナベス(アレクサンドロ・ダダリオ)とサテュロスのグローバー(ブランドン・T・ジャクソン)、そして純真で優しく怪力のタイソンだけ。
だがグローバーが途中でさらわれた。
今回の事件の首謀者は、またもやヘルメスの息子ルーク(ジェイク・アベル)。
彼の目的は、神々の父であり邪悪な王でもあるクロノス(ロバート・ネッパー)を蘇らせ、オリンポスを滅ぼすことだった。

確か3部作にするはず。
と言うことで、今回は真ん中。
1作目に比べると、“神”である父親たちがほとんど出て来ないし、アドベンチャーの派手さや盛り上がりに欠けるから、少々パワーダウン
監督と脚本家が変わったせいなのか、
ケンタウロスのケイロンが、ピアース・ブロスナンからアンソニー・スチュワート・ヘッドに、Mr.Dことディオニュソスがルーク・カミレッリからスタンリー・トゥッチに。
この変更は、個人的には満足。
ネイサン・フィリオンがヘルメスを演じていたが、哀生龍はヘルメスも大好きだから、もう少し違うイメージが良かったなと少しばかりこだわってしまう。

こだわると言えば、デミゴッドと言っているのに字幕ではハーフゴッド、サイクロプスと言っているのに字幕ではキュクロプスのような食い違いが、気になってしまった。
特に一つ目の巨人のことは、キュクロプスよりもサイクロプスの方が耳慣れている人が多いと思うんだけどなぁ・・・

ストーリーは、アドベンチャー部分よりも、友情物語の方に力が入っていたように感じた。
アナベスとグローバーとの友情は1作目でも描かれているから、今回は勝手にライバル視して来るクラリサとの関係や、異母弟タイソンとの友情・兄弟愛が、特に印象的。
元が児童書だから割とストレートで分かりやすい描かれ方だが、捻ってない所が気持ち良かったよ。
とにかくタイソンがいい奴でね。
おりこうさん過ぎて腹が立つ一歩手前の、凄くいい匙加減。

さて3作目は?
予言の内容がすっきり明らかになるんだろうし、ルークとの関係にも決着がつくんだろう。
父親の“神”たちの出番も多いと良いのだが・・・

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posted by 哀生龍 at 06:09| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2013年11月05日

アメリカン・パイパイパイ! 完結編 俺たちの同騒会

American Reunion
American Pie: Reunion


公開中なので、控えめに。

イースト・グレート・フォール高校の99年度卒業生の同窓会が開かれる事になった。
高校を卒業して13年
同級生のミシェル(アリソン・ハリガン)と結婚したジム(ジェイソン・ビッグス)は、息子が生まれてからセックスレスなのが悩み。
ケヴィン(トーマス・イアン・ニコラス)から、仲間だけで一足早く集まろうと誘われて、飛びついた。
実家の父(ユージン・レヴィ)に息子を預けて、ミシェルとの時間を作ろうと考えたのだ。
スポーツキャスターとしてLAで活躍中のオズ(クリス・クライン)と、世界中を放浪しているらしいフィンチ(エディ・ケイ・トーマス)も来ることができて、4人の仲間は再会を祝した。
が、あえて声をかけていなかったトラブルメーカーのスティフラー(ショーン・ウィリアム・スコット)とも再会してしまう。
派遣社員として面白くない日々を送るスティフラーは、弾けていた栄光の高校時代が忘れられない。
彼のペースに巻き込まれて、ジムは翌朝・・・・
翌日のビーチでは、恋人のモデルを同伴していたオズの前に、かつて恋人だったヘザー(ミーナ・スヴァーリ)が恋人連れで現れたり、スティフラーが学生相手に大人気ない悪戯を仕掛けたり。
夜には滝のほとりで、ジムがベビーシッターをしたお隣のカーラ(アリ・コブリン)の18歳のパーティに行き当たって、非常にまずい状態になったり、ケヴィンは幼馴染のヴィッキー(タラ・リード)と再会して妙な事になったり。
次の夜は、スティフラーの家でパーティ。
ジムはミシェルを連れて行ったのだが、“あの”スティフラーのパーティなのだから、思い通りにも期待通りにも事は運ばない。
彼らの同窓会は、無事に開催されるのであろうか?
そしてジムとミシェルの夫婦関係は改善されるのであろうか?

R18+バージョンで見た。
あのキッチンのシーン以外に、R15+にするためにどの部分を修正したんだろう?
それ程きわどいシーンは無かったように思えるのだが・・・(この感覚はおかしい?)
劇場版としてシリーズ4作目、OV作品を含めると8作目。
OVの4作目を見落としていた事に気付いて、早速レンタルリストに入れたよ!

懐かしく、楽しく、お約束が嬉しい作品。
男性陣は、13年分歳食ってはいるが「まぁこんなもんだろうな」程度で、老けたと言う印象は無かった。
女性陣は、申し訳ないが、男性陣よりも顔が老けてしまっている人がチラホラと・・・
スティフラー1人にパワープレイを任せて場を荒らさせるには、彼もちょっとお疲れ気味でパワー不足になっていたけどね。
ま、卒業から13年こんなもんだろう

今回は、ジム・パパにも恋バナが(笑)
スティフラーにも運命のヒトが?
シャーミネーターことチャック・シャーマン(クリス・オーウェン)もちゃんと顔出してくれたが、その瞬間が個人的に1番テンションが上がった!

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posted by 哀生龍 at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2013年11月01日

俺のムスコ

That's My Boy

結婚の話題がトップ記事になるほど注目されている、大手ヘッジファンドの若手マネージャーであるトッド・ピーターソン(アンディ・サムバーグ)は、ボスのスティーヴ・スピロウ(トニー・オーランド)の夏用の別荘を借りてウェディング・パーティーを開こうとしていた。
それに先立つ、婚約者のジェイミー・マーティン(レイトン・ミースター)の両親や海兵隊の弟チャド(マイロ・ヴィンティミリア)との会食で緊張するトッドの前に、会いたくない男が現れた。
あまりに場違いな服装に品の無い言動のその男、ドニー・バーガー(アダム・サンドラー)はトッドの父親だった。
しかし、9歳の時に両親を亡くした事にしている上に名前も変えているトッドは、慌てて“親友”だと取り繕う。
ドニーも調子を合わせて、“自分はトッドの命の恩人だ”と有りもしない出会いのエピソードをでっち上げた。
2人っきりになると、「お前の母親は病気で、手術前の(土)が最後の面会のチャンスだ」と、ドニーは会いに来た理由を話した。
母メアリーがいるのは女子刑務所
トッドを妊娠したのが、その原因だ。
何しろ彼女が妊娠したのは、中学教師だった時。
そして当時のドニーは彼女の教え子で、中学1年13歳だったのだ。
一躍時の人となったドニーだったが、中学生男子に子育てが出来るはずが無い。
そんなドニーとの暮らしが嫌で、こんな生い立ちが嫌で、家を出て名前を変えたトッドにとって、今更刑務所に行って母親と会うなんて・・・
だが、カクテル・パーティーに出席したドニーは、トッドの心配をよそに、簡単にボスやジェイミーの家族と打ち解けた
その上、“あの”ドニー・バーガーだとばれたが、何の問題も無い。
ジェイミーの一家と親交のあるマクナリー神父(ジェームズ・カーン)の教会では、打ち合わせの最中にひと騒動起きてしまうのだが、取り繕ってくれたのもドニーだった。
しかし、親子の絆を取り戻す“本番”はその後だった。
ある理由から、女子刑務所で奇跡の親子スリーショットを実現させようとしているドニー。
その面会は、成功するのであろうか?

久々に、こってこての“アダム・サンドラー映画”だった。
立て続けに見ると胸焼けしそうだが、久々に見ると懐かしくて楽しかったよ!!
アレン・コヴァートはプロデューサーとして参加してはいたが、カメオ出演は無し。
デニス・デューガンは監督ではなく、製作総指揮の1人として参加しつつ出演も。
そんな訳で、監督も脚本も“いつものメンバー”ではないようだったが、それでも“アダム・サンドラー色”が色濃く出ていた。
最近は“アダム・サンドラー映画”以外の作品で大人しい役を演じることも多かったから、下品な悪ガキのようなアダム・サンドラーを見慣れていない人にとっては、この作品はちょっときついかもしれない。

ヴァニラ・アイスが本人がドニーの友人役で出ていたり、ニック・スウォードソンがストリップ・バーの常連役で出ていたり、お約束の“ヴァン・ヘイレン”も使われていたり、これまたお約束の“おばあちゃんネタ”も出てきたり・・・
なかなか盛りだくさん
教師だった頃のメアリー・マクギャリク先生を演じていたのは、エヴァ・アムリ・マルティーノ。
そして現在のメアリーを演じていたのは・・・・!!!

あ、そうそう、トッド・ピーターソンの本名は、ハン・ソロ・バーガーだった(笑)



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