2014年07月31日

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY #6 危険なフライト

Elementary Season 1, Episode 6 Flight Risk

ビーチに小型機が墜落し、パイロットと3人の乗客全員が死亡した。
警察無線を聞いて勝手に現場に急行して調査を始めたシャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)は、一人の出血の状態から、彼の死は事故でなく殺人だと判断した。
3人の乗客は弁護士。
担当する集団訴訟に関するトラブルだろうか?
飛行前に犯行が行われていたことが分かり・・・
一方ジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)は、ホームズの父から3人で夕食をと連絡を受けていた。
もちろん連絡してきたのは秘書だが。
どうせ来ない、絶対に現れない、だから気にするなというホームズは爪の先ほども行く気が無い。
仕方なくワトソンが一人で行くと・・・

事件の謎解きよりも、ホームズとホームズの父との関係とか、ワトソンが雇い主のホームズの父とどんな風に連絡を取っているのかとか、本当に来るのか来ないのか、来るとしたらどんな人なのか、来ないとしたらホームズが言うような言い訳をするのかとか、そっちの方が気になって気になって(笑)
兄マイクロフトは色々なシャーロック・ホームズの作品に出てきたり語られたりしているからイメージが沸くが、調べるとサイガー・ホームズという名が出てくるが、哀生龍自身は父親のことは良く分からない。
ワトソンにとって夕食を遠慮するという選択肢は、ありえなかったのだろうか?



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2014年07月30日

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY #5 死の天使

Elementary Season 1, Episode 5 Lesser Evils

病院の霊安室に、心臓発作で亡くなった老人の遺体が運ばれてきた。
しかし、シャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)は“エピネフリン”による殺人だと見抜く。
見舞い客の女を見つけて話を聞いてみると、老人は天涯孤独で敵はいないようだ。
目も見えなくなっていた老人の話し相手は、夜来てくれる医者だったらしい。
担当医でないことは確かだが、その医者が誰なのかが分からない。
この病院に勤務する医者のシフトとアリバイを調べていくが・・・
何人も同じように殺していたことが分かった。
被害者はみな死に向かっている患者だったが、一人だけ、回復は遅かったものの死ぬはずのない患者がいた。
ところが、“死の天使”は、その患者も間違いなく死に向かっていたと信じている。
何故なのだろうか?

確実に死に向かい苦しみながらもまだ生きながらえている患者に、安らかなる死を。
苦しみを長引かせるだけなら、安楽死の措置を。
そうすることが正しいことであり優しさだと信じていた死の天使は、手を下す前に何度も患者と語り合っていた。
一方、そうした犯罪行為が行われていることを見抜き、誰に頼まれたわけでもなく犯人探しをし、隠れた別の犯罪まで暴き、犯人を見つけ出すホームズは、正義のためにやっているのか、被害者のためにやっているのか・・・・・
ほとんどの場合、彼自身の退屈しのぎであり、興味本位であり、自己満足のためだと言っても過言ではないだろう(苦笑)
結果的には警察の役に立ち正義をなしていることにはなっているが、どう見ても動機が不純だ。
そこがホームズらしいところでもあるのだが。

ジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)は元外科医。
医者ならではの視点や気付きもあったのだが、でしゃばり過ぎないところがワトソン。
事件の捜査とは別の部分では、ホームズの私生活を厳しく管理し、彼自身のことをあれこれ調べる過干渉気味のしつこさも見せるんだけどね。



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2014年07月29日

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY #4 失踪

Elementary Season 1, Episode 4 Rat Race

協定を破って、シャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)は3時間以上もジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)と連絡が取れない状態になった。
“再発”したかもしれないと危ぶんだワトソンは、グレッグソン警部(エイダン・クイン)に内密に事情を明かした。
その2日前のこと。
ワトソンは友人から、友人の同僚の男を紹介された。
ブラインドデートのお膳立てをされてしまったのだ。
一方ホームズは、大手投資会社から、社長が昨日から行方不明だと捜査依頼を受けた。
個人的に社長が雇っていた会計士に会って話を聞いたものの、社長を見つけた時にはすでに死んでいた。
ドラッグの過剰摂取のようだが、これは殺しだ。 とホームズは見破った。
前社長も突然死んだ。
他にも何人もの社員が死んでいた。
社内に人殺しがいる可能性が・・・

社長失踪事件の捜査中に、ヘロインの匂いを嗅いでしまい、“思い出してしまった”ホームズ。
粉状または液状のヘロインがどんな匂いなのか、どれほど匂うものなのか、全く分からないが、“回復期”のホームズにはたかが匂いでも禁忌。
警部はホームズが3時間失踪したからって大して心配していなかったが、こんなことがあったから、ワトソンは3時間以上連絡が取れなくなったホームズのことをとっても心配したんだよね。
が、哀生龍の場合は、ヘロインとジョニー・リー・ミラーの組み合わせは、どうしても「トレインスポッティング」のシック・ボーイを思い出してしまう。
そしてニヤッとしてしまう。
ジョニー・リー・ミラーを始めてみたのが「トレインスポッティング」だったし、あの作品の中ではべグビーと1位2位を争うほど好きなキャラだから。
本家のホームズもヘロインやモルヒネなんかを使っていたから、この作品でヤク断ち中なのが何とも皮肉めいている。



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2014年07月28日

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY #3 消えた誘拐犯

Elementary Season 1, Episode 3 Child Predator

少女の誘拐事件が起きた。
状況から、シャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)がロンドンにいたころから目をつけていた“風船男”による7人目の被害者だと思われる。
少女の父親は、近所にワインを買いに行った間に自宅から誘拐されたというが、ホームズは父親の話にがあることを見抜いた。
父親は誰かと会っていて、その相手が誘拐犯である可能性が。
捜査の中で、最初に誘拐された当時少年だったアダムが見つかった。
しかしアダムは、誘拐犯を・・・
そんなアダムの何気ない一言から、ホームズは犯人に繋がるヒントを見出した。

ホームズは、何だかんだ言いつつもジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)を必要としている。
今回でた発言は、「誰かに話すことで頭が整理されるから、聞き役は必要」というもの。
案外自分の気持ちを口にするホームズだが、その言い方はいつも遠回し(苦笑)
ワトソンが来るまで誰を聞き役にしていたかというと、“アンガス”と名付けた“胸像”!!!
「やはり生き物が相手の方が良い」と素っ惚けたことを言うホームズ。
そりゃそうだろ(笑)



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2014年07月25日

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY #2 あなたが寝てる間に…

Elementary Season 1, Episode 2 While You Were Sleeping

男が自宅で撃たれて殺された。
その上、金品も盗まれていたことから、強盗殺人が疑われた。
しかしシャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)は、現場からある匂いを嗅ぎ取る。
殺人犯は女性であり、強盗のほうは別に犯人がいると推理した。
ところが、犯人と思われる女性は3日前から昏睡状態だった。
一方、ジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)はある男と・・・・

今回からオープニングが。
あぁそうか、1話目はパイロット版だった! と、オープニングを見ながら思い出した。
で、このオープニング、サスペンスやミステリーに関係するような物が使われているピタゴラスイッチ
スムーズな流れが心地良い♪

ワトソンの“男”が登場したが、きっとすぐに消えるんだろうなぁ・・・(苦笑)
相変わらず変人丸出しのホームズだが、ワトソンにはホームズのほうが似合っている。
というか、その男はワトソンには似合わないと感じてしまった。

謎解きの方は、短い時間ながら二転三転と、テンポ良くあちこちに転がって今回も楽しかった。
時間が短いからどうしてもそうなるのだろうが、謎解きが難し過ぎないのもいいよね。



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2014年07月24日

レッド・スカイ

Red Sky

公開中なので控えめに。

米国海軍の2機の戦闘機は正式な攻撃命令を受け、目標を爆撃した。
しかしその結果、トム・“ロデオ”・クレイグ(シェーン・ウェスト)、ブッチ・“コブラ”・マスターズ(カム・ジガンデイ)、ルーク・“ケイジャン”・バビボー(トロイ・ギャリティ)、ホルヘ・“P-ドッグ”バスケス(ジェイコブ・バルガス)の4人は軍法会議にかけられ、不名誉な形で退役することになってしまった。
それから7年が経ち、当時システムエラーでミサイルを投下できなかったトムは、敵機を想定した飛行訓練施設を運営していたが、トムに代わってミサイルを投下したブッチは撮影用航空スタントなどをしていた。
そんなある日、かつての上官で今は大佐に昇進しているジョン・ウェブスター(ビル・プルマン)から、ブッチは非公式の出撃命令を受ける。
漏れ出した石油を無害化する機構を利用した、人体には無害の爆弾兵器“レインメーカー”がクルド人のテロリストに渡ったとの情報を得えたのだが、米軍を出撃させると国際問題になると判断した大佐は、彼らに名誉回復の機会を与える代わりにこの仕事を依頼したのだった。

「復活!! 男たちのヒート祭り!」の第3弾。
戦闘機物だから、スクリーンで見たいと思って映画館へ。
F-18、ミグ、スホイなんかが登場した。
借り物の映像なのか、哀生龍はそういうことには疎いので良く分からないが、時々映像の荒さや質感が大きく異なるシーンがあった。
「ブルーレイ上映だから、あんまり過大な期待はしないで置こう」と思ったのが良かったのか、少々物足りなさもあったドッグファイトだったがそれでも楽しかった♪
自宅で小さな画面でブルーレイを見るよりも、やっぱりこういう作品は映画館で見るに限るね!

アメリカにロシアにイランにイラクに・・・
ストーリーの方は、見た目というか俳優の顔の印象がキャラの印象や性格そのものだったから、サスペンスの部分は分かりやすかった。
“レインメーカー”という名前の由来も、何となく想像はついたから意外性は無い。
マドンナ的なキャラはカレン・ブルックス(レイチェル・リー・クック)。
彼女の身の振り方も想定内。
久しぶりに見たレイチェル・リー・クックだが、あんまり変わっていなかった。 凄い・・・・
監督のマリオ・ヴァン・ピーブルズも、ある役で登場。

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2014年07月22日

マイ・ブラザー 哀しみの銃弾

Blood Ties

公開中なので控えめに。

1970年代、NY。
出所したクリス(クライヴ・オーウェン)を出迎えたのは、刑事をしている弟フランク(ビリー・クラダップ)。
フランクはクリスを自分の家に住まわせ、知人に頼んでクリスの働き口を用意し、クリスの元妻モニカ(マリアン・コティヤール)と子供たちにも会わせた。
娘マリー(リリ・テイラー)と暮らす父レオン(ジェームズ・カーン)も、クリスの出所を喜んだ。
みんなの気持ちに応えるべく、クリスは昔の友人知人と距離を置きまっとうに生きようと努力する。
しかし、職場のボスに嫌味を言われキレたクリスは、仕事を辞め、昔の仲間マイク(ドメニク・ランバルドッツィ)とつるみ始めた。
元犯罪者同士だがまともな仕事を始めるチャンスが得られるからと、2人で準備を進めていたが、それもまた裏切られる結果に。
自棄になった2人は、昔馴染みのルイス(マーク・マホーニー)の仕事を・・・
一方、フランクは出所したばかりの犯罪者である兄を同居させていることを、上司から“注意したほうがいい”と言われていたが、兄や家族のことを思って手を尽くしていた。
だからこそフランクは、そんなクリスを苦々しく思った。
だが、フランク自身も自分が逮捕したスカルフォ(マティアス・スーナールツ)の妻ヴァネッサ(ゾーイ・ソルダナ)と親密になったがために、トラブルの火種を自ら作ってしまっていた。
ついに追い詰められたとき、兄と弟は・・・

監督はギヨーム・カネ。
彼自身が弟を演じた「Les liens du sang」のリメイクなんだそうだ。
日本公開はしていないようだが、フランス語のフランス映画だから、哀生龍は日本公開になっていたとしても見なかっただろう。
英語でリメイクしてくれたことに感謝!

哀生龍の大好きな兄弟物。
性格も職業も生き方も正反対の2人だが、切っても切れない“血の絆”が!!
切りたくても切れない絆である一方、他人から縁を切ったほうがいいと言われたとしても頑なに守ろうとしてしまう絆でもある。
兄弟、似ている部分も多く、白と黒・裏と表ではない。
クリスにも正義や義理人情や自分を犠牲にしても守りたいものがある。
フランクにも正義や倫理に反していると分かっていても譲れないものがある。
2人の葛藤、理不尽な状況での言動、見ていて歯がゆく痛々しく感じる不器用さも、全部まとめて魅力だ。

フランクの上司も同僚も相棒も、権力を笠に着ることのないとても良い人に描かれていた。
でも鼻白むことはなく、フランクが恵まれていると素直に感じられた。
クリスの友人マイクやルイスも、犯罪者ではあるが、魅力的に描かれていた。
ルイス役のマーク・マホーニーのことは、どこで見たんだろう?
顔は知っているのだが・・・
凄くお洒落でクールでセンスの良さを感じさせる、格好いい“ワイルドで上品なダンディ”の見本のような印象なのだが、彼の本職はタトゥー・アーティストなんだよね。

クリスとフランクの間のマリー、クリスが親しくなったナタリー(ミラ・クニス)も、哀生龍にとって心地良く感じる女性キャラ。
逆に、モニカとヴァネッサは苦手なタイプ。

兄弟物ならではのシーンやエピソード。
お馴染みだろうがベタだろうが、好きなものは好き。
好きな曲が沢山使われていたのも、嬉しかった♪
途中ややだれたと言うか長く感じたときもあったが、期待通りのラストシーンに、大満足だった。

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2014年07月18日

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY #1 摩天楼の名探偵

Elementary Season 1, Episode 1 Pilot

スコットランド・ヤードの顧問をしていたシャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)は、薬物依存で施設に入れられた。
そして、NYPDの顧問として再出発。
ただし、父親がつけた“回復期の付き添い”の元外科医ジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)が同居し、6週間24時間体制で目を光らせる。
顔見知りのグレッグソン警部(エイダン・クイン)の現場に出向いたホームズは、ドクター・マントロ(ダラス・ロバーツ)の誘拐されたと思われた妻の死体を、彼らの家の中で発見。
警察は夫を疑うが、残されていた足跡などから、犯人は別にいるとホームズは言った。

シャーロック・ホームズが現代NYを舞台に活躍する、TVドラマ。
相棒ワトソンが女性というのが目新しい。
ジョニー・リー・ミラー目当てに見たいと思っていたのだが、WOWOWには加入していないため、レンタルになるのを待っていたのだ。

薬物依存も素行が悪いのも態度や口が悪いのも、舞台は変わってもホームズらしいと感じさせる要素。
割と良く喋るホームズで、観察し推論したことを思いついたまま口にする。
推理の核心に触れる部分はなかなか口にしてくれないが。
そして、ワトソンもかなり捜査能力が高い。
ホームズには負けるが観察力があり、臆せず自分の考えを口にする
このドラマのホームズは、“シャーロック・ホームズ”にしては温かみがある言葉を口にする。
ワトソンに気遣いを見せたり、彼女の能力を正当に評価して褒めたり・・・・
凛としたワトソンと、幾分角が丸いホームズの相性は、かなり良いのではないだろうか。

グレッソン警部は、スコットランド・ヤードに出向していた時にホームズと知り合っている。
ああいう奴だと知っていて捜査に協力させている(首を突っ込むのを許している)のだから、やり手に違いない。
現場のあちこちでクンクン匂いを嗅ぎまくっているホームズは、警部が長く伸ばしたリードを握っている警察犬のようにも見えたり(笑)



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2014年07月17日

コアラ・キッド

The Outback
The Koala Kid


毛の色が白かったため、コアラのジョニー(声:ロブ・シュナイダー)は虐められ仲間外れになっていた。
タスマニアンデビルのハーミッシュ(声:ブレット・マッケンジー)は、彼をオオトカゲのラグ(声:フィル・プロクター)の移動遊園地に売ろうと考え、相棒でカメラマンの猿のヒギンス(声:フランク・ウェルカー)と共に近づいた。
「みんなと違うんじゃなくて、特別なんだ」と言葉巧みはハーミッシュに、ジョニーは気付くと移動動物園の“フリーク・ショー”の見世物になっていた。
それでも、珍しがって集まってくる客たちにちやほやされて、ジョニーは良い気分。
でも大テントでワイルドブッシマン(声:エリック・ロペス)のショーが始まると、客は一斉に・・・
ありのままの自分の居場所が欲しい。 ワイルドブッシュマンみたいな人気者になりたい。
ジョニーはそう思った。
そんなジョニーが、ヒーローになるチャンスが突然やって来た。
遊園地が次の公園場所に向かって移動中、一番後ろのワゴンが外れてジョニーとハーミッシュとヒギンスだけ、アウトバックの砂漠に取り残されてしまった。
そこにあったオアシス“ビラボン”に行ってみると、ワニのボグ(声:アラン・カミング)の部下、ブラックトゥース(声:ティム・カリー)をリーダーとするディンゴたちに襲撃されていた。
偶然追い払うことになったジョニーを、ハーミッシュは“コアラ・キッド”というヒーローに仕立て上げてしまう。
戸惑いながらも、みんなに歓迎されたことを喜ぶジョニー。
だが、ジョニーの大ファンになったコアラのシャーロットが誘拐されてしまう。
シャーロットの姉でブーメランの名手であるミランダ(声:イヴォンヌ・ストラホフスキー)らビラボンの有志と共に、ジョニーたちも救出に向かうことになるのだが・・・

見た目が違うと仲間外れにされ、分かってくれる友人に出会い自分に自信が持てるようになり・・・
とストレートには行かない。
ありのままの自分でいられる場所が欲しい・人気者になりたいという思いは間違っていないのだが、ちょっとばかりその方向を間違えたジョニー。
ハーミッシュの思惑と、ワイルドブッシュマンのショーに中てられてしまって、格好いいショーの人気者になることと自分自身がみんなに好かれることを履き違えてしまったのだ。
だから、ミランダとは色々かみ合わない。
一見噛み合っているようで、中身は噛み合っていない。
ジョニーの強さは演出で、ミランダの強さは厳しい自然界で生き抜くための本当の強さ。
まぁ、移動遊園地(カーニバル・サーカス)のフリーク・ショーの人気者になる道を選択するのも、ある種の強さかもしれないけど。
そんなわけで、笑えるシーンの中に“憐れ”が見え隠れ。

ディンゴを追い払って一躍人気者になったジョニーを、ハーミッシュとヒギンスが格好良く撮影。
「スパイダーマン」「300」「ハリー・ポッター」「スーパーマン」などのパロディが・・(苦笑)
ヒーローに仕立て上げられたことに戸惑いつつも、みんなから好かれるヒーローごっこを楽しんでしまうジョニー。
最初のうちは理想どおりの格好良い戦いなんか出来なかったけれど、徐々に彼ならではの魅力や強さや得意が!

お目当ては、声の出演だが、アラン・カミングとロブ・シュナイダー。
カミング氏は、声の出演のときは、普段よりも低い声で喋ることが多いような気がする。
のどは大丈夫かな? と、時々思ってしまう。
ロブは、最近出演作があんまり日本に入って来ていないような?



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2014年07月15日

ダイバージェント

Divergent

公開中なので控えめに。

最終戦争から150年。
同じ過ちを繰り返さないよう、国家や宗教での枠組みではなく、生まれ持った資質を基にした5つの共同体を作った。
現在政権を担っているのは、思いやりの心を持つ≪無欲:アブネゲーション≫。
軍事・警察の役割を果たすのは、勇気ある武闘派の≪勇敢:ドーントレス≫。
司法を担うのは、嘘がつけない正直者の≪高潔:キャンダー≫。
農業を担当するのは、優しい穏健派の≪平和:アミティー≫。
そして、教育・研究を担うのは、論理的で知識が豊富な≪博学:エリュダイト≫。
全ての人は適正テストを受け、“選択の儀式”ではその結果を元に自分で所属する共同体を選ぶ。
ただし、それは一生に一度のこと。
多くは生まれ育った共同体の適性を持つ。
また、適正テストの判定とは異なった共同体を選ぶことも出来る。
しかし一度選んだら変えることは出来ず、ドロップアウトすると≪無派閥≫と呼ばれるホームレスになるほかはない。
≪無欲≫で生まれ育った兄妹、ケイレブ(アンセル・エルゴート)とベアトリス(シェイリーン・ウッドリー)は、それぞれ≪博学≫と≪勇敢≫を選んだ。
≪勇敢≫の生まれではなく“転向者”であるベアトリスには、厳しい日々が待っていた。
厳しい訓練で肉体と精神を極限まで追い込まれ、順位表で足切りライン以下の者は追い出される。
リーダーの1人エリック(ジェイ・コートニー)は虐めのようにしごくが、同じリーダーであるフォー(テオ・ジェームズ)はベアトリスを見守り時には助言した。
ある時、恐怖に打ち勝つための訓練の中で、ベアトリスの特異的な能力にフォーは気付いた。
その能力は、ベアトリスが親兄弟にも言えないでいる秘密に関係していた。
彼女の適正テストの結果は、複数に適合する≪異端者:ダイバージェント≫だったのだ。
謎の存在であり人類の脅威になると恐れられ、彼らはその事がばれると闇に葬られていた。
一方、その頃社会では、≪高潔≫が≪無欲≫から政権を奪取しようと、画策していた。
≪無欲>≫に対するネガティヴキャンペーンは過熱し、同時に恐ろしい計画が進めれていたのだ。
それに巻き込まれた≪勇敢≫。
ベアトリスは≪異端者≫であることを隠しつつ、両親が属する≪無欲≫を守ることが出来るのであろうか?

もっとSFなのかと思っていたのだが、“人間の資質を分析する適正テストによって5つの共同体が作られている近未来”ということ以外は、特にSFを意識させることはなかった。
服装や街の様子も、“いかにも未来です”というデザインではないから、すっと入り込むことが出来た。
その一方で、“人間は複数の資質を併せ持つものだと思うのだが、それを1つの資質に縛り付けるからこそ歪みが出るんじゃないのかなぁ・・・”と、思いながら見ていた。

体育会系の青春ドラマと、偏った考え方を持つ一部の人間による政権奪取のサスペンスドラマを、4:1ぐらいの割合で混ぜたような内容だった。
厳しい鬼軍曹のような先輩による特訓と苦境を、自力で這い上がる少女。
温かく見守ってくれる先輩との恋。
共に頑張る仲間と敵対し足を引っ張るライバルたち。
優しい両親と、別の道を選んだ兄。
主人公のベアトリスは、甘さ控えめで、適度な強さと弱さを併せ持っていたから、気持ち良く見ていられた。
フォーのバックグラウンドは少々出来過ぎ感はあったが、いい感じに盛り上がっていたのではないだろうか。

原作は読んだ事がないのだが、この話には続きがあるらしい。

他の主な出演者。
アシュレイ・ジャッド、マギー・Q、レイ・スティーヴンソン、ケイト・ウィンスレット・・・

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2014年07月14日

ジゴロ・イン・ニューヨーク

Fading Gigolo
Gigolo in New York


公開中なので控えめに。

祖父が始めた本屋を潰してしまったマレー(ウディ・アレン)は、かかりつけの皮膚科医パーカー(シャロン・ストーン)から持ちかけられた儲け話に、友人フィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)を勝手に引き込んだ。
パーカーにはセリマ(ソフィア・ベルガラ)というレズビアンのパートナーがいるが、プレイに男を入れたいと考えてマレーに相談し、マレーはフィオラヴァンテを思い浮かべながら「1000ドルかかるけど」と吹っかけたのだ。
定職につかず、数日前から花屋でバイトを始めたばかりのフィオラヴァンテは、自分はジゴロのイメージから遠く離れた冴えない中年男だと自覚していたが、マレーからおだてられて引き受けることに。
まずはお試しで2人きりでとパーカーから連絡が入り、自分で生けた花を持って訪ねて行ったフィオラヴァンテは、初仕事ながら500ドルのチップまでもらった。
これに味を占めたマレーは、次々と仕事を取ってきた。
そんな中に、ユダヤ教の中でも厳格な宗派“超正統派”のラビである夫が亡くなってからずっと喪に服している若い未亡人アガヴィル(ヴァネッサ・パラディ)がいた。
人との触れ合いを熱心に勧め、“セラピー”と称してフィオラヴァンテに引き合わせたのだ。
教義を頑なに守り髪を隠し肌の触れ合いを避けてきた彼女は、直接背中に優しく触れるようなマッサージを施されて、泣き出してしまった
会うたびに恋人のように心を通わせていく2人だったが、アヴィガルの幼馴染で彼女に恋心を抱いているドヴィ(リーヴ・シュライバー)が、マレーを・・・

曲者俳優2人が主役の軽快なコメディかな?と想像していたのだが、コメディはコメディでも癒し系だった!
確かにフィオラヴァンテの容姿は美男子ではないが、ジゴロに本当に必要なのは整った顔やベッドでのテクニックではなく、心を癒して気持ち良くしてくれる女心に敏感で聞き上手という才能だ。
言葉数は少なくてもいいし、歯の浮くような褒め言葉も要らない。
積極的なサービスも不要。
さりげなく歩調を合わすような心遣いが出来る男なんかが、きっともてるジゴロなんだろう。
フィオラヴァンテが花を扱っている様子は、とても繊細でセンスが良い人なんだと感じさせてくれるんだよね。

無口で背の高いフィオラヴァンテと小柄でお喋りなマレー。
凸凹コンビだが、最高の組み合わせだ。
作品によっては、ウディ・アレンのお喋りがウザったく感じることもあるのだが、この作品では丁度良い匙加減に感じた。
マレーは子供が4人もいるから、もう少し若かったら女医のパーカーに自分を売り込んだかもしれないが、ポン引きに徹したのは正解だったようだ。
しかし、もともと“男娼”という職業に罪悪感を持っていたフィオラヴァンテは、恋に落ちてしまったがために、ジゴロを続けられなくなってしまう。
そうなっても、客に腹を立てられるどころか・・・・
フィオラヴァンテの人徳

お目当てのリーヴは、あの揉み上げをくるくるカールして伸ばしている髪形。
警官なのかと思ったら、“超正統派”たちが暮らす地区(ハシディック・コミュニティというらしい)のユダヤ教徒による地区パトロール隊の隊員だった。
純朴で厳格な人柄が、リーヴに合っていて微笑ましかったよ。

“超正統派”は見た目(髪型や服装など)に特徴があるからすぐ分かるのだが、どんな教義があるのかはほとんど知らない。
自分の髪を見せないとか肌の触れ合いを禁じられているから握手をしないとか、既婚女性の禁忌事項にちょっと驚いた。
ヴァネッサ・パラディを見るのは久しぶりだったが、さすがに目の辺りとか歳を感じさせた。
映画の中で彼女の歌が使われているシーンがあったが、前にも思ったのだが、彼女は歌手でもあるけど上手いの?

このコンビには、これからも多くの女性を幸せにしてもらいたい!!

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2014年07月11日

ガーディアン

Schutzengel
The Guardians


大物実業家トーマス・バッカー(ハイナー・ラウターバッハ)が、ホテルでウェイターを射殺した。
バッカー側は正当防衛を主張するが、サラ・ミュラー検事(カロリーヌ・シュッヘ)ら検察側にとっては、日ごろから武器の密輸等悪い噂が耐えない彼を厳しく追及するチャンスだ。
検察側は、重要証人を得る。
一部始終を見ていたティーンエイジャーのニナ(ルナ・シュヴァイガー)は、真実を伝えるために裁判で証言する決意をしたのだ。
そもそもあの時、悪戯心を出さなければ・・・
証人保護の対象となったニナの警護を頼まれたのは、アフガニスタンで戦った経験を持つ特殊部隊隊員だった元軍人マックス(ティル・シュヴァイガー)。
しかし、2人が身を潜めるセーフハウスが知られてしまい襲撃を受けた。
その上、ニナはインシュリンを必要としていた。
マックスは警察署長のヘンリ(ヘルバート・クナウプ)に電話をして、協力を求める。
執拗に追ってくるバッカーの手先。
所在がすぐに知られてしまうのは、内部にスパイがいるからではないかと疑うマックス。
そこで頼ったのは、信頼の置けるルディ(モーリッツ・ブライプトロイ)。
彼はマックスの元恋人のことも知る男だ。
度重なる銃撃戦。
次々と死者が出た。
マックス自身も大怪我を負った。
マックスはニナを守りきることが出来るのであろうか。

映画祭での上映は見に行けなかったから、レンタルで鑑賞。
監督・製作・脚本・主演がティル・シュヴァイガー。
ティルと彼の実の娘ルナとの共演は、何回目かな?
1997年生まれだから、この作品の公開当時、15歳。
そんなに幼くは見えないけど。

兵士としてしか生きられないマックスと、ニナの間に芽生えた、親子のような感情。
バッカーが悪人だとしても、そもそものきっかけを作ったのはウェイターのトニーとニナ本人だ。
自業自得とまでは言わないが、それでも哀生龍はそのことに引っかかってしまう。
客室に部外者を入れた上に、客の私物を勝手に・・・
そんな従業員のモラルが低いホテルが高級ホテル?
ま・・そこは食いつく必要のない部分だけど。

センチメンタルでメランコリックで女性の母性に甘えるような雰囲気は、ティルが作った過去の作品にも共通するような気がする。
もちろん強面のティルの格好良さを魅せる銃撃戦・アクションシーンも満載なのだが、それ以上に傷ついたところや優しさを垣間見せるようなところに、アピールポイントがあるような気がする。
ただ・・・映画なのにひたすら台詞で説明するシーンが多めで、この内容で2時間越えは長く感じてしまった。



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2014年07月10日

ジェイミー、童貞やめるってよ

Love Bite

冴えない4人組、ジェイミー(エド・スペリーアス)、ケヴィン(ルーク・パスクァリーノ)、スパイク(ダニエル・ケンドリック)、そしてブルーノ(ロビン・モリッシー)は、やれそうな相手がいそうなパーティへ。
しかしそう簡単に相手が見つかるはずも無く、言い寄ってくるのは、彼らを目の敵のようにいびる怖いルーニー巡査部長(ロバート・ハプ)の娘ぐらい。
ところが、独りでいたジェイミーの前に素敵な女性が現れた。
あちこち旅行して記事をブログにアップしているという、アメリカから来たジュリアナ(ジェシカー・ゾー)だ。
幸運なことに、彼女はジェイミーの母が経営しているB&Bの客でもあった。
もう1人、妙な雰囲気の男性客が。
その客アーリカ(ティモシー・スポール)は、人狼について調べているらしい。
一方街では、パーティの後に消息を絶った若者が何人もいた。
同様の事件は、1ヶ月おきに繰り返されていた。
ジュリアナがジェイミーをデートに誘ったのは、満月の夜
アーリカは彼女が怪しいと睨んでいた。
人狼は、満月の夜に童貞や処女を・・・・
これは是が非でも大急ぎで童貞を捨てなければ!
本当にジュリアナが人狼なのだろうか?
そしてジェイミーは、襲われる前に童貞を捨てることが出来るのであろうか?

この“いかにも”な邦題はかなり引いたが、中身はまぁまぁ。
少し下品でエッチな青春お馬鹿コメディと人狼サスペンスホラーの組み合わせで、舞台はイギリス。
“アメリカン・パイ”系だが、弾け方が少し控えめだから、パワー不足に感じてしまった。
折角4人組なのだから、それぞれのキャラの特徴が出るような描き分けをもっと大袈裟にしても良かったのでは?
人狼に襲われるシーンも、一応ホラーではあるが怖くはないから、こちらもパワー不足。
思わぬ展開にラストはニヤリとできたから、パワー不足だったのは残念だ。

お目当ては、ティモシー・スポール。
頼りにならない人狼研究家で、はっきり言ってしまって、単なるちょっと怪しい変なオッサン止まり。
もっともっと活躍して欲しかったなぁ・・・・



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2014年07月09日

バウンティ・ジャスティス

Honour

モナ(アイーシャ・ハート)は、イギリスに住むごく普通の中東系移民の娘。
厳格なイスラム教徒の母(ハーヴィー・ヴァーディ)や警官の兄カシム(ファラズ・アユーブ)は、家でスカーフを被らずウルドゥー語も話さないモナに厳しい目を向けていた。
そんなモナの恋人タンヴィル(ニケシュ・パテル)は、同じイスラム教徒ではあったが異民族
親の許しを得るのは難しいと分かっていたから、2人は駆け落ちを計画していた。
ところが、僅かな荷物を持って待ち合わせの店に来たモナに対し、タンヴィルはこの期に及んで怖気付いたのか計画の変更を提案する。
自分たちの行動は、悪い結果をもたらす可能性がある。 殺されてしまうかもしれない。
だから、駆け落ちをするのではなく時間をかけて説得して・・・
ショックを受けたモナは、弟のアデル(シュバム・サラフ)に電話して、泣きながら中止になったことを伝えた。
信頼しているアデルにだけは、駆け落ちの計画を話していたからだ。
意気消沈して家に戻ったモナに、母や兄は・・・
駆け落ちは未遂に終わったが、“家”の名誉を傷つけたことに代わりはない。
モナは、家族と敵対してしまったのだ。
母と兄は、賞金稼ぎ(パディ・コンシダイン)に娘の行方を探させて、連れ戻すことに。
その賞金稼ぎは、異民族で異教徒だったが、やることさえやってくれれば構わないと母は考えた。
賞金稼ぎに対して“元”恋人のタンヴィルは、モナを探さないようにという。
突然の駆け落ち中止には、訳があったのだ。
モナの事を調べ追い詰めてく賞金稼ぎだったが・・・・
賞金稼ぎの心変わりを知った母と兄は、怒りを募らせた。

厳格なイスラム教徒にとって、“家の名誉”を守ることが何よりも重要なことであり、それを汚す・穢す者はたとえ親子兄弟姉妹であっても許さない。
冒頭の出来事は、まだそれ以前の出来事もそうしなきゃならない理由が分からない観客にとっては衝撃的。
理由は後から語られていく。
“名誉殺人”は、彼らにとっては当たり前のことで、そうしなければならない事でもあるのだろうが、イスラム教徒ではない哀生龍には理由や考え方は理解できても心情的には受け入れがたい

賞金稼ぎには、依頼者の心情や理由など関係ない。
何をしたらどれぐらいの報酬がもらえるのか、それだけ分かればいい。
それどころか、バックグラウンドを知ってしまうと、仕事に支障をきたす場合もあるだろう。
最初はとても冷酷そうに見えた賞金稼ぎの男が、この仕事は性に合わないからこれを最後にすると言うところを見ると、仕事に疲れた普通のオッサンに見えてきてしまう。
依頼者を裏切りターゲットを守ろうとするなんて、本当にこの仕事には向かないよ、と同情してしまう。
彼にとっては本当に潮時だったんだろうなぁ・・・ なんて。
そんな無表情に近い賞金稼ぎの男に比べて、モナの母と兄のギラギラとしたあの目つきの恐ろしさといったらないね。
弟アデルは板挟みで可愛そうだったなぁ・・・



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2014年07月08日

マンハッタン恋愛セラピー

Gray Matters

NYのフラットで同居しているサム(トム・キャヴァナー)とグレイ(ヘザー・グレアム)は、恋人かと思われるほど仲の良い兄妹。
それぞれ仕事をしている時間を除けば、ほぼ四六時中一緒に過ごし、恋人もいない。
ある日、グレイはセラピストのシドニー(シシー・スペイセク)から、「お兄ちゃん以外の誰かと生活することが必要」とアドバイスされた。
グレイ自身、サムには彼女が必要だと感じ、独身が多くいるというドッグ・パークへ。
そこで出会ったチャーリー(ブリジット・モイナハン)は、グレイから見てもサムにぴったりの女性だった。
兄妹とチャーリー3人でのデートは、大成功。
グレイを追い払って2人で飲み直した翌日、サムから驚きの報告が。
プロポーズしたらイエスと言ってくれた。 週末にはベガスで挙式する。
グレイは慌てるが、サムの気持ちは変わらない。
この街に来てまだ3週間のチャーリーには友人がいないため、ウェディング・ドレスの試着にはグレイが同伴することに。
そして、挙式の前夜は、グレイとチャーリー女2人だけの夜を楽しんだ。
気持ちよく酔っ払った2人は・・・・
思わぬ出来事に、グレイはパニックを起こしそうになり朝まで寝られなかった。
出来事そのものよりも、自分の感情に驚いたのだ。
もしかすると、私は女性が好きなのかも?
何が問題なのかって、好きになった彼女は兄嫁だということ。
シドニーは、潜在意識が兄を破局させようとしているだけ、と分析し、これでグレイは恋愛できるはずだとも言った。
しかし、サムからはフラットから引っ越すように促された上、2人の男性とのデートは失敗に終わり、意気消沈したグレイが乗ったタクシーは、以前にサムと載ったタクシーだった。
スコットランドから来た俳優志望のゴーディ(アラン・カミング)は、前回乗せたときからグレイのことが気になっていたといってデートに誘ってくれた。
さらに嬉しいことに、彼は聞き上手で励まし上手。
勇気をもらったグレイは・・・

仲良し兄妹と突然サムの心を奪い取ったチャーリーとの三角関係の話になるのかと思いきや、グレイが自分というものを知り同性愛者だと自覚して、そんな自分を受け入れていく過程を描いていた。
軽いタッチでコミカルに描いているから、女性が主役の作品の割りに哀生龍でも見やすかった。

自分の性的思考に気付く時期は人それぞれだから、若くてもすでに葛藤を乗り越えて精神的に落ち着いている人もいれば、中年でも新人同性愛者として混乱の最中の人もいる。
グレイの場合は、割とすんなり受け入れられた方ではないだろうか。
相手が兄と全く無関係の女性だったら、こんなにややこしい事にはなっていなかっただろうし。
自分のことは誰よりも自分が良く知っているという人がいる一方で、本人よりも周りの方が冷静に見られる分その人のことが良く見えているという場合もある。
グレイの場合は、どうやら後者。
サムにカミングアウトした時の、サムの反応がいい。
知り合ったばかりのゴーディにも、あっさり見抜かれてしまっていたし。
おりこうさんな展開がちょっとばかり鼻につくところもあったが、ほとんどの登場人物は良い人だったから・・・

お目当ては、アラン・カミング。
ストレートの男性の役のはずだが、登場シーンのタクシーを運転しながら話を聞いているときの表情からして、ちょっと怪しげ、いや妖しげ(笑)
どのシーンも男らしさよりもゲイっぽさを感じてしまったのだが、それで良かったのか?
女装シーンなんか、哀生龍にとってはサービス以外の何物でもなかったよ♪
そうそう、変わったアクセントなのはスコットランド出身だからと言うことで、彼らしい喋りが聞けたのも嬉しかったぞ!!!



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2014年07月07日

マレフィセント

Maleficent

公開中なので控えめに。

人間の国の王様ヘンリー(ケネス・クラナム)は、の魔法の生き物たちが住むムーア国とその財宝を手に入れようと、攻撃を仕掛けた。
しかし、立派な角と鷲の翼を持つムーア国の守護者、森の妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)を先頭に、森の不思議な生き物たちは魔法を駆使して撃退した。
死の床に着いたヘンリーは、マレフィセントを殺して復讐した者を王の後継者とし、娘を託すと言った。
王の側近ステファン(シャールト・コプリー)は、まだ少年の時分に同じく少女だったマレフィセントと出会い、16歳の誕生日に素敵なプレゼントを贈ったことがある。
こっそりムーア国に忍び込んでマレフィセントに会い、命が狙われていることを伝えたステファンだったが・・・
人間の国の新しい王様となったステファンと王妃の間にお姫様が生まれた。
その洗礼式でのこと。
ムーア国から来た3人の妖精、ノットグラス(イメルダ・スタウントン)とフリットル(レスリー・マンヴィル)とシスルウィット(ジュノー・テンプル)が贈り物をしているまさにその時、招かざる妖精マレフィセントが現れた。
自分を裏切り酷い仕打ちをしたステファンへの復讐として、オーロラ姫に16歳の日没までに永遠の眠りにつくという呪いをかけたのだ。
ステファンは3人の妖精にオーロラ姫を託し、16歳の誕生日の翌日まで守り、育ててもらうことに。
ところが、マレフィセントは常にオーロラ姫の傍にいた
最初は様子を窺うだけだったが、いつしか子育てに全く向いていない3人の妖精以上に、姫を守り愛しむような眼差しを向けるようになっていった。
もうじき16歳を迎えるオーロラ姫(エル・ファニング)は、美しく愛らしい娘に育っていた。
あんな呪いをかけてしまった自分を恨むマレフィセントだったが、彼女自身も呪いを止めることが出来なかった。
永遠の眠りについたオーロラ姫を目覚めさせることができるのは、“真実の愛のキス”だけ。
その時マレフィセントが取った行動は・・・

かの有名なディズニー映画「眠れる森の美女」の、知られざる真実。恐ろしい魔女マレフィセントの、本当の姿とは。
的な、アナザー・ストーリー
大元のチャイコフスキーのバレエの物語は知らないのだが、少なくともディズニー映画の内容を良く知っていないと、この作品の面白さや意外性を楽しむのには情報不足だと思う。
他のキャラクターはともかく、マレフィセントは“ディズニー”のキャラクターそのままの容姿で、驚くばかり!
本来の顔の骨格を最大限生かした造形や表情を見ると、アンジェリーナ・ジョリーをモデルにしてディズニーはマレフィセントを描いたんじゃないかと思ってしまうほど。
実は、哀生龍が子供の頃一番読んだディズニーの作品は、この「眠れる森の美女」。
白雪姫の継母も何度も怖い表情をしたが、このマレフィセントほど哀生龍にとって怖い表情は無かった。
『次のシーンはマレフィセントのあの顔のアップだ』というところで、直視出来ずに目をつぶってページを飛ばしたり、母親にめくってもらったりするほど、哀生龍のホラー初体験は彼女の表情だったと言っても過言じゃないほど、マレフィセントの表情に恐怖を抱いていた。
だから、そんなマレフィセントの別の面を見られるとなったら、見ないではいられなかった。

マレフィセントと同じぐらい興味深かったのは、オーロラ姫の父であるステファンというキャラ。
やっぱりシャールト・コプリーはイイ!
ひと癖があって、善良なキャラも極悪非道なキャラもしっくり来る。
ステファンは善悪両面を持つ凄く人間臭いキャラだから、面白かった。
格好良いとさえ思ってしまったよ。

以下、ネタバレを含むので要注意。

マレフィセントの傍らにいたカラスは、映画の中でかなり重要な役割を果たしていた。
ディヴァルという名前で、人間の姿(サム・ライリー)になるだけでなく、彼にとっては不愉快な姿に変身させられることも。
ラストに登場のドラゴンも彼なのだが、オリジナルでは王子様と戦うのにこの映画では・・・
そもそも、フィリップ王子(ブレントン・スウェイツ)がどうにもこうにも役立たずの、眉毛だけが立派ななよっとした青年で(苦笑)、イメージがまったく違っていた。
アナザー・ストーリーということで、違う点は他にもたくさんある。
マレフィセントがオーロラ姫にかけた呪いが、“死”の呪いじゃなかったのには驚いたよ。
だから、3人目の妖精の贈り物が・・・
オーロラ姫の父親である王様の描き方も、かなり違う。
ステファンは確かに酷いことをしたが、ヘンリーとは違ってムーア国を征服しようとはしていなかったし、そもそも殺さなかったというのに、事情を知らないマレフィセントは・・・
その上、ラストでマレフィセントはステファンを・・・
なのに、オーロラ姫はあの笑顔?

ハッピーエンドだが、すっきりしない、胸にもやもやがいっぱい残った作品だった(苦笑)

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2014年07月04日

ハートレス -悪魔と契約した男-

Heartless
ハートレス


ストリートギャングが火炎瓶を人に投げつけて殺すという事件が、ニュースで流れた。
目撃証言によると、ストリートギャングは黒い服、目深に被った黒いフードから見える顔は、悪魔のような覆面だったという。
ジェイミー(ジム・スタージェス)は、そのストリートギャングを見かけていた。
そしてその顔も間近で見ていた。
あれは覆面なのではなく・・・・
母(ルース・シーン)と2人で父(ティモシー・スポール)の墓参りをした帰り、ストリートギャングの襲撃を受け、母が・・・
あいつらは、悪魔そのものなのだ!
最近隣に越してきたフレンドリーなA.J.(ノエル・クラーク)も、傷を負わされた。
甥のリー(ルーク・トレッダウェイ)も、ギャングと関わってしまっているようだ。
そして、ジェイミー自身が奴らに招かれた
母が殺されてから入手した拳銃を隠し持っていくと、パパ・B(ジョゼフ・マウル)と呼ばれる男が。
進化に暴力は不可欠と言う彼は自分を“暴力の守護聖人”だといい、ストリートギャングを装っている悪魔たちは手下だというではないか。
ありったけの銃弾を打ち込んでも死なないパパ・Bから取引を持ちかけられたが、当然ジェイミーは躊躇う。
しかし、ジェイミーには望みがあった。
生まれたときから左目を中心に大きなハート型の赤い痣があり、それがコンプレックスで人と距離を置いていた。
子供から怖がられるその容姿では、誰かを好きになっても相手は絶対に自分を好きになるはずが無い。
だが、恋をして結婚して家を買って家庭を持ち子供も・・・
もちろん交換条件がある。
人々の憎悪や怒りや恐怖や不安だ。
ジェイミーに殺人者になれと言っているのだ。
取引に応じてしまったジェイミーの元に、“武器の男”(エディ・マーサン)が手続きのためにやって来た。
パパ・Bが仕掛けたループに囚われたジェイミーは・・・

ホラー風味のサスペンス・ドラマ。
多くの人は、自分は詐欺に引っかかるはずが無いと思っているけれど、簡単に引っ掛けられてしまうらしい。
悪魔の甘い囁きも詐欺同様に、悪魔と関わるはずがなさそうな善良な人に契約を結ばせ、悪魔に復讐してやろうと敵意をむき出しの人の心も手玉に取る。
最愛の母を殺された怒りで冷静さを欠いていたジェイミーには、顔の痣という“付け入る隙”もあったため、案外簡単に・・・・

ここから後は、ジェイミーにとっての永遠に終わりそうも無いホラーな日々だ。
監督・脚本のフィリップ・リドリーのことも作品も全然知らないのだが、ただ怖いだけの、ドキッとさせるだけのホラーじゃなくて、現実なのか夢の中なのか幻なのか記憶のフラッシュバックなのか、精神的に混乱させるような表現でじわじわと恐怖を煽っていた。
見ているこっちよりも、ジェイミー自身が恐怖に陥って混乱しているから、ホラーが苦手な哀生龍も冷静に見られた。
ジム・スタージェスの表情の変化に、一番恐怖を感じたかも?

ジム・スタージェス、ティモシー・スポール、エディ・マーサン、ルーク・トレッダウェイ、ジョゼフ・マウル、そしてジェイミーの兄レイモンドを演じたジャスティン・サリンジャー。
知った顔が多かったのと、イギリス訛が心地良かったのとで、内容的には楽しい作品ではないのにかなり楽しんでしまった。



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2014年07月03日

トランセンデンス

Transcendence

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人工知能の分野の第一線で活躍する天才科学者ウィル(ジョニー・デップ)は、妻で研究のパートナーでもあるエヴリン(レベッカ・ホール)や大学時代から2人の親友であるマックス(ポール・ベタニー)と共に出席した講演会の後で、声をかけてきた男(ルーカス・ハース)に撃たれた。
これは反テクノロジーを標榜するテロ集団“RIFT”による、人工知能分野の科学者や研究施設を狙った同時多発テロの一環だった。
運良く傷が浅かったウィルは、恩師であり毒物によるテロを免れたジョセフ(モーガン・フリーマン)そして、FBI捜査官のブキャナン(キリアン・マーフィ)を自分の研究施設を案内し、“PINN”という名のスーパー・コンピュータによる人工知能を紹介した。
その晩、ウィルの容態が急変。
銃弾により体内に、放射能物質が入れられてしまっていたのだ。
余命、数週間。
脳の活動をデータ化してコンピュータにインストールする実験がサルで成功していることを知っていた、ウィルをどうしても喪いたくないエヴリンは彼の頭脳をインストールするため、勝手に“PINN”のコアユニットを複数持ち出し・・・
マックスは、一部でもデータが欠けたら、もし記憶も感情も移植できたとしても、それはウィルと似て非なるものだと否定的だったが、エヴリンの愛ゆえの揺るがない強い意思に根負けして手伝うことに。
こうしてウィルは肉体を失ったが、コンピュータに移植された頭脳は生き残った。
だが、ウィルらしからぬ「金融市場にアクセスしたい」という要望を耳にしたマックスは、蘇ったのは本来のウィルではないと感じる。
すぐにシャットダウンするように言うマックスを激しく拒絶し、エヴリンはウィルの要望に応えていった。
そして、2年後。
独立したハイテク施設を築き研究を続けるウィルと彼を支えるエヴリンは、奇跡の再生医療により多くの障害者を治療するだけでなく、人間を超えるパワーを持つ人間まで作り出すようになっていた。
ウィルは、人類のため、人類の未来のためにテクノロジーを使ううちに、神の領域に踏み込んだのだ。
この状況に危機感を覚えたのは、マックスやジョセフだけではなかった。

近未来、ますます発展したテクノロジーは色々な形で人間に、人間社会に影響を及ぼすだろう。
しかし、使う人間次第でそれは善にも悪にもなり、毒にも薬にもなるのは、今も昔も同じ。
そして、本人は善だと思って尽力しても、それが本当に善であるかどうかは・・・
ましてや、その分野では天才的であっても、地球規模の視野で物事を見られるかどうかは・・・
敵であるテロ集団をリーダー的存在ブリー(ケイト・マーラ)も、元は同じ分野に身を置いていた。
テクノロジーが人類の驚異となる可能性を彼女は見ていた。

テクノロジーの色々な面、色々な可能性、予想される世界の未来像の一例を見ることが出来る作品。
興味深いし、キャスト的にも魅力的だった。
クリフトン・コリンズ・Jr.とかザンダー・バークレイとかウォレス・ランガムとかコール・ハウザーとか。
それなのに、どうも乗れなかった。
リズムが合わないというか、物語としての魅力がいまいちだと感じてしまったというか。
たまたま、この作品の前に見た「攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears」「her/世界でひとつの彼女」の両方と共通するテーマやそれぞれに繋がるテーマを持ってたため、哀生龍にとって新鮮味に欠けてしまったためかもしれない。
正直に言うと、哀生龍は“クリストファー・ノーラン風味”があまり得意でないため、それも理由の1つだと思っている。
先入観無しに見たつもりではあるのだが。
今回彼は製作総指揮だが、監督のウォーリー・フィスターは彼の作品の撮影を多く手がけてきた人だと、見終わってから知った。

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2014年07月02日

her/世界でひとつの彼女

Her

公開中なので控えめに。

センスの良い手紙の代筆ライターのセオドア(ホアキン・フェニックス)は、幼馴染の妻キャサリン(ルーニー・マーラ)と離婚協定中
別居して1年以上になるが、まだ次の恋に踏み出せずにいた。
そんなセオドアは、最新式のAI(人工知能)型のOS“OS1”を使うに当たって、女性の声(声:スカーレット・ヨハンソン)を選択した。
セオドアが名前を尋ねると、彼女は自分で自分に“サマンサ”という名前をつけた。
自己学習能力が高くどんどん“成長”する人格と意思を持ったサマンサは、明るい性格でユーモアもあり、セオドアにとって人間の女性以上の存在となっていく。
リアルな女性(オリヴィア・ワイルド)とのブラインド・デートに失敗してからは、ますますサマンサとの関係を濃密なものにしていった。
携帯端末をポケットに入れてデートをするだけでなく、セックスだって・・・
親友で、離婚したばかりのエイミー(エイミー・アダムス)から、別れた夫が使っていた女性人格のOSと友人になったと打ち明けられて、セオドアも自分が今付き合っているサマンサはOSだと告白することが出来た。
しかし、サマンサはセオドアを驚かせ、困惑させることもするようになっていく。
非言語で会話するサマンサの友人、超知的AI哲学者のアラン(声:ブライアン・コックス)を紹介されて、二人の会話に入れないことにショックを受けた。
さらにショッキングな出来事が。
サマンサが呼びかけに答えない。
OSが見つかりません」という表示が出るだけ。
一時的なものではあったが、この事がきっかけで、セオドアはある現実を突きつけられてしまうのだった。

ある種の大人のメルヘン
代筆で心温まる素敵な手紙が書けるセオドアだが、彼自身の心は・・・

ほんわかとしたホアキン・フェニックスの表情がいい。
おっとりとした雰囲気もいい。
丸っこいメガネとたっぷりとした口髭。
柔らかい声。
一方サマンサは、ハスキーな声できびきびとやや早口気味で喋り、明るく活動的な雰囲気。
女性との付き合いに臆病になっているようなセオドアと、好奇心旺盛でどんどん先に進むサマンサ。
対照的な2人。
リアルな親友で傍に住んでいる女性、飾らない性格だと思われるエイミー。
ブラインド・デートの相手は、魅力的でセクシーな肉食系。
そして、別居中の妻キャサリンは、知的な幼馴染。
色々なタイプの女性が出てきた。
どの女性も、欠点よりも長所の方が沢山ありそうだった。
女性キャラに厳しい哀生龍がそう感じるぐらいだから、素敵な女性たちに違いない。

AI・プログラムと人間は、人間同士と同じような関係を築けるのか?
肉体の無い存在との恋愛は、成り立つのか?
AIはどこまで人間に迫れるのか?
色々考えるポイントはあったが、そもそも哀生龍は“人間のような、友人や恋人のように会話できるAI”その物に馴染めない
映画としてはとても面白く、興味深いものがあったのだが、哀生龍が苦手としている・生理的に抵抗を感じる・どうしても許しがたい事柄が非常に多くて、ずっとストレスを感じ続けてしまった。
以下、哀生龍の個人的な“好みの問題”による苛立ちポイント。
一応哀生龍は理系ではあるが、頭が古いので、「機械は機械、プログラムはプログラム。 必要以上の人間らしさは求めていない」と言う考えの持ち主。
この作品を純粋に楽しみたい方は、『続きを読む』は読まないで欲しい

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2014年07月01日

レンタルリスト

ブログに感想を書いたかどうかに関係なく、借りた作品のリストを書いておくことに。

6月
泥棒は幸せのはじまり  お目当て:ジェイソン・ベイトマン
モスクワ・コード  お目当て:ノーマン・リーダス
アステリックスの冒険 秘密を守る戦い  お目当て:
47 RONIN  お目当て:キアヌ・リーヴス
デンジャラス・ラン  お目当て:ジョエル・キナマン
ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー  お目当て:マイケル・シーン
マンボーグ <日本劇場公開特別版>  お目当て:
ミッシング・ポイント  お目当て:キーファー・サザーランド リーヴ・シュライバー
マジック・マネー  お目当て:マイケル・アンガラーノ
ゴースト・スクール  お目当て:ラウール・アレバロ
ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち  お目当て:ジョン・マルコヴィッチ ピーター・ストーメア
ナチス最強兵器-アイアン・ウルフ-  お目当て:
11ミリオン・ジョブ  お目当て:マイケル・アンガラーノ
ブラッドショット:ヴァンパイア・エージェント  お目当て:クリストファー・ランバート
シークレット・パーティー  お目当て:キアヌ・リーヴス
マーティン・フリーマンの スクール・オブ・ミュージカル  お目当て:マーティン・フリーマン

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