2016年03月08日

ディバイナー 戦禍に光を求めて

The Water Diviner

【ネタバレしているかもしれないので注意】


お目当ては、監督・主演のラッセル・クロウ。
ハットと馬を駆る姿が非常に格好良く決まるラッセル・クロウだから、そんな彼の姿が見られて大満足。
彼自身が息子を持つ父親ということもあって、息子たちを戦場に送り出してしまった父親・息子たちを探し出して故郷に連れ帰ろうとする父親の気持ちがひしひしと伝わってくる、ラッセル・クロウの熱い演技が見られたことも、大満足。
かつて敵だった相手に対しても礼儀正しく振舞うヒューズ中佐は、ジェイ・コートニー。
オーストラリア映画を続けて見ているから、またジェイ・コートニーを見ることに(笑)

“The Water Diviner”とは、ダウジング・ロッドを使って水脈を見つけ出す人のことだった。
ラッセル・クロウが演じるコナーは、水脈探しの名人だったようで、なんと異国トルコの戦場で消息を断った3人の息子のことも、科学的には説明できないような見つけ方をする。
父親としての息子たちに対する強い想いとオーストラリアに連れ帰りたいという願いが、息子達の元に導いたのかもしれない。

第一次世界大戦の実話を元にした作品。
“ガリポリの戦い”というのは聞いたことがあったが、オーストラリア・ニュージーランド混成軍が遠征していたとは全く知らなかった。

監督としてのラッセル・クロウの手腕は良く分からないが、彼の腕なのか脚本の良さなのか、父と息子、夫婦、オーストラリア人とトルコ人等の人間関係や想いが丁寧に描かれていて、重く苦しいところもあるのだが見終わった後には心地良さが残った。

そうそう、イスタンブールのホテルの少年を演じたディラン・ジョージアズは、とても印象に残った。
立派な眉毛も一因(笑)
どんな俳優になって行くのか気になる!

最後のクレジットの、そのまた最後に・・・
“South Sydney Rabbitohs 21st premiership you beauties.”
ラッセル・クロウが共同オーナーを務めるラグビーチームが、2014年に21回目のリーグ優勝をした(という意味だよね?)ことを讃えているんだろうね。

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ラベル:ドラマ ロマンス
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2016年03月07日

特捜部Q -キジ殺し-

Fasandræberne
The Absent One

<未体験ゾーンの映画たち2016>にて上映

【ネタバレしているかもしれないので注意】

特捜部Qのシリーズの2作目。
1作目もこの<未体験ゾーンの映画たち>で上映されたのだが、その後日本版DVDが出た!
もちろん小説を読んだ方が詳しく丁寧に描かれているから、重厚感があるのだが、映画もスピード感があってこれはこれで見応えがある。
ローセを演じたヨハン・ルイズ・シュミットは、小説の中のローセよりも癖がなくて少々物足りなく感じてしまった。
お目当ては、主役のカールを演じるニコライ・リー・カース、助手アサドを演じるファレス・ファレス、そして今回の主要キャラを演じたピルウ・アスベックとデイヴィッド・デンシック。
やっとニコライ・L・Kが演じるカールに違和感を覚えなくなった(苦笑)
1作目のときは、小説を読んだ時のイメージからどうしてもキム・ボドゥニアの顔がちらついてしまったんだよね。
少しだけだが、ソーレン・ピルマークもちゃんと出てきて嬉しかった。
3作目の“Pからのメッセージ”もすでにデンマークでは公開になったようだから、来年には日本でも見られるだろう!(と期待している)

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2016年02月23日

ディスクローザー

Felony
<未体験ゾーンの映画たち2016>にて上映

【ネタバレしているかもしれないので注意】

お目当ては、ジョエル・エジャートン(ジョエル・エドガートン)。
ジョエル自身が脚本を書き主演し、兄のナッシュがスタント・コーディネーターとジョエルのスタントダブルを担当。

舞台はジョエルの地元のオーストラリアで、彼は手柄を上げた刑事のマルことマルコム・トゥーイーの役。
仲間たちと祝杯を挙げ、酒気帯びの検問を合言葉でやり過ごしたマルだったが、自転車で走る少年にサイドミラーを当ててしまった。
当て逃げせずに救急車を呼んだまでは良かったが、少年が意識不明の重症だったため、つい自分が当てたとは言えずに“発見者”を装ってしまう。
マルを庇うため小細工をするベテランのカール・サマー(トム・ウィルキンソン)。
何かがおかしいと感じ取る、新参者のジム・メリック(ジェイ・コートニー)。

マル自身にも子供たちがいるし、本来善良な男だから、罪の意識に苦しむ。
しかし家族を守るためにも、今抱えている事件の捜査を駄目にしないためにも、自分が“当て逃げ犯”だとは名乗り出せない。
被害者の少年の母は、救急車を呼んでくれた恩人だとマルに感謝するから、余計に良心の呵責が・・・
善良な人間の中にもある、善良では無い一面。
悪人ではないが、完璧な善人でもない。
マルを追い詰めていくジム自身が、マルと同じような状況に立たされた時・・・

決して楽しい映画じゃないし、ラストに向けてどんどん息苦しくなってかなり疲労感があったが、期待以上に見ごたえがあった。

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2016年01月13日

タイム・トゥ・ラン

Heist
Bus 657

<未体験ゾーンの映画たち2016>にて上映

【ネタバレしているかもしれないので注意】

お目当てのジェフリー・ディーン・モーガンが、主役のヴォーンだ。
娘の命を助けるために犯罪に加担してしまった父親は、どんどん状況が悪くなる中でどう立ち回るのか、というストーリー。

“教皇”(ロバート・デ・ニーロ)のカジノで長年ディーラーをやってきたヴォーンは、大切な娘の手術費用がどうしても必要だった。
支払い期限が迫る中、“教皇”から借金を断られてしまったヴォーンは、最近入ったばかりの同僚コックス(デイヴ・バウティスタ)から持ちかけられたヤマに加わることに。
“教皇”のカジノから、警察に届け出ることが出来ない裏事情のある金を盗もうというのだ。
しかし予定外のことが起こり、路線バスをジャックすることになってしまう。
たまたまバス・ジャックに気付いた警官クリス(ジーナ・カラーノ)、現場を仕切る刑事マルコーニ(マーク=ポール・ゴスラー)、すぐに暴力的な行動に出るコックス、人質となった運転手と乗客たち。
深みにはまっていくヴォーンは、機嫌までに金を病院に届けることが出来るのであろうか?

端役のようでありながら知った顔の俳優が演じているから・・・ と先読みしたくなった(苦笑)
たとえばジーナ・カラーノはその経歴からか、似たようなキャラを演じることが多く、警官クリスがヴォーンにとって敵になるか味方になるかは、すぐに分かってしまう。
が、この作品の肝はそういう部分じゃないから、マイナス要因ではない。
どう転んでもヴォーンにとって希望的観測が出来ない状況で、何処に着地点を求めるのかと、結構スリリングだった。

そして、ある男と家族の物語という点では、ヴォーンの物語以外に、もう1人の男の物語もあった。

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2015年09月08日

天使が消えた街

The Face of an Angel

公開中なので控えめに。

ここ数年仕事が上手くいっていない映画監督のトーマス・ラング(ダニエル・ブリュール)は、4年前にイタリアの古都シエナで起こった留学生殺人事件を題材にした新しい映画プロジェクトのために、ローマ在住のアメリカ人ジャーナリストのシモーン・フォード(ケイト・ベッキンセール)と会った。
彼女は、この事件に関する詳細なノンフィクションの著者なのだ。
殺されたのは、イギリス人のエリザベス・プライス(サイ・ベネット)。
共同フラットの自室で、半裸状態の遺体で発見された。
犯人として逮捕されたのは、ルームメイトのアメリカ人留学生のジェシカ・フラー(ジュヌヴィエーヴ・ゴーント)と、彼女のイタリア人の恋人と、彼女のバイト先の経営者の3人。
トーマスはシモーンと共に、一審で有罪となったジェシカの控訴審が始まろうとするまさにそのタイミングで、シエナを訪ねた。
ジェシカが魅力的で人目を引くような女子大生だったことから、取材合戦は白熱し、メディアはとてもスキャンダラスに報道していた。
一方トーマスは、プロダクション関係者とのミーティングでは他のメンバーの考えていることに違和感を覚え、取材を続けても事件の真相は一向に見えてこず、ダンテの「神曲」に着想を得た映画の構成はプロダクションの意向には合わない。
そんなトーマス自身も、問題を抱えていた。
愛娘ビーことベアトリーチェの親権を、離婚した女優の妻と争っている最中だった。
そんなトーマスの心を癒してくれたのは、シエナで知り合ったイギリス人大学生のメラニー(カーラ・デルヴィーニュ)だった。

実際にあった事件を題材にした作品。
しかし、哀生龍はこの事件を知らず(または、完全に忘れてしまっていたので)、現実味が感じられなかった。
異国から来た魅力的な女子大生が、これまた別の異国から来た魅力的なルームメイトの女子大生に殺された。 留学生と現地の青年との恋。 怪しい黒人。 と、偏見と思い込みの上に組上げられた仮説に憶測、一般の人々の好奇心を掻きたてる様な報道のされ方に、訳知り顔で持論を披露する者。
現実に起きた事件の被害者はもちろん、加害者の方も、こんな異様に盛り上がるメディアや一般人に振り回され、踊らされ・・・
メディアだけでなく一緒に盛り上がってしまう一般人も、二次的・間接的な加害者なんだよね。

そう思いながら見ていた一方で、捉えどころが無い映画だなぁ・・・とも感じていた。
最初から最後までハマれず、置いてけぼりをくらったというか、トーマスがこだわるポイントがピンと来なかったと言うか。
娘の名前ベアトリーチェも場所柄も関係しているダンテの「神曲」の内容を哀生龍はほとんど知らないため、何故彼が「神曲」にそこまでこだわったのか、残念ながら理解できなかった。

単に事実を追って犯人探しをするような内容のサスペンス映画ではなく、被害者とその遺族に焦点を当てた“愛”が感じられる作品を作りたいと、トーマスは考えた。
愛娘ビーとのSkypeでの会話。
街の案内を手伝ってくれたメラニーへの感情。
実際に起きた殺人事件と、トーマスを中心とした“愛”のパートと、現実か幻想か分からなくなりそうな謎めいたおじさんブロガーのエドゥアルド(ヴァレリオ・マスタンドレア)が関わるパートとが、哀生龍の中では上手く融合させることが出来ず・・・・

敗北感は無いが、もっと頭が働いている元気な時に見れば良かったかもしれない、とは思った。
仕事の疲れは映画を見てリフレッシュ! という体調・心境の時は、頭が働かないから駄目だね、こういう映画を見ちゃ(苦笑)

そうそう、イタリア語って案外スペイン語に似た響きの単語が多いんだ、と思った。

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2015年09月02日

テッド2

Ted 2

公開中なので控えめに。

4年越しの彼女ロリーとついに結婚したものの、結局離婚することになってしまったジョン(マーク・ウォールバーグ)は、失意のどん底で一切女性と付き合わなくなってしまった。
一方、雷兄弟のテッド(声:セス・マクファーレン)は、セレブなテディベアからすっかり落ちぶれてスーパーのレジ打ちになっていたものの、同僚のタミ=リン(ジェシカ・バース)とめでたくゴールイン
かつてジョンが式を挙げたサム・ジョーンズ(本人)が牧師をの教会で挙式。
しかし、1年も経つと夫婦喧嘩が耐えない日々に。
子供をもつと夫婦仲が良くなると聞いたテッドは・・・
喋って動くとはいっても、さすがにぬいぐるみに子作りは無理。
優秀な精子をもらおうと思ったが失敗。
他にも問題があることが分かって、養子を迎えることに路線変更。
ところが、養子斡旋所からとんでもないことを告げられた。
テッドは「人・市民」ではなく「所有物」だから、養子縁組は不可能だと。
それが発端となり、「人」じゃ無いテッドは職を失い、免許を取り上げられ、カード類も無効に。
更には、タミ=リンとの結婚も無効だと州政府から知らせが!
テッドとタミ=リン、そしてジョンは、州を相手取り裁判を起こそうと弁護士事務所へ。
そこで紹介されたのは、若い新人女性弁護士のサマンサ(アマンダ・セイフライド)だった。
一方、そんなテッドが置かれた状況を知って喜んだのは、かつてテッドを誘拐したやばい男、今は大手玩具会社ハズブロ社で清掃員となっているドニー(ジョヴァンニ・リビシ)だった。
ドニーの新たな企みとは?
そしてテッドの運命は?

すぐに感想を書かない悪い習慣がつきつつ・・・・

1作目より一層、ジョンよりもテッドが主役だと分かる作品(笑)
今度は、「人」とは「人権」とは「愛」とは・・・なんてテーマが。
全然重たく無いし考えさせられるような作品じゃないが、けっこう真面目な問題を真面目に語っていたりする。
でも感想で多く語るような作品じゃないし、語れない(苦笑)

あ、そうそう、今回も字幕版で鑑賞!

今回もまた小ネタやオマージュに溢れているし、楽しく懐かしい曲が満載だし、サム・J・ジョーンズ(フラッシュ・ゴードン)は前作よりも多く出ていたような気がするし、ナレーションは今回もパトリック・スチュワートだったし、ヤバいジョヴァンニ・リビシの艶かしい腰使いが今回も見られたし、モーガン・フリーマンがいい役で出ていたし・・・
特にリーアム・ニーソンが・・・・(爆)
NYのコミ・コンの様子も楽しめたし、弁護士サマンサが映画を全く知らないことを笑いのネタにしていたのもおかしかったし、相変わらず下品なところもいいよね!!

個人的に一番テンションが上がった(文字通り、心拍数が上がった)のは、大好きな「ブレックファスト・クラブ」のダンス・シーン♪
ジョンたちによる再現だが、哀生龍の頭の中ではジャド・ネルソンの姿が浮かんでいた。

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2015年07月14日

チャイルド44 森に消えた子供たち

Child 44

公開中なので控えめに。

スターリン政権下のソ連。
第二次世界大戦で英雄となった元孤児のレオ・デミドフ(トム・ハーディ)は、その後、国家保安省(MGB)のエリート捜査官になった。
そんなレオに、上官クズミン少佐(ヴァンサン・カッセル)から命令が下された。
レオの部下であり戦友でもあるアレクセイ(ファレス・ファレス)の8歳になる息子が亡くなったのだが、殺人だと訴えるアレクセイ一家を説得し、その申し出を撤回させ事故だと納得させろと言うのだ。
スターリン政権下のソ連は理想国家であり、理想国家では殺人などありえないからだ。
その子の遺体を見、目撃者がいるという話を聞いたレオは、アレクセイを説得する一方で疑惑の芽が・・・
レオ自身にも窮地が。
スパイ容疑で逮捕したブロツキー(ジェイソン・クラーク)が自供した共犯者の中に、妻ライーサ(ノオミ・ラパス)が。
部下ワシーリー(ジョエル・キナマン)の裏切りかもしれないと思いつつも、立場上、妻を告発しなければレオ自身が処罰されてしまう。
レオの取った行動は・・・
その結果、レオは地方都市に左遷されてしまった。
民警署長ステロフ将軍(ゲイリー・オールドマン)の元で働くようになったレオは、その地でアレクセイの息子の遺体と良く似た状態の少年の遺体が発見された事件に関わる。
ステロフもまた強引に事件を処理してしまおうとしたが、レオはもうこれ以上真実を歪める国家のやり方にガ我慢できなかった。
44人もの子供たちが同じように殺されていたことを突き止めたレオは・・・

いつか読もうと思っていた本だったが、映画化されてゲイリー・オールドマンが出ると知ったから、映画を見てから読もうと後回しに。
で、見終わったから今通勤時間に読んでいる。

ファンの方には大変申し訳ないが、哀生龍はトム・ハーディには全然興味が湧かない。
ヴァンサン・カッセルもかなり苦手。
だが、この作品には好きな俳優&気になる俳優が沢山。
性格に難ありのワシーリーを演じるヨエル・キナマン、スパイのブロツキーを演じるジェイソン・クラーク、可哀想なアレクセイを演じるファレス・ファレス、その他、敵か味方か怪しいニコライ・リー・カース、威圧感たっぷりのチャールズ・ダンス等々・・・

物語の方はサスペンスだから、ネタバレになるような事は書けないから・・・
敵か味方か、愛国者か正義の人か、自分の命や家族の命を犠牲にできるか否か、それぞれのキャラの置かれた状況がなかなかに過酷で、究極の選択をしながら日々を生きている様子が息詰まる。
エリートであればあるほど、妄信的に国家や政府・政権を信じ忠実である。
それが怖い。
更に野心家で姑息な人間もいる。
善良なだけでは寿命を縮めてしまう
猟奇殺人者だけが恐ろしい存在じゃない国で生きていくこと。
それがどれほど過酷なことか・・・・

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2015年04月17日

トップ・オブ・ザ・レイク

トップ・オブ・ザ・レイク~消えた少女~
Top of the Lake


ニュージーランドの湖畔の町サザンレイクスに、刑事のロビン(エリザベス・モス)は病気の母シュード(ロビン・ネヴィン)を見舞うために戻ってきていた
その日、12歳のトゥイ(ジャクリーン・ジョー)は湖で入水自殺を図ろうとしているところを助けられ、妊娠していることが発覚。
この件の責任者は巡査部長で刑事のアル(デイヴィッド・ウェナム)。
性的暴行事件を得意とするロビンに協力依頼が入るが、相手が誰なのか訊いても、トゥイは一切口を利かない。
やっと紙の端に書いたのは「no one(誰でもない)」と言う一言だけ。
ロビンは、滞在期間は2~3週間だが、レイプ事件として捜査させて欲しいとアルに頼み込んだ。
トゥイの父マット(ピーター・ミュラン)は町の暴力的な陰の権力者
彼が10年前に譲り受けた“パラダイス”と呼ばれる土地に、GJ(ホリー・ハンター)をリーダーとする6人の女性たちが、荷物を積んだコンテナをいくつも運び込んだ。
それを知ったマットは、早速苦情と言いに行った。
辛い思いをした女性達のコミュニティで、不動産屋から買ったと言うが、マットと2人の息子ルーク(キップ・チャプマン)とマーク(ジェイ・ライアン)は納得しなかった。
そんな状況の中、トゥイが行方不明になった。
見つかったのは上着だけ。
そして、容疑者の1人が自殺してしまった。
家族から距離を置いているマットのもう1人の息子ジョノ(トーマス・M・ライト)は、ロビンに協力的だった。
かつてロビンはこの町に住んでいたころに、酷い目に遭っていた
周知の事実となってしまっていて、もちろんジョノも知っていた。
トゥイの捜査を続ける中で、ロビンは自分の過去と向き合い、新たな事実を知ることになるのだった。

合計350分のTVドラマ。
DVDは6話構成だった。

TV版7話 (Sundance Channel)
"Episode 1" 第1話「傷ついた者たち」
"Episode 2" 第2話「怪しい男たち」
"Episode 3" 第3話「不可解な死」
"Episode 4" 第4話「ロビンの過去」
"Episode 5" 第5話「謎の少年」
"Episode 6" 第6話「男たちの秘密」
"Episode 7" 第7話「暴かれた真実」

TV Mini-Series 6 Episode (BBC Two and BBC UKTV)
Episode 1 "Paradise Sold"
Episode 2 "Searchers Search"
Episode 3 "The Edge of the Universe"
Episode 4 "A Rainbow Above Us"
Episode 5 "The Dark Creator"
Episode 6 "No Goodbyes Thanks"

お目当てはデイヴィッド・ウェナムとピーター・マラン。
アルは添えもの的な存在かと思っていたら、案外・・・
マットは分かりやすい男なのだが、時々意外な一面を除かせる。

小さな町ならではの、警察とならず者の馴れ合いのような関係。
副業の別の顔。
事件を事件として大袈裟にしたがらないような、仕事に熱意を感じられない地元警察。
ロビンの熱意が空回りしているような・・・
GJたちコミュニティの人々の、幸代離れしているような部分と、生々しい部分。
掴み所の無いGJなんか、不気味ですらあった。

“スリル”を期待すると物足りないが、トゥイの事件と平衡して描かれるロビン自身の話や、次第に明るみに出てくる別の事件など、まったりしているようで時々妙にスピードが出たり、何とも言えないスッキリしない何かが残るドラマだった。

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2015年02月25日

タイムリミット-72

AWOL-72
72時間 タイムリミット


公開中なので控えめに。

ローラ(ヘザー・ループ)の家に、LAPDのアダムス(RZA)とロシアの捜査官クシュコ(アダム・グレゴール)が訪ねてきた。
海兵隊員のコンラッド・ミラー(ルーク・ゴス)に、無許可離隊(AWOL)の嫌疑がかけられていると言う。
しかしローラは、彼とは別れたし、最近は会っていないと答えた。
親が遺してくれた家とボートを売って引っ越す予定だとローラが言うと、アダムスはコンラッドが隠れていないかを調べるため、翌日ボートを見せてもらう約束をした。
その頃コンラッドは、アパッチ(マルコ・カーン)と会い、ある物を受け取っていた。
しかし、連れの女に暴力を振るっていた男をやりこめて車を奪ったり、泊まろうとしたモーテルで余計なものを見てしまったりと、自ら色々なトラブルに関わってしまった。
更には、クシュコが放った殺し屋マイロン(ボキーム・ウッドバイン)らが・・・
二重スパイから足を洗ってローラと逃げようとしていたコンラッドの運命は?

ルーク・ゴスにボキーム・ウッドバイン。
そして、この無駄にアクションシーンがあるB級テイストは・・・
と思ったら、やっぱり監督・脚本は「ヒーローをぶっ飛ばせ!」「デス・クルー」のクリスチャン・セスマだった。
正直、「デス・クルー」の方がストーリー的には楽しかったと言うか、ちゃんと分かったと言うか・・・

あちこちから追われることになると分かっていながら、何で余計なことに首を突っ込むかなぁ・・・(苦笑)
それだけ正義感が強い男って事なのかもしれないが、良く今まで二重スパイをやってこられたと思うほど、無鉄砲で無計画な行動にしか見えなかった。
アパッチとの約束の場所に辿り着けなかったら、追っ手が追いついていたら、計画が駄目になるどころか、自分もローラも消されるかもしれないのに。

ルーク・ゴスのアクションが見所なのに、カメラワークというかカット割りというか、魅力も迫力も半減するような演出だった。
顔のアップだけが見たいんじゃないんだから、引くところは引こうよ!
顔がアクションしているんじゃないんだから、もっと手足も全体も映そうよ!
そりゃね、ルーク・ゴスはジェイソン・ステイサムに負けず劣らずの“クールなイケてるハゲ”だとは思うけどさぁ・・

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2015年02月13日

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密

Mortdecai

公開中なので控えめに。

オックスフォード大学内で絵画修復士が殺され、修復中だったゴヤの絵画が盗まれた。
テロを目論むエミル・ストラード(ジョニー・パスヴォルスキー)が狙っていると言う情報を得たMI5のアレステア・マートランド警部補(ユアン・マクレガー)は、美術品に詳しいチャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)に捜査協力を依頼した。
2人はオックスフォード大学時代からの知り合いで、当時から恋していたジョアンナ(グウィネス・パルトロー)がモルデカイの妻となった今も、マートランドは彼女を思い続けている。
そんなこともあって、マートランドとモルデカイの間には微妙な空気が・・・
しかし、貴族でありながら破産寸前で税金も滞納しているモルデカイは、報酬目当てに協力を承諾した。
何か知っていそうな美術界の表裏の人脈を駆使して情報を得たモルデカイは、逆にストラードからゴヤの絵を持っていると勘違いされて襲撃されてしまう。
どうやら、隠し財産に関する情報が書かれていると噂のあるゴヤの幻の名作「ウェリントン公爵夫人」が見つかり、それを手に入れようとする者たちが・・・
ロシア人のロマン・ロマノフ(ウルリク・トムセン)もその1人。
一方、モルデカイは破産を回避するため、愛車のロールスロイスを成金のミルトン・クランプ(ジェフ・ゴールドブラム)に売るために、彼の豪邸へ・・・

原作は読んだことがないのだが、予告の雰囲気から「ピンクパンサー」っぽいサスペンス・コメディかな?と想像した。
が、想像以上にバタバタして暑苦しくて、ちょっと疲れてしまった(苦笑)
ジョニー・デップの“変人キャラ”は見慣れているつもりだったのだが・・・・
確かにチャーリー・モルデカイは、チャーミングで笑えるキャラクター。
お惚けでナルシストでテンションが変で、本当にインチキ臭い
しかし、それが出ずっぱりだと ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
個人的な好みのバランスを言えば、もう少しユアンの出番が多ければ中和できたのになぁ・・・

一方、期待以上だったのは、モルデカイの用心棒で非常に忠誠心のあつい男ジョック・ストラップ(ポール・ベタニー)。
名前でまず笑ってしまった (* ̄m ̄)プッ
貧乏くじ引きまくりと言うか、モルデカイのせいで何度も酷い目に遭っているのに、一点の迷いもなくモルデカイに付き従い身を挺して彼を守るのだ。
ポール・ベタニーの身長と眉間に皺を寄せた表情が、性格の可愛らしさとのギャップとなって、とても魅力的なキャラになっていた。

哀生龍は髭好き。
あの形の髭は、“チャーリー・モルデカイ”というキャラにとてもあっている(馴染んでいる)と思う。
彼が髭にこだわる理由も、キャラの性格や今の立場(財政危機にある落ち目の貴族)という部分も良くあらわしているよね。

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2015年01月27日

特捜部Q 檻の中の女

Kvinden i buret
The Keeper of Lost Causes
The Woman in the Cage


公開中なので控えめに。

【未体験ゾーンの映画たち2015】にて。

以前、デンマーク版DVDを見てブログに書いているので、今回は省略。
日本で公開になる気配がなかったため、大分あらすじを書いてしまっているので、これから見る人は気をつけて読んでください。
一応、先に本を読んでから見たので、日本語字幕はついていなくても大きなミスは無いと思うのですが、勘違い思い違いがある可能性も。
そうそう、登場人物の名前のカタカナ表記は、耳で聞いて書いたのと、今回の日本語字幕では、違いがありました。
主要キャラのミレーデは、メレーテと書いています。

過去記事⇒ここ

折角日本語字幕つきで見ることが出来たと言うのに、前の席の人の座高が高くて・・・(苦笑)
字幕の位置が中央下方2段だったのだが、中央部3文字×2段がほとんど読めず(涙)
ま、それ程困ることはなかったけれど。
右側に縦書きだったら良かったのになぁ・・・・

派手なアクションはなく、淡々と暗い色合いの中で物語が進行するから、自宅でDVD鑑賞でもそれ程遜色は無いタイプの作品ではあるけれど、やはり映画館で見るのは良い!
映画館で見ると、特に加圧減圧の時の描写(効果音等)に迫力を感じた。

この「特捜部Q」シリーズは人気小説で、すでに続編映画も作られているから、日本でも一般公開をしてもらいたいところだ。

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2015年01月15日

デス・クルー

The Night Crew

公開中なので控えめに。

バウンティハンターの4人、ウエイド(ルーク・ゴス)、ロニー(ポール・スローン)、クレンショー(ボキーム・ウッドバイン)、ローズ(ルチアナ・ファウルハーバー)は、メキシコからアメリカに中国人の女メイ(チャスティ・バレステロス)を連れて行くのが今回の仕事だった。
2人の男に追われていたメイを強引に車に乗せた4人だったが、彼女は酷く具合が悪そうだった
時間に余裕は無かったが、食事と給油のために彼らはスタンドに寄ったのだが、それが悪かった。
プロのバウンティハンターである彼らの隙をつき、メイは逃げてしまったのだ。
慌てて彼女を追う4人だったが、メイは、ギャングのボス(ダニー・トレホ)の手下たちにも追われる身だった。
廃墟となったモーテルでメイを捕まえた4人は、ギャングの手下たちに囲まれてしまう。
多勢に無勢
その上、こんな時に仲間割れの危機まで。
4人はメイを連れて国境を超えることが出来るのであろうか。

【未体験ゾーンの映画たち2015】にて。

運良く【未体験ゾーンの映画たち2015】で拾われて劇場鑑賞をすることが出来たが、良くてもDVDスルーとしか思えない作品(笑)
予想通りというか、承知の上だったと言うか。
何しろ、ルーク・ゴスとダニー・トレホだからね♪♪
途中、緩慢というか足踏み状態というか、とてもテンポの悪い部分もあったが、まぁそんなもんだろうと(苦笑)

ぐだぐだだろうが、思いっきりB級であろうが、哀生龍はとても楽しめた♪
とても好みにあった、男臭いメロドラマ!
アクションあり、仲間との友情あり、ロマンスあり、ここ数年流行っている“あの”ジャンルの要素もあり、で盛り沢山。
映画の中身は薄いけど ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
ダニー・トレホの出番はあまり無くて寂しかったが、その代わり、ルーク・ゴスたっぷり♪♪
ずっと「ルーク頑張れぇ~!! ルーク負けるなぁ~!!」と心の中で応援してしまったよ。

そうそう、彼らはすっとこどっこい野郎のお陰で窮地に陥るのだが、そいつチャチを演じていたのは、久し振りに見たジェイソン・ミューズ。
以前も、ジェイソン・ミューズとダニー・トレホは一緒にクリスチャン・セスマ監督の作品に出ていたっけ。


そうそう、その2!
テーマ曲のような使われ方をしていたのは、女性が歌う「Malagueña Salerosa」。
ロバート・ロドリゲスのバンド“CHINGON”のアルバムにも入っている曲で、結構有名な曲だったと思う。

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2014年12月28日

天国は、ほんとうにある

Heaven Is for Real

公開中なので控えめに。

2003年、ネブラスカ州の小さな街インペリアル市。
説教が上手く気さくな人柄とあって、牧師のトッド(グレッグ・キニア)は街の人々から好かれていた。
牧師以外に、修理会社を営み、ボランティアで市の消防団に参加したり高校のレスリング部のコーチをやったり。
トッド自身も決して裕福ではなかったが、修理の代金が現金でなく物品であっても快く仕事を引き受けた。
そんなトッドの2人の子供が、ある日病気になった。
姉キャシー(レーン・スタイルズ)はすぐに回復したが、弟コルトン(コナー・コラム)はなかなか熱が下がらず、嘔吐を繰り返す。
4歳のコルトンは、穿孔性の虫垂炎と診断され、緊急手術となった。
小さな体で生死の境で戦うコルトンのために、トッドの妻ソーニャ(ケリー・ライリー)は、友人たちに連絡をしてコルトンのために祈って欲しいと頼んだ。
トッドは病院の礼拝堂で神に訴えかけていた。
「私の息子を奪う気か!?」と、椅子に八つ当たりをした。
奇跡的に一命を取り留めたコルトンは、それから暫くしてふとした時に不思議な話をするようになった。
自分の手術中に両親がしたことを見た、と。
コルトンは、天国に行ってすでに亡くなっている人、彼が知るはずの無い人に会ってきた、とも言う。
今まで牧師として神を信じ聖書の言葉を人々に伝えてきたトッドだが、これをどう受け止めたらいいのか、どう伝えればいいのか、そもそもコルトンの話や彼の経験は本当のことなのか、と信仰に疑問や揺らぎが生じてしまう。

事実を基にした作品。
「神は死んだのか」を見たばかりで、同じようにキリスト教に対する信仰を描いた作品を見たのは、たまたま偶然。
グレッグ・キニアが主役だから見ただけのことであって、「神は死んだのか」の感想にも書いたが、哀生龍はどちらかと言えば無神論者。
天国も地獄も特に信じてはいない。
死後の世界をまた生きたり輪廻転生するぐらいなら、死んだら無に帰る、というか、化学的に分解されて自然に帰るだけが良いな、という感覚。
だからと言って、この作品の元になった出来事(コルトンの経験)を否定する気も疑うつもりもない。
映画としては、心温まる家族のドラマと、トッドの家族と教会を中心に街の人々との交流を描いたドラマ、として見た。

トッドは教会と信仰と聖書と信者が生活の全てというようなタイプの聖職者ではなく、もっと街に溶け込んだ一市民として仕事を持ち現金収入の少なさに苦労しながら生活している男。
牧師として説教する時も、カラーすら着けていなかった。
説教の内容も、単に聖書の言葉を引用するだけでなく、身近で起きた出来事や家族のことを話していて、キリスト教に疎い哀生龍でも聞きやすいと感じる内容だった。

この出来事が牧師の家庭に起き、教会の説教の中で話したと言う状況は、非常に特別なことだったと思う。
その部分を除けば、突然の病気に生死を彷徨った幼い息子の奇跡の生還と、神に奇跡を祈り、子供を奪おうとした神を罵倒した普通の両親が経験した出来事。
だから、子供の親として、哀生龍は抵抗無くこの作品を見ることが出来た。
子供の命が救われるのであれば、こんな奇跡は否定しないし、逆にあって欲しい。

表情1つで、不器用な善人にも胡散臭さ溢れる小悪党にもなれる、グレッギ・キニア。
牧師で、修理屋で、レスリングコーチで、消防団で、良き父でもあるトッドの色々な顔に、彼の演技が説得力を持たせていた、と言いたい。
欲目?(笑)
しかし、彼以上に、コルトンを演じたコナーが凄くいい!
映画初出演だそうだが、嘘臭さが無いところが良かった。
4歳児らしい、ころころ変わる表情。
すまし顔だったのが突然ニコッとしたり、その直後にまた興味を失ったように表情が消えたり。
良い意味で安定していないところが、自然体の4歳児に見えた。

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ラベル:ドラマ
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2014年12月17日

ダーク・ハーツ 紅く濡れた裸婦

Dark Hearts

スランプ中の画家コルソン(カイル・シュミット)は、気晴らしにと弟サム(ルーカス・ティル)と一緒にクラブに行った。
そこでコルソンの目をひいたのは、ステージ上の女性ヴォーカル
ステージが終わると、コルソンはすぐにその女性フラン(ソニア・キンスキー)に声をかけた。
一目惚れだった。
2人は激しく求め合い、コルソンの部屋で朝を迎えた。
しかし、店を管理しているアルマンド(ゴラン・ヴィシュニック)は、フランのこともまた管理下に置いていた。
そのアルマンドにフランと寝たことがばれ、コルソンは脅されてしまう。
だが、それが良い方に転んだ。
止まらない鼻血を描きかけのキャンバスに塗りつけたコルソンは、スランプを脱して売れる絵を描くことができた。
コルソンの才能を評価し、彼の絵を売ってくれているアストリッド(ジュリエット・ランドー)は、彼が新境地を開いたことを喜び、応援する。
コルソンもスランプが嘘だったように次々と・・・
しかしそれにはが必要だった。
そんなある日、フランは、襲い掛かってきたアルマンドを死なせてしまう。
その血を使い、取り憑かれたように絵を描くコルソン。
サムとフランは、そんなコルソンに恐怖を覚え、耐え切れなくなり・・・

ソニア・キンスキーはナスターシャ・キンスキーの娘なんだそうだ。
目力の強さが似ている?
この作品はそんな彼女の魅力的な美貌と裸体とエロスが売りのようだが、スレンダーなせいか、冷たい雰囲気のせいか、哀生龍は妖艶さエロティックさを感じなかった。
それよりも、コルソンの狂気と見ているだけで異臭が漂ってきそうな血塗れの絵の気持ち悪さが、印象的だった。

一応、お目当てはゴラン・ヴィシュニックとルーカス・ティル。
どっちも、いろんな意味で哀れだったなぁ・・・(苦笑)



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posted by 哀生龍 at 06:13| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2014年12月12日

ダーク・ブラッド

Dark Blood

ハリウッドの俳優夫婦ハリー(ジョナサン・プライス)とバフィ(ジュディ・デイヴィス)は、その週末、ベントレーでアリゾナからニューメキシコへと旅行に出た。
しかし車が故障
女主人(カレン・ブラック)が経営する寂れたモーテルに部屋を取り、その息子(ローン・ミラー)に車を見てもらうことに。
彼女の話によると、以前は核実験の時など多くの客が来たらしい。
そう、ここはロスアラモスの核実験地の近くだった。
翌日、応急処置で何とか動くようになった車で先に進んだが、何も無い砂漠の道でまた動かなくなってしまった。
イライラが募り、厭味の言い合いを始める夫婦。
結局、ハリーの主張でそのまま夜を車の中で過ごすことにしたのだが、バフィは遠くに明かりを見つけ、足に怪我をしていたものの一人で行ってしまった。
やっと辿り着いた高台のあばら屋
バフィは、ドアを開けてくれたボーイ(リヴァー・フェニックス)の腕に倒れこんだ。
彼女の足の手当てをしてくれたボーイは、彼のトラックでハリーを迎えに出てくれた。
その途中、ボーイは血の濁りについて語った。
彼の血の8分の1はホピ族で鬱病。
それが彼の血の濁りだと言う。
ボーイの住む高台からは絶景が見られたが、彼は言う。
悪魔は砂漠と先住人(インディアン)をめちゃめちゃにし、世界を駄目にした
ロスアラモスの実験地の風下に住む先住人は、強制的に退去させられた。
ボーイの妻は、ナバホ族で医者だったが、白血病で亡くなった。
バフィは彼の話に耳を傾けるが、ハリーは早くこの地を出てセントジョンズに行きたい。
しかし、車の修理は週明けにならないと無理だし、ボーイのトラックまで故障してしまった。
ますます苛立つハリー。
ボーイとバフィが仲良さそうにしていることもまた、ハリーが苛立つ理由の1つだった。

撮影中にリヴァー・フェニックスが急逝した。
クランクアップの予定の、約10日までのことだったそうだ。
一度はお蔵入りになった未完成のこの作品を、監督が“未完成の作品”として完成させた。
撮影が出来なかったシーンは、監督がナレーションで補っていた。
シナリオのト書きを読むような感じで。

結婚して12年の俳優夫婦は、少々倦怠期?
この夫婦にとって厭味の言い合いは、単なるコミュニケーション?
そんな夫婦が出会ったインディアンの血が流れる美青年。
女優であり人妻である珍客に向ける青年の眼差しと、過剰なスキンシップ。
といった側面に目を向けると、お昼の愛憎劇&メロドラマのような(苦笑)
一方、ロスアラモスで行われていた核実験の影響、それがもたらした物について随所で語られていることから、社会派ドラマの要素が色濃い。

リヴァー・フェニックスの出演作は何作か見ているが、特に好きでも嫌いでもない。
この作品も、彼が出ているからとか彼の遺作だからとかが理由で見たのではなく、哀生龍のお目当てはジョナサン・プライスだ。
しかし、やはり、リヴァー・フェニックスが急逝していなかったら、この作品はどんな完成形を見せてくれたのだろうか、と思ってしまう。
40代の彼はどんな役者になっていただろう、と思ってしまう。



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posted by 哀生龍 at 06:17| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2014年11月19日

デビルズ・ノット

Devil's Knot

公開中なので控えめに。

1993年、アーカンソー州ウエスト・メンフィスでの出来事。
パム(リース・ウィザースプーン)は、自分が仕事に行く4時半までに戻ってくると約束して遊びに行った8歳の息子スティーヴィが、自分が仕事を終えた夜になっても家に戻っていないことを心配し、夫でありスティーヴィの継父でもあるテリー(アレッサンドロ・ニヴォラ)と共に探したが見つからなかった。
その日スティーヴィと一緒だったマイケルとクリストファーも、行方不明だった。
地元警察が各家で話を聞いているときに、近くのレストランに血塗れの黒人が来たと言う通報があり行ってみたが、もう姿を消していた。
翌日、子供たちが行ったと思われる近くの“ロビン・フッドの森”を近隣住民や警察が捜した結果、“悪魔の巣窟”付近の小川の中で少年たちの全裸で手足を縛られた遺体が見つかった。
暴行の痕跡もあった。
最初の容疑者は、スティーヴィと顔見知りの元アイスクリーム販売員のクリストファー・モーガン(デイン・デハーン)。
長時間にわたる取調べの末、決め手に欠けて釈放された。
次に捜査線上に浮かび上がったのは、3人のティーンエイジャー
3人の被害者たちの友達で、事件を目撃したと言う少年アーロンの話を元に、17歳のジェシー・ミスケリー・Jr.(クリス・ヒギンズ)をまずは尋問し、自白させた。
彼の自白を根拠に、18歳のダミアン・エコールズ(ジェームズ・ハムリック)、16歳のジェイソン・ボールドウィン(セス・メリウェザー)も逮捕。
ダミアンは少年刑務所に入っていたことがあり、黒尽くめの服にヘヴィ・メタル好きの悪魔崇拝者だと見られたことから、警察は彼が主犯で少年たちを生贄にしたのではないかと推測。
報道は加熱し、被害者の1人クリストファーの父ジョン(ケヴィン・デュランド)はメディアに対して饒舌だった。
地元住人たちは、激しく3人の容疑者を糾弾した。
そんな感情的になっている人々とは違った目で報道を見ていたのは、調査会社の代表で死刑反対論者のロン(コリン・ファース)だ。
十代の容疑者たちが死刑宣告を受けてしまうことを危惧したロンは、3人の公設弁護人に無償協力を申し出る。
冷静に容疑者たちの自白や発言を検討し、矛盾点を洗い出し、警察の捜査の穴を見つけ・・・
裁判が進むにつれ、パムもまた、疑問や違和感を覚えていった。

実際に起きた未解決事件を基にしている。
哀生龍はこの事件のことをまったく知らなかったが、予告やフライヤーを見て“どうやら冤罪の可能性があるようだ”と思いながら見た。
そのため、どうしても容疑者の3人のティーンエイジャーは無罪に違いない・無罪であって欲しい、と心の隅で思いながら見てしまった。

DNA鑑定の結果が証拠として採用されるような時代になっても、こんな疑義が残るような捜査や裁判が実際にまだあるのかと、背筋が寒くなった。
状況証拠だけで十代の少年たちに死刑判決が下されるなんて。
未成年に対して長時間の取調べを行い、供述を誘導するようなことが・自白を強要するようなことがあったのか。
警察は捜査の初期段階に思い込み・先入観で“犯人に違いない”人物を特定してしまい、それを裏付ける証拠を追い・採用し、公平であるべき判事までがそれを後押しするような裁判をするのか。
集団ヒステリックのような報道や住民感情に、捜査や裁判が流され・左右されてしまうのか。
異端児であるだけで、キリスト教の規範から外れるだけで、犯罪者に違いないと思われてしまうのか。

調査員(私立探偵)が容疑者に接見したり、弁護士に積極的に情報提供することを知らなかったため、ロン・ラックスがやったことが特別なことなのか異例のことなのかは、哀生龍には分からなかった。
しかし、ロンは正義を声高に叫び自分の善人振りをアピールするような男ではなく、自分の名声のためにやったのでもなく、もっと純粋に、正しい捜査や裁判を望み、死刑から少年たちを守ろうとしただけだと言う人柄が伝わってきた。
また、この映画がこの事件に関わった警察や検察や判事をあからさまに糾弾したり、冤罪事件だと訴えるのではなく、一歩退いた所から全体像を見直すような描き方をしているように感じて、冷静に見ることが出来た。


いつも感じることだが、陪審員制度の怖さを感じた。
警察官・刑事1人1人は、間違ったことをしようとしているようにも法を捻じ曲げようとしているようにも見えないが、結果としては多くの疑問・疑惑が残る捜査となった。
そんな部分にも、怖さを感じた。
感情・感覚にどうしても大なり小なり影響を受ける人間が捜査をし、判断し、有罪無罪を決め、量刑を決めるのだから、100%の精度は望めない。 だからと言って・・・・

せめて、バーネット判事(ブルース・グリーンウッド)が公平・公正な人であったならば・・・

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posted by 哀生龍 at 08:04| Comment(2) | TrackBack(2) | | 更新情報をチェックする

2014年11月10日

弾丸刑事(デカ) 怒りの奪還

Bullet

公開中なので控えめに。

長年追っているカリート(ジョナサン・バンクス)に尻尾を掴むためには、多少強引な手も使う強面の刑事フランク(ダニー・トレホ)。
一方、カリートは、死刑執行が迫る息子マヌエル(エリック・エテバリ)を救うために、宿敵フランクを利用することに。
フランクは愛し大切にしているのマリオを(カイル・ビジャロボス)公園で遊ばせている時、女性が男たちに襲われていることに気付いた。
フランクがマリオのそばを離れた僅か数分の間に、マリオが誘拐されてしまった。
孫を助けたければ、マヌレルが犯人とされている事件は自分が真犯人だと書かれた書類にサインをしろと、フランクに迫るカリート。
カリートの策略にはめられてしまったフランクは、警察からも追われることになってしまう。
猶予は72時間。
孤独の戦いを強いられることになったフランクは、マリオを取り戻ることは出来るのか?
マヌレルの罪を被ってしまうのか?

フランク・“バレット”・マラスコは、一見すると刑事には見えないどころか、売人も疑わないような犯罪者面。
その凄みのある風貌も有効に使う、ロス市警の敏腕刑事。
ダニー・トレホが敏腕刑事と言うところが面白味ではあるのだが、昨今の彼のイメージは銃器よりもやっぱりマチェーテ(爆)
そして年齢を感じさせない肉弾戦。
その点ではあまり見せ場が無かったのが残念。
ついでに言ってしまえば、敵味方かなり撃ちまくるのだが、命中率が低すぎやしないか?(苦笑)

ダニー・トレホが主演だからB級アクション物だろうと思っていたから、このレベルの出来でも不満は無い。
色々、もう少しどうにか・・・と思う部分もあったが、劇場で見られただけでラッキーと言うことで(笑)

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posted by 哀生龍 at 06:05| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2014年11月05日

ドラキュラZERO

Dracula Untold
Dracula Zero


公開中なので控えめに。

15世紀。
トランシルヴァニア地方を治めるヴラド3世(ルーク・エヴァンス)に対し、勢力を拡大し続ける大国オスマン帝国の皇帝メトメフ2世(ドミニク・クーパー)が多額の貢納金だけでなく、1000人の少年を要求してきた。
その中には、人質としてヴラドの息子インゲラス(アート・パーキンソン)を差し出すことも含まれていた。
ヴラド自身、父の時代に1000人の少年と共にオスマン帝国の軍隊に入れられ、殺人兵器として育てられ生きた経験がある。
メトメフも一緒に戦った兄弟のような存在だと一縷の望みを持って交渉に赴いたが、ヴラドの申し出は受け入れられなかった。
要求を拒絶すれば戦争になってしまう。
かといって、息子や臣民に自分と同じ思いを経験をさせたくはない。
追い詰められたヴラドは、洞窟の中で出会った闇の存在(チャールズ・ダンス)と契約を交わす決意を固めた。
伝説の闇の力を得る代償は、あまりにも大きい。
3日間の血の渇きに耐えられなければ二度と人間には戻ることは出来ないうえに・・・・
ヴラドは愛する家族を、大切な臣民を、トランシルヴァニアの地を、オスマン帝国から守りきることが出来るのであろうか。

ドラキュラ、ヴァンパイアを描いた作品は昔から多いが、最近は頻繁に新作が作られているような気がする。
映画にしろTVにしろ。
と思いつつも、吸血鬼物(特に古典的なタイプ)は好きなので、見てしまった。
ヴラドが吸血鬼になった経緯や理由をどんな風に描くのかも気になったし、予告の印象でアクションやファンタジー感も楽しめそうだと思ったから。

で、期待通りのファンタジー・アクションを楽しめた。
吸血シーンや闇のパワーを使うシーンよりも、剣を振り回して滅多切りし串刺しにしていくシーンが一番盛り上がった♪
ドラキュラの元になったドラゴンを意味する「ドラクル」、そしてドラゴン騎士団とか、ドラクレア公とか。
その何相応しい紅の龍が浮き彫りのようになっているヴラドの冑が、とてもとても哀生龍好みで格好良かったぁ~~♪♪
ルーク・エヴァンス自身の顔だちや表情が、溌剌とした二枚目と言うよりは陰のある苦悩の人が似合うタイプだから、ヴラドにぴったりだったと思う。
がっちり体型じゃないのも良い。

もちろん悲しい物語も。
臣民を守るために闇の力を手にしたヴラドを、化物として殺そうとする何も知らない人々。
父に喜んでもらうため、誇りに思ってもらうため、ヴラドの妻であり母であるミレナ(サラ・ガドン)の手を振りほどいて人質になろうとする少年インゲラス。
どこまでも夫ヴラドを信じ彼を助け守ろうとするミレナ。
そして、暗い洞窟の中で“その時”が来るのを待ち続ける闇の存在。
こういう作品は、ある程度ベタな方が楽しめると思う。

メトメフの家臣の1人を演じた、ソー・クリスチャンソン(ソルヴァルドゥル・ダーヴィッド・クリスチャンソン)は、目を引いた。
「アウトロー」の主役を演じた時の黒っぽく見える髪色とは違い、金髪に近く、髪型もユニーク。
モヒカンを三つ網にしてちょんまげにしたようなスタイル、
あの髪型、キュートだなぁ~(笑)

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2014年10月28日

誰よりも狙われた男

A Most Wanted Man

公開中なので控えめに。

監視カメラが捉えたドイツ・ハンブルグに密入国した若い男に目をつけたのは、テロ行為の防止を目的とした諜報機関、ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)が率いるチームだった。
彼らは、この男がイスラム教徒のチェチェン人イッサ・カルポフ(グレゴリー・ドブリギン)で、ジハーディストとしてICPOが目をつけていることを掴んだ。
ギュンターのチームは警察ではなく諜報員。
イッサを泳がせて、ドイツ国内のテロ組織に繋がるより多くの情報を得ようと考えた。
イッサはトルコ人の夫人の荷物を持つことで親しくなり、彼女と息子が住む家に身を寄せる。
そして、人権団体に所属する女性弁護士アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)の助けを借り、密入国してでも探し出して会おうとしていたトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と連絡を取った。
ギュンターのチームは、イッサの目的を知ると、アナベルやトミーをも利用して、さらに大きな獲物を釣り上げようと画策。
しかし、テロリストと目されるイッサを監視しているのは、ギュンターのチームだけではなかった。
別の諜報機関のチームを率いるディーター・モア(ライナーボック)は、危険分子を野放しにすることを好しとせず、すぐにでも捕まえたいと考えていた。
さらには、CIAの幹部マーサ・サリヴァン(ロビン・ライト)もまた・・・
大きな賭けに出るためにギュンターに与えられた猶予は、僅か72時間。
彼のチームは、大物を釣り上げられるのであろうか?
そして、“協力者”を守ることは出来るのであろうか?

いくつかのストーリーラインと多くの登場人物の思惑が絡み合うスリリングなサスペンスだから、出来る限り内容には触れないようにするつもりだ。

原作がジョン・ル・カレ。
主役がフィリップ・シーモア・ホフマン。
ウィレム・デフォー、ダニエル・ブリュールも出演。
これは劇場で見なければ!!
と、見る前からとても楽しみにしていた。
予告編じゃないが、もうフィリップ・シーモア・ホフマン主演の新作は見られないんだと思うと、しんみりした気持ちにもなってしまうのだが・・・
もちろん良かったのは彼らだけじゃなく、イッサ役のグレゴリー・ドブリギンの眼差しもとても良かった!

最初の内は、諜報員とは言っても分かりやすい“スパイ”的な活動はしない。
淡々としたテンションで、イッサの動きをスクリーンに映し出す。
怪しいような、本当はテロリストではないような・・・  なかなかはっきりとしない。
それが、いつの間にか徐々に徐々に緊張感が高まっていき、最後の最後はどちらに転んでも手に汗握る展開になるだろうと予感させ・・・
じっくり見ることが出来た。

ギュンターと言う男がまた、とても惹かれるキャラクターなのだよ!
小さな獲物を泳がせ、巧く利用し、場合によっては味方に取り込み、何段階も上の大物を狙うのが彼のチームのやり方。
しかしそれには危険が伴い、トランプタワーのように、呆気なく築き上げた物が崩れ去る恐れもある。
それは、関わった(巻き込まれた)人々の人生をぶち壊すことをも意味する。
過去に(ギュンターの経歴にも心にも)大きな傷を残す失敗があった。
もう同じ思いはしたくないギュンターが時々見せる、優しさや思いやりや誠実さがとても切なく痛々しい。
いつもは冷徹なぐらいな男だから、余計に・・だ。
ギュンターのチームには強い結束力や信頼関係が見て取れるのだが、メンバーたちはみなギュンターのそんな人間性を知っているからに違いない。

後で読もうと思って、本も買ってある。
楽しみだ!!

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2014年10月09日

ターミネーター・ソルジャー

Flesh Wounds

米国国防省研究チーム、博士2人と兵士5人が消えてしまった。
しかし、“存在しない施設”であることから正規の特殊部隊は遅れない。
そこで白羽の矢が立ったのはタイラー中尉(ケヴィン・ソルボ)のチームだった。
現地に着いて24時間が、彼らに与えられた時間。
CIAのカサンドラ(ヘザー・マリー・マースデン)も同行すると知って、タイラーは渋い顔をしたが拒絶は出来なかった。
ジャングルの奥に残されていた遺体や争った痕跡を見る限り、訓練されたテロリストとは違うようだった。
もっとヤバい何か・・・
カサンドラはタイラーと2人っきりの時に、秘密にしていた情報を明かした。
ここは<E16>の練習場だったのだ。
特殊兵器であるサイボーグのプロトタイプ<E16>は、対テロリスト兵器のはずだったが・・・

ケヴィン・ソルボ(ケヴィン・ソーボ)が主演だから見たのだが・・・
TVMにしてもこれはかなり・・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
あらすじもざっとしか書かなかったが、まぁ、書くほどのものも無かったし、なんだか何かに似ているような気もしたし(汗)
何に似ているのかと思ってネットで検索してみたら、かの有名な「プレデター」だそうだ。
あいにく哀生龍は「プレデター」をまともに見たことが無いのだが、それでも“似ているような気がする”と思ったぐらいだから、もろ“まんま”なのかもしれないぞ ( ̄Д ̄;;

光学明細か何かで見えないと言うことで、終盤まで敵の姿は出てこないし、見方はあっけなく殺されていくし、いつの間にかタイラーは邪険にしていたはずのカサンドラといい雰囲気だし・・・
その上、ハラハラドキドキ感も無く・・・
普段からケヴィン・ソルボ主演作はB級が多いにしても、ここまでだと、見ていて可愛そうになってしまうよ(苦笑)



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