Carpe diem !! “刹那”こそが全て!!

過去も未来も関係無し! 「今」のために生きていたい!
今も昔も変わり者。きっと未来も変わり者。そんな刹那主義のAB型。

2004/11/30以前の日記は、旧日記から移し替えた分です

相変わらずTBの送受信が上手くいかないことが非常に多いようです。
ご迷惑をお掛けして申し訳ないです。

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2008年11月20日

ミュージック・オブ・ハート

Music of the Heart

海軍士官の夫チャールズが出て行ってしまったため、2人の息子ニック(マイケル・アンガラーノ)とレキシー(ヘンリー・ディンホファー)を連れギリシャで購入した50挺ものヴァイオリンと共に実家に戻って来たロベルタ(メリル・ストリープ)を、母(クロリス・リーチマン)は「子供たちを養わなければならないのだから、仕事を探しなさい」と励ます。
ばったり出会った旧友ブライアン(エイダン・クイン)の紹介で、転属が多い夫について引越しを繰り返していたため教師の資格も無く指導経験も浅いというハンデはあったが、イーストハーレムにある小学校に何とか臨時教師として雇ってもらえることになった。
ヴァイオリン・クラスを新設してもらい、自分の50挺のヴァイオリンを使って指導することになったロベルタ。
地域柄、本人も家庭も問題を抱えている生徒が多く、白人教師嫌いの逆風もある。
いつ辞めるとも分からない臨時教師に対する偏見もあり、課外授業である彼女のクラスは正規授業より下に見られてしまう。
それでも、どんな子供でも弾けるようになるとの強い信念で、熱心に、時には厳しく、真っ直ぐ子供と向き合った彼女は、みんなを学期末の発表会でキラキラ星変奏曲を披露するまでに育て上げるのだった。
しかし私生活では、彼女を応援し支えてくれるブライアンと結婚まで考えていたのに、彼との考え方の違いを埋めることが出来ず、破局。
両親の別居・離婚やブライアンとの破局により、ロベルタが思っていた以上に傷ついていたナイーヴなニックは、学校で問題を起こす。
それでも、彼女のヴァイオリン・クラスは10年目を迎え、他校にもクラスを持ち、生徒数も格段に増えて抽選が必要になっていた。
子供たちの情操教育にも多大な成果をあげているにも拘らず、教育委員会は財源カットのためにロベルタのクラスを廃止にすることに一方的に決めてしまうのだった。

実話を基にした作品。
80年代のイーストハーレム。
黒人が多い地域で、貧しい家庭が多くて、ギャングがいる危険な地域、というイメージがある。
ロベルタを雇ってくれた小学校は、良いほうなのかもしれない。
そんな小学校の子供たちが、熱心な先生と出会い、生き生きと目を輝かせて難しくて高価な楽器ヴァイオリンに触れ、勉強だけでは得られない何かを学び取った感動のストーリー。
そして、途中で道が途絶えそうになったときに、闘うことを選んだ先生がいて、先生を支える人々がいて、思いが伝わった瞬間を目撃する、感動のストーリー。
だが、哀生龍はそんな部分よりも、ロベルタの私生活、つまり夫や恋人との関わり方や息子たちとの関係が、とても興味深かった。

ロベルタ自身、ヴァイオリンに救われた
新しい仕事を得、新しい生きがいを見つけ、大きな実りをその手にしたのだ。
一度は校長ジャネット(アンジェラ・バセット)に採用を断られてしまったのだが、自分がヴァイオリンを教えてきた5歳と7歳の息子と3人で、ジャネットと音楽教師のデニス(ジョシュ・ペス)に演奏して見せて猛アピール。
メリル・ストリープもこの作品の撮影に当たりヴァイオリンを特訓したそうだが、アンガラーノも同じように習ったのだという。 今もアンガラーノは弾いているとか。
2人の息子の可愛くて凛々しい姿、姿勢良く胸を張ってヴァイオリンを弾く姿を見たら、自分の学校の生徒たちも同じようにしたいと思っちゃうよね(笑)
子供の可能性を思い描き、表情を輝かせた校長が印象的だった。

自分の通う小学校に、臨時教師の母がいる。
ちょっと浮いた存在で、厳しいから嫌っている人もいて、そんな人の息子だとみんなが知っている。
両親や母の恋人のことにプラスして、そんな学校生活がニックを傷つける。
大人が思っている以上に子供は些細な空気の変化を感じ取り、でも、現実の一部分しか理解できていない、繊細で利発なまだ7歳の男の子。
彼は、明らかに“”を必要としていた。
アンガラーノは11,2歳、もちろん顔つきはまだまだ子供だが、すっきりしているせいか、10代後半よりも顔立ちが男っぽく見えたぞ!
アンガラーノって、本当にちょっとした仕草や表情が良いんだよなぁ〜

17歳になったニック役はチャーリー・ホフハイマー、15歳になったレキシー役はキーラン・カルキン。
子役と似た顔の雰囲気ということだけで行けば、逆の配役のほうが(笑)
親に教わっていると、絶対に反発したくなる時期がある。
3歳ぐらいからヴァイオリンを習ってきた兄弟だが、ニックはチェロ、レキシーはピアノに転向していた。
正装してピアノを弾くキーランは、なかなかよろしんじゃないかと・・・
この兄弟、なかなか気が利くというか、母親からイイ感じで独立しているようで、勝手にロベルタのために恋人募集の広告を出してしまう(爆)
なんだかんだいいつつ手紙の中からロベルタが選んだ相手は、ダン(ジェイ・O・サンダース)というマスコミ関係の研究をしている教授だった。
初デートの別れ際、2人がキスするかどうかで賭けをして盗み見ている兄弟って・・・(笑)

子供たちのために闘うことを決心したロベルタは、校長、存続を望む親たち、クラスの取材を受けた事がきっかけで友人となったドロテア(ジェーン・リーヴス)、ドロテアの夫であるヴァイオリニストと彼の呼びかけに賛同した著名なヴァイオリニストたちが集まって、救済コンサートを開く事になった。
ここでまた試練が・・・
正直言うと、実話じゃなかったら、出来過ぎのストーリー展開に退いてしまったかもしれない。

タグ:音楽 ドラマ
posted by 哀生龍 at 06:31| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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