Carpe diem !! “刹那”こそが全て!!

過去も未来も関係無し! 「今」のために生きていたい!
今も昔も変わり者。きっと未来も変わり者。そんな刹那主義のAB型。

2004/11/30以前の日記は、旧日記から移し替えた分です

相変わらずTBの送受信が上手くいかないことが非常に多いようです。
ご迷惑をお掛けして申し訳ないです。

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2014年03月31日

セインツ -約束の果て-

Ain't Them Bodies Saint

公開中なので控えめに。

1970年代のテキサス。
窃盗や強盗を繰り返していたボブ(ケイシー・アフレック)とルース(ルーニー・マーラ)は、ルースがボブの子供を身篭ったのを機会に、この生活から足を洗うことにした。
しかし、最後の仕事で保安官達に追い詰められ、逃げ込んだ小屋の中で仲間のフレディ(ケンタッカー・オードリー)が銃弾に当たって死に、ルースが放った一発が若い地元保安官の肩に当たってしまった。
取り乱すルースの手から銃を奪い取ったボブは、指紋を拭き取ると自分が撃ったことにすると言った。
お前は無理やり銃を持たされただけで何も知らなかったことにするんだ、とも。
こうして二人は投降し、彼女の罪を被って刑務所にボブは入るのだった。
それから4年
無罪となったルースは娘を産み、ボブとルースの父親代わりのスケリット(キース・キャラダイン)が用意してくれた家で、ボブの帰りを待ちながら一人で育てていた。
そんな彼女の元にボブの脱獄の知らせをもたらしたのは、ルースの銃弾を受けた保安官のパトリック(ベン・フォスター)。
彼はボブに撃たれたと信じきっていたが、こんな仕事だから仕方が無いと、ボブへの恨みは無いことを口にする。
それどころか、パトリックはルースに好意を抱いていたのだ。
ルースもそれを感じ取ってはいた。
ここにボブは来ないとルースはパトリックに言うが、ボブはルースと娘に会うために必死だった。
今までの仕事でこっそり貯めていた金で、別の土地で再出発しようとしていた。
だが、彼を狙う殺し屋が・・・

チラシで読んだあらすじと、ケイシー・アフレックとベン・フォスターの共演とに惹かれて、公開を楽しみにしていた。
テキサスという土地が持つ雰囲気やイメージ、愛しているのに・・・・な状況、繊細なのに熱を持った登場人物と役者の演技、音楽と歌、漂う悲哀と悲壮感・・・・
ストーリーよりも、作品全体から漂う雰囲気に浸ってしまった。
こういう雰囲気、好みなんだよね♪

ぼろぼろのよれよれなのに、目だけは死んでいないというか、逆にギラギラと飢えた獣みたいな眼光を放ってさえいるボブ。
肉食系じゃないケイシー(実際ビーガンだし 笑)がこんなキャラを演じると、悲壮感が強調されていい感じに落ち着くんだよね。
一方、切れやすいキャラが似合うベン・フォスターだが、パトリックのような優しさと哀れみの混じった眼差しで好きな女性を見つめながら、じっと待ち続ける男を演じると、応援してあげたくなる。
そんなこんなで、ボブにもパトリックにも感情移入してしまった。

ルーニー・マーラは、見るたびにこんな顔だったっけ?となってしまう(苦笑)
女性のことはなかなか覚えられないのだが、特に彼女は印象に残りにくいようだ。
逆に存在感が凄いキース・キャラダインは、声を荒げなくても、睨み付けなくても、威圧感が!
エンドロールで彼の歌が聴けるのが嬉しいね♪
ボブも鼻歌程度だが歌っていたし、パトリックもギターを弾きながら歌っていたし。

哀生龍が見た回は観客が少なかったが、これぐらいの方が世界に浸るには良かったと思うよ。

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2014年03月30日

今後の劇場鑑賞予定

劇場で見ようかなと思っている作品。
3/30にアップしたリストはここ

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2014年03月28日

バーストシティ

Prince of the City

マレーシアの国際的な大企業ダナ社のCEOの座を、父から譲り受けることが決まったプリンス(ジュリアン・チアー)。
プリンスは養子である自分が次期CEOになることを気にするが、実子であるプトラは自分よりも相応しいと喜んでくれた。
しかし、借りのあるギャングのアブドルに唆されたプトラは・・・
父殺しの罪を着せられフランスへの逃亡を余儀なくされたプリンス。
そんな彼と手を組みプトラたちに復讐し、排除しようとする男がいた。
兄弟の父である殺されたダナ社のCEOのために、裏の仕事をしてきたベン・カールトン(マイケル・マドセン)は、マレーシアに連れ戻したプリンスを仲間に引き込み、信頼の置ける片腕イスカンダル(アーロン・アジズ)らを使ってプトラを監視。
そしてプトラの取引を妨害してブツと金を横取りした彼らは・・・

マレーシアが舞台の作品だが、全編英語。
街の様子とかをまったく知らないから、なんとなく中国・香港のクライムアクション映画を見ているような錯覚を覚えた。
現地ではイケメンなのかもしれないが、どうにも垢抜けない印象の主人公。
真面目な男が、悪事(暴力を振るったり銃を撃ったり)に加担してテンションあがっちゃって嬉しそうな顔を見せたり、まったく似合ってもいないサングラスをかけてドヤ顔してみたり。
見ているこっちも失笑だが、ベンも失笑していた。
というか、マドセン本人が失笑してしまったように見えた。

お目当てはマドセン。
冒頭から、マドセンが凄みを効かせる。
涼しい顔して、部下が拷問していた男に最後の一押しをする
拷問と言っても、吊るして殴るぐらいだが。
渋くて良かったが、一番美味しいキャラは、イスカンダルじゃないだろうか?
イスカンダルは、顔だちも言動もこの映画の中では一番クールだと思う。
まるで子供のように、初めての悪事に浮き足立ってしまうプリンスの尻拭いが、イスカンダルに回ってしまうのだが、なかなかに面倒見がいいし自制心があるようだ。
トップの座に着くよりも、右腕してボスを補佐するのに向いているタイプ。

面白くも無いが、つまらないというほどでもない、微妙な作品だった(苦笑)



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2014年03月27日

ロボットチキン/スター・ウォーズ エピソード1、2、3

Robot Chicken: Star War
Robot Chicken: Star War Episode II
Robot Chicken: Star War Episode III


以下、MONDO TVの「ロボットチキン/スター・ウォーズ」のページより。

≪各話内容≫
#1 エピソード1
つい最近 そう遠くない銀河系で・・・皇帝とルークがラップ対決?ブッシュ大統領はジェダイだった!?ジャー・ジャーとダース・ベイダーがまさかの再会!

#2 エピソード2
つい最近 そう遠くない銀河系で… ボバ・フェットがイウォークを大虐殺!? ストーム・トルーパーが職場に子供を連れてきたら…。ルークが父親とやってみたいことは??

#3 エピソード3
つい最近 そう遠くない銀河系で… パドメがアナキンを悩殺ダンスで誘惑!? ルークの家が燃えた本当のワケ… もし、チューバッカがしゃべったら?

【日本語吹き替え】大平透 : ダース・ベイダー、岩崎ひろし : 皇帝/C-3PO、浪川大輔 : ルーク/アナキン・スカイウォーカー、三ツ矢雄二 : ジャー・ジャー・ビンクス、他

≪ロボットチキン シリーズ≫
2005年より北米カートゥーン・ネットワークの深夜枠「Adult Swim」にて放送されたストップモーション・アニメーション番組。
おもちゃ、アクション人形、クレイアニメーションなどを使用し、ポップ・カルチャーをブラックに皮肉った内容で人気番組に。通常15分の枠を倍にし、『スター・ウォーズ』ネタのみの特番を2007年に放送後、大好評の結果2008年に“エピソード2”を、そして“エピソード3”がついに2010年12月に放送され、大絶賛を受けた『スター・ウォーズ』シリーズで、アニー賞を受賞している。


今回自分であらすじ等を書かなかったのは、各エピソードが複数の短いコント(スケッチ)が連続して出来上がっているため、書きようが無かったから。
その上、一応本家のスター・ウォーズは全部見ているがほとんど記憶に残っていず、キャラの名前も関係も良く覚えていなくて・・・
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
いや、笑い事じゃないな。
スター・ウォーズの大ファンによる、大ファンに贈る、パロディOKの大ファンのための作品なのだから、哀生龍のような門外漢があれこれ書けるような作品じゃないというか・・・
とは言っても、分かりやすいネタばかりで、うろ覚えでも十分に楽しめた!!
基本的にはオリジナル音声&字幕で見たが、たまに吹き替えに切り替えて雄二君の声を楽しんだ♪

そんな哀生龍がこの作品を見た理由は、セス・グリーンが企画・脚本・監督・製作総指揮・声優に関わっているから!
さらには、ブレッキン・メイヤーも脚本やボバ・フェット等の声優で参加!!
ほかにも有名な俳優さんがちらちらと声優として参加している。

セス&ブレッキン目当ての哀生龍としては、本編はもちろん、特典映像が美味しいこと美味しいこと!
Ψ( ̄∇ ̄)Ψワッハッハ〜♪
2人の漫才のような息の合ったじゃれあいがたっぷり見られて、思いっきりテンションが上がった!!
ルーク・スカイウォーカーとのミーティング、スカイウォーカーランでの上映会、プロモーション活動・・・・
ストップモーション・アニメ製作の様子、アニメーション・ミーティングのセスの1人芝居・・・

そうそう、ブレッキン・メイヤーの発音は、やっぱり“マイヤー”だった。



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2014年03月26日

ワン チャンス

One Chance

公開中なので控えめに。

地元ウェールズの携帯ショップで働くポール・ポッツ(ジェームズ・コーデン/歌:ポール・ポッツ)は子供の頃から歌うことが大好きで、今もオペラ歌手になる夢を捨てきれないでいた。
一方で、太ったいて内気なことから、聖歌隊で楽しく歌っていた少年の頃から学校を出てもなおずっと、虐めっ子のターゲットになってきた。
ガールフレンドと呼べるのは、メル友になって1年も経つのにまだ会ったことがないジュルズ(アレクサンドラ・ローチ)。
ある日、携帯ショップの店長で友人のブラドン(マッケンジー・クルック)が勝手にポールの名で彼女にメールを送り、会う約束を取り付けてしまった。
花屋が休みだったから代わりに妙なプレゼントを持って駅に迎えに行ったポールは、優しくポジティブで明るく楽しいジュルズにハートを掴まれ、内気なはずの彼は自分の夢を熱く語った
かの有名なオペラ歌手パヴァロッティが理事になっているヴェニスのオペラ学校に入りたい。 それにはまだ資金が足りない。
だが、地元のパブで開かれるタレントショーで優勝すれば・・・
カチコチになってステージに立ったポールだったが、その美声で優勝を勝ち取ることができた。
しかし、プロのなるのはたやすい事ではなかった。
ジュルズと出会って一ヶ月も経たないうちにヴェニスの例のオペラ学校の生徒になったポールは、パヴァロッティの前で歌うチャンスを得たものの、緊張に勝てず・・・
生まれ持った声や声量があっても、学校で技術や表現力を磨いたとしても、図太さが無いポールには観客の前で大胆かつ堂々と歌い心を掴むことは無理だと指摘されてしまう。
打ちひしがれて実家に戻ったポールは、ジュルズに連絡することもできず、彼女に見捨てられそうになった。
心からの愛を歌に込めて彼女に歌いかけたポールの想いが通じ、二人は結婚。
ところが・・・
ポールに歌うチャンスが巡ってくる度に不幸な出来事が起きて邪魔をされることが、何度か繰り返された。
これを最後のチャンスにしようとの決意で申し込んだのは、人気のオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』だった。

実話を基にしていなければ、“絶妙なタイミングで主人公を不幸が襲う軽いラブコメ”だとしか思えないだろう。
もちろん、実話その物ではなく、映画として楽しめるようにアレンジされているようだが、TV番組が喜びそうな不幸で笑えるエピソードの数々だったよ。
ほとんど見たことが無いから良く分からないが、あの番組は、ただ上手なだけじゃ勝ち進めない(ように思える)。
番組が盛り上がるようなネタを持っていなければ、上手くても“プロ並みのアマチュア”止まりで落とされる。
失礼を承知で言えば、プロのオペラ歌手ではなく、“あのオーディション番組で優勝した携帯シュップの店員(決してハンサムじゃないところもポイント)が歌う、プロ並みのオペラ”だから、みんなが聞きたがるんだと思う。
正直、彼のことは良く知らないで見たのだが、完全な独学ではなく、短い期間であっても本格的に勉強したことがあると知って、少しがっかりしたことを白状しておこう。
なぁ〜んだ。 と。
もちろん学校で勉強すれば誰でもプロになれるような甘い世界じゃないし、彼自身が持って生まれた声質等は勉強したからといって得られるものじゃない、ということは分かっているが、それでも気持ち的には完璧なド素人じゃなかった事に不満を感じてしまったんだよね。

舞台がアマチュア男声合唱団が盛んなウェールズ、父親(コルム・ミーニィ)の仕事は製鋼工場、というポールの地元色が強く出ている場面と、ヴェニスの明るく開放的な雰囲気溢れる場面の対比。
ポールを理解し応援しようとしてくれる母(ジュリー・ウォルターズ)やジュルズと、男なら・・と頑固で古臭い面のある父の対比。
そんな部分も楽しめる。
オペラ学校でデュエットを歌うことになったアレッサンドロ(ヴァレリア・ビレロ)のおばあちゃんは、素敵なことを言ってくれる。
ポールは、確かに虐められてきたが、“自分らしさを大切に”“自分らしくすればいい”と言ってくれる多くの人が周りにいて、羨ましかったよ。

個人的には、マッケンジー・クルックの出番が思っていたよりもずっと多かった上に、凄くいい奴だったことに喜んでしまった!
客商売の店の店長としては、かなりの問題児だったが(苦笑)

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2014年03月25日

ローン・サバイバー

Lone Survivor

公開中なので控えめに。

バグラム空軍基地のネイビー・シールズのチーム10所属の4人、マイケル・マーフィー大尉(テイラー・キッチュ)マーカス・ラトレル一等兵(マーク・ウォールバーグ)、マシュー・“アクス”・アクセルソン二等兵(ベン・フォスター)、そしてダニー・ディーツ二等兵(エミール・ハーシュ)に『レッド・ウィング作戦』決行が告げられた。
海兵隊員殺害を指揮したタリバンの指導者、アフマド・シャーの補足と殺害を目的に、アフガニスタンの山岳地帯にヘリから降下。
夜の間に偵察地点に移動し、シャーを補足するところまでは順調だった。
しかし、周りの山に邪魔されてか、無線が通じない
走行している間に、山羊飼いの地元民と遭遇してしまった。
老人と2人の少年。
一旦は捕縛したものの、上官エリック・クリステンセン少佐(エリック・バナ)と連絡が取れず、現場の4人の判断で決めるしかなく、激しい口論となる。
1:民間人である彼らを解放し、開けた山頂に自分たちは移動して迎えのヘリを待つ。
2:彼らを縛ったまま、山頂へ移動する。 ただし、彼らの命は保障できない。
3:万難を排するために、ここで彼らを殺す。
彼らは無線を持っているから、自由にすればすぐに200人はいるであろうタリバン兵に連絡され、自分たちの命が危険にさらされることは必至。
かといって武器を持たない彼らを殺せば、全世界からシールズは非難され、自分たちは刑務所送りになりかねない。
最終的に、マイケルが現場の指揮統制を担う者として、「1」で行くと命令を下した。
しかし・・・
どこまで行っても、無線も衛星電話も通じない
こちらはたった4人なのに対し、大挙して迫りくるタリバン兵たちはRPGまで持っている。
ほとんど身を隠せる場所も無く、辺りは足場の悪い斜面か崖。
次々被弾する4人。
厳しい訓練で培った精神力と、技術と、体力と、「生きて帰る」「仲間を連れて帰る」「必ず助けは来る」という強い思いだけが、彼らの体を動かしていた。
しかし・・・

実話を基にした作品。
「レッド・ウィング作戦」のことは、他の作品でも会話の中に作戦名が出るぐらい、シールズにとっては創設以来最悪の出来事だった、ということは大雑把に知っている。
が、具体的にどんな作戦だったのか、どんな事が起きたのか、等はほぼ何も知らなかった。
4人中生きて戻れたのが1人、というだけでなく、救出に向かったアメリカ兵(指揮官を含む)を乗せたヘリも撃墜されていた。

映画の冒頭で、シールズになるための過酷な訓練の様子、脱落者が続出する様子が映し出される。
この訓練に耐え抜いた、名実ともに精鋭なのが彼らだと見ている者に強く印象付ける。
だから、作戦中に4人が取った行動は、結果としては判断ミスもあったかもしれないが、経験不足による判断ミスではなく、弱気な逃げでも無く、無謀な突撃でもない。と、彼らの極限状態での判断と行動だったと、声無き声が語っていた。

正直哀生龍は、「アメリカの正当性」「アメリカ軍の優秀性」を胸張ってアピールするような作品は好きじゃない。
しかしこの作品のような、個々の兵士に焦点を当てた作品は好きなものが多い。
実話を基にしているから彼らが最後にどうなるかを知っているので、見ていて辛く苦しくなる部分もあるが、支えあう仲間たちに胸が熱くなるから見たくなる。
特に今回は、4人のキャストがとても良かったし。

一番驚き感動したのは、なぜ一人だけではあったが、生還することができたのかという部分。
(ネタバレ注意)
その国の人、その民族の人が、すべて敵(または味方)ということはありえないと頭では分かっていても、目の前に現れた言葉に通じないその相手が敵か味方か判断するすべが無ければ、アフガン人ならばまず敵だと疑うのは当たり前だと思う。
アフガン人が敵になるか味方になるかは、出会い方とそのタイミングも大きく影響するようだ。
鍵は「パシュトゥーンの掟(パシュトゥーンワーリ)」という、この地域に古くから伝わる掟の存在。
映画を見ただけだったらば、単純に、アメリカ兵を敵視しない(タリバンと敵対する)人々もアフガニスタンにはいるんだ、と思うだけで終わったかもしれない。
しかしパンフレットのその部分を読んでみると、そんな単純なものではなかった。
助けを求めてきた客人は、どんな犠牲を払っても守り抜く
今回は、アメリカ兵が客人となったからアメリカにとって彼らは恩人となったが、アメリカの敵が彼らの客人となったときは、彼らはアメリカの敵となった。
実際過去に・・・

色々考えさせられる内容ではあったが、素直に“男たちの友情と死闘を描いた映画”として楽しむことができる作品でもあったよ!

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2014年03月24日

LEGO(R)ムービー

The Lego Movie
LEGORムービー


公開中なので控えめに。

レゴワールドのブロックシティで暮らすエメット(声:クリス・プラット)は、どこもかしこも普通で特徴も特技も特に無い、ごくごく普通の青年。
生活も仕事も“マニュアル通り”が彼の日常。
ところが、彼が働く組み立て現場に入り込んだ個性的な美少女ワイルドガール(声:エリザベス・バンクス)に声をかけたことから、マニュアルに無い異常な出来事が次々とエメットに降りかかることになった。
偶然落ちた深い穴のそこで彼が手に入れた物は、彼女が探していた『奇跡のパーツ』。
それが何かも分からないエメットは、これはが原因でおしごと社長(声:ウィル・フェレル)の部下バッド・コップ(声:リーアム・ニーソン)に逮捕されてしまう。
なんと、おしごと社長の裏の顔は・・・
かつては自由な世界だったレゴワールドは、最強アイテム『スパボン』を手に入れたおしごと大王が作った壁で仕切られ、自由も個性も奪われてしまったのだ。
その上、おしごと大王はこの世界まで・・・
予言による救世主となる選ばれし者の条件にはまったエメットを、ワイルドガールはウィトルウィウス(声:モーガン・フリーマン)に引き会わせた。
彼はヒーロー集団“マスタービルダー”のリーダーで、ワイルドガールのボーイフレンドであるバットマン(声:ウィル・アーネット)もその一人。
しかし、エメットはマニュアルが無ければ本当に何もできない男。
そんな彼に世界を救うことができるのであろうか?

3D字幕版で見た。
字幕版を上映する劇場が少ないこともあり、外国人親子がかなり多かった。
そのため、笑いがワンテンポ速く起きていた。
日本人とは違う部分でも笑いが起きていたような気がする。
少々哀生龍の笑いのツボからずれていたから、哀生龍自身は大笑いとは行かなかったが、大人も子供も笑えるネタがたくさんあった。
有名な作品(映画やアニメや物語やコミックや・・・)の世界やキャラがたくさん登場するから、好きな人は何回も見て探すんじゃないかと思う。

レゴブロックは、デンマーク発祥の玩具。
カラフルでメリハリの利いたカラー、単純な形、色々なパーツやフィギュア・・・
子供の発想力を伸ばす、素晴らしい玩具だよね。
だが玩具の域を出ている!
大人の頭も柔らかくするし、現実世界に応用もできる。
今までこんな映画が作られていなかったほうが不思議なぐらいだ。

寓話的な部分もある。
なんでもマニュアルに頼ること、個性が無いこと、それを笑いの種にすること、仲間外れにすること、“スパボン”を使うこと、自由であること、世界を作ること、それを壊すこと、協力すること、一人でがんばること、その他もろもろ。
どんな事にも、良い面と悪い面があるということも分かる。

子供にも分かりやすく、大人にも楽しく・・・
両方の良いとこ取りしようとしているから、逆に突き抜けたところが無かったのかも。

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2014年03月20日

LIFE!

The Secret Life of Walter Mitty
Life!


公開中なので控えめに。

伝統ある雑誌「LIFE」の廃刊が決まった。
同時に、外部からやって来た髭男テッド・ヘンドリックス(アダム・スコット)によるリストラも始まった。
最終号の表紙を飾るのは、今までも多くの写真を提供してくれたショーン・オコンネル(ショーン・ペン)が送ってきた最後のフィルムの25番
ところがネガの管理を担当するウォルター・ミティ(ベン・スティラー)と部下のヘルナンド(エイドリアン・マルティネス)がいくら探しても、肝心の25番のコマだけネガだけが見つからない
ウォルターは前後のコマの写真を引き伸ばしてヒントを得ようとする一方、最近入社したシェリル・メルホフ(クリステン・ウィグ)にも、ショーンの所在を探す手助けをしてもらうことに。
ショーンは写真家であると同時に冒険家で、一所に留まってはいないのだ。
これぞ「LIFE」だという最高の写真だと本人が言うのだから、なんとしても最終号の表紙に間に合わせなければ。
わずかな手がかりを頼りに、ウォルターはグリーンランドに飛んだ。
そんなウォルターは地味で堅実で真面目な男だが、一方では些細なきっかけで妄想の世界に入り込んで大冒険をしたりヒーローになったりするような熱いハートを持つ男。
ひそかに思いを寄せているシェリルに妄想の中で応援してもらいながら、現実世界で大冒険を果たしたウォルターは・・・

ショートショートを原作に、物語を膨らませた本作。
同じ原作を基にしている「虹を掴む男」(1947)は見ていないのだが、小説の方は映画を見る前に読んだ。
主人公が現実逃避的に何度も妄想の世界に入り込む話だが、こんな短い話をどう料理するんだろう? と、とても興味がわいた。
ベン・スティラーが主役だけでなく監督もやっているから、もちろん笑いもたくさん!
妹役はキャスリン・ハーン、母役はシャーリー・マクレーン。
濃くて楽しくて優しい気持ちになれる家族構成だ(笑)
直接想いを告げられないシェリルと繋がりたくて契約したSNSのトラブルがきっかけで、連絡が来るようになったSNSの担当者トッドは、パットン・オズワルト。
危機的場面に彼からかかってくる電話の暢気で明るい声が、ホッとさせてくれたり、逆に緊迫感が増したり。
グリーンランドで出会った酔っ払いのヘリ・パイロットのオラフル・ダッリ・オラフソンも、好きなキャラだ!
ベン・スティラーは緩急のつけ方が巧いんだろうなぁ・・・
美しい風景や心地良い音楽も含めて、笑いながら見ているうちに、気づくと感動のラストが! って感じの作品だったよ。

ベン・スティラーを知った当初は、彼の顔が暑苦しく感じて少々苦手だった。
いろんなタイプの作品の中で、ふとした瞬間に格好良い一面を序かせるから、おっ!となることがあるのだが、この作品はほぼ全編に渡ってベン・スティラーが格好良く見えてしまった!
そこで働いている人間の気持ちなど考えずにリストラを敢行するテッドに追従するような奴等は、真似るように髭を生やしているのだが、ウォルターも冒険から戻る頃には、ワイルドな髭が!
お洒落のための髭とは一味も二味も違って見えるところが、やっぱり格好いい(笑)

ウォルターの妄想の世界。
一昔前だったら実現不可能なことも、今なら可能な場合がある。
妄想だけで終わらせずに、思い切って飛び出してみる、飛び込んでみる勇気があれば・・・
(金と時間と身体能力のことは、別にして。 苦笑)

「LIFE」の精神が凄くいいね♪

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2014年03月19日

ランナウェイ・ブルース

The Motel Life

公開中なので控えめに。

母が病気で亡くなり孤児となってしまった幼い兄弟は、離れ離れにならないように一緒に故郷のリノを出ようとしたが・・・・
兄ジェリー・リー(スティーヴン・ドーフ)は、ある冬の夜、子供を撥ねてしまった
右足が義足の彼は、普段から弟の重荷にはなりたくないと思いながらも、何かと世話になっていた。
今回もまた、頼れるのは弟のフランク(エミール・ハーシュ)しかいなかった。
自殺しようとしたものの死に切れずに、入院したジェリー・リーは、警察に捕まることを恐れる。
一方で、死なせてしまった少年の家族のことが気にかかる。
そんな兄のために逃走資金を作ろうと、フランクは父の形見の特別仕様のウィンチェスター銃を売ることに。
高価なものだと分かったが、即金で買い取ってもらったためにたいした現金は手に入らなかった。
だが友人トミー(ジョシュア・レナード)が、ボクシングの賭けに熱心に誘うから、思い切って勝負をした。
1万ドル近い金を手にしたフランクは、逃走用の車をかつて少年だった頃に働いていたハーリー(クリス・クリストファーソン)の中古車店で購入。
当時も今も、ハーリーは父のようにフランクを励まし思いやりのある言葉をかけてくれた。
義足がないまま、車椅子にジェリー・リーを乗せて病院から逃げた兄弟は、かつてフランクと愛し合っていたアニー(ダコタ・ファニング)の住む街、エルコに向かう。
二人の関係が壊れる原因になった過去を気にしつつも、アニーへの思いを断ち切れないフランク。
しかし、同時に、兄ジェリー・リーを見捨てられず支え続けたいとも思うフランク。
いろいろな想いを一人胸に抱え込むフランクの様子を見て、兄ジェリー・リーは弟に一歩踏み出す勇気を与えた。

スティーヴン・ドーフとエミール・ハーシュが兄弟役というだけで、絶対に見たいと思ってしまった。
見た目は似ていないが、繊細さと優しさが滲み出るところは、よく似ていると思う。
そして、期待通り、いや期待以上に、哀愁と兄弟愛と痛々しいのに幸せを感じられる逃避行に哀生龍も心を添わせながら、映画の世界に浸ってしまった。

弟が紡ぎ出す物語。
兄が描くイラストや、そのイラストによるアニメーション。
それらも、とてもいいアクセントになっていただけでなく、イラストの絵柄が映画の世界にとても馴染んでいた。
兄ジェリー・リーの理想の女性、愛する女性が、自分が描いたイラストだというところに、彼の境遇と彼なりに諦めつつも現実を受け入れているということが現れているように思えて、ぐっと来てしまった。

きっと、ハッピーエンドなんだろうなぁ・・・

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2014年03月18日

ロボコップ

RoboCop

公開中なので控えめに。

2028年、アメリカ、デトロイト。
レイモンド・セラーズ(マイケル・キートン)がCEOを勤める“オムニコープ”は、軍事用ロボットを世界に送り出す巨大企業だった。
しかし他国では採用されている街の安全を守る働きをする自律制御マシンは、アメリカ国内では法規制(ドレイファス法)と国民感情に邪魔されて、使用が認められていない
感情を持たないロボットに抵抗があるのなら、人間とマシンを融合させればいいじゃないか。
顧問弁護士のリズ(ジェニファー・イーリー)やマーケティング部長のトム(ジェイ・バルチェル)の意見も参考に、レイモンドはロボット研究施設のトップであるデネット・ノートン博士(ゲイリー・オールドマン)に、“ロボコップ”の設計を指示。
障害を負った人のサポートを目的とする補助機械の研究をしているデネットは、兵器としてのサイボーグ・ロボットの開発を嫌ったが、爆破事故によりサイボーグ化する以外に死を免れるすべのないデトロイト市警のアレックス・マーフィー刑事(ジョエル・キナマン)を、“ロボコップ”にするのだった。
本来は、“人間としての感情を持つロボット”というところが売りのはずだったが、思い通りにコントロールするために、薬によりアレックスの感情を抑えてしまう。
高い検挙率を上げるロボコップだったが、夫に会わせてもらえないことに苛立っていたアレックスの妻クララ(アビーコーニッシュ)と再会したことで、少しずつ自我を取り戻していく。
自分と相棒のジャック・ルイス(マイケル・K・ウィリアムズ)が担当した事件と、自分を狙った爆破事件を、最優先で捜査していく。
その中で明らかになったのは・・・

オリジナルの“宇宙刑事ギャバン”モデルの銀色をしたごついロボコップも好きだが、黒くパワードスーツのようなスタイリッシュな今回のデザインも、今っぽくていいと思う。
妻子との関わり合いを多く描くことで、“人間”ロボコップの部分が強調されて、人間ドラマの印象が強くなったような気がする。
正直、あまりはっきりとはオリジナルを覚えていないんだけどね(´〜`ヾ) ポリポリ・・・

それよりも、市民感情のコントロールが怖いと思った。
バット・ノヴァック(サミュエル・L・ジャクソン)がMCを務める番組は、明らかにオムニコープに肩入れした、偏った報道をしている。
善悪と、正義と犯罪と、市民にとっての利益と不利益は、必ずしも同義では無い。
もちろん、企業は利益を追求する存在だから、売れるものを作りより売ろうとすることを悪だとは言わないが、オムニコープにはあくどさがあった。
アレックスたちの上司カレン・ディーン本部長(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)も侮れないし、オムニコープの軍事指導者リック・マトックス(ジャッキー・アール・ヘイリー)の存在も危険。
荒々しい描写は減ったような気がするが、空恐ろしさは増したような気が・・・

ジョエル・キナマン(ヨエル・キナマン)は、鋭い目とにやりと笑う口元と声がいい。
ロボコップになると、びっくりするほど頭が小さい
ごつさが足りないかな?と見る前は思っていたのだが、新しいデザインのロボコップにはあっていたと思う。
バイクのデザインも格好良かったが、足を置く位置が後ろのほうだから、片手でハンドルを操作しながら銃を撃つのは人間じゃ大変だろうなと思った。(ロボコップなら関係ないだろうけど)

一番のお目当て、ゲイリー・オールドマンが、凄くいい奴で嬉しかったよ!!
Twitterでも呟いたのだが、見ながら『バットマンのキートンとゴードン市警本部長のゲイリーとニック・ヒューリーのサミュエル・L・ジャクソンとWATのビビアンのマリアンヌ・ジャン=バプティストと・・・ 何このキャスト!』って思っちゃったよ(笑)

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2014年03月17日

アナと雪の女王

Frozen

公開中なので控えめに

アレンデール王国の国王と王妃が、突然の事故で亡くなった。
子供の頃のある出来事以来、部屋に閉じこもってきた長女エルサ(声:イディナ・メンゼル)が王位を継ぐ事になった。
戴冠式の後の舞踏会で久し振りにアナ(声:クリステン・ベル)と、子供の頃のように心を通わせたのも束の間。
アナが、出会ったばかりの南の国のハンス王子(声:サンティノ・フォンタナ)と婚約すると言い出したから、エルサはアナと口論となっただけでなく、感情を抑えきれなくなり、ずっと隠してきた魔法の力が暴走してしまった。
城を飛び出して、山上に自分の氷の城を魔法で作り上げて引き篭もってしまった“雪の女王”エルサは、アレンデール王国が“”に閉ざされてしまった事を知らなかった。
アナは、エルサの心を開き王国を救えるのは自分しかいないと、ハンスに後を頼んで後先考えずに後を追った。
が、すぐに身動きが取れなくなる。
そんな時に出会ったのは、氷を売っている山男のクリストフ(声:ジョナサン・グロフ)と相棒のトナカイのスヴェン。
そして道中で知り合った、子供の頃のエルサに作られたという雪ダルマのオラフ(声:ジョシュ・ギャッド)。
氷の城に辿り着くことはできたものの、激しくアナを拒絶するエルサは魔法をコントロールできずに・・・
アナが凍ってしまう前に助ける方法を探すため、クリストフは家族のような存在のトロールたちに会いにいき、トロールのパビー(声:キーラン・ハインズ)から、「真実の愛だけが、溶かすことが出来る」と教えられた。
ハンス王子とキスを交わせば、アナは助かる!
クリストフはアレンデールの城へとアナを送り届けた。
しかし・・・

2D字幕で見た。
哀生龍は2Dでも充分だと感じたのだが、見比べたら印象が変わるかな?

もっともっとミュージカル調なのかと思っていたのだが、思っていたほどではなかった。
あのメインテーマのシーンも、以前劇場でフルバージョンを見ていたこともあり、また、かなり早いうちに出てきたこともあり、少々拍子抜け
その上、ディズニー映画だし元が寓話だからしょうがないのだろうが、やや説教臭く感じてしまったんだよね。
「ありのままの自分でいい!」「欠点があったっていい!」「他の人と違う所も欠点も全て受け入れて・・・」等々。
ついでに言ってしまえば、天真爛漫に育った(と思われる)アナの性格や言動にも、時々イラッとさせられて・・・

エルサやクリストフは、キャラ的に好き。
好きでこんな魔法の能力があるわけじゃないのに、エルサの意思では切り離せない。
まだコントロールできないでいる彼女が、可哀想に思えてしまった。
誰のことも傷つけたくないのに、妹のアナとももっと仲良くしていたいのに、でも・・・
なんだよね。
クリストフとスヴェンのコンビネーションも楽しめる♪
喋れないスヴェンの分も、一人二役で喋ったり歌ったりするクリストフには苦笑してしまったが。
オラフはまぁまぁだな。
トロールたちの、クリストフとアナをくっつけようとする異常な盛り上がりには、少々閉口気味。
いい奴等なんだけどね。
公爵も腹立たしい存在だが、声を担当しているのがアラン・テュディックだったから、聞くのは楽しかった。


【同時上映】
ミッキーのミニー救出大作戦
Get a Horse!


こっちの方が子供受けするような気がする。
3D演出も、子供が喜ぶような感じになってるんじゃないかな?

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2014年03月13日

コンフェッション 復讐の暗殺者

The Confession

その告解者(キーファー・サザーランド)は、35年振りの告解だと言った。
色々と悪い行いをしてきたが、それを悔いてはいないし、悔い改めるために告解しようとしているのでも無さそうだった。
男は「昨晩、1人の男を殺した」と言って、神父(ジョン・ハート)を驚かせる。
殺される前に、ジミー(ダニエル・ロンドン)は神に祈る時間を求め、男は与えた。
祈り終わると、ジミーは心穏やかに死を受け入れた。
彼の最後の言葉は、「君を赦す」だった。
男は、ジミーの心境を理解したいと思った。
死を悟っていながら、祈りの後で穏やかになれた理由が知りたい。
今夜も人を殺す」と、神父に向かって平然と言い放つ男。
神の存在、神のなすこと・なしたこと、信仰・信仰心、哲学めいた神学論、そして男の過去に遡る会話・・・
ボスの命令があれば、拷問も殺しも何でもやる男だったが、好きでこうなったんじゃないと言う。
神父が子供の頃に何があったのかと問いかけると、逆に男は神父に告解をさせた
「告解すれば、今夜は殺さない」と言って。
神父が犯した罪とは?
男がこんな生き方をするに至った過去の出来事とは?
その晩男が殺そうとしている相手は?

1話5分程度の10話もの。
バックストーリーも入れて67分だったかな?
TVのミニ・シリーズかと思ったら、ウェブ・ドラマ・シリーズだった。
キーファー自身も製作総指揮の1人として関わっていたが、なかなか面白い。
DVDで全話連続で見たのだが、多くのシーンが告解室の中で、閉塞感のある空間で2人の緊迫した会話が熱を帯びてくるのが、とてもワクワクする!
告解しに来た殺し屋の男の思惑が次第に明らかになっていくのだが、それが更に緊張感を高めるから、ほぼ会話劇なのに思った以上に引き込まれてしまった。
ほぼ1時間なのだが、物足りなさを感じないぐらいだった。
およそ5分の中に、毎回山場があって、いいところで切られる。
5分できることで、ハラハラドキドキが継続するというか、最初っから90分ぐらいのサスペンスとして作ったら、途中はきっとだれてしまっただろうし、告解者の思惑が分かってからは消化試合のようになってしまっただろうと思う。
物語的には割りと単純だが、作品の作り方のアイデア勝ちといった印象。
少なくとも、キーファー・サザーランドとジョン・ハートのファンなら、楽しめるはず。



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posted by 哀生龍 at 06:26| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月12日

ボディクライム 誘惑する女

A Crime

アリス(エマニュエル・ベアール)は、同じアパートの窓から見える部屋に住むヴィンセント(ノーマン・リーダス)に恋していた
普通に近所付き合いはしてくれるが、それ以上に発展しそうにはない。
それには理由があった。
3年前、その晩ヴィンセントが仕事から帰ったときには、妻は殺され息絶えていた。
帰り道ですれ違った1台のタクシーが怪しいと疑いを持ったが、決め手となる証拠も無く、今もまだ犯人は捕まっていないどころか、誰が犯人なのかも分かっていない。
この過去を引き摺っている間は、彼は振り向いてくれないだろう。
そこでアリスは思い切った手段に出る。
ヴィンセントが集めている事件の記事や資料をこっそり見た。
当時の担当刑事にも話を聞きに行った。
そして、真犯人を探し出す代わりに、アリスは自分で犯人をでっち上げてしまったのだ。
偶然彼女を乗せたタクシーの運転手ロジャー(ハーヴェイ・カイテル)は、運転手歴10年のベテラン。
事件が起きた3年前も、タクシードライバーだったという。
少しの会話、少しの色仕掛け、少しの憂い・・・
自分とは不釣合いなほど若くて素敵な女性と親しくなれた事を素直に喜ぶロジャーを、アリスは上手に手玉に取り、距離を縮めていく。
ヴィンセントが信じている犯人像に近づけるための小細工も、もちろん忘れない。
自分が育てた犬をドッグレースに出しているヴィンセントに、それとなくロジャーを引き合わせたアリスの思惑通り、ヴィンセントはそのタクシードライバーに興味を持った。
そして、警察に突き出す代わりに・・・
だが、それで終わったわけではなかったのだ。

ノーマン目当てに見たのだが、出番そのものはそれ程多くはなかった。
が、かなり満足できた。
テンション低めで口数も少なく、妻を失って抜け殻となった体の中に執念と怨念だけが残ったような男。
エマニュエルより6歳年下だったかな?
しかしノーマンが若く見えるのかエマニュエルが老けて見えるのかは分からないが、もっと年の差があるように見えてしまった。

ハーヴェイ・カイテルはギラギラした男臭さを抑えて、少しくたびれた風采の上がらない運転手に!
いつものようにオーラを出していたら、早くでも凄く強烈な印象を残すのだが、今回は本当にどこにでもいそうなオッサンになっていた。
若い女性に懐かれて、照れたり戸惑ったり喜んだり色気を出してしまったり。
もう少し大袈裟に言えば、もてない中年のオッチャンが若いオネェちゃんに、いいように弄ばれているような状態(苦笑)
その挙句・・・・
冤罪事件じゃなくて、犯人に仕立て上げられた上での私刑。
ロジャーとヴィンセントと、どっちが不幸なんだろう・・・

悪いのは真犯人だが、結果的にはアリスも同じぐらい悪い。
小悪魔じゃなくて本当に悪魔のような存在。
女優には興味が無いしフランス映画もほとんど見ない哀生龍が顔を覚えているぐらいだから、エマニュエルはかなり有名な女優さんなんだろうが、正直アリスには何の魅力も感じられなかった
容姿も性格も。
華があるようにも見えなかったし。
妻を殺害されたという過去を引き摺っていない、もしくは結婚経験が無い男でも、彼女には目もくれなかったんじゃないか、とまで言ったら言い過ぎかな?
わざと狙って、そんな雰囲気の女性を演じていたのかもしれないし。

で、この映画は、ハッピーエンド?
色々と含みを持ったままで、あまりすっきりしなかったな。



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2014年03月11日

リディック:ギャラクシー・バトル

Riddick

公開中なので控えめに。

リディック(ヴィン・ディーゼル)がカルト教団ネクロモンガーの指導者ロード・マーシャルの座を引き継いで数年、その座を狙うものが増え、そろそろ潮時だと彼は考えた。
この地を去るのなら、故郷フューリアに戻りたい。
しかし、その星は星図から消え去り、位置を知るものは司令官のヴァーコ(カール・アーバン)のみ。
ヴァーコの腹心の部下と共に、灼熱の太陽に去らされる不毛の荒野に降り立ったリディックは違和感を覚え、故郷の星ではないのではと訝った。
しかし時すでに遅く、裏切られたリディックは・・・
文明世界に長く居過ぎたと、自分の中の野生を呼び起こすための日々を送るリディックは、エイリアン・ジャッカルや水辺のサソリのような怪物マッド・デーモンを相手にする日々。
拾ったエイリアン・ジャッカルの仔は、忠犬のように成長した。
そんなある日、遠くの空に雨雲を見つけたリディックは、この地を去る時が迫っている事を知る。
リディックはある思惑を胸に、誰もいない賞金稼ぎたちの基地から、救助信号を発した。
賞金首のリディックだと知って、すぐさまサンタナ(ジョルディ・モリャ)率いる、7人の賞金稼ぎ集団が現れた。
そして一足遅れて、ボス・ジョンズ(マット・ネイブル)率いる4人の傭兵チームの船も降り立った。
リディックを甘く見ていたサンタナは、ジョンズの協力を拒むが、次々と仲間が消されると彼らと手を組むしかなくなった。
ジョンズの目当ては、リディックの首にかけられた賞金ではないらしい。
彼らはたった1人のリディックに翻弄される中、全滅する前にリディックを捕まえることができるのだろうか?
そしてリディックは、この星を脱出する事ができるのであろうか?

リディックのシリーズは見ていたし、ジョルディ・モリャも出ているということで、楽しみにしていた。
良い意味で、このシリーズはリディックが格好良く見えるように撮られた“俺様映画”だ。
あくまでも、ヴィン・ディーゼルじゃなくて、“リディック”の格好良さがポイント!
前半はほとんどセリフもなく、痛めつけられた身体を引き摺りながら、この星の生物と戦い、策を巡らせ、野生児に戻っていく様子を淡々と描く。
そして後半は、お約束通り、ちょっとお馬鹿さんが粋がっているようなジョルディ・モリャ演じるサンタナの、笑える間抜けっぷりを楽しむ♪
こんなキャラだと出て早々殺されることも珍しくないのだが、最後まで頑張っていた!!
ジョンズの部下で男勝りの女戦士ダール(ケイティー・サッコフ)に、何度もガツンッとやられているところも、哀生龍にとっては美味しいシーン♪♪
スペイン語で悪態をつくところも嬉しかった!
ジョンズの部下はダールのほかに、渋いオッチャンのロックスパー(ラオール・トゥルヒージョ)とメカニックのモス(ボキーム・ウッドバイン)
そして、サンタナの部下は、リーダー格のディアス(デイヴ・バウティスタ)、マスコット(お守り)のような少年ルナ(ノーラン・ジェラード・ファンク)、ヴァルガス(コンラッド・プラ)、ヌニェス(ノア・ダンビー)、ルビオ(ニール・ネイピア)、そしてファルコ(ダニー・ブランコ・ホール)。

リディックに懐いたエイリアン・ジャッカルも、犬好きにはきっと堪らないだろう。
ほとんどペットの犬のような挙動なんだから。

まだまだ何作でも作れそうな雰囲気だが、どれぐらいまで頑張るのかな?

個人的にはもう少し、サンタナとダールの“夫婦どつき漫才的なやり取り”が見たいなぁ〜
DVD/BD特典にショートコント的な感じで、入れて欲しいなぁ〜(笑)

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2014年03月10日

ダリオ・アルジェントのドラキュラ

Dracula 3D

公開中なので控えめに。

1893年、トランシルヴァニアの小さな町パスブルクに、司書のジョナサン・ハーカー(ウナグス・ウガルデ)がやって来た。
駅から町に行く途中の森でに追いかけられたが、それは幻だったのかもしれない。
一抹の不安を覚えたものの、この町での仕事を紹介してくれた長年の友人、キスリンガー町長(アウグスト・ズッキ)の娘ルーシー(アーシア・アルジェント)と再会すると、ほっとしたジョナサンだった。
紹介された仕事は、この町の発展に大きな貢献をしたドラキュラ伯爵(トーマス・クレッチマン)の森に囲まれた古城の図書室で、まずは大量の蔵書の目録を作ること。
この城には、見た目以上に落ち着いた物腰の物静かな伯爵と、伯爵の姪だという妖艶な若い女性タニア(ミリアム・ジョヴァネッリ)が暮らしていた。
しかし、晩餐の席はジョナサン1人。
夕食は摂らないという伯爵は、彼に妻を同伴していないことについて問いかけた。
ジョナサンと一緒に来るはずの妻ミナ(マルタ・ガスティーニ)は、事情により数日遅れて町に着くと彼は答えた。
そのミナが町に着いたとき、町には不穏な空気が流れていた。
娘を喪い半狂乱の女性。
その娘は狼に殺されたと、町の男は言う。
ミナは知らなかったが、埋葬されたはずの娘の遺体は消えていて、それには伯爵が関わっているという密やかな噂が。
町に着いて何日経っても夫ジョナサンと会えないミナは、自ら伯爵の城に向かう。
だが、全ては伯爵の狙い通りだった。
伯爵に魅了されかかったミナは、何とか城から逃げ出すことが出来た。
しかし町に戻ってみると・・・
そんなミナの力になってくれたのは、吸血鬼を研究しているヴァン・ヘルシング博士(ルトガー・ハウアー)だった。

ダリオ・アルジェントは「サスペリア」や「ゾンビ」、「フェノミナ」や「デモンズ」といった、ホラーやサスペンスの巨匠。
だが、今でこそ大分ホラーも見るようになってきたものの、哀生龍は基本的にホラーが大の苦手だから、今上げたような作品は一度も見たことが無い
TVの予告ですら出来るだけ見ないようにしていた頃の作品だから、「物凄く怖い作品に違いない」という強い思い込みが(苦笑)
今回は、少しはホラーにも慣れてきたし、トーマス・クレッチマンとウナグス・ウガルデの共演だから、頑張ってみてみよう! と勇気を出して劇場鑑賞。
3D作品だが、字幕版は2Dのみ。
一夜だけ、字幕無しで3D上映があるらしい。

哀生龍が見た回はトークショーがあった。
登壇したのは、山崎圭司と伊東美和(映画系のライターさんと言えばいいのかな?)両氏。
アルジェント監督ご本人の、Skypeでのインタビュー映像も少し。
両氏のトークの中で、「監督が意図したのは飛び出す3Dではなく、奥行きを出すための3Dだ」という話があったから、3Dでもそんなに恐くはないのだろう。
でも、虫が苦手な人は、ちょっと引くかな?
この作品のドラキュラは、コウモリには変身しない代わりに、複数の変身をしてくれる。
鳥、獣、そして虫(笑えるものもあった)
お約束通り(?)、壁登りはやってくれた!
ツェペシュという名や、ノスフェラトゥという呼び名も出てきた。

血の色がいかにも“血糊”と言わんばかりの色だったり、森の中が結構明るかったりしたのだが、3Dで見るともう少し暗くなって雰囲気が出るのかもしれない。
が、その明るさや、時々滑稽とも言える描写が挟まるせいで、恐さよりもB級ホラーのようなクスッと笑える感覚があった。
アルジェント作品を見たことが無い哀生龍は、物凄く怖いと思っていた反動もあって、案外とっつきやすいと感じたのだが、往年のファンはどう感じるのだろう?

ロングコートで佇むクレッチマンは、ドイツ人ということもあって、顔立ちがドラキュラらしさと伯爵らしさの両方を兼ね備えていて、雰囲気が良かった。
少々老けたなと思ったが、それもまた役柄にあっていたと思う。
ウナクスは、下膨れ顔のイメージがあったが、大分肉が落ちて静観な顔立ちになっていた!
個人的には、もう少し出番が欲しかったが、まぁ役柄的にしょうがないか。

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2014年03月07日

クルードさんちのはじめての冒険

The Croods

文明が未発達の原始時代のこと。
慎重で変化を嫌うかほごな父グラグ・クルード(声:ニコラス・ケイジ)、最先端を行く母ウーガ・クルード(声:キャサリン・キーナー)、筋肉頭のタンク・クルード(声:クラーク・デューク)、ティーンエイジャーのイープ・クルード(声:エマ・ストーン)、末っ子のサンディ・クルード(声:ランディ・トム)、そしてウーガの母グラン(声:クロリス・リーチマン)。
彼らクルード一家は洞窟で暮らしていた。
家長のグラグは、「外に出てはいけない」という掟を頑なに守り、ほとんど彼らは外に出なかった。
外に出るのは、狩りなど、どうしても外に出ることが必要なときぐらい。
しかしその過保護なほどの慎重さのお陰で、クルード一家は生き延びてきた
その晩、好奇心旺盛なイープは、光を追いかけて外に出た。
光の正体は松明だったが、イープにとっては初めて見る物。
そしてそれを持って来たのは、初めて会った若者、ガイ(声:ライアン・レイノルズ)だった。
ガイは、ベルト(声:クリス・サンダース)というペットを連れていた。
新しい事を警戒するクルード一家ではあったが、住まいであり隠れ家である洞窟が崩壊し潰れてしまうと、新しい外の世界の中で新たな隠れ家を見つけなければならなくなった。
外の世界は初めて見る物、知らない物でいっぱい
変わったジャングルに入らなければならなかったり、奇妙な動物と戦わなければならなかったり、空から落ちてくる雨粒を避けたり、恐ろしい火砕流から逃げなければならなかったり・・・
ガイから新しい知識を得つつ、慣れないこと知らないことばかりで悪戦苦闘しながらも、クルード一家は新しい隠れ家を見つける冒険を続けるのだった。

何で見ようと思ったのだか思い出せない(苦笑)
3DCGアニメということだが、2DでDVD鑑賞。
声の出演陣が豪華だが、キャラクターの容姿がインパクト大だから、俳優本人の顔が目にちらつくことなく世界に入り込むことが出来た。

冒頭のシーンだけでも、この一家がどれほどチームワーク抜群な絆の強い家族なのかが分かる。
ティーンエイジャーの娘が頑固で保守的な父を窮屈に感じるのは、普通のことで、それぐらいじゃ家族の絆は揺るがない。
それぞれの個性が生きていて、新しいものに出会ったり経験したときの反応もそれぞれ。
その違いが一家の選択肢を増やし、生き延びるのを助ける。
見ている方としては、その微笑ましい反応に笑い、必死に頑張る姿に応援したくなる。
コミカルで心温まる家族の物語だ。
実写で描いたら少しくどくなりそうな演出も、アニメだと不思議と抵抗無く楽しめるしね。

ただ、一緒に入っていた予告が辛かった。
実写じゃないのが救いだが、1作目はナメクジ、2作目はカタツムリ。
両方とも大っ嫌いだから、勘弁して欲しかったよ(涙)



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2014年03月06日

コレクター

The Factory
Collector


3年の間に7人の娼婦が行方不明になっていた。
11月〜3月の冬季限定で発生した。
一時は市民病院の看護師ダレル(ゲイリー・アンソニー・ウィリアムズ)が容疑者とみなされたが、現在は容疑が晴れている。
そして、とうとう捜査は打ち切りとなってしまった。
納得がいかないのは、この事件を捜査してきたNY州バッファロー市警のマイク(ジョン・キューザック)と相棒のケルシー(ジェニファー・カーペンター)だ。
そんな矢先、感謝祭の夜に、手術を3日後に控えたトランスジェンダーが行方不明になった。
娼婦の女だと間違えられて、例の犯人にさらわれたようだ。
捜査打ち切りを無視して、マイクたちは娼婦として潜入捜査をしているクリスタル(シンディ・サンプソン)から情報を受け取った。
黒いセダンに関する情報から、1人の男が浮かび上がった。
ところが・・
空振りに終わってしまったマイクに、新たな行方不明者情報が入る。
妻シェリー(ソーニャ・ヴァルゲル)から、高校3年生の娘アビー(メイ・ホイットマン)が家を抜け出してどこかに行ったまま帰ってこないと電話が入ったのだ。
その時のアビーの身なりやメイクでは、娼婦に間違えられてもおかしくない。
アビーの年上の恋人タッド(マイケル・トレヴィーノ)がダレルを目撃していたことから、感情的にダレルを締め上げるマイク。
しかし、犯人は別にいた。
犯人カール(ダラス・ロバーツ)は、ダレルの弱みにつけ込んで、色々な薬を調達させていた。
そのリストもマイクは手に入れた。
小賢しくも猟奇的でイカレた男カールは、ある目的で娼婦たちをさらっていたのだ。
アビーが入れられた部屋には、ブリタニー(マグイナ・トーヴァ)とローレン(キャサリン・ウォーターストン)という被害者の女性が監禁されていたのだが、2人は犯人をパパと呼び、すでに逆らう気力も逃げ出そうという気持ちも失い、ただただ彼に気に入られようとしていた。
マイクがカールが犯人である事に気付いて急行するのだが、思わぬ伏兵が!?

実話を基にしているらしいが、色々と空恐ろしい事柄が出てきた。
カールが娼婦たちをさらう理由。
誰からも気にされず、捜索願も出されない存在。
犯人に迎合し、自分が置かれた状況に順応してしまう被害者の心理。
それどころか、警察から犯人を守ろうとまでする被害者の存在。

善悪とか、犯罪行為か否かとか、そんな事は自分の命の前ではどうでも良くなってしまう。
誘拐監禁された被害者が救出された時に、犯人を擁護する。 という話は良く聞くが、この映画を見る限り、その感情は1度持ってしまうと消すのは非常に難しいようだ。

ジョン・キューザック、ジェニファー・カーペンター、ダラス・ロバーツ。
この3人の個性や眼差しが、演じるキャラクターにはまっていたと思う。
普段見せる顔と本性を出したときの顔、目つきの変化
ゾクッとするものがあった。



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2014年03月05日

ホビット 竜に奪われた王国

The Hobbit: The Desolation of Smaug

公開中なので、控えめに。

ドワーフの王となるはずのトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)だったが、それには王の証でもある家宝を取り戻さねばならない。
しかしそれは、はなれ山の下にある故郷エルボールを襲ったドラゴン“スマウグ”(ベネディクト・カンバーバッチ)に他の財宝共々奪われてしまっていた。
ドワーフたちと、灰色のガンダルフ(イアン・マッケラン)と、ガンダルフが旅に必要な人材として選んだホビットのビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は、エルボールを目指すものの、熊人ビヨルン(ミカエル・パーシュブラント)と遭遇したり、闇の森に入る直前で緊急事態によりガンダルフが一人別行動せざるを得なくなったり、巨大なクモの群れに教われたり・・・
クモを倒してくれたのは森のエルフ。
しかし彼らは味方ではなかった。
王スランドゥイル(リー・ペイス)はトーリンとは因縁の関係で、一行は投獄されてしまう。
だが、1番若いドワーフのキーリ(エイダン・ターナー)と言葉を交わした近衛隊長のタウリエル(エヴァンジェリン・リリー)は、好意を抱いた。
姿を消してカギを手に入れたビルボのお陰で彼らは闇の森から脱出したものの、アゾク(マヌー・ベネット)率いるオークの一群は執拗に彼らを追ってくる。
その後をタウリエルとスランドゥイルの息子レゴラス(オーランド・ブルーム)も・・・
はなれ山の麓の湖の町に辿り着いた彼らは、人間の船頭バルド(ルーク・エヴァンス)に助力を求めた。
偶然にもバルドは、トーリンの一族やスマウグと関わりがある民の末裔だった。
この町には、ドワーフとドラゴンにまつわる伝説があった。
それは現実のものとなるのだろうか?
そして、スマウグは・・・

この作品はまだ続きがあると分かって見てはいたが、それでもあのラストには唖然とした。
場内がざわついたから、他の客たちも同じように感じたのだろう。
呆れるほど唐突
ただでさえ、○部作のような続き物は通して見られないからあまり好きじゃないというのに、この情緒も何にもない、ブツッと切ったような終わらせ方は、余韻に浸ることもできやしないじゃないか!

しかし、登場人物は、「ロード・オブ・ザ・リング」よりも哀生龍好みのキャラが多いから、そういう点では楽しめる。
ファンには怒られてしまうだろうが、アラゴルンもレゴラスもフロドも、ほとんど興味が持てなかったんだよね。
ボロミア&ファラミアとメリー&ピピンとサムぐらいかなぁ・・・ 楽しめたキャラは。
だが、ホビットの冒険の方は、ビルボもドワーフたちも好き。
個性的で魅力がある。
この2作目も、彼らのドタバタ具合と、頑なな性格ゆえ危機を招いてしまうトーリンの潔癖で不器用なところと、トーリンと信頼関係が強くなってきたビルボの活躍を楽しむことが出来た。
本を読んだのは何年も前だから、ざっくりとしか覚えていないのだが、キーリのあんなエピソードはあったっけ?
キーリが凄く美味しい役回りだったんだけど(笑)
1作目に書いたドワーフ紹介(?)を、ここにもう1度書いておこう。
トーリンが一目置く年長者の戦士バーリン(ケン・ストット)、その弟のドワーリン(グレアム・マクタビッシュ)。
王族の家系でトーリンの甥に当たる若き戦士フィーリ(ディーン・オゴーマン)と、その弟で最年少のキーリ(エイダン・ターナー)。
愛嬌があって親しみやすいボフール(ジェームズ・ネスビット)と弟のボンブール(スティーヴン・ハンター)。 彼らの従兄弟のビフール(ウィリアム・キルシャー)。
耳の遠いオイン(ジョン・カレン)と弟でギムリの父であるグローイン(ピーター・ハンブルトン)。
そして、3兄弟で参加しているドーリ(マーク・ハドロウ)、ノーリ(ジェド・ブロフィー)、オーリ(アダム・ブラウン)。

2Dで見たのだが、それでも溶けた金属の質感が良い感じだったし、スマウグの動きや樽での激流下りなんかもスピード感が出ていてワクワクした。
エルフの弓矢の攻撃は、いかにもCG処理してます感が強かったのが気になったけどね。

ファンタジーの物語ならではの、安心感(笑)
ここでは危機に陥り、でもきっと助かり、また追われ、諦めかけたときに道は開かれる!
みたいなお約束通りの展開は、それはそれで心地良いマンネリ感を醸し出している訳で。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

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2014年03月04日

マチェーテ・キルズ

Machete Kills
Robert Rodriguez's Machete Kills


公開中なので、控えめに。

マチェーテ(ダニー・トレホ)を吊るし首にしたドークス保安官(ウィリアム・サドラー)に、突然大統領(カルロス・エステヴェス)から電話が。
吊るされたまま、いっこうに死ぬ気配が無いマチェーテに用があるようだ。
ホワイトハウスに出向いたマチェーテに大統領じきじきに依頼したのは、メキシコのヤバイ男“マッドマン”ことメンデス(デミアン・ビチル)の殺害だった。
連絡係のゴージャス美女は、美人コンテストに出場しているミス・サンアントニオ(アンバー・ハード)。
彼女の情報によると、マッドマンに通じているのはメキシコ・アカプルコの娼館にいる娼婦、セレーサ(ヴァネッサ・ハジェンズ)だけだという。
早速くだんの娼館でセレーサを呼んで貰うと、なぜか女主人マダム・デズデモーナ(ソフィア・ベルガラ)以下美しくもワイルドな娼婦たちが、マチェーテ1人に銃撃戦を仕掛けてきたではないか。
それでも何とかセレーサを連れ出したマチェーテは、彼女からマッドマンの情報を聞き出す。
マッドマンは、善人と悪人の二重人格で、どちらが出てくるかはその時次第らしい。
更に面倒なことに、心臓にミサイルの発射装置が直結していて、死ぬとワシントンにミサイルが撃ち込まれてしまう事が分かった。
解除できるのはミサイルの開発者ヴォズ(メル・ギブソン)だけだというから、生きたままアメリカに連れ帰らなければならないということだ。
しかし、いくつもの顔を持つ暗殺者カメレオンがを始めとする賞金稼ぎたちが2人を狙い、行く手を阻むのだった。

ロバート・ロドリゲス監督作品は、くっだらなくても、子供向けでも、意味不明でも、とにかく見たくなってしまうんだよね。
しょうもないところを含めて、ロドリゲス監督作品の魅力というか、脱力しながらも楽しんでしまえるというか。
つまりは、彼のファンか、出演陣の誰かの熱烈なファン以外には、ちょっとお薦めしにくい作品だということ(苦笑)
フェイク予告から始まった「マチェーテ」シリーズだけあって、この作品もいきなり3作目の予告から始まる。
一応、現時点ではフェイクだが、きっと作ってくれるに違いない、と信じている。

ジェジカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、レディー・ガガ、アレクサ・ヴェガ、アントニオ・バンデラス、キューバ・グッティング・Jr.、トム・サヴィーニ等々も出演している。
ほんの顔出し程度の人もいれば、バッチリ活躍しちゃう人もいる。
ロドリゲス監督の作品の場合、顔を出すだけでもOKって感じがするのは何故だろう?

スパイ・キッズのお姉ちゃんだった、アレクサ・ヴェガは、すでに1回離婚を経験していて今2人目の旦那がいるという、時代の流れを感じる現状!
TVコメディドラマ「モダン・ファミリー」でのグロリアも強烈だが、そのキャラクターをそのまま2段階ぐらいシフトアップしたようなマダム・デズデモーナ。
ソフィア・ベルガラが演じているというより、グロリアのもう1つの顔って感じにしか見えなかったなぁ〜
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

女性皆さんが強烈だったから、男性陣はちょっと印象薄かった。
この作品の個性に合わせて、ラテン系の本名カルロス・エステヴェスでクレジットした、チャーリー・シーン。
セルフパロディ的? 自虐ネタ?
妙に似合っていて可哀想だが、ニヤニヤしながら見てしまったよ。

にしても、70歳になるというダニー・トレホって、本当に歳を感じさせない!
でも、マチェーテに大暴れしてもらうためには、3作目は是非早めにお願いしたい(笑)

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2014年03月03日

ラヴレース

Lovelace

公開中なので控えめに。

1970年。
21歳のリンダ(アマンダ・セイフライド)は、厳格なカトリック教徒の両親(ロバート・パトリック、シャロン・ストーン)に厳しく育てられていた。
門限は11時。
親友パッツィ(ジュノー・テンプル)と共にローラー・スケートを楽しんだ帰り、生バンドの演奏にあわせてゴーゴー・ダンスを踊っていた2人に目を留めた男チャック(ピーター・サースガード)に声をかけられた。
ある理由から恋愛関係に消極的になっていたリンダだったが、チャックの優しさと、彼が厳格な両親から「良い青年だ」という一言を引き出したことから、すぐに結婚する事になった。
彼の手ほどきで性生活にも喜びを感じられるようになったリンダだったが、徐々にチャックの悪い一面が目立つようになっていく。
チャックが経営しているバーの女の子が売春したとして、チャックが逮捕されてしまう。
保釈金は払えたが、2人の財産は底をついていた。
そこでチャックが思いついたのは、妻リンダをポルノ女優として売り込むこと。
ちゃんと脚本を書いて一般の映画館で上映させるような作品を作ろうとしていたジェラルド(ハンク・アザリア)とブッチ(ボビー・カナヴェイル)は、グラマラスでもなく演技も酷いずぶの素人のリンダは使えないと言ったが、チャックが自分で撮影して持ってきた映像を見て驚く。
彼女にはチャックに仕込まれた特技があったのだ。
こうして出来上がった「ディープ・スロート」は、ポルノ映画とは思えない大ヒット作品となった。
リンダも時代の寵児となったが、その影で、夫チャックとの関係は最悪な状態になっていた。
そして6年後。
チャックと分かれたリンダは、チャックやポルノ映画の裏側を描いた自伝を執筆しようとしていた。
出版社に対してその内容が事実である事を証明するために、リンダは嘘発見器のテストを受ける事になった。

名前だけは良く知っているが、1度も見たことが無い「ディープ・スロート」。
ストーリー性を持たせたポルノということだが、彼女の特技を生かす事を念頭に置いた設定が素晴らしいと思ってしまったよ。

チャックとの出会いで両親の元を離れて幸せそうに笑うリンダ、無邪気な笑顔でポルノ映画の撮影を頑張るリンダ、突然スーパースターの仲間入りしパーティに出席して戸惑う笑顔を見せるリンダ・・・・
映画の前半では、21.22歳の初心な女の子がポルノ業界に入って、一躍有名人になったリンダの光が当たっている一見幸運に見える部分を描き、後半では、同じ出来事をリンダの笑顔の裏側を映し出すような別の視点から再度描く
前半、リンダはほとんど笑顔を絶やさなかったから、その分余計に後半明かされる彼女の苦悩と苦痛が・・・・

チャックは、はなから彼女を金儲けの道具にしようとしたわけじゃない。
リンダの事を本当に愛していて、独り占めしたかった。 そんな感情が滲み出ていた。
もし、金に困らなかったら、妻リンダを売ったりはしなかっただろう。
そう思えるし、そう信じたい。
魅力的な自慢の妻であり、金のなる木でもあるリンダに対する、チャックの複雑な心情
独占欲が強いのに、自分以外の男たちに与えてしまい、そのことで更に怒りを爆発させる。
魅力的な男でありながら、陰湿で冷酷な暴力夫でもあるチャック。
お目当ては、そんなチャックを演じたピーター・サースガード。
事実を元にした作品だから、あまりチャックの肩を持つのは宜しくないとは思うが、映画の登場人物として、またサースガードの演技として、チャックの複雑さは見ていて楽しかった。

チャックのお陰で有名人になれたが、チャックに仕込まれていなかったら、そもそも彼と出会ってなかったら、ポルノ女優にはなっていなかっただろう。
そもそもリンダは、あんな形で有名人になりたかったわけじゃないし。
厳格なカトリック信者として、妻は夫を敬い尽くすものだと娘を諭す厳しい母。
娘がどんな男と結婚してしまったのか、どんな状況に置かれているのかを知らず、夫の事を愚痴る娘の言い分には耳を貸さず、嫁に行った娘のシェルターにはなってあげなかった母。
事実を知ったときの母親の心情を思うと・・・・
自分が娘にした仕打ちを思い返して、どんなに後悔した事だろう。

まだ20代前半の小娘であるリンダが、1度踏み入れてしまったポルノ業界から、食い尽くされる前に抜けることが出来て、本当に良かったと思ったよ。

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