2007年12月10日

ローマン・エンパイア

Imperium: Augustus

オクタヴィアヌス・アウグストゥス、またの名をガイウス・ユリウス・カエサル(ピーター・オトゥール)は、後継者選びを迫られていた。
娘ユリア(ヴィットリア・ベルヴェドール)と結婚させた腹心であり親友であるマルクス・ウィプサニウス・アグリッパが急死し、オクタヴィアヌス自身の体調も思わしくない。
彼は自分の血のつながったまだ幼い2人の孫を後継者にするつもりだったが、妻リヴィア(シャーロット・ランプリング)は自分の連れ子であり軍人のティベリウスが跡を継ぐことを、強く望んでいる。
また、娘ユリアは、父親ほど歳の離れたアグリッパが亡くなった後、かつてオクタヴィアヌスが倒したマルクス・アントニウス(マッシモ・ギーニ)の息子ユルス・アントニウス(フアン・ディエゴ・ボット)と恋仲に・・・
オクタヴィアヌスは語る。 自分の人生を捨て、おじであるユリウス・カエサルの遺志を継いでローマに平和と安定をもたらすために、何をなしてきたのかを。
若きオクタヴィアヌス(ベンジャミン・サドラー)とアグリッパ(ケン・デュケン)は、田舎からローマに出てカエサルの闘いに参加する。
その時ローマで出会ったのが、貴族の娘リヴィア(マルティナ・ステラ)だった。
カエサルは勝利を得、同胞間での戦いに終止符を打ち、ローマに平和をもたらす。 しかし、政敵に温情を見せて粛清しなかった事が、後々火種となるのだった。
辛うじて勝利に貢献することが出来たオクタヴィアヌスはカエサルから息子と呼ばれるようになり、アグリッパとカエサルの友人の息子ガイウス・マエケナス(ラッセル・バール)と共にマケドニア軍団の軍事訓練所に入るのだが、そこでカエサル殺害の知らせを聞くこととなった。
カエサルの遺言で後継者となったものの軍人としても政治家としても未熟なオクタヴィアヌスは、優れた軍人アグリッパと政治戦略に長けたマエケナスを両腕として、ローマ帝国初代皇帝としての人生を歩み始める。

TVモノで大モトは200分らしい。
が、日本版DVDは117分。
この作品は史実に忠実ってわけじゃなさそうだし史実はあちこちで調べられるから、このぐらいの長さにしてくれて良かったのかも(苦笑)
何しろ名前だけは知っていても、彼が実際どんな事をしてどんな人間関係を構築していたかなんて全く知らないから、詳しく語られても混乱するだけだったろう。
何しろチラッとネットで調べただけでも、政略結婚のためか、みんな再婚しまくって姻戚関係が複雑怪奇な状態で・・・(ノ_-;)
おまけに、字幕の名前と呼んでいる発音が違う・・・
ユリア→ジュリア
カエサル→シーザー
とかね(^^ゞ

名優オトゥールの、枯れた演技に迫力ある一喝。
冷たさと威厳の中に愛を感じさせる、ランプリングのキリッとした演技。
重厚感のある“現在”のシーンだ。
対する“若かりし頃”のシーンは、一介のカントリー・ボーイらしい地味な印象のオクタヴィアヌス(苦笑)
幾分体力的な面で弱さがあり、お世辞にも軍人として功績があったようには見受けられない。
はやる気持ちを抑えキレなかった、無鉄砲な若者って感じだね。
甥っ子じゃなければ、カエサルはオクタヴィアヌスに目を留めることはなかったかも?
どう見ても、アグリッパのほうが役立ちそうなんだから(笑)

そして、登場シーンでアグリッパに眉をひそめさせた、お気楽な遊び人にしか見えないマエケナス。
ゲイっぽさがプンプンする彼だが、政治情勢を見る目は確かで、冷静な一言を吐く。
この両腕との出会いこそがオクタヴィアヌスに成功をもたらした、と言っても過言じゃないだろう。
やっぱり、運命??

お目当てはケン・デュケンとフアン・ディエゴ・ボット。
当たり前と言っちゃ当たり前だが、英語の作品だったから、ボットもデュケンも英語を普通に喋ってたよ!
ボットはローマ風の髪形がかなり良く似合ってたけど、思ったよりも首が太かった事に気づいた。
出番は少なめで、あんまり良い役回りじゃなかったね。
その分、デュケンは頑張ってたぞ!(多分 笑)
B級作品ばかりじゃなくて、本当に良かった(^^)
アグリッパも気取らない、素朴なカントリー・ボーイ!
ローマの綺麗な女性に目を輝かせたり、マエケナスのおねぇキャラや裸にに嫌そうな顔をしたり(笑)
普段の素朴なトーガ(?)で馬に乗ったり、フル装備の甲冑姿を見せたり、やっぱりコスプレが良く似合うなぁ~

あ・・・誰かに似てると思ってたけど、ひょっとして“ウエンツ瑛士”??


ラベル:ドラマ コスプレ
posted by 哀生龍 at 06:14| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
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