Carpe diem !! “刹那”こそが全て!!

過去も未来も関係無し! 「今」のために生きていたい!
今も昔も変わり者。きっと未来も変わり者。そんな刹那主義のAB型。

2004/11/30以前の日記は、旧日記から移し替えた分です

相変わらずTBの送受信が上手くいかないことが非常に多いようです。
ご迷惑をお掛けして申し訳ないです。

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2014年10月31日

MI5:消された機密ファイル

Page Eight

長年MI5に務めるジョニー(ビル・ナイ)と同僚のジル(ジュディ・デイヴィス)は、上司のベネディクト(マイケル・ガンボン)から極秘資料を渡され“情報を共有”した。
“ページ8”には、盟友であるはずのアメリカに裏切られた証拠が?
そして“ページ8”に関して、アンシア内務大臣(サスキア・リーヴス)とのミーティングが開かれる。
アメリカの軍事機密に関わるある記述がそこにはあり、それに対してアンシアがやろうとしていることを、ベネディクトは反対した。
一方ジョニーは帰宅時にゴミ出ししようとする隣人ナンシー(レイチェル・ワイズ)と偶然会い、彼女の部屋に引き入れられた。
ラルフ(トム・ヒューズ)と言う青年を追い返す口実だったようだ。
だがこの出会いに作為を感じたジョニーは、今はジャーナリストに転職しているロロ(ユエン・ブレムナー)にナンシーのことを調べてもらう。
彼女の弟は、イスラエルで国防軍に殺されていた。
さらに偶然は重なり、ジョニーは娘ジュリアン(フェリシティ・ジョーンズ)の個展で、またラルフと会った。
そんなある日、ベネディクトが亡くなった。
学生時代からの長年の親友であるベネディクトの遺志と名誉のために、首相(レイフ・ファインズ)と直接言葉を交わしたジョニー。
ジルはライバルであって味方ではない。
ナンシーは信用してもいいのか?
ラルフは?
ジョニー自身の身の安全は?

TVMだったが、ビル・ナイとユエン・ブレムナーがたっぷり見られて満足。
レイフ・ファインズも出ていたし。
イギリス英語は本当に耳に心地いいんだよなぁ〜

ビル・ナイの颯爽とした立ち振る舞い、エレガントな物腰。
何人もの女性と良い関係を築いてきている反面、娘との関係は少してこずっている?
柔らかい印象ながら、観察眼と勘の鋭さとスマートなやり口とに、ああ見えても長年MI5にいる人なんだなと。

ストーリーの方は、ネタバレになるといけないから、これ以上は書かないで置こう。



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2014年10月30日

モンキー・ラッシュ

Marco Macaco
Primates of the Caribbean


とある猿たちの国
暗殺を恐れる大統領にビーチの平和を守る警官に任命された真面目なマルコは、子供の頃からルルが好きだった。
このビーチに戻ってきたルルと再会し、マルコは大喜び。
だが、ビーチの平和を脅かしそうな巨大な建築物が突如現れ、マルコに緊張が走る。
大統領に報告する前に、まずは調査。
それはカルロが経営するカジノだった。
どうやら許可を得ていないようだ。
問い質そうとするマルコをよそに、音楽関係の仕事に就くのが夢のルルは、カルロと歌手契約をしてしまう。
マルコの報告を聞き、大統領はすぐに破壊してしまおうとしたが、一瞬早くカルロは甘言で大統領に取り入ってしまった。
驚くことにそのカジノの建物は、ロボットだった!
カルロの本当の目的は?
マルコは立ち向かえるのか?
ビーチを、そしてルルを、マルコは守れるのか?

デンマークのアニメだから見たのだが、残念ながらレンタルDVDには日本語吹き替えと英語吹き替え(US版)しか入っていなかった。
残念。

ちょっと臆病で惚けたマルコが、スタンガン片手に頑張る!
時々ミュージカル調になって歌い踊る。
キャラクターは猿たちだが、リアル過ぎず可愛過ぎず
ディズニー系、ピクサー系、ジブリ系等々、会社ごとにキャラの顔だちは似通ってしまうことが多いから、たまには全く違うアニメも楽しいものだ。
主要キャラも少なめで余計な枝葉が無かったのも、疲れている時にはぴったり。



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2014年10月29日

ヘラクレス

Hercules

公開中なので控えめに。

半身半人として数々の伝説を持つヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)は、ある事件がきっかけで国を出て今は傭兵となっていた。
彼の仲間は、槍を使う名の知られた預言者アムピアラオス(イアン・マクシェーン)、ナイフの達人で策略家のアウトリュコス(ルーファス・シーウェル)、弓を得意とする女戦士アタランテ(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)、口が利けず凶暴な性格のテュデウス(アクセル・へニー)、そしてヘラクレスの伝説を語り広め敵を威嚇しているのは彼の甥のイオラオス(リース・リッチー)。
そんな彼らに助けを求めたのは、トラキアのユージニア王女(レベッカ・ファーガソン)。
彼女の父であるコテュス王(ジョン・ハート)に反旗を翻したレーソス(トビアス・ザンテルマン)は魔術を使い、ケンタウロスを従えているという。
ヘラクレスたちが戦い方を指導することになった王の兵士たちは、経験の無い農民や商人といった民衆の寄せ集め
戦いの時はすぐそこに迫っているが、まだまだ使い物にはならない。
しかし、献身的なユージニア王女や彼女の幼い息子で王の後継者となるアリウス(アイザック・アンドリュース)の強い憧れと期待に、ヘラクレスは“金のために戦う傭兵”から本物の“勇者”へと・・・

ギリシャ神話が好きで、ヘラクレスの物語も大好き!
「ザ・ヘラクレス」では満足できなかった分まで、今作で欲求不満を解消!!
ドウェイン・ジョンソンという見た目だけでも十分ヘラクレスらしさを醸し出すキャストに、外せないエピソードの数々。
赤ん坊の頃のワイルドな出来事とか、12の難業とか、妻子にまつわる不幸とか・・・
分かりやすい演出もあいまって、“良く知るヘラクレス”だと感じられて嬉しかった。
どこからどう見ても、強靭な肉体を駆使して伝説を作る男!!に見えるからね。
CGは少なめで、あまり違和感もなかった。

チームを組んで傭兵として働くところは、それぞれのキャラが立っていて、これまた十分に楽しめた!
まず、ジョン・ハートにピーター・ミュランにイアン・マクシェーンにルーファス・シーウェルといった渋い英国オッサン俳優の面々にも大満足♪♪
哀生龍的に、とても豪華なキャスティングだったのだよ。
エウリュステウス王役のジョセフ・ファインズは、下品な色合いの金髪でちょいとカマっぽい(笑)
シタクレス将軍のピーター・ミュラン(ピーター・マラン)が、またいいのだよ!!
ドウェイン・ジョンソンと並ぶとどうしても小柄に見えてしまうが、全く見劣りしない存在感がある。
役柄によっては好々爺に見えるその笑顔も、腹に一物ある油断なら無い老獪さを感じさせてくれた。
あの心地良い渋い声もあいまって、彼が登場するだけでもうほくほく♪♪
その上、ヘラクレスもあわやと言う、鞭使い!!
あの鞭は、背骨(脊椎)を繋げてあるようだったが、何製だろう?
イギリス出身以外だと、ノルウェー、スウェーデン、ロシアなど。
いつもは線が細い印象で神経質そうに見えるアクセル・ヘニーだが、顎鬚&へなったモヒカンが良く似合う狂犬&忠犬ぶりが凄くハマっていた!!
台詞は一言だけだが、これがまたベタだが嬉しい言葉でね。

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2014年10月28日

誰よりも狙われた男

A Most Wanted Man

公開中なので控えめに。

監視カメラが捉えたドイツ・ハンブルグに密入国した若い男に目をつけたのは、テロ行為の防止を目的とした諜報機関、ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)が率いるチームだった。
彼らは、この男がイスラム教徒のチェチェン人イッサ・カルポフ(グレゴリー・ドブリギン)で、ジハーディストとしてICPOが目をつけていることを掴んだ。
ギュンターのチームは警察ではなく諜報員。
イッサを泳がせて、ドイツ国内のテロ組織に繋がるより多くの情報を得ようと考えた。
イッサはトルコ人の夫人の荷物を持つことで親しくなり、彼女と息子が住む家に身を寄せる。
そして、人権団体に所属する女性弁護士アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)の助けを借り、密入国してでも探し出して会おうとしていたトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と連絡を取った。
ギュンターのチームは、イッサの目的を知ると、アナベルやトミーをも利用して、さらに大きな獲物を釣り上げようと画策。
しかし、テロリストと目されるイッサを監視しているのは、ギュンターのチームだけではなかった。
別の諜報機関のチームを率いるディーター・モア(ライナーボック)は、危険分子を野放しにすることを好しとせず、すぐにでも捕まえたいと考えていた。
さらには、CIAの幹部マーサ・サリヴァン(ロビン・ライト)もまた・・・
大きな賭けに出るためにギュンターに与えられた猶予は、僅か72時間。
彼のチームは、大物を釣り上げられるのであろうか?
そして、“協力者”を守ることは出来るのであろうか?

いくつかのストーリーラインと多くの登場人物の思惑が絡み合うスリリングなサスペンスだから、出来る限り内容には触れないようにするつもりだ。

原作がジョン・ル・カレ。
主役がフィリップ・シーモア・ホフマン。
ウィレム・デフォー、ダニエル・ブリュールも出演。
これは劇場で見なければ!!
と、見る前からとても楽しみにしていた。
予告編じゃないが、もうフィリップ・シーモア・ホフマン主演の新作は見られないんだと思うと、しんみりした気持ちにもなってしまうのだが・・・
もちろん良かったのは彼らだけじゃなく、イッサ役のグレゴリー・ドブリギンの眼差しもとても良かった!

最初の内は、諜報員とは言っても分かりやすい“スパイ”的な活動はしない。
淡々としたテンションで、イッサの動きをスクリーンに映し出す。
怪しいような、本当はテロリストではないような・・・  なかなかはっきりとしない。
それが、いつの間にか徐々に徐々に緊張感が高まっていき、最後の最後はどちらに転んでも手に汗握る展開になるだろうと予感させ・・・
じっくり見ることが出来た。

ギュンターと言う男がまた、とても惹かれるキャラクターなのだよ!
小さな獲物を泳がせ、巧く利用し、場合によっては味方に取り込み、何段階も上の大物を狙うのが彼のチームのやり方。
しかしそれには危険が伴い、トランプタワーのように、呆気なく築き上げた物が崩れ去る恐れもある。
それは、関わった(巻き込まれた)人々の人生をぶち壊すことをも意味する。
過去に(ギュンターの経歴にも心にも)大きな傷を残す失敗があった。
もう同じ思いはしたくないギュンターが時々見せる、優しさや思いやりや誠実さがとても切なく痛々しい。
いつもは冷徹なぐらいな男だから、余計に・・だ。
ギュンターのチームには強い結束力や信頼関係が見て取れるのだが、メンバーたちはみなギュンターのそんな人間性を知っているからに違いない。

後で読もうと思って、本も買ってある。
楽しみだ!!

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2014年10月27日

ミニスキュル 〜森の小さな仲間たち〜

ミニスキュル〜失われた蟻の渓谷
Minuscule - La vallée des fourmis perdues
Minuscule: Valley of the Lost Ants


公開中なので控えめに。

まだうまく飛べないその子供のてんとう虫は、意地悪なハエに絡まれてしまい、翅に怪我を負って家族からもはぐれてしまった。
独りぼっちになったてんとう虫が逃げ込んだのは、ピクニックに来ていた人間が置いていった角砂糖の入っている缶の中。
てんとう虫が入っているとは気付かずに、黒アリの一群がその缶を巣に運び始める。
途中で缶が引っ繰り返って中からてんとう虫の子が・・・
事情を知った黒アリは、自分たちの巣へ一緒に行こうとてんとう虫を誘った。
その途中で赤アリの一群と遭遇し、黒アリたちは争いを避けて砂糖を分けてあげたのだが、それで満足する赤アリではない。
黒アリたちが砂糖を持ち帰った巣を、赤アリの大群が包囲してしまう。
親切な黒アリたちを手助けするために、てんとう虫はあの缶があった場所からある物を持ち帰るために、紙飛行機に乗って飛び立った。

フランスのCGアニメで、TVシリーズは2〜5分程度のショートアニメだそうだ。
日本でも放映されていたようだが、哀生龍は見たことが無かった。

台詞は無く、表情や身振り手振り、そして羽音などの音をコミュニケーション手段とする虫たちの、デフォルメ具合がいい匙加減の作品だった。
黒アリと赤アリの姿かたちや性格の違い、ハエはヤンキーな暴走族、動きが可愛いクモ・・・などなど、キャラクターを見ているだけでもテンションが上がってしまった。
ただ、哀生龍はどうしてもカタツムリが苦手だから、可愛らしいアニメでもやっぱり直視できなかった(汗)

なかなかリアルだけれど、ドキュメンタリーではないし生態なども100%の事実ではない
物知り博士の子供だったら、「違うよ!」と言うかもしれないなぁ〜

自然が美しい背景は実写。
虫の視点から見るとこんなにも人間は自然を汚しているのか、こんなにも虫たちにとっては苛酷な環境なのか、そしてゴミを虫たちが有効利用することもあるのかと、再認識

子供の冒険を通しての成長、友情、困難に立ち向かう勇気、柔軟な発想、楽しい中に寓話的な出来事が沢山。
個人的には、同じような内容だったら、子犬や子猫が主役になっている作品よりも、こんな虫や爬虫類が主役になっている作品のほうが好み♪

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2014年10月23日

グランドピアノ 狙われた黒鍵

Grand Piano

今日の恩師の追悼コンサートが5年振りの公演となるトム(イライジャ・ウッド)のために用意されているのは、恩師の遺品であるグランドピアノ。
トムは、5年前に恩師とトム以外には弾きこなせるピアニストはいないと言われる難曲「ラ・シンケッテ」でミスを犯し、それがトラウマとなって演奏会から遠ざかっていたのだ。
親友で指揮者のノーマン(ドン・マクマナス)は、「ミスなんか気にするな。誰も気付かないさ」と励ます。
ところが、演奏が始まり楽譜をめくると、そこに「音符を一音でも間違えたら君を殺す」と脅迫文が書かれているではないか。
赤いレーザーが自分をポイントしている。
これは冗談じゃないぞ!
楽譜には、他にもあちこちに指示が書かれていた。
サイドバルコニー席にいる妻エマ(ケリー・ビシェ)も狙われている。
指示に従って、客席からは見えない左耳にイヤホンを入れると、恩師の名を名乗る男が話しかけてきた。
その上、狙撃のデモンストレーションまで。
指示に従うしかない。
そして、あのトラウマとなった「ラ・シンケッテ」を弾くことになってしまった。
犯人は何故こんな要求をするのか?
この極限の緊張感の中で、完璧に弾きこなせるのか?

色々と些細なことが気になってしまった(苦笑)
言うだけ野暮だと分かっていても、気になって映画に集中できないほどだったから、書いてしまう。(とっても野暮な哀生龍である)
イライジャ・ウッドは、演奏をしているように見えるように訓練したのだろうが、足が疎か・・・というか、せめてペダルに足を乗せて欲しかった。
天才ピアニストなら暗譜して楽譜無しで演奏するんじゃないかと思いつつ、たとえ楽譜を見ながら演奏するとしても、譜めくりの方が左側に座るのではないだろうか?
そうなると、犯人のメッセージはバレバレになるわけで・・・
何故楽譜を小道具に使ったんだ? と不思議でならない。
その上演奏中に会話をしたり電話をいじったり、ステージ上にはトムしかいない(オーケストラは一段低いところにいる)状態じゃ、すぐに異変に気付かれてしまうだろう?
気付かない客たちの目と耳はどうなっているんだ?

犯人(ジョン・キューザック)は、何でこんな回りくどい方法を取ったのだろうか?
こんな大仕掛けで、人目の多い状況で、馬鹿みたいに危険を冒すぐらいなら、もっと他に手段があったのではないか? と思ってしまう。
計画もかなりずさんだし。
予告編はそこそこ緊張感があったが、本編は・・・
緊迫した雰囲気を感じさせるのが、イライジャ・ウッドのあの真っ青な目とあの表情だけじゃ、限度があるよ。
とにかく色々余計なことに気が散ってしまった哀生龍は、あまりこの作品を楽しむことが出来なかった。

重要なグランドピアノは、ベーゼンドルファー社のモデル290だそうだ。
TVで見たことはあったが、名前は知らなかったよ。
通常88鍵のところ、このモデルは低音部分が多く、97鍵。
増設部分の鍵盤は弾き間違えないように、白鍵も黒く塗ってある。



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2014年10月22日

8月の家族たち

August: Osage County

実家の傍で暮らす独身の次女アイヴィー(ジュリアンヌ・ニコルソン)から、長女バーバラ(ジュリア・ロバーツ)に電話が入った。
父ベヴァリー(サム・シェパード)が突然失踪したと言うのだ。
夫ビル(ユアン・マクレガー)と娘ジーン(アビゲイル・ブレスリン)と共に実家を訪れたバーバラに対し、初期の口腔癌で化学療法と投薬を受けている母ヴァイオレット(メリル・ストリープ)は、喜んだ一報で、自分が癌になっても訪ねて来てはくれなかったとなじる。
毒舌家のヴァイオレットは、癌で口が痛いといいながらも暴言を吐き、誰彼構わず口撃をやめない。
父が失踪したのは、そんな母が原因ではないかとバーバラは思うのだった。
そして・・・
父の葬儀の日。
三女のカレン(ジュリエット・ルイス)は、婚約者だというスティーヴ(ダーモット・マローニー)を連れて来た。
ヴァイオレットの妹マティ・フェイ叔母さん(マーゴ・マーティンデイル)と彼女の夫チャールズ(クリス・クーパー)も来てくれたが、二人の息子で三姉妹のいとこに当たるリトル・チャールズ(ベネディクト・カンバーバッチ)は寝坊して葬儀には間に合わなかった。
家族が全員そろった葬儀の会食でも、ヴァイオレットの舌鋒は鋭く冴えまくる。
次々と言われたくないことを話題にされ、隠していたこと暴かれ・・・
そして、三姉妹にとって衝撃の秘密が明らかになった。

元は戯曲なのだそうだ。
メリル・ストリープとジュリア・ロバーツを中心とした、母と三姉妹が久々に顔を合わせ・・・というあらすじを見ただけで、これは哀生龍には合わないなと思った。
女性キャラ中心の作品と言うだけで食指が動かない上に、女同士の罵り合いに取っ組み合いなど見たくないと思うのだが、ユアン・マクレガーが出ているから見ないわけにはいかなかった(苦笑)
しかし大きなスクリーン&大音量で見る気にはなれず、レンタル待ちにしてしまった。

実力は女優たちの戦い、いや、共演は確かに見ごたえがあり最後まで爆走した感があったが、正直疲れた。
あんな会食は御免だ。
と言うか、あんな女たちとは一緒に暮らしたくない。
二人の夫、ベヴァリーとチャールズが出てくると、ほっと息がつける。
ベヴァリーが失踪直前に住み込みの家政婦として雇ったネイティヴ・アメリカンの、ジョナ(ミスティ・アッパム)の実直で我慢強いキャラにも助けられた。
原題に出てくるオクラホマ州の「オーセージ郡」も重要な要素。
8月で42℃もある上に、汗ばむなんてものじゃない蒸し暑さが伝わってきて、見ているだけで息苦しく、こんな環境じゃ不愉快になるのも頷けてしまう。

母と長女は何度も衝突していたが、似ているからしょうがないと思ってしまった。
独善的・支配的で決め付けるような命令口調で日々ガミガミ言われたら、浮気の1つもしたくなるだろうなぁ・・・
悪いことだが仕方が無いと思ってしまう。
だが、ちょっとした火遊びで終わらなかったら・・・・

相変わらずといった印象のあるジュリエット・ルイスには、やっぱりあんなキャラが回ってきてしまうんだよね。
自由奔放で空気が読めなくて、自分自身を騙しても良い面だけを見ていようとする女性。
滑稽で、そして可哀想な人。
そんな女性には、案の定悪い虫が・・・

すっかり大人っぽくなったアビゲイル・ブレスリンだが、マリファナを吸ったり男といちゃついたりが“まだ”似合わないと思えたから、14歳の反抗期の娘にちゃんと見えたよ。

お目当てのユアンは・・・
あの中では霞んでしまっていた(苦笑)
当たり前と言ってしまえば当たり前の強烈な女性陣だし、強い男性が出てきちゃ雰囲気が壊れてしまうしね。

カンバーバッチが演じたリトル・チャールズは、もう少し若い設定だったらポール・ダノにぴったりだったなぁ・・・



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2014年10月21日

ハマー・オブ・ゴッド

Hammer of the Gods

870年、大ブリテン島イングランド中部。
サクソン人と戦っていたヴァイキングの王バグセック(ジェームズ・コスモ)の軍は、衰退していった。
そこで、王は援軍を呼んだ。
先陣を切って駆けつけたのは、末息子のスタイナー(チャーリー・ビューリー)と3人の仲間。
出迎えた異母弟ヴァリ(テオ・バークレム=ビッグス)の話によると、王は瀕死の重症だという。
傍には兄のハラルド(フィンリー・ロバートソン)が付き添っていた。
王は3人の前で跡継ぎの話をする。
ハラルドには無理だ。 かといってスタイナーも今はまだ無理だ。
もちろん戦いを嫌がる妾腹のヴァリは論外。
王はスタイナーに、かつて追放した長男ハーケン(エリオット・コーワン)を探し出し、王に相応しい男を連れ帰ってくるようにと命じた。
スタイナーの仲間たちは、あと一週間もすればスタイナーが王になれる可能性を口にしたが、スタイナー自身は王との約束を守ろうとする。
まずはハーケンの居所を知るであろうアイヴァー(イヴァン・ケイ)を探すために、森へ入った。
ヴァリもまた、ハロルドの裏切りをスタイナーに報告するために追ってきた。
何とか見つけ出したアイヴァーを説得し、彼と共にいた元修道女のアグネス(アレクサンドラ・ダウリング)もつれて、さらに高地へとハーケンを探して進んだ。
そんな彼らに追っ手が。
ただのサクソン人じゃない。
腕も立つし武器もいい。
仲間を失いながらもやっとハーケンを見つけ出したスタイナーは・・・

ジャケットの感じと、タイトル(ハマーはハンマーのこと)から、てっきり北欧神話とか雷神トールとかが関係するのかと思ったのだが・・・
主役はヴァイキングだから、彼らが信仰した雷神トールが全く無関係とは言いがたいし、ハンマー(鎚)のようなものを武器にしているスタイナーの仲間もいたにはいたが、ちょっと期待とは違っていた

でも、嫌いじゃないよ、こんな作品も。
ヴァイキングの王がジェームズ・コスモだったから、ベッドに寝ているだけであっても貫禄があり作品の重石になっていた。
王が跡継ぎに求めた“王に相応しい男”とは、どんな男なのか?
このバグセックという王はなかなか♪
荒くれヴァイキングというよりも、策略家で理知的な人物ではないだろうか?
今、彼の軍は衰退しているが、彼が選んだ次期王と援軍によって、彼らは勝利する予感が!!

何故アイヴァーやハーケンは王の下を去った(追放された)のか?
何故スタイナーは神を信じないのか?
裏切り者は誰なのか?

ハーケンはケルト語を使っている(ことになっていた)し、体に青い模様を描いていたから、ヴァイキングというよりハイランド地方のピクト族の方がイメージに合うかな?

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2014年10月20日

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

Grace of Monaco
Grace de Monaco


公開中なので控えめに。

グレース・ケリー(ニコール・キッドマン)がモナコ公国大公であるレーニエ3世(ティム・ロス)に嫁いで、早6年。
2人の子供たちの良き母ではあったが、アメリカのオスカー女優だった彼女は公用語のフランス語もまだ完璧には話せず、しきたりにも馴染めていなかった。
社交の場に同行しても、政治談議に加わりはっきりと意見を口にして顰蹙を買ってしまったり。
最愛の夫レーニエは、現在フランスとの関係に頭を悩ませていて、グレースのことは眼中になかった。
アルジェリアの独立戦争のために戦費が必要な隣国フランスのシャルル・ド・ゴール大統領(アンドレ・ペンヴルン)が、現在無税であるモナコのフランス企業から税を徴収しフランスに納めなければ、モナコをフランス領とすると声明を出したのだ。
軍を持っていないモナコはフランスの保護下にある上にライフラインがフランス領を通っていることから、戦争になることだけは避けなければならない。
居場所の無いグレースは、ヒッチコック(ロジャー・アシュトン=グリフィス)が直接台本を持ってきた映画に出ることを、レーニエに承諾を得た上で決めた。
ところが、国家の危機が回避されるまで伏せられるはずだったこの情報が、なんと宮殿から漏れてしまったのだ。
グレースの後見人であり父のような存在のタッカー神父(フランク・ランジェラ)は、宮殿内にフランスと通じているスパイがいることを疑い、グレースが信用できる人物に探らせるようにと言った。
一方、夫レーニエからの八つ当たりのような怒りや国民たちのグレース・バッシングに、グレースは離婚まで考えるように。
そんなグレースに、タッカー神父は再びアドバイスをした。
グレースは、タッカー神父が紹介してくれた外交儀礼の専門家であるデリエール伯爵(デレク・ジャコビ)の元で、“完璧なモナコ公妃”を演じるための猛特訓を受ける。
準備を整え覚悟を決めたグレースは、レーニエに「この危機を乗り越えるために秘策を試してもいい?」と・・・

グレース・ケリーのことは、名前は知っていても顔すら思い出せないほど、遠い存在だった。
今回、何度かTV放映で見ている「裏窓」の恋人役を演じていたのが彼女だと知って、やっと顔が思い出せた。
同じく、モナコ公国のことも、公道を使ったレースとモンテカルロという地名(正確には地区名らしい)ぐらいしか知らず、地理的にどこにあるのかすら良く分かっていなかった。
それぐらい、特に興味を持ったことがなかった女優や国を描いた作品を何故見ることにしたのかと言えば、例のごとく俳優目当て。
一番のお目当てのティム・ロス、魅惑のデレク・ジャコビ、安心印のフランク・ランジェラ、曲者パーカー・ポージー(厳しい女官・秘書?のマッジ役)、そして何故かなかなか顔が覚えられないパス・ベガ(有名なオペラ歌手のマリア・カラス役)。
陰謀渦巻く宮殿内の政治的駆け引きや、夫婦関係や、美しい衣装や、宮殿そのもの・・・色々見所・楽しみどころはあったが、やはり哀生龍にとってはキャストとその演技が一番楽しかった。
いつ見てもキュートなティム・ロスの下の犬歯♪♪

この作品は、事実を基にした“フィクション”だと明記されていた。
事実を基にした作品の場合、どの部分が演出なのかはっきり分からないことも多く、このエピソードは本当に正確な事実なのだろうかと後々気になることが良くある。
そういう点では、今回のようにフィクションだと言ってもらえたほうが、あまり悩まず気を楽にして見られるから後々気を揉まずに済んでいい。
政治的な史実よりも、グレース・ケリーという1人の女性の色々な面(女優、妻、母、公妃、女性)を描き、苦悩や幸せや努力などを中心に描いている作品だったのも、見やすく感じた理由だと思う。
画像で見た本人にキャストがそれ程似ていなくても、哀生龍は本人を知らなかったから全然気にならなかった。
というか、何故ティム・ロスがレーニエ3世役を演じることになったのかが、とても不思議。

そうそう、公用語がフランスであるモナコが舞台の、フランス人監督による作品なのだが、基本的に英語が使われていたのも、哀生龍にとって見やすかったポイント。

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2014年10月16日

エイリアン・インフェクション

Stranded

月面基地アークは、流星雨の直撃により深刻なダメージを受けた。
管制センターとの通信も途絶え、電力も低下。
酸素の供給は何とか安定させることができたが、一酸化炭素濃度が上がってきている。
司令官のジェラルド(クリスチャン・スレイター)はエンジニアのブルース(マイケル・テリュー)を修理に行かせようとしたが、怪我をしていたため、科学者のエヴァ(エイミー・マティシオ)が自ら進んで危険な地区へ。
死にそうな目に遭いながらも何とか戻ってきたエヴァは、隕石を持ち帰った。
何か胞子みたいな物が着いているからと、医者でもあるランス(ブレンダン・フェア)に調べてもらった。
培養してみると、それはどんどんと・・・・
そんな時、突如エヴァが妊娠。
急激に腹部が大きくなっていく。
化学物質の影響ではないかとランスは考えるが、ジェラルドは未知の胞子による可能性を疑い、規則に従い彼女を隔離。
そして・・・
エヴァは何かを生んだ、何かがいると主張するが、それらしい姿は見当たらない。
しかし、ブルースは彼女の言うことを信じた。
なぜなら・・・・
本当に、隕石に付着していた胞子はエイリアンだったのか?
それとも、一酸化炭素による幻覚なのか?

オリジナルビデオ作品だそうだが、それにしても・・・・(苦笑)
クリスチャン・スレイターが主役だから、超B級でも驚かないが、みんなが真面目な顔で演技をしているのが痛々しく思えるほど、ストーリーもセットも色々とチャチだった。

特に基地の外から見た映像は、いかにもなミニチュア模型で、映画同好会でも作れるんじゃないかと思ってしまうような印象。
模型も、隕石で破壊される映像も。
今の時代の特撮とは思えないよ。
科学者らしからぬエヴァの度重なるミス。
もしかして、科学者だと哀生龍が勘違いしただけ? ずぶの素人?
いやいや、月面基地にいるぐらいだから、あんな低レベルのことは・・・
“ドクター”・ランスももう少し色々な事態を想定してしかるべきだし、ジェラルドは何の役にも立っていないし・・・
よく今まで月面基地はきちんと稼動していたな、と思いそうになったよ ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ



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2014年10月15日

悪童日記

A nagy füzet
Le grand cahier
The Notebook


公開中なので控えめに。

1944年、戦時中のハンガリー
大きな町に住んでいた双子の少年(アンドラーシュ・ジェーマント、ラースロー・ジェーマント)は、国境の小さな町に一人で暮らす母方のおばあちゃん(ピロシュカ・モルナール)の家に疎開することになった。
別れ際に、父親(ウルリッヒ・マテス)からは、日記を書くようにと大きなノートをもらった。
母親(ギョングヴェール・ボグナル)からは、強くなって、生き延びて、何があっても勉強は続けて、と言われた。
おばあちゃんは「魔女」と呼ばれていた。
20年ぶりに孫を連れてきた自分の娘にも冷たく、孫たちを「メス犬の子供」と呼び、働かなければ食べ物も寝る場所も与えてくれないような人だった。
隣の家に住むお姉さん(オルソルヤ・トス)は万引きをするし、大人たちは理由も無く罵り暴力を振るった。
双子は強くなるために、痛みや罵倒に耐える訓練をした。
気絶するまで、互いをベルトで叩き合った。
敷地内を流れる川の向こうはよその国で、そこにある収容所のドイツ人将校(ウルリク・トムセン)がおばあちゃんの家の離れで週末を過ごしていた。
双子のことを将校は見ていた。
次は精神を鍛えるため、大切に持っていた写真を焼いた。
生き物も殺した。
残酷な方法で殺した。
ユダヤ人に酷いことを司祭館で働く女の人(ディアーナ・キシュ)も・・・
母親との別れ、おばあちゃんとの別れ、父親との別れの後、双子は自分たちに最大の試練、一番大切な訓練を課した。

原作は読んだことがないのだが、とても読んでみたくなった。
3部作だそうだ。
とても厳しく残酷な物語だが、惹き付けられた上に引き込まれた。
日記に書いたことを読み上げるような淡々とした印象なのに、非常に苛烈。
生き延びるため、自分たちのアイデンティティを守るため、自分たちが正しいと思うことをなすため、双子は酷薄になるのだが、それなのに愛おしく思えるのは何故なのだろう?
両親に対する感情と行動、祖母に対する感情と行動。
環境が子供をこう育ててしまったのか、それでも愛情と信念は失わなかったのかと、人間という生き物の強さと弱さを見せ付けられる。

とにかく、双子の本性を見抜いているような表情、野生的な眼差しが最高だ!
美少年という設定のようだが、甘い美少年ではなく凛々しく媚びない美少年
将校には“ボーイフレンド”(ザビン・タンブレア)がいたが、美青年だけじゃなく美少年も好きなようだ。
おかげで命拾いをしたのだから、美少年であることも生きるための武器と言ってもいいだろう。
ハンガリーは日本と同じように苗字が先に来るらしいので、本当はジェーマント・アンドラーシュ、ジェーマント・ラースローと表記するのがきっと正しいのだろう。
この作品のために見出された双子だということだから、演技の経験は無い?

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2014年10月14日

荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜

A Million Ways to Die in the West

公開中なので控えめに。

平均寿命が30代という、西部開拓時代1882年のアリゾナの田舎町オールド・スタンプ。
羊の世話もまともに出来ない牧童のアルバート(セス・マクファーレン)は、必死で毎日生き延びてきた。
決闘はブーイングが起きようと謝って金を払うことで回避するような情けない男だが、とびきりの美人ルイーズ(アマンダ・セイフライド)と言う恋人がいた。
ところが、自分を磨くためと言って彼女はアルバートに別れを切り出した。
鈍感で純朴なアルバートは、ルイーズのことが諦められずもう一度振り向いてもらおうとするが、実は彼女は洒落た金持ち、“髭サロン”の経営者フォイ(ニール・パトリック・ハリス)に鞍替えしていたのだ。
ショックを隠しきれないアルバートだったが、偶然1人の女性の命を救った。
その女性アナ(シャーリーズ・セロン)は、兄と2人で町に着たばかりの新参者。
不思議と気があったアナにルイーズのことを話すと、彼女は恋人の振りをしてルイーズの気を引き妬かせようと・・・
それが裏目に出て、アルバートはフォイと決闘することになってしまった。
素晴らしい銃の腕を持つフォイに対し、アルバートはからっきし。
フォイ以上のガン捌きを見せたアナが付きっ切りで特訓した成果は・・・
その当日、なぜかアナが来てくれない。
実はアナは・・・・

往年の西部劇風のオープニング。
好きだなぁ〜 この雰囲気♪
ワクワクしてしまう。
「テッド」のセス・マクファーレンの作品だから、予想通り、素敵に下品で情けなくてくだらなくて緩くて楽しかった♪♪
テンションがわりと平坦で低めなのも、気を抜いて見ていられるから良かったなぁ〜

原題の通り、西部では100万通りの死に方があると言うことで、些細なことで死んでしまう例が沢山出てくる。
ミュージカルとまでは行かないが、歌や踊りも楽しい。
フォイというか、ニール・パトリック・ハリスが素敵な髭(カイゼル髭というデザインかな?)を強調しながら、「口ひげの歌」を歌う♪
この歌、「口ひげさえ(口ひげさえあれば)」という、スティーヴン・フォスターの曲だとは知らなかった!
(歌詞は、セスたちがアレンジしたようだが)

男を見る目がない可愛いお馬鹿さんのルイーズ。
アルバートとフォイを比べて、アルバートを選ばなくても「男を見る目がない」とは言いにくいが(苦笑)
男勝りでさばさばしたクール・ビューティーのアナ。
格好いいしルイーズよりもいい女に見えるが、実は彼女もそれ程「男を見る目がある」とは言いがたいような・・・
アルバートの親友エドワード(ジョヴァンニ・リビシ)も、クリスチャンだから婚前交渉をさせてくれない恋人がいるが、彼女は最低一晩で10人は客を取る売れっ子娼婦のルース(サラ・シルヴァーマン)。
はたから見ると可哀想に見えるような「女を見る目がない」男だが、この映画の中で一番幸せそうだからきっとお似合いのカップルなんだろう(苦笑)

恐ろしいお尋ね者の極悪人クリンチ役は、リーアム・ニーソン。
「テッド」に引き続き、声の出演のパトリック・スチュワート、台詞すらないライアン・レイノルズ、かの有名な車と登場のドクことクリストファー・ロイド、他にもユアン・マクレガーとかジェイミー・フォックスとか、チラッと登場の豪華な皆さん!!

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2014年10月10日

セクター5 [第5地区]

True Bloodthirst
Vampire Nation
Vampyre Nation


ヴァンパイアとの共存を断念したルーマニア政府は、セクター5にヴァンパイアを隔離した。
だが、そのセクター5で、ヴァンパイアと人間が惨殺される事件が起きた。
国連のヴァンパイア対策本部のコヴァックス本部長(ローク・クリッチロウ)は、デリックス警部補(ニール・ジャクソン)に、ロンドン警視庁のイネス=バンチリー警部補(ジョナサン・ハーグリーヴス)と組んで捜査するようにと命じた。
しかしデリックスは、ヴァンパイア・ハンターのハーカー(アンドリュー・リー・ポッツ)のチームを加える。
彼らは、600歳になるヴァンパイアのアンゲル(ユアン・ベイリー)から情報を収集。
彼の話によると、共通の敵は、血液の闇取引により汚染血液を飲んで突然変異した新種、人間もヴァンパイアも殺す“吸血蝙蝠”。
アンゲルの息子アレクサンドルも吸血蝙蝠になってしまっていたため、アレクサンドルの弟ニコライ(ベン・ランバート)も捜査に加わることに。
ハーカーは追跡弾を吸血蝙蝠に撃ち込み、彼らのアジトを見つけるべく後を追った。

雰囲気は悪くなかったし、人間とヴァンパイアの共闘も期待できそうな雰囲気があった。
が、チームはそれなりの人数がいる割に個性を発揮できていなかった。
特に目だって華があるキャラもいなくて、サブキャラ集団のようになってしまっていたのが残念。
個人的には、もう少しハーカーに目立ってもらいたかったのだが。

この事件の黒幕は?
と言う部分も、分かりやすいから、サスペンスとしても弱いなぁ・・・・

色々惜しいが、そんなに嫌いじゃないよ、哀生龍は。



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2014年10月09日

ターミネーター・ソルジャー

Flesh Wounds

米国国防省研究チーム、博士2人と兵士5人が消えてしまった。
しかし、“存在しない施設”であることから正規の特殊部隊は遅れない。
そこで白羽の矢が立ったのはタイラー中尉(ケヴィン・ソルボ)のチームだった。
現地に着いて24時間が、彼らに与えられた時間。
CIAのカサンドラ(ヘザー・マリー・マースデン)も同行すると知って、タイラーは渋い顔をしたが拒絶は出来なかった。
ジャングルの奥に残されていた遺体や争った痕跡を見る限り、訓練されたテロリストとは違うようだった。
もっとヤバい何か・・・
カサンドラはタイラーと2人っきりの時に、秘密にしていた情報を明かした。
ここは<E16>の練習場だったのだ。
特殊兵器であるサイボーグのプロトタイプ<E16>は、対テロリスト兵器のはずだったが・・・

ケヴィン・ソルボ(ケヴィン・ソーボ)が主演だから見たのだが・・・
TVMにしてもこれはかなり・・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
あらすじもざっとしか書かなかったが、まぁ、書くほどのものも無かったし、なんだか何かに似ているような気もしたし(汗)
何に似ているのかと思ってネットで検索してみたら、かの有名な「プレデター」だそうだ。
あいにく哀生龍は「プレデター」をまともに見たことが無いのだが、それでも“似ているような気がする”と思ったぐらいだから、もろ“まんま”なのかもしれないぞ ( ̄Д ̄;;

光学明細か何かで見えないと言うことで、終盤まで敵の姿は出てこないし、見方はあっけなく殺されていくし、いつの間にかタイラーは邪険にしていたはずのカサンドラといい雰囲気だし・・・
その上、ハラハラドキドキ感も無く・・・
普段からケヴィン・ソルボ主演作はB級が多いにしても、ここまでだと、見ていて可愛そうになってしまうよ(苦笑)



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2014年10月08日

パラドックス PARADOX

Paradox

骨董商のボーフォートが殺される事件が起きた。
現場を捜査中に刑事ショーン(ケヴィン・ソルボ)はペガサスで逃げた犯人に胸を撃たれたが、運よく煙草入れに命を救われた。
しかし、相棒は頭を撃たれて殉職してしまった。
マジック・ワールドの文明の基礎は魔術だが、この事件の凶器からは魔術の痕跡が見つからなかった。
魔術を使わずに金属片で人を殺せるのかを調べるためにショーンは科学の店を訪ね、伝説・迷信と思われている科学の存在を信じる“現実主義者”のレノア(ステフ・ソング)に証拠品の分析を頼もうとしたが、警察嫌いの彼女に拒否されてしまう。
科学に詳しい魔術師が犯人ではないかと疑ったショーンは、130歳のウィンストン・チャーチル(A・C・ピーターソン)にも会いに行った。
ウィンストンは犯人ではなかったが、大きな収穫があった。
彼は、魔術に変わって科学を重んじる異次元の世界が存在すること、その世界の“銃”が凶器だとショーンに教えたのだ。
その世界に行く方法も発明していたウィンストンは、協力はするが他言無用だと言う。
彼が言うには、普通は向こうの世界にも自分の分身がいるが、どちらにも属さない一人しかいない“パラドックス”と呼ばれる者が存在するらしい。
ショーンは新たな証拠“銃”を持って再びレノアを訪ねると、今度は協力を承諾してくれた。
実はショーンも“科学派”だったのだ。
捜査を進めるためにショーンとレノアはウィンストンの装置を使って、科学が重んじられる異次元に行き・・・・

オープニングや合間合間にコミック風の挿入があったのだが、後で調べてみたら、カナダのコミック“PARADOX”三部作が原作だった。
魔術の世界と科学の世界のパラレルワールドを行き来しながら事件を解決していく、アクション&ファンタジー&SF&サスペンス&おまけにちょっとだけロマンス。
主役がケヴィン・ソルボ(ケヴィン・ソーボ)だから見たので、お安いB級テイストなのは承知の上(苦笑)
承知していたにもかかわらず、コミック風の演出や雰囲気が好みで楽しかっただけに、CGのチャチさがとても残念に感じた。
無理してペガサスとか出さなくても良かったのになぁ・・・・
最後のモンスターもなぁ・・・・

お目当てのケヴィン・ソルボは、ハードボイルドの刑事風やピッとしたスーツなど複数の装いをしてくれていたし、アクションシーンもあったし、相変わらずいい声をしていたし、期待以上だった。
(どれだけ期待値が低かったんだ? 苦笑)



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2014年10月07日

レンタルリスト

ブログに感想を書いたかどうかに関係なく、借りた作品のリストを書いておくことに。

9月
バイオレンス・マウンテン 陵辱の山  お目当て:グスタフ・スカルスガルド ピーター・ストーメア
ヘルベンダーズ 地獄のエクソシスト  お目当て:クリフトン・コリンズ・Jr.
レッド・リベンジ  お目当て:ダニー・トレホ ルーク・ゴス
エグザイル  お目当て:ポール・ダノ
俺たちスーパーマジシャン  お目当て:スティーヴ・カレル スティーヴ・ブシェミ
アメイジング・トイワールド カラクリ地下迷宮とおもちゃ王の秘宝  お目当て:クラウディア・ベガ スペイン映画
ラグナロク オーディン神話伝説  お目当て:ノルウェー映画
キラー・トーナメント  お目当て:ニュージーランド映画
ドン・ジョン  お目当て:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
地中海式人生のレシピ  お目当て:スペイン映画
アイアンクラッド:ブラッド・ウォー  お目当て:
セクター4  お目当て:
ハード・パニッシャー  お目当て:ダニー・ダイア
17歳  お目当て:フランソワ・オゾン
愛の犯罪者  お目当て:マチュー・アマルリック
スターナイト エイリアンVS竜の騎士  お目当て:ハーヴェイ・カイテル スペイン映画

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2014年10月06日

今後の劇場鑑賞予定

劇場で見ようかなと思っている作品。
10/4にアップしたリストはここ

10月分は・・
「SCUM/スカム」はレイトショーしかないようなので、映画館での鑑賞は難しそうだ。
「ニンフォマニアック 1部」(2部は11月)は、大きなスクリーンがボカシだらけだったら不気味だから、一般上映が始まった後の口コミ情報を参考に、映画館で見るかどうかを決めようと思う。
最初は「ミニスキュル 森の小さな仲間たち」と併せて「メアリーと秘密の王国」も見ようと思ったが、ナメクジ&カタツムリが大の苦手の哀生龍は予告編だけでも辛かったから、「メアリーと秘密の王国」は見ないことにした。

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2014年10月02日

ジャージー・ボーイズ

Jersey Boys

公開中なので控えめに。

1950年代、イタリア系移民が集まる貧しい街、ニュージャージー州ベルヴィル。
理髪店の見習い、16歳のフランキー・カステルッシオ(ジョン・ロイド・ヤング)は天性の歌声を持っていた。
理髪店の客であり、この街を仕切るマフィアのボスでもあるジップ・デカルロ(クリストファー・ウォーケン)もまた、彼の歌声のファンだった。
バンドをやりながらコソ泥まがいの罪を犯す悪友トミー・デヴィート(ヴィンセント・ピアッツァ)に誘われ、彼のバンドで“フランキー・ヴァリ”と名を変えてリード・ヴォーカルをやるようになったものの、トミーもトミーの兄(ジョニー・カニッツァーロ)もベースのニック・マッシ(マイケル・ロメンダ)も刑務所に出たり入ったり。
バンドでもっと成功したい彼らは、強力な人材を探した。
ジョーイ(ジョセフ・ルッソ)が彼らに紹介したのは、15歳でヒット曲「ショート・ショーツ」を書いたボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)だった。
対等なパートナーの立場を条件に持ち出したボブに、リーダーで仕切り屋のトミーは嫌な顔をしたが、結局トミー、ニック、フランキーにボブを加えた4人組のグループとなった。
しかし簡単には売れず、何度も名前を変えてチャレンジした彼らに、やっとチャンスが訪れた。
『ザ・フォー・シーズンズ』として、プロデューサーのボブ・クルー(マイク・ドイル)と契約したものの、バックコーラスばかりで自分たちのレコードを作ってもらえない。
そこで、自分たちの曲を用意しレコーディング費用も自分たちで用意して、彼らはついに「シェリー」を大ヒットさせた。
しかしその裏では、仲間内での不協和音や借金問題、家族との不和とグループ崩壊の危機が・・・・

哀生龍はバンド名や作曲者や曲名はなかなか覚えられない・覚えてもすぐ忘れてしまうと言う、困った特技を持っているのだが、さすがに「シェリー」や「君の瞳に恋してる」と言った非常に有名な曲名ぐらいは忘れない。
好きな曲、懐かしい曲が何曲も出てきて、「あぁこれもザ・フォー・シーズンズの曲だったのか!」と。
まさか、大好きな「君の瞳に恋してる」が作られたのには、あんなエピソードがあったとは・・・・
某所で呟いたが、この曲を聞くとどうしてもホルヘ・サンス主演の【I love you baby】が見たくなる♪♪  予告編
この予告編でも流れる、スペイン語アレンジの『君の瞳に恋してる』もとっても好き♪♪
でもそんなエピソードがあったと知ってしまった今は、ちょっとしんみり・・・

トミーは軽率で自己中心的なとんでもない奴だが、彼の強引さと楽天的な部分があったからこそ、そんな奴がリーダーだったからこそ、売れなかったグループをあそこまで引っ張りあげられたんだろうなぁ・・・・
そして音楽に本気になってなければ、どんどん罪を重ねて生涯刑務所暮らしをしていたかも?
本当に酷い奴だと思いながらも、そんな部分をちょっとだけ買ってあげたくなった。
そんなトミーに対するフランキーがとった言動は、その辛抱強さは、哀生龍を非常に驚かせるものだった。
それもまた“ジャージー流”?
彼らが“ジャージー・ボーイズ”じゃなかったら、たとえば“ニューヨーカー”だったら、『ザ・フォー・シーズンズ』は誕生しなかっただろうし、誕生してもすぐにバラバラに崩壊していたんじゃないだろうか?
そして、フランキーやボブが十代であんな才能を開花させていたことに、これまた驚いた!
(演じている役者の年齢的に、どう頑張っても15歳16歳には見えなかったが 苦笑)

4人中3人は、ミュージカル版でも同じ役を演じたそうで、この映画では生録だったらしい。
フランキーを演じたジョン・ロイド・ヤングのファルセットは素晴らしいものだったが、個人的にはニック役のマイケル・ロメンダの歌声が好みだったな。

監督はクリント・イーストウッド。
彼の監督作品は何作か見たことがあるが、いずれも“監督がイーストウッドだから”という理由では見ていない。
この作品もそう。
何故なのか自分でも理由は分からないが、“イーストウッドが監督した作品”という部分には興味が湧かなくて・・・
このバンドの素顔の部分はかなりスキャンダラスだったり重かったりするのだが、どんよりせずに楽しい気分で見ることが出来たのは、イーストウッド監督の手腕?

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2014年10月01日

ファーナス/訣別の朝

Out of the Furnace

公開中なので控えめに。

とここでいつもならあらすじを書くのだが、海外版DVDを見たときの感想に適度にあらすじを書いていたので、今回は省略。
相変わらず英語は苦手な哀生龍だが、ネタバレは書いていないと思うし、それ程大きな勘違いはしていないと思う。
過去記事はここ

日本語字幕つきで、それも映画館で見ることが出来て、非常に嬉しい!!
海外版じゃ理解できなかった部分、拾えなかった部分、自分の解釈に自信がなかった部分が、今回かなりクリアになった。
個性的で曲者で演技派の俳優たちが集まっているから、重苦しく沈んだ物語なのだがとてもドラマチックに感じられ、繊細さと重厚感の両方を楽しめる。
内容を知っていても、改めて堪能できた!

繊細で真面目で善良な兄弟だが、生き方やその方向性は大きく異なる。
この町に対する感情、この町の産業に対する感情も。
クリスチャン・ベイルもケイシー・アフレックも大好きなのだが、この作品の中ではケイシーが演じた弟ロドニーの方が好みだったから、そっちに気持ちが沿った。
哀生龍にも弟が2人いるから兄の気持ちが分かり過ぎるため、逆に兄ラッセルと距離を置いてしまったのかもしれない。
兄弟どちらも好きなんだけどね(笑)
クリスチャン・ベイルとケイシー・アフレックって、こんなに歳が近かったのか!
とパンフレットで再確認して驚いた。
ラッセルは労働者の落ち着きを、ロドニーは色々なことに反発する子供っぽさを押し出していたから、年齢差を感じたんだよね。

製作には、リドリー・スコットとレオナルド・ディカプリオの名前が。
ディカプリオ自身が出演していなくて良かった(笑)
何となく、この作品の雰囲気にそぐわないような気がするから。

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