2005年01月31日

オペラ座の怪人

公開中なので控えめに
19世紀 パリ・オペラ座では仮面の怪人ファントム(ジェラルド・バトラー)が、影の支配者であった。
クリスティーヌ(エミー・ロッサム)の才能と美しさに惹かれたファントムは、プリマドンナのカルロッタ(ミニー・ドライバー)を強引に役から降ろす。
多くの者がファントムに恐れと怒りを持っている中、クリスティーヌは“音楽の天使”と信じ、彼の中の孤独を感じ取る。
オペラ座で起きる怪事件の犯人として追われることになるファントム。クリスティーヌを巡ってのラウル(パトリック・ウィルソン)との戦い。
華やかなオペラ座を舞台に繰り広げられる、美しくも哀しい愛憎劇である。

原作はガストン・ルルーのファンタジー・ホラー・ミステリー
この作品の中のラブストーリーの部分に光を当てて舞台ミュージカル化したのが、アンドリュー・ロイド=ウェーバー。
そして今回の映画化でも、彼自身が曲を書き足している。
哀生龍は原作は読んでいたが、舞台の方は見たことがない。もちろん曲のほうは有名だから良く耳にしていたが...
主役の3人は吹き替え無しの本人の歌声。“音楽の天使”はどんな歌を聞かせてくれるのか! と興味津々だった。
ジェラルドはオペラ歌手とは色合いの違う、ロックテイストのある(個人的には好きな)歌声であった。・・・これが“音楽の天使”?
エミー・ロッサムの17歳とは思えない歌声。そして2人の男に愛される女性を可憐に演じていた。
2人に比べると、やや目立たないラウル。でも3人での掛け合いなど、パトリックも魅力的な歌声を披露してくれる。
オペラ座の舞台裏や地下湖等、映画ならではの表現の素晴らしさも見所。

ただ、ラブストーリーよりもミステリーの方が好きな哀生龍にとっては、物足りなさを感じてしまった。
ファントムの生い立ちと孤独、そして溢れる才能が彼をどんな行動に駆り立てたか。もちろんそれは描かれているのだが...
彼の愛は、クリスティーヌにだけ向けられていたのではない。
そして、もっとダークな面も有るのだ。

(関連ショート・ショート: ある日のファントム ・ 05.10.27 )
posted by 哀生龍 at 00:01| Comment(12) | TrackBack(13) | | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、おじゃまします。
あのような映画メモ部にTrackBackいただいちゃって非常に恐縮です。
感謝と共に、人生史上初めて、TrackBackさせていただきました。
実は、これまで、良く判ってなかったのですが・・・
って、いまも判ってませんけど。
「オペラ座の怪人」あんな事言ってますが、もう一回見ておきたい気分盛り上がり中です。
Posted by こぶ。 at 2005年02月02日 14:40
最初のTBって、するのもされるのも、とてもドキドキですよね!
「オペラ座の怪人」
この手の作品は、やっぱり大きなスクリーンじゃないと駄目ですよね。もう一度見るのなら、哀生龍もやっぱりレンタルを家で見るよりも、劇場に足を運ぶだろうなぁ・・・
Posted by 哀生龍 at 2005年02月02日 18:11
音楽の天使の声って考えると、うん?と思いましたよね(笑)
怪人らしい声でしたが。
ホントおっしゃるとおり、もっとダークな面を見たかった気がします。
鏡の部屋、少しだけ出てきましたが、原作のトリックが見たかったです。
Posted by まりりん at 2005年02月05日 18:22
まりりんさんも“ダークな面”が足りないと感じましたか?
怪人の“怪人たる所以”を、もう少し見たかったですね!
鑑の部屋のトリック。舞台では無理でも、映画なら描けたはず。哀生龍も見たかったです!!!
Posted by 哀生龍 at 2005年02月05日 20:07
舞台も原作も読んだことがなく、
歌だけしか知らずに行ってまいりましたが
原作、面白そうですね~
早速さがしてみます♪
Posted by まめ at 2005年02月28日 09:53
原作⇒ミュージカル化⇒映画化・・・した作品なので、やっぱり歌がポイントでしょう!
オペラ調&ミュージカル調&ロック調の、面白い取り合わせですよね!
それはそれで好きです(笑)
原作を読むと、ファントム像が変わると思いますよ! まめさんも是非楽しんでください!
Posted by 哀生龍 at 2005年02月28日 12:29
以前劇団四季の舞台で「オペラ座の怪人」を見ました。内容は、そんなに変わらないですね。なので、映画を見てる感覚ではなく舞台を見てる感覚でした。どちらも好きだからいいですけど。
怪人のジェラルド・バトラー。スコットランド、グラスゴー出身。これだけで、許しますね。(笑)
トゥーム・ライダー2の彼って言われなきゃ気がつかないっす。
Posted by たあぼう at 2005年04月23日 18:24
>怪人のジェラルド・バトラー。スコットランド、グラスゴー出身。これだけで、許しますね。(笑)
もちろん(爆)
でもトゥームの時も印象が薄くて、顔が覚えられなかったです(^^ゞ

劇団四季
日本語の歌詞ですか?
ここのところ舞台・ミュージカルを見ていないので、たまには行きたくなりますね。
Posted by 哀生龍 at 2005年04月24日 09:58
哀生龍 さんありがとう
私のところでも書きましたが
原作を読みたいです どうも映画だけじゃ少し物足りないので その訳を知りたいのです
なんかラウルもへたれ気味で・・・
Posted by at 2005年06月15日 02:28
>その訳を知りたいのです
原作の方が、ミステリー色が濃いですね。
ファントムの“怪人”らしさが強いんです!
映画は、アンドリュー・ロイド=ウェーバーのラブ・ストーリーの部分を強調したミュージカルの映画化、と言う赴きなので、原作とファントムとはイメージが違うと思いますよ。
是非原作で、違った面を楽しんでくださいね!
Posted by 哀生龍 at 2005年06月15日 05:35
あ~~~、なるほどねぃ。ダークサイドの書き込みが足らん訳か…と一人納得。それで途中でちとダレるんですかねぃ。
ジェラルド・バトラーは今までになくセクシーな怪人でした。なのでおどろおどろしさが不足したのかもしれません。
エミー・ロッサムが可愛い~ですね。

ま、小生はもう一回観るならもっとでっかいスクリーンでもっと音響設備の素晴らしい映画館で観たいっす。
Posted by sheknows at 2005年09月30日 02:11
>ダークサイドの書き込みが足らん訳か…
ストーリーを、クリスティーヌを中心としたラブロマンスと見るか、ファントムの愛と孤独と憎しみと見るか、それによって期待するものが違いますよね(笑)
哀生龍は、原作のミステリアスな部分が好きだったので、“ダークサイドの書き込みが足りない”と感じました。
それにしても、本当にエミーって若いけど浮ついてなくて、“可憐で可愛らしい”雰囲気がある人ですね!

>もっとでっかいスクリーンでもっと音響設備の素晴らしい映画館で
そう思います! DVDでも見ましたが、凄く物足りない・・・
Posted by 哀生龍 at 2005年09月30日 05:47
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック

『オペラ座の怪人』
Excerpt: ■監督 ジョエル・シュマッカー ■製作・作曲 アンドリュー・ロイド・ウェバー ■キャスト ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン  それは、哀しくも美しい愛の物語 19世紀..
Weblog: 京の昼寝~♪
Tracked: 2005-01-31 09:37

オペラ座の怪人
Excerpt: 1月29日(土) 待ちに待った【オペラ座の怪人】公開初日!朝一番の回で観て来ました{/heartss_pink/}{/heratss_blue/}{/heartss_pink/} オペラ座の怪人フリ..
Weblog: ::あしたはアタシの風が吹く::
Tracked: 2005-01-31 11:12

オペラ座の怪人(THE PHANTOM OF THE OPERA)
Excerpt: MUSICAL THE MOVIE。ちょっと想像していたものとは違ったですが、凄い!金かけてるぞっ!って感じ。 内容は言わずと知れたミュージカルなので・・・ 1919年の廃墟と化したオペラ座で..
Weblog: ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
Tracked: 2005-02-01 09:46

オペラ座の怪人/The Phantom of the Opera
Excerpt: これは、ミュージカル映画? はたまた、オペラ映画?(そんなもんは、無いのか・・...
Weblog: かり。
Tracked: 2005-02-02 14:33

★★★★★「オペラ座の怪人」ジェラルド・バトラー、エミー・ロ...
Excerpt: もし私が怪人だったら、淋しくて、やりきれない。この世界に、自分の理解者が、誰ひとりいないのだ。クリスティーヌへの愛が屈折したものだとしても、彼の心の傷みを思うと、仕方のないことだと思う。もう中盤から涙..
Weblog: こぶたのベイブウ映画日記
Tracked: 2005-02-04 00:33

更新情報 2005/2/3 「ウルフ」「オペラ座の怪人」
Excerpt: CINEMA......「ウルフ」、「オペラ座の怪人」の感想をアップ。 ACTR
Weblog: silver glass
Tracked: 2005-02-05 18:16

オペラ座の怪人
Excerpt: あまりにも有名なテーマ曲、ファントムが美女をゴンドラに乗せ漕ぎ行くシーンぐらいしか知らず、もちろん劇団四季のミュージカルさえも観てないのでワクワクしながらの観賞。 まずは豪華絢爛、衣装や舞台セッ..
Weblog: future world
Tracked: 2005-02-06 01:03

オペラ座の怪人 期待通り★5
Excerpt: オペラ座の怪人 ★★★★★ 今までこんなに待ち遠しかった映画があったでしょうか。 席について他の映画の予告とかやるじゃないですか。 いつもはあ~この映画要チェックかも。とか楽しんでるのですが、今回は・..
Weblog: おえかき上達への道
Tracked: 2005-02-09 01:45

オペラ座の怪人 -THE PHANTOM OF THE OPERA-
Excerpt: 今まで行ったことが無かったので、今日は六本木ヒルズ内のヴァージンシネマズにて「オペラ座の怪人」を見てきました。 「アレキサンダー」とどっちを観るか迷ったのですが…オペラ座の怪人のストーリー自..
Weblog: シエナブラウンな日々。。。
Tracked: 2005-02-13 23:04

オペラ座の怪人
Excerpt: The Phantom of the Opera 製作・脚本・音楽:アンドリュー
Weblog: 豆飛ばして行こう。
Tracked: 2005-02-28 09:22

「オペラ座の怪人」
Excerpt:  危うい恋はせつない 『オペラ座の怪人』観てきました 正直言って何故だか分からないけど あまり期待してなかった 多分クリスティーヌ役のエミー・ロッサムに 興味が無かったからかも あまり..
Weblog: 慧-Style
Tracked: 2005-06-15 02:18

オペラ座の怪人
Excerpt: (米/ジョエル・シューマカー/劇場/DVD/★3.5) DVDが発売されたというのになにをモタモタ劇場で観賞してるんだ?私? 先週末1回、満席で空振りしたのだけれど、この映画は、家のちゃちなTVで..
Weblog: amapola
Tracked: 2005-08-31 15:36

The PHANTOM of the OPERA
Excerpt: オペラ座の怪人 監督:ジョエル・シューマッカー 出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン、ミニー・ドライヴァー、シアラン・ハインズ、サイモン・..
Weblog: 引き出しの中身
Tracked: 2005-09-30 02:06